goo blog サービス終了のお知らせ 

ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

大正ロマンを・・・

2010-02-08 22:46:40 | 音楽、映画、芸術
    

昨日、水仙を見終わって時計を見ると、まだお昼です。
このまま帰るのも中途半端なような・・・
近場でイイところはないかな? と考えて、思い出しました。

もも吉さんが、ブログで紹介していた「田尻歴史館」です。
大正ロマンを感じさせる建物は、写真に撮っておきたい一つです。


      

熊取あたりまで来ると、車が混んでいます。
地図がないので分かりにくいし、道路も狭いです。
地元の人に聞いて、やっと到着です。
車は、歴史館向かいの公民館の駐車場に止めることができます。




 
                              

門か入った正面には松が植えられ、扇型の模様の石畳が敷かれています。
建物の中は、木とステンドグラスの調和が素敵です。
あちらこちらに置かれたステンドグラスの照明は、雰囲気を盛り上げてくれます。
美しくて、大正ロマンを感じます。

      



          




            


大正11年に建てられたそうで、お袋と同い年です^^@
この建物は、明治から大正にかけて「綿の王」と呼ばれ、関西繊維業界の中枢を担った谷口房蔵大阪合同紡績(株)元社長の別邸として建てられたそうです。

大正時代に、この洋館は目立ったことでしょう。
階段や窓のいたるところにステンドグラスがはめられ、柔らかい光が差し込んできます。
レストランも、その時代を感じさせます。
落ち着きのある作りは、くつろぎを与えてくれます。

           



          


レストランもあって、美味しいであろうと感じます。
遅めの食事を、ここで食べることにします。

1時半を過ぎていましたが、ほぼ満席です。
テラスの席に通されました。

雰囲気だけでなく、とても美味しいお料理でした。
大根のスープが、特に気に入りました。
ご飯は、黒い古代米です。
初めて食べますが、粘り気があって美味しいです。
デザートは、Q10入りキウイシャーベットでした。

ケーキも美味しそうでしたよ。
大正ロマンを感じながら、お茶するのもいいかもしれません。


      



  



      



  

                



窓からは庭が見えます。
良く手入れされた庭も自由に入れます。

     


2階では、絵画展が開かれていました。
カメラを首からぶらせげて絵を見ていると、話しかけられました。
田尻写真クラブがあって、公民館で活動されているとのことです。
油絵も描かれるそうで、展示されている絵を拝見しました。

自宅に帰ってから写真クラブのHPを開くと、皆さんの素晴らしい写真が飛び込んできました。
声をかけてくださったのは、クラブの講師の永井鍵次さんでした。
自分のブログをお教えしたけど、とても恥ずかしいです。
近ければ、参加させてほしいところですが・・・



すぐ近くの海へ出てみました。
漁船やレジャーボートが係留されています。
頭上を鳥が舞っています。

ゆったりした時間を過ごせ、穏やかな気持ちになれました。




          

                               


元気ライブへ

2010-01-31 23:59:00 | 音楽、映画、芸術


久しぶりにライブを聴きにいってきました。
昨年12月のコンサートでファンになった新井深絵さんのライブです。
(その時の模様は、昨年12月5日の記事「Oh Happy Day!」をご覧ください)

CDを買って家で聴き、MP3プレーヤに録音して通勤時に聴いています。
もう何十回も聴いて、またコンサートに行きたいと思うようになりました。

彼女のHPを見ると、職場の近くの喫茶店でライブをするようです。
JP環状線桃谷駅近くの喫茶「アニー」で、日曜日の夜7時半からの開演です。
家でゆっくりしたい時刻ですが、聴きたいという気持ちの方が勝りました。

     

お店のHPに予約のことは書いていませんが、入れるか気になって2時間前に電話します。
「予約でほぼ満席状態になってきました。丸椅子になるかもしれません。」との話。
とりあえず予約をして向かいます。

アニーは、随分と前からライブをしていて、知る人ぞ知るお店のようです。
こじんまりしたお店ですが、イイ雰囲気です。
店の中央に電子ピアノが置かれ、その横で歌います。
手を伸ばせば届くようなすぐ近くの席でした。

新井深絵さんに「ヒロ爺です」と挨拶すると、一瞬「えっ!」という顔をされました。
彼女のHP掲示板に書込みしただけなので、ハンドルネームを覚えてなくて当然ですね。
ライブが終わって帰り際に話しかけてくれました。
「ヒロ爺さん、お若いのでビックリしました。もっとお年寄りだと・・・。表情が変わったのはそういうことで・・・」と。
覚えていてくれたことが、とても嬉しかったです。


始まるまでの30分間は、期待でワクワクです。
7時半になり、ピアノが奏で、歌がはじまります。
生の声と、マイクを通した声の両方が聞こえます。
歌手に近いのと、拡声器の音量をしぼっているからでしょう。
すぐに慣れて、音楽に没頭できました。

       

間近で聴く歌声は、素晴らしいです。
ゴスペルだけでなく、歌謡曲やポップスなども歌ってくれました。

歌詞が用意されていて、「津軽海峡冬景色」と「花」をお客さんだけで歌います。
約30名ほどのお客さんが、おおいに盛り上がります。
歌手とお客さんが一緒になって楽しみます。

     
       左の女性は、座って叩く低音ドラムを演奏中です

新井さんの巧みな話術は、みんなをリラックスさせ、笑いを提供してくれます。
家庭的な雰囲気で進むライブは、なんと心地よいんでしょう。

新曲が3曲披露されました。
出来立てほやほやだそうです。
だから、ピアノ伴奏の 真由美さんが、演奏を始めるまで真剣な面持ちだったのですね。
新曲も入った新しいCDアルバムが8月発売されると聞きました。
半年先が待ち遠しいです。

アンコール曲の「さらさ」は、彼女のオリジナルで大好きな曲の一つです。
卒業式でも歌われるようになってきたと、新聞に報じられたそうです。
「さらさ」とは韓国語で「生きよう」という意味です。

  「生きて行こう 人生を
       その一歩を踏み出して
          愛していこう命を
              晴れやかに笑いながら・・・」


胸にズシーンと響きます。
「歌は聴くだけではなく、心で感じるもの・・・」
目頭が熱くなるのを感じながら、コンサートが終わりました。

リフレッシュできました。
元気をもらいました。
また、来ます!

虎を収めに

2010-01-17 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
     

日曜日は、青空が広がって爽やかな朝です。
朝早く目覚めたけど、どうもバイクで走る気が起こりません。

レンズも新調したし、どこかへ写真を撮りに行きたいです。
ネットで検索していて、風景や花などは撮ってるけど動物を撮っていないことに気づきます。

そうだ、今年は寅年なので、虎を撮りに行こう!

身近な天王寺動物園に行くことにします。
20年ぶりの動物園です。

おっさんが一人で動物園に行くのは、ちょっと気恥ずかしいです。
園内に入れば恥ずかしいこともなく、写真を撮りまくりました。



    

            


        
                        





              


                          


  
                 



  


           
  





                                 




「寒い冬だから、きっとガラ空きだろう」そう思って行ったら当て外れ!
小さな子供連れの家族だけでなく、おじさんやおばさんが仲間で来ています。

若い女性が友だちと来てたり、中国語や韓国語で話す人がいたり・・・
帰る頃には、たくさんの人が訪れて盛況です。




            


自分の記憶力のなさに愕然とします。
ほとんど覚えていないのです。
こんなに広かったかな~と思いながら、園内を回ります。
一回りしたら、3時間も経っていました。

行く前にはライオンが吼えているところや、サルが走り回っているところの写真をイメージしていました。
しかし・・・ほとんどの動物はあまり動きません。
冬場だからでしょうか?

ライオンなんて、ずっーと寝たままです。
サルもジッーとしたままです。
撮った枚数は多いけど、動きのない平凡なものばかりです。




       

         
 


満足のいく写真を撮るには、撮りたい動物を決め、そこに腰を据えないと難しいなと感じました。
写真撮影も、忍耐力が必要なんでしょうね。

冬場は動物臭がなくていいなと思ったけど、動き回る動物を見るには良くないみたいです。
暖かくなったら、もう一度チャレンジしてみます。

動物を見るのは楽しいものですよ。
ご夫婦や恋人同士で行かれることをお勧めします。
きっと、自然に微笑みが出ているはずです。



あっしの顔を見て、微笑んでくれました。
やっぱり、人間の赤ちゃんが一番可愛いなぁ~♪

  

   

お勧めのアバター

2010-01-09 23:14:03 | 音楽、映画、芸術
    

久しぶりに映画に行ってきました。
予告編を観て、「絶対観るぞ!」と決めていた”アバター”です。

特殊なメガネをかけると映像が立体的に見えるという3D映画もあります。
自分の傍まで飛んでくる迫力があると聞き、3Dを観るつもりです。

映画は、ほとんど平日の夜に観ています。
休日のお昼に、映画を観るのはもったいないように思うからです。

今回3Dの上映時間を見ると、16:50と20:10です。
16:50は勤務時間中だし、20:10は遅すぎます。
仕方がないので、休日に観ることにします。

朝のラジオ番組「おはようパーソナリティー 道上洋三です」で、この映画のことが話題になっていました。
朝ご飯を食べながら聞いていると、慣れない3D映画を観ていたら酔ったそうです。
気分が悪くて、目をつぶっていたら寝てしまったとか・・・

あっしは、回転系の乗り物にすこぶる弱いのです。
子供が小さい頃に遊園地のコーヒーカップで酔ってしまいました。
以前言ったかもしれませんが、ゲロを吐いて父親の威厳失う醜態をみせたのです。

そういや、プラネタリウムの円形スクリーンで3Dを観た時のことを思い出しました・・・
空中を飛ぶシーンで前後左右に揺れる場面では、我慢できなくてずっと目をつぶっていましたわ。

どうやら、その時の3Dよりも凄いということです。
折角の3Dですが、今回は諦めることにします。
50夫婦割引でチケットを買うと、二人・2千円で観られるのです。
使ったのは初めてですが、凄く儲けた気分です。

土曜日の上映は、1回目が11:55からです。
中途半端な時刻だし、お腹が空いていないので、終わってから食べることにします。
待ち時間に、和食のお店をさがしておきました。
・・・が、映画館を出たのは3時前で軽食にしました^^;




映画はSFです。
バンドラという惑星に貴重な鉱石があって、地球の人間がそれを発掘するのに星の原住民が邪魔になり攻撃するというストーリーです。
パンドラ原住民と人間の遺伝子から造られた人造人間に、同期した人間の意識を送り込むことで、人造人間そのものに成り代わるのがアバター(化身)なのです。
最初は主人公のアバターが偵察目的で原住民に接触するが、段々と・・・いう流れの映画です。
歴史上の侵略戦争を思い浮かべてしまうのは、あっしだけではないはずです。

映像が素晴らしいです。
最初の宇宙の場面だけで、映画代を払うだけの値打ちがあります。

CGで製作されたことを意識させないないのです。
2時間以上の長い映画ですが全く退屈しません。
映画館に入る前に買ったカップジュースは一口も口にしないまま映画が終わりました。

ストーリーを詳細に見たら不自然なところもあるでしょう。
でも、こんなに楽しめる娯楽映画は久しぶりのような気がします。
終わった時、「ああ、面白かった~♪」が自然に出る映画でした。

是非、お勧めしたい映画です。
酔わない人は、3Dの方を!

Oh Happy Day!

2009-12-05 22:25:25 | 音楽、映画、芸術
          

金曜日の仕事帰りに、ソウルライブを鑑賞してきました。

先日、マイミクさんからピアノコンサートのチケット提供の話を頂きました。
折角のプレゼントなのに、当日は仕事で行けなくて残念です。
ただ、「コンサート=ヒロ爺」を思い出してくれたことが、とっても嬉しいです。

そういえば、コンサートには行ってないなぁ。
先月、食事付きのジャズライブを予約していたのに、痛風でスッカリ忘れてしまっていました。
ああ、もったいない~^^;

映画は月に1~2回行きますが、コンサートはこれを聴きたいという気持ちが高まらないと行動に移れないのです。
毎日、自宅のオーディオ装置で聴いて、ある程度満足しているからかもしれません。

そんなことを考えていたら、職場近くの区民ホールでコンサートがあるのを思い出しました。
これまでも時々コンサートはありましたが、土・日の開催ばかりでいったことがありません。

人権週間のイベントとして実施される「人権を考える区民のつどい」で催されるものです。
ソウル・ゴスペルシンガーの新井深絵(ミエ)さんのトーク&ライブです。

テーマは「心元気に」
「子どもが元気になるためには、まず大人が元気にならんと~」が、新井さんの口癖のようです。

区民ホールというので、どんなところかと思ったら学校の体育館のようなところでした。
客席には折りたたみの椅子が並べられていました。
それが手作りイベントの感じがして、良い雰囲気です。
こういうの、意外と好きなんですよ。

開演40分前に着きましたが、既に座っている方もいます。
新井さんは、この近くで生まれ育ったので、知り合いの方が前列に陣取っているのでしょう。


  

                     


開演時刻には、満席になりました。
観客は、おじさん・おばさんと呼ばれる方がほとんどです。
ソウル・ゴスペルソングを聴いて・・・と思ったけど杞憂でした。

バックは、ピアノ・ベース・パーカッション・バイオリンです。
コーラスは、ゴリさんとクマさんの二人です。
演奏とともにゴスペルが始まります。
引き込まれるような歌い方です。
楽々と声が出て、1曲目から魅了されます。

帰ってからネットで調べると、2005年ゴスペルアクウォーズのベストソリストに選ばれた、実力派でした。
小柄な体なのにパワー溢れる歌声で、温かさも感じます。
顔はスケーターの伊藤みどりさん、お喋りの楽しさはジャズシンガーの綾戸 智恵さんに似ています。

客層をみて、演奏曲目を選ばれたようです。
ゴスペルソングの他に、演歌あり、懐かしの歌あり、韓国の歌ありです。
「英語、分からんでもええんよ。心で感じてもろたら・・・」と大阪弁で優しく言います。
3曲目が終わった頃には、すでに観客の心を掴んでいました。

歌の合間に、トークが入ります。
笑いを生む軽快な話ぶりとその内容は、歌と同じくらい素晴らしかったです。

「人の悪口言うても、幸せにはなられへん」「生活の中で小さな幸せを見つけよう。生きているに感謝をしないと」「みんなで、一緒に一緒に頑張って生きよう!」の言葉など、胸が熱くなる話ばかりでした。
「勇気を出して一歩踏み出そう」という彼女のメッセージは、あっしに強く伝わりました。

中盤では、ミュージシャンが観客席に降りてきて、お客さんとともに踊ります。
Oh Happy Day (オー・ハッピー・デイ)は、みんなで歌います。
「天使のラブソング」の映画が大好きで、そこでも歌われたので良く知っています。
まあ、「 Oh Happy Day」を繰り返していただけですが・・・
舞台と観客席とが一体になった瞬間です。

素晴らしいコンサートでした。
会場で販売されていたCDは、当然買いました。

  
             CDのジャケット
                           
サインをしてもらい、握手です。
「写真を撮らせて」とお願いすると、サイン中なのにおどけたポーズを取ってくれました。

  

はい、完全に、新井深絵さんのファンです!


【追加】
  こんなに素晴らしい歌手なのに、多くの人に知られていないのが寂しいです。
  YouTubeでご覧ください。
    http://www.youtube.com/watch?v=v0OYkxoI3qk

Heal The World!

2009-11-17 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
     

マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を観てきました。
気分は最高です!

今年6月に亡くなったマイケルの追悼の映画をやって、お客さんを集めるつもりなのかと思っていました。
音楽は好きですが、マイケルが子供の頃にジャクソンファミリーでの歌声が残っているだけです。
知っているのは、ムーンウォークと整形手術。
あとは、良くない話ばかり・・・

そんな時、マイミクになった「まこともさん」が、映画の感想を日記にしてありました。
その記事を読むと、俄然、観にいきたくなりました。


幸い、上映期間が延びて今月の20日までやっています。
109シネマズ箕面では、IMAXという3Dで上演していると教えてもらいました。
立体的に見える映画も観たいですが、行ける時間がありません。
諦めて、なんばパークスで観ることにします。


映画の解説には、
この映画は、ロンドンで実施予定だったコンサート「THIS IS IT」の何百時間にも及ぶリハーサルとビハインド・ザ・シーンを集めたもの。
死の直前までマイケルが行っていた猛特訓風景とその素顔を収めた貴重な映像の数々を基に構成している。
あたかも観客が、コンサートの最前列にいるかのような臨場感溢れる仕上がりになっている。
とあります。

観る前から、もうワクワクです。
映画の初めに『魂を込めた演奏をファンに・・・』という意味のテロップが流れます。
気分が高揚していくのがわかります。

マイケルがスタッフに音楽や舞台構成について、意見をいうシーンが何度も出てきます。
このステージへの深いこだわりは、ファンへの想いだと感じました。

マイケルが、スタッフ全員に話す場面があります。
「人間の愛」と「地球環境の保護」の大切さのことを、さらりと話します。

コンサートの主題は「Heal The World!」世界を癒すことなのです。
マイケルの人間性を垣間見た気がしました。


リハーサルといっても、本番さながらにやっています。
マイケルの衣装が幾度も変わっているのを見ると、リハーサル回数の多さが想像できます。

内容は、コンサートそのものと言えます。
「素晴らしい!」の一言です。
記事を書いているこの瞬間でも、もう一度観たいと思います。
いま、「THIS IS IT」のCDうを聴きながら書いています。

あと二日間上映しています。
マイケルのファンでなくても、音楽が好き方にならお勧めします。




あっしの興味を呼び起こした「まこともさんの日記」の一部を転載させてもらいます。



≪マイケル、死んだらあかん≫

あっという間の2時間でした。
正直、私達が知ってるマイケルは、白くなり始めてから変な人になっていました。
マスコミで報じられるのは、幼児虐待、少年への禁断の愛、整形を繰り返し顔面崩壊、浪費しまくりの借金生活、1人約40万円のチケット代をとったマイケルを囲む会のようなコンサート(?)等、変な話ばかり

亡くなった当日のニュースでは「マイケルはロンドン公演のリハーサルも2回ぐらいしかしていなかった」と言われていたんですよ。
それが・・・・
素晴らしかった

50歳とは思えないダンス、そして「まだ100%で歌ってない」と言いながらも伸びのある声量たっぷりの歌声、次々とアイデアを捻出し組み込んでいく演出

特にダンスは凄かった
世界中から集まった精鋭なるバックダンサーに囲まれても見劣りしない。
おまけに手を抜きながら合わせるような感じだったので、本気で踊ってたらどうなっていたんだろう?

メディアで観る最近のマイケルは何を言ってるかわからないくらいの小さい声しか発していなかったけど、
「アンタ、歌えるやん!!声でるやん!!踊れるやん!!」と突っ込みたくなるくらいでした。

これだけ素晴らしいステージを行おうとしていたんだったら、絶対に世界に披露したかったはず。
自殺なんて考えられないし・・・・
ただ、これだけのことをやろうとして、歌を覚え、ダンスを考え、演出のことを考え、スタッフのことを考え、多分寝る時もいろいろと湧き出るアイデアがあり、
頭の中は常にぐるぐると思考が止まらない状態だったために薬の力を借りて睡眠をとろうとしていたのではないかと思いました。

それにしてももったいない。
この素晴らしい才能はもう少し残して欲しかった。

マイケル、死んだらあかんやん!!
私と相方のたどり着いた意見でした。

待ってた割引セール

2009-11-14 23:15:12 | 音楽、映画、芸術
      
      購入したレンズと取り寄せ中のレンズフード(ネットから借用)


今日と明日は、10%割引の日です。
「なんばCITY」のお店で、ミナピタカード(クレジットカード)を使って買い物をすると、販売価格から10%割引されます。
一眼レフカメラは、これを使って「カメラのキタムラ」で安く買えました。

欲しいカメラ用品がありましたが、11月下旬に割引セールがあると聞き購入を控えていました。
予備バッテリーだけは急いでいたので、ネットで中国製の同規格品を購入しました。
メーカー純正品の1/4の値段です。
品質云々を言われますが、これだけの差があると文句は言えません。
安いので、2本買いました。


カメラのリモートコントローラは、花火などの夜間撮影には欠かせません。
ワイヤレスで使いやすいそうです。
2秒後にシャッターがおりる機構もあるので、タイマーで撮るときに便利です。


レンズフィルターは、色んな種類の物があって面白そうです。
今は保護用フィルターを装着しています。
ほかに、偏光フィルター、ソフトフォーカス、クロスフィルター、周辺効果フィルターなどがあって、カメラの表現力を向上してくれそうです。

その中でも、偏光(PL)フィルターは光の表面反射を除去し、鮮やかな色彩効果が得られるとあります。
先週の日曜日に、じんさんのフィルターを借りて撮ってみました。
紅葉に当たる光の反射が抑えられて、色合いが良くなるのが実感できました。
水面や水槽を撮影する時の反射除去に対しても、効果が期待できそうです。

値段が7千円近くするので、買うかどうか迷いました。
今日買わなくても、いずれ買うだろうと思って、買っちゃいました。


9月に買ったカメラには、2本のズームレンズが付いています。
通常の撮影では、この18–55mmと55–250mmのレンズで十分です。
ただ、F3.5と暗いので、背景を上手くボカす明るいレンズが欲しいのです。

     

キャノンのたくさんの交換レンズ群の中で、安価な物がありました。
「EF50mm・F1.8」の単焦点レンズです。
キャノンでは、ダントツのローコスト・ハイクオリティレンズとの評判です。
定価12,000円で、これにレンズフードを合わせても、小遣いで買える商品です。

「レンズ地獄への誘い水」とか「レンズ沼の撒き餌」と呼ばれるレンズなのです。
同じ50mmでも、F1.4は55,000円、F1.2では185,000円もするのですから・・・
あっしも、沼に落ちないように注意しよう!

今日はリモートコントローラ、フィルター、交換レンズの3点+αを買いました。
カメラバッグが、徐々に重くなっていきそうです。^^@

この割引きを待っていたお陰で、映画代1回分が安く買えました。
ちょっと嬉しいな!





花を撮りたくて

2009-11-09 15:47:48 | 音楽、映画、芸術
          

7日土曜日の朝は、病院へ行って検査結果を聞きます。
一時的に尿酸値が下がっていたので、足の痛みの原因を調べてもらっていました。
今回の血液検査では、上限が7.0ところが8.7で明らかに痛風と診断されました。

一眼レフで写真が撮りたいです。
足の痛みはあまりないので、BMWで走って写真を撮りにいくことにします。
時刻は2時前なので、環境リサイクル公園へ向かうことにします。

キーを入れて、セルを回します。
止まりそうな弱々しい回り方で・・・
1ヶ月半乗っていないので、バッテリーがあがり気味です。
三度目のクランクで何とかエンジンがかかりました。

ABSが効きません。
また、故障かもしれません。
飛ばさないでゆっくりと走ります。

今の時期、どんな花が咲いているか想像できませんが、花がなければのんびりするつもりです。
駐車場に着くと、ほぼ満車です。
キャノン一眼レフカメラを持ち出すのは二度目です。
サイドボックスの仕切り板を取ると、カメラバックがギリギリ収まりました。



花畑には、コスモスやひまわりが咲いています。
時期外れのように思うのですが、奇麗に咲いています。

    

    

  
    
  
     

    

    
  



シャッター音を楽しみながら撮ります。

2本のズームレンズがありますが、取り替えるのが面倒です。
取り替えるときに、ゴミが入るような気がしてしまいます
すべて高倍率の方で撮りました。

一本のレンズで、広角から望遠までカバーしてくれるものが欲しいです。


まだ紅葉は早いようですが、帰り道で色づいている街路樹を見つけました。
少し得をした気分です。


             
       

  

                             


明日の日曜日も良いお天気のようです。

紅葉を撮りにいくつもりです。

凛として・・・

2009-11-07 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
    


りそな銀行へ行くと、「アールスタイル」という30ページほどの冊子が置いてあります。
10月号のキーワードが「凛として」だったので、ページを開いてみます。

最初に「引き出しの中のラブレター」で主演した常盤貴子さんのインタビューが載っています。
彼女の演技は見たことがありませんが、“映画女優として”のタイトルに引きつけられて読みました。

37歳だそうですが、役者としてのこだわりと持っています。
「一人ひとりの心に届くように・・・」との想いが伝わってきます。

そんな彼女に関心を持ち、公開中の「引き出しの中のラブレター」を観てきました。
彼女が演じる主人公の真生(まい)さんが、ラジオのパーソナリティを通じた、聴取者とのかかわりを描いた映画です。

常盤さんのわざとらしくない自然な演技に好感を持ちました。
頑固なおじいちゃん役の仲代達也の円熟した演技が、この映画をビシッと引き締めています。
今回も・・・涙を流してしまいました。


ラジオ番組で、こう問いかけます。

「伝えたくても 伝えられなかった 大切な想い」
「そんな想いを引き出しの中にしまい込んでいませんか?」

誰しも、こんな想いを持っているはずです。
映画を観ながら、自分の想い出を浮かべていました。


最近は邦画に感動することが多くなりました。
月に1~2回は映画鑑賞をしますが、ブログにあげようと思うような映画は少ないです。

感動は、ダイナミックなアクション、CGによる驚くような映像、奇を狙ったストーリーにあるのではないのです。
おのれの心を揺さぶる映画にこそ、感動するのです。

この映画は、お勧めします。
「テレビドラマと全然変わらへんやん」という方もいるかと思いますが、映画館での音響効果は感動を何倍にも高めます。
映画を観るために時間をとり、暗い劇場で観ることによって、より映画に集中できます。

観に行ったのは水曜日で、レディースデイでした。
それでも観客は十数名しかいません。
このままでは日本映画がだめになるんじゃないかと心配になります。

彼や彼女と一緒に映画を観て、感動の余韻が残る中で話をするのもいいんじゃないでしょうか。
ぜひ、映画館に足を運んでほしいです。



HACHIで眼の洗浄

2009-09-12 19:26:21 | 音楽、映画、芸術
     

久しぶりに映画に行きました。
日本の「ハチ公」を元にリメイクしたアメリカ版映画「HACHI 約束の犬」です。

知り合いは、『物語のあらすじは知っているし、泣くのはわかっているから行かない』と。
アクションものを見ようかと思ったけど、そういう気分じゃないです。

泣いたってええやん! と開きなおって行くことに!
カバンには、しっかりとタオルが入っています^^@

物語は、日本のハチ公に忠実なようです。
はじめに、日本から犬がいく設定になっています。
エンディングには、日本のハチ公が紹介されていて、好印象でした。

終盤までウルウルすることもなく、タオルは必要ないな、と思っていました。
主人が亡くなっても、毎日、駅まで迎えにいくシーンも意外と平気でした。
人間の目線だけでなく、犬から見た映像がモノクロで表現されていたのが、新鮮でした。

あっしの主演男優賞は、文句なしにHACHIです!
リチャード・ギアの犬との共演も素晴らしいです。
ずっ~と犬と過ごされたんだと想像します。





最後の最後に・・・
主人の死後10年経って、転居した妻が墓参りに戻ってきて、HACHIと出会う場面で涙が出ました。
老犬となったその姿が、10年もの時の流れを一瞬に感じさせるのでした。

嗚咽に近い泣き方で、タオルを口に抑えました。
泣くと鼻が詰まるのは、久方ぶりのことです。


観客は少なかったですが、映画が終わって明かりが灯っても、半数は席にいました。
みんな、目が真っ赤です。
洗面所の鏡を見ると、あっしも真っ赤でした。
顔を洗ってから、うつむき加減で歩きました。



  なんばパークスからの帰りあった「マリーゴールド」(携帯)


涙を流すことなんて、普段ありません。
まだ涙が出ることが確認できたし、眼の洗浄ができて良かったかな?

モヤモヤした時は、大声で叫んだり、大泣きするのもイイかもしれません。

愛を読むひと・・・

2009-06-30 21:45:00 | 音楽、映画、芸術
        

観たかった映画「愛を読むひと」が封切りになったので、早速映画館へ。
10日も前に観た映画ですが、原作を読まれた友達のブログを見て、記事にしたくなりました。


今月初旬に「スター・トレック」を観てきました。
若い頃、テレビ映画をずっと観ていたこともあって、外せない映画でした。
カーク船長とスポックの出会いを描いたものと聞くと、何をおいても行かなくては・・・と。

CGを駆使した映像は迫力があり、楽しめるものでした。
ただ、「ああ、面白ろかった~!」で終わる映画です。
まぁ、その場で楽しめたら、OKなんですけどね。


何か心に響くような映画が観たい。
そう思っていた時に「愛を読むひと」の予告編を観ました。
映画の解説を読んだら、観たくて仕方ありません。

本当なら、原作のベルンハルト・シュリンクの「朗読者」を読んでから見るのが正解なのでしょう。
世界的ベストセラーということで、読まれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

ごく簡単に映画の内容を紹介します。
ある解説には、『愛や官能からはじまった物語は、やがて、戦争や罪、人間の尊厳といった重いテーマを私たちに投げかけてくる。』とあります。

15歳のマイケルが、ふとしたきっかけで21歳も年上の女性ハンナと恋に落ちていきます。
会うたびに体を求め合う関係になります。
ある日、突然ハンナがいなくなり、数年後、弁護士を目指すマイケルが傍聴した裁判で被告席にいるハンナに再会します。
そして・・・


   

主演ハンナ役のケイト・ウィンスレットはタイタニックで主演した女優さんです。
あれから、もう12年も経っているんですね。
タイタニックでの若々しい魅力とは違った、円熟した演技がストーリーに引き込みます。

ラブシーンはいやらしさがなく、若者が彼女に惹かれていく様子が巧みに描かれています。


    

成人したマイケルを演じたのは、レイフ・ファインズです。
調べてみると、ハリーポッターシリーズに出演していました。
彼の演技が翳のありマイケルを見事に演じ、この映画をより深いものにし、感動を与えてくれました。


単なる恋愛物語じゃなく、様々なことが頭の中をめぐります。
最後は悲しい結末ですが、人を愛することの素晴らしさが胸に残ります。

あっしなら・・・
もしも、あなたなら・・・

そう考えさせられる映画でした。

グラン・トリノを観て・・・

2009-05-14 23:40:43 | 音楽、映画、芸術
   

今日は映画の日にします。

月・火曜日は週初めなので、どうしても外してしまいます。
水曜日は、レディース・デイで女性客が多くて混むので敬遠します。
金曜日は休みの前日で、気分的に開放感があるのでいくことが多いです。
今日は早く出られたので、行くことにしました。

映画は、前々から観たかった「グラン・トリノ」です。
監督のクリント・イーストウッド自らが主演した映画で、前評判も良いです。
クリント・イーストウッドが監督した最近の映画は、みんな素晴らしいです。

前作の「チェンジリング」は、ブログでも紹介しました。
まだ、その時の余韻が残っています。
わくわくしながら開演を待ちます。


少し前に、ナチスのヒットラー暗殺の実話を映画化した「ワルキューレ」と、
三国志の赤壁の壮絶な戦いの「レッドクリフ第2章」を観ました。
どちらも緊張感や迫力があり、よい映画です。

でも、ブログの記事しようという気にはなりません。
それは、あっしの心に響かなかったからです。



  

「グラン・トリノ」とは、35年ほど前の車の名前です。
主人公のウォルトは、朝鮮戦争の帰還兵で、頑固な老人。
隣に住むタオ少年がグラン・トリノを盗もうとするところから物語が始まります。

自身の偏見と葛藤しながら、タオ少年と友情が育まれていきます。
クリント・イーストウッドは、揺れ動く老人の心を見事に演じきっています。

青春時代に観たマカロニウエスタン「夕陽のガンマン」や「ダーティハリー」のアクション派のイメージが強いです。
しかし、この人間ドラマをしっとりとした味わいで演じています。

「こんなシーンは必要なの?」と思える淡々とした日常生活があります。
最後のシーンを見て、この映画の感動を最大限に引き出すためのものだと知りました。

         

細部に行き届いた演出が、自然に物語に引き込んでくれます。
映画は、投じた制作費で良否を判断してはいけないという典型でしょう。
内容には触れませんが、あっしには映画料金が安く感じた一作です。

人生の終わりが近づいた老人の無骨な生き方、若い親友への熱い思いが伝わってきます。
見終わった時、心に深く染みわたるような感動を味わいました。

是非、映画館でご覧ください。お勧めです。



(感じ方はひとそれぞれです。アクションやハラハラどきどきを求めたらガッカリかも?)

ポートレートに初挑戦!

2009-04-30 23:59:00 | 音楽、映画、芸術


昨日は万博公園の「自然文化園」と「日本庭園」に行ってきました。

「EXPO Parkチューリップフェスタ in OSAKA」が開催されていて、10万5千球のチューリップが咲いているそうです。
昨日が最終日ということで、写真が好きなチューリップさんと撮影してきました。

今回は、花や風景だけでなく、ポートレートに初チャレンジです。
モデルはもちろん、チューリップさんです。
写真の三分の一は、ポートレートでした。

カメラを向けると、イイ表情をしてくれます。
素人カメラマンなのでポーズの指示が出来ず、モデル任せです。
それでも、何枚か、いい写真が撮れたようです。

公開できないのが残念です。
タイトルとアップした写真が合っていなくて、ごめんなさい!

          



                               



                               

広い園内には、チューリップの他に、ツツジ、ポピー、アヤメなどが花盛りです。
花だけでなく、鮮やかな新緑が、気分を爽やかにしてくれます。
行楽日和の中、写真を撮りながら散策するのは最高の気分です。

花を撮りますが、どうも納得いくものがありません。
チューリップさんの日記の写真と出来るだけ被らないように選定します。



                               



                               





                               





  

広い公園です。
6時間近くいましたが、それでも回れたのは一部分です。
歩き過ぎたのでしょうか?
今日は足の痛みが少しあります。



                               



                               

      

  

  

  

  





            


顔の痛みも薄らいで、楽しい一日を過ごせました。
チューリップさん、ありがとう

バラやあじさいなどが咲く頃に、また行きたいですね。


アートの「わ展」へ

2009-03-21 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
         

展覧会「アートのわ展」の招待状が届きました。

  子どもも大人も、障がいのある人もない人も、
  いろんなみんなが集まって、
  アートでひとつの「わ」になって・・・

とあります。


昨年のわ展が良かったので、今年も行くことにしました。

和歌山市の県民文化ホールで、23日(月)まで開催されています。
招待状を送ってくれたchicoさんが11時頃に来るというので、それに合わせて到着するようにします。


今日は、オフロード車のジェベル200です。
走り出すと、寒いです。
暖かいと思って、薄着してきたからでしょう。

  

国道26号線を避けて、480号線の鍋谷峠から広域農道を通って岩出にでます。
途中、休憩も兼ねて根来寺に寄ります。
想像どおり、桜は全く咲いていませんでした。

                         

紀ノ川の南側の県道14号を走りますが、交通量も少なく快適です。
途中の河川敷きでは、エンジン付きのパラグライダーが飛んでいました。
ゆったりと飛んで、気持ち良さそうです。



会場に到着したら、BABさん、Ricoさん、chicoさんが来られていました。
作品を見たり、話をしていて2時間も会場でいました。


展示されている作品は、みんな力作ばかりです。

作った方が、大人か、子どもか、障がいあるのか、ないのか、わかりません。
みんなでつくる展覧会は楽しいです。

  

                         

  

                         


chicoさんは、作った詩を自分で書いています。

            

  
    自分の詩を「しおり」にして、無料で配っています



別の「ねこのうた」には曲をつけてもらい、CDを販売されていました。
詩の一部を紹介します。

          

   ねこがすきなことするよ。
   ねこをみたらたのしくなる。
 
   わたしのねことしたことがおもいでつくりになるよ。
   でもね しんだらさみしいくなる。
   でもね しんだらほしになる。
   みんなもしんだらほしになる。

   ほしがおおきないえです。
   さみしいからいつもほしをみるよ。
   わたしのねこがわたしのことをわすれないよ。
   ねことおもいでをつくりました。

   ねことしたことがわたしのこころにあるよ。
   ねこもわたしのことをわすれないよ。

純粋な気持ちをストレートに言葉に表すと、感激するもんなんですね。


特に気に入った作品を紹介します。

         
          立体の絵です。
          どの位置に立っても、犬の目が追ってきます。


    
      どのフクロウも、幸せを運んでくれそうです


    

         

    
       この7枚は、同じ人が書かれたものです。
       障がいのある青年のようです。



   
       太陽サンサン・・・  言葉が素敵です!


     

歌姫との再会!

2009-03-17 23:59:00 | 音楽、映画、芸術
        

昨晩、大阪音楽大学の「卒業演奏会」に行ってきました。

ポピュラーコンサート、ジャズコンサート、吹奏楽コンサートに続いて、4回目です。
そのポピュラー演奏会での様子やボーカルの3人が気に入ったことをブログに書きました。

先日、そのうちのお一人、今村友美さんが偶然にブログを見たそうです。
コメントをいただいて、こんなこともあるんだと驚きました。
卒業演奏会があって、その出演者にお気に入りの3人が選ばれたことを聞きました。

この3人の歌声は、もう聴けないだろうと思っていただけに、吉報です。
すぐに大学に整理券の申し込みをして、演奏会に行くことにしました。


今回の演奏場所は音大の「ザ・カレッジ・オペラホール」です。
立派な建物で、ホールは想像よりはるかに良い施設です。
好きなシンフォニーホールのように高い天井と、音の反射を考慮したウッドの壁が良い響きをよんでします。

  
    (会場内は撮影禁止なので、演奏の写真はありません)


卒業演奏会は二夜で行われます。
今日は一夜目で、ミュージカルコース、電子オルガンコース、ジャズコース、ポピュラーコースの4つのコースから演奏します。


演奏は、「素晴らしい」の一言!

選ばれたのは約1割の30名だけなのですから、当然なのかもしれません。
帰りの電車の中・・・家に帰っても・・・コンサートの模様が思い出されます。
昨夜はブログの記事も書かないで、感動の余韻に浸っていました。

あっしは、楽器を演奏できないし、音楽の専門知識もありません。
でも、音楽から受ける感動は、人並み以上だと・・・
だから、感じたことを書くことにします。



電子オルガンコースですが、もともと電子音は好きではありません。
アコースティックな楽器こそが人の感性を刺激するものだと考えていました。

この日の演奏は、「電子オルガンにビックリした」というのが正直なところ。
事前に演奏データを作成して、それと合わせた演奏なんだろうけど、壮大ともいえる演奏は圧巻でした。
一人オーケストラと言えます。

奥田綾加さん、安藤希さん、菊嶌裕希子さん、杉本友樹さんの4人が、それぞれ独自の世界を演出していました。
特に、奥田さんのエレクトリックな音の表現に引き込まれてしまいました。



ジャズコースで選ばれたのは、テナーサックスとドラムの二人だけでした。
以前の演奏会で気に入ったドラムの津崎実徳さんも選ばれていました。
同じ会場で、同じドラムを叩いても、音の違いは歴然とわかります。
他の人の演奏に気を配り、会話をするようなドラミングです。

古山晶子さんのサックスに酔いしれました。
一音一音に心がこもっています。
楽器から直接、心に飛び込んでくるような音なのです。

ゲスト出演(権上康志さん)のウッドベースのソロに聞き惚れました。



       
      左から、松原さん、下野さん、今村さん

ポピュラーコースは、もうワクワクです。
今村友美さん、下野真緒さん、松原吏沙さんの3人のボーカルに魅了されました。
先のコンサートと同じように、歌に引き込まれます。
毛が逆立つような興奮を覚えます。

歌いっぷりを好きな歌手に例えると、
  今村さんは、ナタリー・コール     (チョッと違うかな?)
  下野さんは、リンダロン・シュタット
  松原さんは、ホイットニー・ヒューストン
   といえば、少しは想像していただけるでしょうか。

ギターの九埜元哉さんと、ベースの朴悠さんのテクニックに驚くばかりです。
8時半まで至福の時を過ごさせてもらいました。


演奏が終わってからロビーへ。
3人とお会いすることにしていましたが、声をかけられません。
若者の中に、おじさんが行くのは場違いな感じがしました。
少し離れた場所で眺めていたら、今村さんが気づいてくれました。

間近で見る3人は、舞台での堂々とした姿ではなく、若者そのものです。
若いはずです。
3人の年齢を合わせて、あっし歳と一緒なのですから・・・

写真を撮らしてもらいましたが、全部ブレていました。
せっかくの記念写真なのに・・・ショックです。

卒業後も歌い続けるとのことです。
どこかで再び、歌姫に会えることを願っています。
応援していますので、頑張ってほしいです。


「音楽は生きている」
そう強く感じたコンサートでした。
一日経った今も、幸せ感に包まれています。

音大の卒業生のみなさん、おめでとう!
そして・・・「ありがとう!」