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2022年は客観的な予想を心がけます。

ご挨拶、そして東京大賞典予想

2007-12-28 13:52:21 | Weblog
新年は1月4日から更新予定です 

今年一年、たくさんの方々にご愛顧頂き、ありがとうございました。振り返ってみると、反省、反省の日々だった。
 序盤こそ、京都金杯、シンザン記念と正月競馬で3連単を連続的中させ、流れは良かった。しかし、4月からのGI戦線が始まると、一気に流れが悪くなる。それを払拭できないまま年明けを迎えてしまった。学生生活最後の年ということで気合いを入れたつもりだったが、空回りした感じだった。
 今年2月には、東京へ行き最強の男の大谷内泰久さん、いれぶんさんにお会いし、ケイバブックの話や競馬記者の仕事内容などを貴重な時間を割いてお話頂いた。最終的には、地元の企業で営業することになったが、悔いのない決断ができたと思っている。
 これから競馬について勉強したいと思っている方は、是非、最強の男の競馬サイト内のQ&Aや、先週の成績欄をご覧頂くことをお勧めします。ともに無料で閲覧できますし、これまでにない角度で競馬を見ることができ、本命までのプロセスは勉強になります。

下記は今季GIの本命馬。

☆フェブラリーS     なし
☆ 高松宮記念      なし
☆ 桜花賞        ◎ウオッカ
☆ 皐月賞        なし
天皇賞・春      ◎エリモエクスパイア
☆ NHKマイルC    なし
☆ オークス       ◎トウカイオスカー
☆ 東京優駿       ◎ゴールデンダリア
☆ 安田記念       ◎キストゥヘヴン
☆ 宝塚記念       ◎インティライミ
☆ スプリンターズS   ◎ローエングリン
☆ 秋華賞        ◎ベッラレイア
☆ 菊花賞        ◎エーシンダードマン
☆ 天皇賞・秋      ◎メイショウサムソン
☆ エリザベス女王杯   ◎フサイチパンドラ
☆ マイルCS      ◎フサイチリシャール
☆ ジャパンCダート   ◎ヴァーミリアン
☆ ジャパンC      ◎メイショウサムソン
☆ 阪神ジュベナイルF  ◎トールポピー
☆ 朝日杯FS      ◎ヤマニンキングリー
☆ 有馬記念       ◎デルタブルース

17戦3勝、6連対という低成績に終わった。安田記念のコストゥヘヴン、有馬記念のデルタブルースなど、無理な穴狙いが多かったのは毎年の反省点ではあるが、今年も修正できなかった。馬券としては、3連単を購入する場合は、ワイド、馬連、複勝などの保険を併せて買うことが大事だと痛感した。

だが、収穫もあった。それは調教を見られるようになったことだ。まだ、フットワークから芝、ダート適性を見分ける眼はないが、ある程度は分かるようになってきた。来年は更に上を目指せるように向上心を持って取り組みたい。以下がGI戦線の調教診断の成績

有馬記念 ◎→◎→◎ (◎7頭、3連単80万880円、3連複7万3320円)
朝日杯FS ◎→◎→○   (◎5頭、馬連8290円、1万3340円)
阪神JF  ◎→◎→○   (◎6頭、馬連5440円、9100円)
ジャパンC ○→○→○  (◎4頭)
マイルCS ◎→◎→○  (◎5頭、馬連1870円、馬単3120円) 
エリザベス女王杯 ○→◎→○(◎4頭)
天皇賞・秋 ◎→△→○ (◎3頭)
菊花賞 ○→○→◎  (◎7頭)
秋華賞 ○→○→○  (◎3頭)
スプリンターズS ○→○→○ (馬6頭)
宝塚記念 ○→○→◎ (◎6頭)
安田記念 ◎→◎→○ (◎6頭、馬連2030円、馬単3620円)
東京優駿 ◎→◎→◎(◎6頭、馬連5万4470円、馬単9万7890円、3連複24万8790円、3連単215万5760円)
優駿牝馬 ○→○→○ (◎5頭)
ヴィクトリアM ◎→○→○ (◎6頭、単勝6030円)
天皇賞・春 ◎→○→○ (◎3頭)

3連単で215万馬券のダービーと、80万馬券の有馬記念を◎3頭で推奨できたのは自信になった。やはり、強い馬は調教で良い動きをしているのが分かる。有馬記念優勝のマツリダゴッホ、ダービー2着のアサクサキングス、ヴィクトリアM優勝のコイウタは、いずれも攻めで抜群の動きだった。今思えば、天皇賞・秋のメイショウサムソンは非の打ちどころがない動きだったが、それに比べるとジャパンC、有馬記念は何かモッサリした感じだった。人気という先入観にとらわれないことも来年への課題。
調教は重要なファクター。横の比較ではなく、縦の比較ができるようにこれからも調教を見続けたい。

☆ デキは(調教過程や動きから)??
☆ 展開は(逃げ馬、番手馬、騎手心理から)??
☆ 馬場は??
☆ 距離は??
☆ コース適性は??
☆ 馬具の工夫は(前走でモタれたなど)??
常に「これでいいのか??」を問いかけ、妥協しないようにしたい。

大井 第53回東京大賞典(GI ダ・2000㍍)
◎ ヴァーミリアン
○ フリオーソ

【見解】
ここはヴァーミリアンにビシッと2007年を締めてもらう。前走のジャパンCダート1着は、エイシンロンバートが作る縦長の淀みない流れを中団追走。終始、抜群の手応えで鞍上と一体となって追走。3角で満を持して進出を開始させ、4角で大外を回る。直線の残り300㍍地点で左ステッキが入り、一完歩毎にグングン加速。最後まで脚色乱れることなく着差以上の内容で圧勝した。前々走のJBCクラシック1着は、JBCクラシック1着は、好発から引っ張り切りの手応えで好位の中を追走。終始、折り合いもスムーズで鞍上と一体となる。三分三厘で他馬が手綱を押して仕掛けるなか、武豊の手綱は全く動かない。それで位置取りを少し後ろに下げたが、4角から直線入り口にかけて内側にできた僅かな隙間を突く。鞍上のゴーサインに対してグイッと反応。抜群の脚力でグングン突き抜けた。蹄の病で万全の状態には程遠いなかでの圧勝。恐れ入った。叩き3走目でまだ上積みが望めるし、流れに応じて位置取りを変えられる。圧勝で1年越しの雪辱へ態勢を整える。
相手には舟橋の雄・フリオーソを。前走のジャパンCダート10着は、発馬直後に躓き、その後に手綱を押して先行したために掛かってしまった。しかも、先行激化で余計に厳しい流れ。バテて当然だった。前々走のJBCクラシック2着は、発馬直後に鞍上の静止を振り切り、モロに掛かって先団へ。2角でようやくなだめられたが、それでも口を割ってハミに頼った走り。4角で一気に仕掛けて直線入り口で先頭に並びかける。一旦は抜け出したものの、勝ち馬に子ども扱い。最後は一杯になりながら2着を死守したのは評価できる。馬インフルエンザ渦で仕上がり一息だった。休養前のJDD1着は、雨の高速馬場。これは発馬直後から気合いを付けて2番手へ。終始、抜群の行きっぷりで向こう正面では抑え切れずに先頭に踊り出る。4角でセフティリードを奪い、直線は他馬の脚色が鈍る中、最後まで集中した走りで圧勝した。今回も雨予報で高速馬場必至。先行力が生きるし、乗りなれた今野騎手にも期待。

皆さん、1年間お世話になりました
よいお年を

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