うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

カノープスを見せてやりたい...(836)

2008年03月02日 18時44分03秒 | うべプラネタリアン
昨日の天体観望会は、久しぶりの快晴に恵まれて、百点満点の夜だった。
会館の場所は市の中心部だから、周囲は明るくて、しかも気流が安定せず、天体観望には不適極まりない。
しかし、それも結局晴れ具合である。
良く晴れさえすれば、かなり満足のゆく星空探訪は楽しめる。
カノープスを見に、第2陣を宇部の南岸壁に案内した永安氏は、カナンの風邪がかわいそうで、
何とかして彼女にもカノープスを見せてやりたいんだとそればかり気にしていた。
それが済まなければ、冬のシーズンの納めができないと言う。
永安氏は優しい。
星虫は、こよなく星虫を愛し、その連鎖が星虫を育ててゆくのだ。
ここ数日、星虫が、私のまわりできらきらと輝きの環を広げつつあるようで、すばらしく胸が熱い。
画像は、昨夜の土星。