頼みの綱となる最後のコーン

これは一番近い畑に植えたコーンで、コーンの播種の最後となる第三次播種分の最後から２ロット目のものですが、一番広い畑より干害を受け難かったため株の背丈が比較的良く揃っています。
また他では目立つ水不足が原因で枯れた葉も殆どありません。
一か月も続いた毎日の水撒きはここでもありましたが、どうやらここは他の場所より水もちが良かったようです。

これはまだ穂が出たばかりですが、一株に二本の雌穂を付けているものもありますので、十分期待出来そうです。

今年のコーンの総決算で良い結果と言えるかどうかはこの場所のコーンの出来にかかっていますので、予防（殺虫剤の散布）とか後のことをしっかりやっておきたいです。

・遅蒔きながら生育が旺盛なカボチャ
・同上の何とか収穫までこぎつけそうな実

２００本のコーン残渣は３つのもみ殻袋に収まります

この写真ではもみ殻袋が足りなくて７０リットルのポリ袋を４枚（まだ緑色の残渣を入れた袋）ほど使用していますが、私がもみ殻袋を使う理由はご覧の通りもみ殻袋の方が収まりが良いからです。

私は今年２０００本以上のコーンを育てましたので、新しい袋が３０個以上出来る勘定ですが、これは秋から来年の春先に作付をする野菜作物の元肥えになります。
肥料として使う時点では容積が減っていますので、合わせて１立方メートルくらいになるでしょうか。
一本の畝（約１０ｍ）に５０リットル仕込むなら２０本の畝に利用できます。

もちろんこれだけでは足りませんので、畑の傍に置いた箱の中で養生した積み草も利用します。

農業資材が値上がりしています

私の場合は腐葉土や堆肥を入れるのに年２０枚以上使うポリもみ殻袋ですが、今年は随分と値上がりしていました。

確か昨年までは２５枚入りで５６０円だと思いましたので、一枚１０近い値上がりです。
今年の初めから値上がりは必至と分かっていたので、あまり値上がりしないうちに購入したかったのですが、この袋はもみ殻の出回るこの時期しか店頭に出て来ないのです。

これに限らず収穫コンテナも値上がりをしていましたし、刈払機用のガソリンも何もかもが値上がりしていました。
肥料の値上がりはもう報告していました。
種苗の値段は昨年と変わり無かったのは幸いですが、これでは来年がどうなるか分かりません。

私が退職後に力を注ぎたいと思っている日本の農業行く末が思いやられます。