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ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

チェンジリング!

2009-03-11 22:53:19 | 音楽、映画、芸術
昨日、久しぶりに映画鑑賞へ。

しばらくの間、映画を観る気分がわかなかったのです。
007を観るつもりでしたが、上映は夜の9時からとなっている。
こんなに待てない。ちょっと無理だな~

これまで007は全て映画館で観てきただけに残念だけど仕方ない。
マイミクさんが観た感想は、「もう一つ」だったよう。
・・・なら、DVDでもいいかなぁ~?


  

観る映画をチェンジすることに。

最近、映画の予告編を観ていないので、何が良いのか分からない。
題名とあらすじをチラリと見て「チェンジリング」にします。


適当に入ったけど、素晴らしい映画でした。
あっしの「映画ベストテン」に入ります。


映画の始まりは、ミュートのかかったトランペットの静かな音楽です。
その音楽が、映画の全編の良さを予感させます。
映画においては、音楽が大きな意味を持ちます。
場面に合った曲が、観る人の感動をより深くします。
選曲をするのに相当苦労したであろうことは想像できます!

「これは実際にあったことです」のテロップが出ます。
今から80年前の実話なのです。

    
         (左)監督  (右)主演のジョリー

主演は、トゥームレイダーのアンジェリーナ・ジョリー。
行方不明になった息子を探す母親の子供への愛情、心の動きを見事に演じている。
演出が良く、スムーズなドラマ展開が2時間を越える映画を一瞬も退屈させないのです。

帰ってから調べると、監督はクリント・イーストウッドでした。
俳優時代は夕陽のガンマンなどのイメージが強いです。

監督作品では、「パーフェクトワールド」のエンディングが強烈でした。
この作品で、クリント・イーストウッドが監督をしていることを知りました。

人の感情を表現するのが巧い監督だと思います。


    
       好きな監督の一人になりました


監督作品一覧を見ると「マディソン郡の橋」「ミリオンダラーベイビー」が印象に残っています。
派手なドンパチはないけれど、心にじーんと染み入るような良さがあります。

この映画では、「上手いなぁ~」と思える俳優は一人もいませんでした。
どの俳優も演技が自然で、「演じている」という感じがなかったのです。

エンディングまで、席をたてませんでした。
終わってからも、余韻に浸れる映画でした。

お勧めです!
是非、映画館でご覧ください。

興奮の二時間を貴方にも!

2009-03-03 21:39:14 | 音楽、映画、芸術
     


日曜日に吹奏楽コンサートへ行ってきました。


ポピュラーコンサート、ジャズコンサートに続く、大阪音楽大学の演奏です。
場所はシンフォニーホールです。

行くかどうか迷っていたので、チケットは買っていませんでした。
まぁ~広いホールだから、当日でも十分に空席はあるだろうと考えます。


休日に、大阪市内に行くのは好きではありません。
往復の2時間がもったいないし、何より仕事に行くような気分になるからです。
映画や買い物などは、出来るだけ、平日の仕事帰りに済ませるようにしています。

朝起きてから行くことを決めました。
ホールに電話すると、当日のチケットはあるとのこと。

2時開演なので、午前中はゆっくり過ごします。
ブログなどへの訪問や、土曜日のツーリングのブログ記事と写真の整理をします。


気がつくと12時半になっていました。
パソコンを触っていると、時間の経つのが早いです。
慌てて着替えて、家を出ます。


        
          この横を通っていきました~


ギリギリの時間なので、環状線の福島駅で降りるか、地下鉄で梅田駅まで行くか、迷います。
天王寺駅での乗換時間を考えて、梅田駅まで行って会場まで歩くことにします。

昼食を食べる時間もなく、コンビニでサンドイッチと飲み物を買って済ませることにします。


1時50分に到着です。
続々と会場に人が吸い込まれていきます。
その多くが学生です。学校単位で来ているみたいです。
当日券を頼むと、2階席しかないとのことです。

  
       (演奏会が終わって帰るところ)

2階 GG列 4席となっています。
最後列で、端から4番目です。

これまでで一番良くない席かもしれません。
たった千円の入場料なんだから、早い目に買っておけば良かったとチョッピリ後悔します。


演奏が始まります。
おお~、良い響きです。
2階の端っこの席でも、音質的になんの不満もありません。

逆に、2階席なので演奏者全体が上から見渡せるのがいいです。
これなら1階の中央席にこだわらなくても、いいのかもしれません。


今日演奏される曲は、1曲も知りません。
コンサートの前にCDを買ったりして、聴いてから行くことが多いですが。
1曲目は難しいです。
ジャズでいえば、フリージャズのような・・・

不協和音のような音で、聴いていても気持ちよくありません。
難解な曲だし、演奏者にとって難しいというのは、素人でもわかります。

吹奏楽 = 明るい曲をイメージしていただけに、以外でした。
正直、早く終わって欲しいと思いました。

休憩後の演奏曲は、吹奏楽コンクール課題曲と真島俊夫作「三つのジャポニスム」です。
その後、B・ピクール作「交響曲0番」です。

吹奏楽の圧倒的な迫力に興奮しました。
個々のパートが織りなす音の芸術だと感じました。

吹奏楽においてはパーカッションが大事なのだと思いました。
ティンパニー、太鼓、鐘、木琴、シンバル、などなど・・・

脇役などではありません。
演奏を引っ張るパートであり、これが演奏を引き締めてくれます。
打楽器には9人もの演奏者がいました。

最後の演奏の時には、感動のあまりウルっときました。
素人で演奏のことなど全くわかりませんが、これほど心をふるわせてくれるコンサートは久しぶりです。


あっしの周りには音楽ファン、特にクラシック音楽を聴く人が少ないです。
音楽の食わず嫌いは、もったいないです。

家でCDを聴くのではなく、一度コンサート会場に出かけて欲しいです。

音楽を聴くのに、知識や技術はいりません。
ただ、感じたらいいだけです・・・是非!

ジャズに酔いしれて・・・

2009-02-12 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
          

今日は、先週のポピュラーコンサートに続いて、ジャズを聴きに行きます。

場所は同じ豊中市立ローズ会館で、6時半開演です。
長男にポピュラーコンサートの素晴らしさを話したら、ジャズを聴きたいという。
ちょうど仕事が休みのようです。

会場で待ち合わせをします。
ポピュラーコンサートでは、すぐに満席になったので早めの到着が望ましいでしょう。
そう思って、息子に良い席を確保するように頼みましたが、あっしが外回りの仕事を早く終えて先に着きました。

  

ロビーにはほとんど人がいません。
日を間違ったと思うくらいです。
開演の6時になって、ようやくパラパラと来る感じです。

前とほぼ同じ席、中央より少し後ろ側に座れました。
開演の6時半には、6割程度の入場者です。
ジャズは人気がないのでしょうか?
公演が終わるころには、9割近く埋まっていました。

  
    演奏前しか撮影できませんでした^^;


前回携帯でしかなく、明るい照明のために色が飛んでしまってました。
今回は、出演者の顔や手元を撮ろうと、20倍ズームのデジカメを持参です。
ところが、『演奏中の舞台の写真・ビデオは硬く禁止しております』との放送が入りました。
せっかく持ってきたのに・・・

演奏は3部構成です。
ビックバンド6曲、コンボ5チーム5曲、ビッグバンド6曲です。

最初にビッグバンドは、フレッシュメンクラスです。
とはいえ、ベース、トロンボーン、トランペットは学生でなく、教員と応援者です。
学生のサックスの方は弱かったですね。
演奏の途中で「ピユー」と音がなったり、音が裏返ったり・・・
これもご愛嬌でしょう^^@

コンボは、学内でのオーデションで選ばれたグループということです。
トリオやカルテットなど小編成の方が好きです。
身体が自然と動きます。
聴きごたえがありました。

マスタークラスのビッグバンドは、乗りに乗りました。
みんなで手拍子をすると、演奏者と一体になった気がします。
もっと聴きたかったけれど、あっという間に楽しい2時間が過ぎました。


個人プレーに走らず、他のメンバーとの調和を重視しているところに好感を持ちました。
リズムセクションがしっかりしているので、安心して聴いていられました。

若いエネルギッシュなプレイは、気持ちをハッピーにさせてくれます。
今回も、ほんとに良いコンサートでした



ピアノとドラムスは、誰が弾いたり叩いても音が出ます。
ところが、演奏者によって大きく変わるのです。
色んなメンバーが、次々に入れ替わって演奏するからわかるんですよね。

ピアノの繁田ゆかりさん、ドラムスの津崎実徳さんは素晴らしかったです。
ジャズの演奏で、詩を感じるのです。
自分の世界を持っていて、それを上手く描いていたように思います。

帰り際に、繁田ゆかりさんと会ったので「良い演奏でしたよ~。頑張ってね~」と伝えました。
自然に握手をしていました。
握力が強くて驚きました。
華奢な感じですが、アタックの強いジャスピアノを弾くには力が必要なのでしょう。
どこかのステージでお会いしたいです!


風邪気味で、咳が出て元気がありませんでしたが、会場まで足を運んで良かったです。
音楽を聴いて元気が出ました。
風邪も飛んでいくかも~


ポピュラーコンサートへ

2009-02-05 23:31:45 | 音楽、映画、芸術
           

大阪音楽大学短期大学部が主催するポピュラーコンサートへ行ってきました。

収入の減に伴って、お金のかからない楽しみ方をしないといけない。
無料や安い料金でのコンサートや楽しいイベントがないかとネットで調べていました。

それの一つが、先日のワンコイン落語であり、今回の大阪音楽大学のコンサートなのです。
学生たちの発表の場ということでしょうか、無料となっています。

今日の催しは、ジャズ・ポピュラー専攻の学生によるポピュラー音楽です。
インターネットで申し込みをしたら、整理券が送られてきました。
音楽が好きなじんさんに声をかけて、一緒に行きました。

場所は、豊中市立ローズ文化ホールで18時30分の開演です。
自由席なので、早く着いた方が席を確保することにしました。

  

                         



駅に6時に着くよう職場を出たのですが、ちょんぼしました。
阪急梅田駅にギリギリ着いてホームに上がると、雲雀丘花屋敷行きの電車が止まっていました。
その向かいのホームに早く出る電車があったので飛び乗りました。
ところが・・・十三を過ぎると「次は神崎川・・・」とのアナウンス。
あっ、乗る電車を間違った^^;

十三に戻って乗り換えたら、会場に着いたのが開演の5分前でした。
先に着いたじんさんが良い席を確保してくれていました。
大きなホールではありませんが、満席です。
立ち見まで出ています。

  

すぐに開演です。
幕が上がるまでに、リズムギターの音が聞こえてきます。
濁りのない綺麗な音で、演奏への期待が高まります。

幕が上がって、他の楽器の演奏が加わります。
ボーカルも入ります。
各楽器のバランスが見事です。
楽器全体で音楽を奏でています。
プロのコンサートでも、個々の楽器の音量が大きかったり、楽器の音が濁っていたりすることが多いです。
あのエリック・クラプトンのコンサートでさえも酷い音でした。

それぞれのパートの技量も優れていて、聞きほれてしまいます。
ボーカルを邪魔しない、でしゃばらない。
それでいて演奏を主張しています。
そんなバランスのとれた音楽に引き込まれます。
大学で専門教育2年間やると、このような演奏ができるのかと驚きました。

  

ボーカルも素晴らしいです。
特に、松原吏沙さん、今村友美さん、下野真緒さんが気に入りました。
家に帰ってきたところですが、また歌声が聴きたくなっています。
プロ歌手としてデビューされ、再びホールでお会いしたいと思いました。

19曲の演奏がありましたが、馴染みのある曲が多かったので良かったです。
約2時間、最初から最後まで十分に楽しませてもらいました。
ポピュラーでは、今日のコンサートが一番良かったかもしれません。
お世辞ではありません、目がウルっとなるくらい感動しました。

こんな素晴らしい演奏を無料で鑑賞できるなんて、こんな嬉しいことはありません。
演奏された大阪音楽大学の皆さん、関係者の方々、ありがとうございました。

来週も同じジャズ・ポピュラー専攻のジャスコンサートがあります。
すでに、申し込みをしました。
阪急沿線は乗ることが少なかったのですが、これからはチョクチョク利用することになりそうです。



センチュリーに拍手

2009-02-01 17:10:50 | 音楽、映画、芸術
   


大阪センチュリー交響楽団が、ある学校で無料コンサートを開催しました。

8名の小編成での演奏です。
フルート、フォゴット、ホルン、トロンボーン3本、チューバ、パーカッションの変わった編成です。

一つの楽器を中心とした曲が、順番に演奏されます。
児童との合同演奏会のあと、子供たちが知っていそうな曲ばかりです。
「カルメン」「チャルダック」などのクラシックから、「ひょっこりひょうたん島」「ピンクパンサー」などなど。
最後に校歌を演奏して、子供たちが歌って1時間の演奏会が終わりました。

参加した子供たちは生き生きしています。
立って、一緒に踊っている子供もいます。
プロの生演奏を目の前で聴いて、感動したことでしょう。

場所は体育館で、鉄筋コンクリート造りで壁が板張りです。
天井が高いためなのでしょうが、音の響きが豊かでした。
響きすぎることもなく、小さな楽器の音さえも綺麗に聞き取れます。

へたなホール顔負けの音響効果で、楽器の音色に聴き惚れました。

   


昨年の今頃、大阪府の財政が厳しいということで、補助金廃止の話がありました。
来年度の予算について、昨日の毎日新聞に記事がありました。

この楽団は、1年かけて経営努力によって1億5400万円もの削減計画をたてています。
これによって、今年度の補助金3億9000万円から来年度は1億1000万円と大幅な減額をした予算を要求しています。

それに対する橋下知事のコメントは、『1年かけて出したのが、これか!』です。
あっしには、1年間かけて精一杯努力した数字に見えます。
こんな言い草ってありますか!

橋下知事に対する府民の評価は、高いものがあります。
確かに、府の財政悪化を後年に残さないとの基本姿勢と、予算の大幅削減への英断に拍手を送る人も多いでしょう。

最近の言動には、府のリーダーとしての品格がなさ過ぎます。
元々の姿が出てきただけかもしれませんが・・・
政治的な行動は、ドイツのヒトラーのファシズム的な臭いを感じてしまいます。

府議会は何をしているんだ、と怒りたくもなります。
テレビや新聞などのマスコミを使った橋下知事の作戦に、たじろいているのでしょうか!
知事に押されっぱなしなようなイメージを受けます。
「府会議員の貴方、君だって府民から選ばれた地域の代表でしょう!」と言いたい。


道州制に始まる政策は、関経連の考え方そのものとの声を耳にします。
国民から見放されたような低支持率の麻生総理に、道州制を引き合いに出して「素晴らしい」と最大級の持ち上げかたをしています。

府民の感覚とのズレは明らかなようです。
政治的な話は好みませんが、無料のセンチュリー音楽を聴いて感動した後だけに、この報道に熱くなってしまいました。



   

センチュリー交響楽団は府民のためのオーケストラとして設立され、もう20年間の歴史があります。
「つぶしちゃあかん」とセンチュリーを支援する会が10万を超える署名を集めたのは、ついこの間のことです。
あっしも、安い料金で何回聴かせてもらったことでしょう!

音楽ではお腹はふくれません。
なくても死にはしません。

しかし、生活を潤いのあるものに・・・楽しく人生を過ごすためには、欠かせないものです。
芸術は、継続されてこそ実るものです。
途切れさせてはいけないのです。
今日のような素晴らしい音楽を子供の頃に聴けたなら、音楽への関心ももっと違ったものになったでしょう。

「クラシック音楽」と言ったら、拒否反応を示す人が多いようです。
あっしも、その一人でした。
ラジオやレコードではなく、生の演奏を聴いて感動したのです。
それからは、大好きなジャズと同じくらいレコードを集めました。

センチュリー交響楽団だけでなく、他のオーケストラも経営が苦しいようです。
もっと草の根を広げる、地域と密着した今回のような地道な活動を進めていって欲しいものです。

大阪は芸術が育たない土壌だと言われた記憶があります。
芸術に関する大学は少ないですが、そんなことは決してないと思います。
多少の差はあれ、音楽の素晴らしさは感じるはずです。
生の音楽に触れる、そんな機会が少ないからでしょう。

音楽はイイものです。
皆さんも出かけてみませんか。
親しみ易いポピュラー音楽のコンサートからでも・・・

笑いを求めて

2009-01-25 23:35:09 | 音楽、映画、芸術
             

今日は、何年かぶりに落語会に行ってきました。
もともと漫才や落語が好きです。

一時、桂枝雀のファンになりました。
古典落語の枠を超えた、ジェスチャー交じりの軽快な話し振りが魅力でした。
深夜にあったテレビの「枝雀寄席」は楽しみな番組でした。

アメリカで英語落語をして、会場を笑いの渦にしたのには驚きでした。
落語の笑いは日本特有のもの、日本語からくるものであると思っていました。
外国人の笑いのツボは、違うと感じていました。
そういう意識を打ち破った英語落語は画期的なものと、今でも思います。
惜しい方を亡くしました・・・


  

                         
                           建物の中央は吹き抜けで、天井はガラス張り!


無料もしくは安くで行けるコンサートを探していて、偶然に落語会を知りました。
周りには落語ファンは少ないので、一人で出かけました。

羽曳野市の「LICはびきの」で、2時から開演です。
前売り券は500円、当日でも800円で入場できます。
駐車場も2時間無料です。

  

                         
                            ホールの外から中の様子をモニターできます

立派なホールに驚きました。
音響効果も良さそうなので、コンサートに相応しいホールです。
パイプオルガンもあるようです。
器だけでなく、中味のあるホールであって欲しいものです。

昨日から運動不足なのでマウンテンバイクの出撃です。
片道10kmほどですが、上りがあって結構キツイです。
朝から雪が降ったり止んだりして寒いですが、数キロ走れば温かくなってきました。

出演者は、落語4人曲芸1人です。
林家市楼「看板のピン」、林家そめすけ「仏師屋の盗人」、林家うさぎ「ふぐ鍋」、林家小染「胴乱の幸助」です。

4人とも初めて聞く落語家ですが、楽しめました。
思いっきり笑うと気分も晴れ晴れします。
「笑うかどには福きたる」ですね。

近くには「LICはびきの」の他にも、「すばるホール」「SAYAKAホール」「ラブリーホール」などがあります。
催しをチェックして、時々利用したいです。




ソプラノにうっとり~♪

2009-01-15 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
カメラの本を探して、梅田のジュンク堂へ行きました。
天王寺や難波方面の書店やカメラ店を回りましたがありません。

以前に覗いたヨドバシカメラに写真関係の書籍が充実していたのを思い出して、今日の帰りに寄ってきました。
残念ながらここにもありません。
残るは、ジュンク堂です。

ヒルトンホテルのお店には行ったことがないので、そちらに行きます。
初めてなので、迷います。
田舎もん丸出しです^^@

ヒルトンプラザ・イーストの5階と6階に分かれたお店なのに、多くのお客さんがいました。
きっと、書籍が揃っているからなのでしょう。
ありました、ありました!
探していた「GX100パーフェクトガイド」です。


他の本も物色していたら、オペラが流れてきます。
生っぽくて、大音量です。
その喫茶店に寄ってみようと思いながら、本を見ていたけど気になります。

支払いを済ませ、店を出て音のする方へ行きます。
喫茶店からではなく、ヒルトンホテルロビーでのミニコンサートなのです。

   

上から眺めると、マイクを使わないで歌っています。
8階ほどの高い天井による空間が、心地よく響いていたのです。
それにしても、これだけの声量があるなんてスゴイです。


歌っていたのは、オペラ歌手ソプラノの田中響子さんです。
声楽家なので少し○目ですが、ベッピンさんです。
阪神大震災の時に高校3年生だっということは・・・32歳かな?

普通に話す声も綺麗ですが、これが歌になるとガラッと変わります。
手を延ばせば握手できるくらいの近距離で聴いているので、発声の凄さに驚きます。
30分間に8曲を聴かせていただきました。

     

毎週、月・水・金にコンサートがあるそうです。
5時半と6時半の2回公演で、声楽やピアノ、フルートなどの演奏もあります。

こんなに目の前で、プロの生演奏を無料で味わえるなんて最高です。
クラシック音楽が好きな方は、是非、立ち寄って欲しいです。


光のルネッサンス・ライブへ

2008-12-23 02:07:00 | 音楽、映画、芸術


今年も「OSAKA光のルネッサンス」が開催されています。

マイミクのブログを拝見すると、昨年とあまり変わった様子がないので興味が湧いてきません。
念のため公式サイトを開くと、「光のSTAGE NIGHT」というライブが開かれるとあります。
23日の祝日には、FMCOCOLOがスペシャルライブと称して、お勧めのアーティストが出演するそうです。

ざっと出演者を見ると、知らないアーティストばかり。
知らないままの方がワクワクするような気がして、予備知識なしで行くことにします。

場所は、中ノ島の西側にある大阪市立科学館横の広場です。
今年は会場が二つになって、西に「WEST LIGHT PARK」が設けられたのです。
ライブは6時から8時半までなので、それまでにイルミネーションを撮影しようと5時に着くように家を出ます。

ところが、思っていたほどのイルミネーションがありません。
雪だるまのイルミネーションとビルの壁にレーザー光線で描く「ウォールタペストリ」が目を引く程度。
他には、メインとなる砂の彫刻が出品されているくらいです。
会場前の街路樹のイルミネーションの方が綺麗です。

  

                            

                

               

  

楽しみにしていただけに、ガッカリです。
写真撮影は、10分もあれば十分でした。
身が入ってなかったのか、帰ってから撮った写真を見るとブレていたり、露出オーバーだったり散々です。

ライブ開始まで1時間もあります。
ワールドフーズの屋台がたくさん出ているので、それを眺めて時間を過ごします。
豚まんのような物と東南アジアのラーメンを食べますが、お味の方は・・・
暗くて食べている中味が見えないのは、何とも・・・

  

                

                             


特設ステージから音が聞こえてきました。
簡単なリハーサルをしているようです。
ジャズライブだと思ってきましたが、そうじゃなかったようです。
どうやら、ジャズライブと早合点をしたようです。

  
      GEOFFREYの音合わせの様子
      ライブは写真撮影禁止でした 

3組の音合わせを見ていると実力が分かるような気がしました。
ANNA&GEOFFREYは、3分ほどで終了です。
マイク2本の音量をチェック、エフェクターの量をチェックします。
次に、5曲の演奏の音量のチェックをしますが、1曲3秒で終わりです。
ライブ経験が豊富であることが見ていて感じました。
この二人のライブは聴かなくては!と思ってパンフを見たら、最後の演奏でした。

ライブは、5組が30分間づつ演奏をします。
  1)BE BORM(フォーク)
  2)EMI MARIA(R&B)
  3)ザッハトルテ(異色トリオ)
  4)真依子(琴+歌)
  5)ANNA GHOLSTON & GEOFFRY GEMS(POPS)

  

                    

1)は、食事中でほとんど聴いていません^^;
2)EMI MARIAは、パプアニューギニア生まれの神戸育ちで、ファーストアルバムを11月にだしたそうです。
  小柄な体系ですが、ダイナミックな歌い方です。

3)のザッハトルテは、チェロ、ギターとアコーデオンの組み合わせのバンドです。
  歌はありませんが、楽しい演奏です。
  嫌なことがあっても吹き飛ばしてくれそうな演奏です。
  お話も楽しいし、演奏も盛り上がりました。
  CDを買ってもいいかなという気になりました。
  京都が活動拠点なので、機会があったらライブへ行きたいです。

4)の真依子は、お琴を弾きながら詩を歌います。
  見た印象や声がさわやかで素敵でした。
  上手いとは言えないかもしれませんが、自然の風景を連想するような心地よい歌でした。
  清々しいという言葉が似合う女性でした。

5)のANNA GHOLSTON & GEOFFRY GEMSは、抜群の歌唱力でした。
  姉と弟の兄弟で、息もピッタリ。
  音楽に合わせて自然と身体が動きます。
  やはり、今日一番の歌でした。
  関西弁バリバリのトークも楽しいかったですね。
  帰ってから、ネットで検索をかけましたが、GEOFFRYがDJの関係でヒットするだけです。
  音楽ではヒットしません?
  あれだけ歌がうまいので、レコードを出していて当然です。
  時間を見つけて、もう一度調べてみることにします。

寒い中でしたが、初めて聴く歌や演奏に満足しました。

でも・・・室内で椅子に座って聴くのが一番でしょうか!

赤壁のついでに

2008-11-30 22:23:20 | 音楽、映画、芸術
     

少し前に、映画を観てきました。
「赤影」ならぬ、「赤壁(レッドクリフ」です。

予告編を観て、これは外せない映画だと・・・
上映が2時間半なので、時間休みをとって観にいきました。

映画の始まる前に、登場人物の簡単な説明があります。
このお陰で、あっしのように中途半端な読み方をしていても、映画を楽しめます。

    

映画の内容は紹介しませんが、映画代が安いと感じられる映画だと言えます。
2時間半があっという間に過ぎました。

物語の進行も早いし、演技も自然な感じで映画にストーリーに没頭できます。
戦闘場面は、どちらかと言うと漫画チックですが、娯楽映画なので仕方ないでしょう。

第二部が、春に上映されるということです。
もう、今から楽しみです。



映画館へ行くまでに、パークス周辺でのクリスマスの飾り付けが目につきました。
明日から12月「師走」ですね。

クリスマスが近づいている実感と一緒に、ほろ苦い想い出が・・・
それでもツリーやイルミネーションが好きです。

携帯電話で撮った写真なので、雰囲気だけでも・・・^^;

     

      

      

  

                     

             

   

  

  

久保惣美術館へ

2008-11-17 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
           
                美術館の庭に咲く「モトトギス」の花


日曜日は雨です。
バイクで走りたいけど、無理なようです。

「関西文化の日」の無料鑑賞の機会を十分に生かします。
やっぱり、こういうところは大阪人なのかもしれません^^;

以前から行きたかった「和泉市久保惣記念美術館」します。

  

傍まで行くと、駐車場の案内が出ています。
300m先とあります。

そこまで行くと、広々とした立派な美術館が見えました。
美術館の入口だと思っていたところは、本館(旧館)でした。

広い無料駐車場があり、たくさんの見学者が来ていました。
通常の入場料は500円ですが、「香炉」の特別展の開催中で1,000円です。

絵画は、素晴らしいの一言です。
世界の有名画家の作品がズラリと並びます。

すぐ間近で鑑賞できるなんてスゴイことです。
館内美術品の撮影禁止なのが残念です。

                      

陶磁器や香炉などには興味がありませんが、よくぞこれだけの美術品を集めたなと感心します。
お金があっただけでなく、美術品への造詣が深いことが窺い知れます。

これだけの美術品と博物館の建設、そして運営のための基金を和泉市に寄贈された久保家の度量の大きさに驚きです。


  

                      


  

                      

  


展示品だけでなく、庭の素晴らしさも一級です。

手入れが行き届いた庭園を歩いていると、清々しい気分になります。
雨上がりの天候が、より感慨を深めてくれたようです。


              

              

館内には立派な市民ホールがあります。

定期的な演奏会が開かれているようなので、日程を確認して再び訪れたいですね。

HOOPイルミネーションへ

2008-11-14 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
  

今日の仕事帰りにHOOPのイルミネーションへ行ってきました。

毎年行っていますが、この時期が来ると見たくなるのです。
あの光の輝きを見ると、心がウキウキします。

  

                

                



同じようなイルミネーションではありますが、少しづつ充実しているように感じます。
昨年からは、6時以降30分毎に5分間だけ光が点滅します。
金曜日の夕方なので、人通りが多いです。
皆さん、携帯で写真を撮っています。

  


ぐるりと一回りすると、一角から音楽が聴こえてきます。
電子ピアノでの弾き語りです。
歌手は、若い女性の「akino」さんです。

                

みんな恥ずかしいのか、少し離れたところから聴いています。
好きな声なので、正面で聴きます。

いい声、いい歌です。
心地よくて、最後まで聴いていました。

演奏が終わってから、自費制作のCDを買いました。
笑顔でサインをしてくれました。

        

帰ってから聴くとソロではなく、「ハルドリさん」とのコラボでした。
なかなか、イイじゃないですか~!

配ってくれたチラシでは、毎週火曜日の19時から梅田の歩道橋で歌っているそうです。
パソコンで「akinomusic」を検索すると、akinoさんの曲が聴けるとのことですよ。

ちらしには『昨日よりも今日、今日よりも明日、素敵な自分になれるように!』とありました。
頑張っている姿をみると、応援したくなります。


        

               

そのあと、近鉄百貨店の壁面イルミネーションとMioのクリスマスツリーを眺めてから帰りました。

1時間半の楽しい時間でした^^@


【追加】
  akinoさんはmixiをされています。
  検索のキーワードに「akinomusic」と入力すれば、HITします。

文化に触れてみませんか?

2008-11-12 22:01:27 | 音楽、映画、芸術
    


11月3日は文化の日
そして11月は、「関西文化の日」です。

電車の駅にポスターが張られていたり、パンフがあったりするので、ご存知でしょうか。
車やバイクなどで通勤している方もおられるので、紹介しておきます。

「関西文化の日」は今年で6年目を迎えるそうです。
関西2府7県にある351以上の文化施設が11月の一定期間、無料で入場できるのです。

多くの施設は、今週末の15・16日(土・日)が中心となっています。
この機会を利用して、文化に触れてみませんか?
行ってみたかった施設も無料で入場できるかもしれませんよ。

詳しくは、パンフを見られるか、HPをご覧ください。
 http://kansaibunka.com 

行っていない施設が多いことに驚いています。

あっしも、時間があれば行ってみるつもりです。
和泉市の久保惣記念美術館、自転車博物館あたりでしょうか・・・


「カラクリン」ってなあに?

2008-10-04 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
マイミクのぬか&tomoさんの日記に「カラクリン」のことが書いてありました。

堺市役所で10月7日まで展示されているとのことです。

写真を見たら、ブリキのような金属でできた玩具のようです。
「ラピュタの船みたい」という言葉に興味をそそられます。


午前中の作業をすませ、午後からの会議を終えたのが4時でした。
支度をしてマウンテンバイクで出かけます。

市役所へ行くのは何年ぶりでしょう。
近くの支所でほとんどの用事が済むので、市役所まで行くことがありません。

          

立派な庁舎です。
立派すぎると言う方が適当でしょう。
旧庁舎の面影は全く残っていません。

オープンな広場には、コスモスの花やモニュメントなどが置かれていて好印象です。

  



高層棟は21階の最上階に展望台があります。
休日でも自由に入ることができます。
まだ明るいので、昇ってみます。

360度見渡せる展望台です。

  

見渡すと、緑が少ないことに驚かされます。
古墳と大きな公園しか緑が見えません。

コンクリートと瓦屋根だけの景色には、何の感激もありません。
自分が住んでいる方向をカメラに収めて降ります。

  
       左側の緑は反正陵古墳です


目的の「カラクリン」の展示会場へ

堺市で生まれた造形作家の井村隆氏の作品です。

貼られたポスターには「カラクリンの原点は堺の風」とあります。
同じ堺出身のあっしには、嬉しい言葉です。

     

カラクリンとは、モーター・歯車・ゼンマイなどの機械部品を使い、銅や真鍮・アルミなどの金属を素材に、魚・鳥や昆虫をモチーフにしたオブジェの総称で、この井村氏の造語との説明がありました。


「ラピュタの船みたい」というのは、ピッタシの上手い表現です。
モーターと歯車で動いている様は、何故か懐かしく、心が落ち着きます。

木製のおもちゃにマブチモータを付けて動かしたり、戦車や自動車などのプラモデルを作って遊んだ子供の頃を思い出しました。

  

                          

  

                          

    

大阪は、奈良や京都などと比べると芸術的な土壌が少ないように感じます。
堺から発信する芸術があることを嬉しく思い、続く芸術家が生まれることを期待しています。


   【 余 談 】               

    「バッテリーあり」の表示だったのに、突然のバッテリー切れ。
    バッテリー切れの前に、レンズが本体に収納されないリコー製のカメラ。
    故障かと思ったら、「そういう仕様」らしいです。

    この状態ではケースに入らないので、持って帰るのに気を使いました。
    使う身になった設計がなされていないのが残念です。
    買ってすぐに故障したし、リコーのカメラにはガッカリ。

    折角カメラを持っていったのに、ほとんど携帯電話のカメラで撮影です。


幻の神戸ジャス祭り

2008-10-02 21:51:50 | 音楽、映画、芸術
  

今年も・・・また行けそうにありません。

神戸ジャズストリートが週末の10月4・5日に開催されます。
今年で第27回を迎えるそうですが、一度も行ったことがありません。

先週、友達から電話がありました。
「今年も無理か~?」と。

毎年、10月の第1土・日の開催だったように思います。
いつも農繁期の真っ只中にあるので、行けないのです。

  

HPを開いてみました。
 http://www.kobejazzstreet.gr.jp/27thkjs/ticket/index.html

三ノ宮の5ヶ所の会場で演奏されます。
国内外のミュージシャンが大勢参加されます。

各会場の共通券なので、プログラムを見ながら会場を回ることが出来ます。
一日券で4,600円(前売り4,000円)

北野坂のパレードを見るだけだったら、無料です。

  
                           (写真はHPから)

ジャズの好きな方。
音楽を身近に感じたい方。

素敵なデートの一つに・・・

如何でしょうか!

アートな動物

2008-08-29 22:54:45 | 音楽、映画、芸術
「アートのなかのどうぶつたち展」と「石ころアートどうぶつえん」を観てきました。

一つは、大阪府現代美術コレクションの中から犬・猫・鳥・牛などを題材にした展覧会です。
もう一つは、石に動物を描いた作品の展示です。

    


大阪府庁の新別館にある展示会場でやっているので、仕事のついでに覘いてきました。

絵画や写真などの題材としては、花が好きです。
景色では、海や船を描いたものが好きです。
その次に好きなのが、犬や猫など身近な動物であり、大空を舞う鳥です。
動物を題材にした作品は、ほんわかした気持ちにさせてくれます。

展示されている作品は、現代美術コレクションなのでみんな素晴らしいものばかりです。
思わず微笑んでしまったり、素晴らしさに見とれてしまいました。

そんな目にとまった作品を少し紹介します。
 (鳥がほとんどになってしまいましたね^^;)


                  
                        「我輩は」大場英二氏作 (銅版、紙)

 
  「鶴」 伊藤継郎氏作(パステル、色紙)

                  
                   「白鷺賛歌 暁翔」川上緑桜氏作(カラープリント)

 
   「白鷺賛歌 群鷺」川上緑桜氏作(カラープリント)


       



石ころアートは、川原におちているユニークな形の石を上手く使って動物を描くものです。
子供さんの自由課題の夏休みの宿題に使えそうです。
会場には、子供たちが描いた作品もたくさん展示していました。

             

  

                    

                 

石の形を見て、動物を想像するのって楽しそうでしょ!

「芸術とは・・・創造すること」だと思います・・・