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2022年は客観的な予想を心がけます。

NHKマイルC 回顧

2020-05-10 17:44:00 | Weblog
12.3 - 10.4 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.2 - 12.0=1:32.5
34秒1-23秒9-34秒5

ラウダシオンは中間に3週連続で意欲的に追われて動きも良化して折り合い面も進境を見せていた。11番枠からそんなにいい発馬ではなかったが、押して押して2番手。本来なら掛かるケースだが、ピタリと折り合わせてみせた。2ハロン目でレシステンシアを睨んでプレッシャーかける。中間2ハロン23秒9でしっかりと脚をタメる。直線の坂上で追い出すとしっかり脚を使って差し切った。スッと前に取り付くスピードと折り合い面の進境がもたらした勝利。

レシステンシアは6キロ減でも落ち着いていて問題なかった。今日は3番枠から好発を決めても押して行かずタメ逃げ。34秒1の中間2ハロン23秒9はこの馬にしてはスロー。3,4角で物見をしてペースが上がらなかった。ラスト3ハロンから11秒3-11秒2の二の脚を見せたが差された。激戦後の中3週で初の長距離輸送。テン乗りのルメールも無理しなかった。直線は何度も手前を替えていた。左回りはコーナーで加速しないのかも。

◎ギルデッドミラーはこの中間は中2週でも坂路で意欲的。下見所でも落ち着き◎。6番枠から好発を決めて2ハロン目までは先団を伺う勢い。3ハロン目からグッと手綱を引いて折り合いに専念。3角手前でぽっかり空いたインに潜り込む神騎乗。その後も好位のインでピタリと折り合い、4角の12秒0でもしっかりタメる。脚力があるから馬なりで狭い所を割ってこれたし、最後も脚を使った。外は張って追い辛い面もあった。

タイセイビジョンは10キロ増を叩いて思惑通りに絞れていた。2番枠から手綱を押して先団へ。前のレシステンシアを意識した正攻法の競馬。しかし、予想外に3,4角は23秒9とスローに落ち着いいてプリンスリターンと接触した事で折り合いを欠く。折り合いを欠いた分、仕掛けてからズブくて狭い所を割っていけない。立て直して1,2着馬の外に出すも、ジリ脚だった。前2走は前傾ラップを後方でしっかり折り合ったが、今日は人気を背負って正攻法の競馬。ペースを考えれば位置取りは間違っていなかった。マイルは若干長い可能性あり。

ルフトシュトロームは中間に咳が出て1週間調整が遅れた。今日も発馬がフワッとして後方から。誤算は中間2ハロンが23秒9と緩んで馬群が固まってスペースがない。4角までは折り合いに専念するしかなかった。直線を向いても進路がなくて手綱を抑えたまま。ようやくラスト1ハロンでスペースを見つける。そこから追われるもジリ脚。内へモタれていて追って手前を替えていた。右回りで一瞬の脚を生かした方がいいかも。馬体成長待ち。柔らかい良質な筋肉の持ち主。

ウイングレイテストは悔やまれる18番枠とスローペース。好発を決めるも2ハロン目からは意を決して最後方待機。タメにタメて大外を持ち出してメンバー唯一の33秒台で追い込むも前の止まらない馬場ではやむなし。上がりの掛かる競馬で。

シャインガーネットは5番枠からテン3ハロンはスムーズな折り合い。ペースの緩んだ3角で頭を上げて行きたがるもその後はスムーズ。直線もジリジリ伸びた。最後に脚が上がった所を見るとベストは1400㍍。

サクセッションは無理せず後方から。スローで馬群が固まって痺れを切らして3,4角で大外から上がっていくもそれまで。使える脚が一瞬のタイプ。中山マイル向き。

ラインベックは1ターンとコーナーが緩い府中で復活。道中は手綱を押しての中団追走。もう少し距離があった方がいいかも。

ボンオムトゥックは発馬を決めて伸びずバテず。攻め掛けするタイプでもう少し時計の掛かる競馬かダートで。

サトノインプレッサはソエが完治せずこの中間もコースで追えず時計を出したのは坂路のみ。プール調教併用だった。トモが緩いので発馬で行き脚がつかない。放牧に出して成長待ち。




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