年に一度の大バーゲンセール「ハンズメッセ」は、いよいよ8月25日(木)より全国の東急ハンズで開催です!
8月22日(月)21:00から「全開ガール」第7話です!
そして、22:00からは東京FMです!
12.6 - 11.3 - 12.0 - 12.3 - 12.2 - 12.7 - 12.6 - 11.9 - 11.3 - 11.5=2:00.4
逃げ馬不在のメンバー構成のなか、キングトップガンがハナを叩く。2ハロン目から淀みないラップを刻み、1000㍍通過は60秒4と平均ペースの流れ。しかし、向こう正面終盤から3角にかけて12秒6-12秒7と流れは一気に緩む。ここで各馬が脚をタメる形となり、馬群は一気に凝縮。瞬発力タイプが台頭する流れ。
実績馬トーセンジョーダンが貫録の勝利で夏競馬唯一のグレードⅡ競争を制した。宝塚記念後、短期放牧を経て入厩10日目で迎えた一戦。元来、叩き良化タイプでもあるため決して万全の態勢ではなかった。しかし、絞りづらい体質を考えれば冬場の休み明けよりは汗をかく夏場は良かった。レースでは13番枠から少し気合いを付けて前々へ。鞍上としてはハナを切ってもいいくらいの気持ちだったが、大外枠とそれほどテンのダッシュ力はないために4番手の外めに取り付く。道中の折り合いはスムーズで、レースの流れが極端に緩んだ3角で外めからジワッとポディションを上げる。4角から12秒6-11秒9と一気にギアチェンジする流れに戸惑いを見せ、手綱は動いてズブさを見せる。直線に入ってもハミを掛け直されても反応は鈍く、外のレッドディザイアに飲み込まれそうになる。馬体を併せられたことで闘志に火が付いたのか、そこからグンとひと伸び。最後は内々で粘るアクシオンをゴール前で差し切った。パワーのある実績馬で洋芝向きではあるものの、緩急の激しい流れは得意とはしない。そのなかで格好を付けたのはさすがだ。今秋は得意の府中開催が待っている。元来、底力勝負で台頭するタイプ。
ひと叩きして攻め強化で急上昇を示したアクシオン。大幅に馬体を減らしていたが、これは絞れたもの。レースでは2番枠から手綱をしごいて先団へ。仕掛けて行ったことで掛る危険はあったが、1角で少し頭を上げたくらいでスムーズに折り合いを見せる。前走は向こう正面でモロに掛っていたが、この日は首を水平に使って攻め同様に集中力に富んでいた。終始、引っ張り切りの手応え。流れが極端に緩んだ3,4角では痺れる手応えで各馬が動いてもジッと我慢。タメるだけタメて直線へ向くと、一瞬の切れ味で狭いところを突きぬける。ギアチェンジの速さで一旦は単独先頭に躍り出るが、ゴール前で勝ち馬に差されてしまった。インの経済コースを立ち回り、流れが緩んだ3角で慌てずにじっくりと我慢させた鞍上のファインプレー。恵まれたのは確かだが、仕掛けて先団を取りに行っても掛らなかった精神面での充実も見逃せない。
GI馬レッドディザイアは久々でも入念に乗り込まれ、最終追い切りではテンから掛るくらいの行きっぷりを見せ、精神面でも動ける態勢は整っていた。発馬で内へヨレてそれほど行き脚はつかず。直後から掛るくらいの行きっぷりを見せ、鞍上は抑えるのに必死。道中は前に壁を作って何とか我慢させる。流れの緩んだ3角で自然と前との差を縮めたものの、馬群がギュッと凝縮したために大外を捲って進出する。4角では馬6頭分外を回る強引な競馬。直線でスッと左手前に替え、グーンと猛追。ラスト150㍍地点で右手前に替えた時に内へモタれる。そこからすぐに左手前に替えて立て直すも、勝ち馬がそこからひと伸びて差し切れなかった。後方でたっぷりと脚をタメることができたとはいえ、3,4角からの騎乗はいただけない。上位2頭に比べてかなりの距離ロスはあった。最後の脚はさすがのものだったし、叩いて秋が楽しみなった。
コスモネモシンは前走同様に後方で控える競馬。道中は引っ張り切りの手応えでうまくタメが利いていたし、流れが緩んだ3角からは自然と前とのポディションを縮める。外めを通って進出する形になったが、前走ほど極端な捲りではなく、4角では引っ張り切りの手応え。直線を向き、一完歩毎に伸びる。地力に勝るレッドディザイアが内へヨレたことで進路をカットされる場面はあったが、最後に手前を替えてもうひと伸び。上位馬とは決め手の差を見せられた格好になったが、強敵相手に善戦した。以前は好位からスピードの持続性を生かす競馬をしていたが、近走は控える競馬が板に付いてきている。
久々のカリバーンは無理することなく馬任せでスッと2番手へ。道中の折り合いはスムーズ。流れが緩んだ3角でも我慢できたし、ギアチェンジした4角でも戸惑うことなく対応し、バテた逃げ馬を捕えて単独先頭に躍り出る。直線はさすがに切れ味に勝る上位馬に交わされたものの、大きくバテることなく最後まで粘り強い走りを見せた。ガンガン飛ばす先行タイプではなく、馬任せで行って最後もひと脚使うタイプの先行馬。軽い走りで決して洋芝向きではなかったし、久々で攻めの動きも今ひとつに映った。叩いて秋開催が楽しみになった。
人気を背負ったキングトップガンは激戦の疲れが出た。この中間は中3週のローテながら攻め量が物足りず、最終追い切りでは、鞍上が手前を替えるに促しても手前を替えず動きもピリッとしなかった。レースでは逃げ馬不在でハナを主張する。向こう正面までは緩みない流れを刻み、3角からは極端にペースを落とす緩急ある流れを作る。ここで極端にペースを落とし過ぎた嫌いはあったが、4角であっさりと脱落。ペース云々ではなく、走られる状態にはなかった。別定の57㌔も影響はあったろう。
ヤングアットハートはテンから手綱を動き通しで追走するのがやっとの状態。ペースの落ち着いた3角でも手綱は忙しく動き、ペースの上がった4角では完全に置かれてしまった。直線は鞍上も無理に追っていなかった。2000㍍は短い。オープンクラスでは2500㍍くらいないと厳しい。
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逃げ馬不在のメンバー構成のなか、キングトップガンがハナを叩く。2ハロン目から淀みないラップを刻み、1000㍍通過は60秒4と平均ペースの流れ。しかし、向こう正面終盤から3角にかけて12秒6-12秒7と流れは一気に緩む。ここで各馬が脚をタメる形となり、馬群は一気に凝縮。瞬発力タイプが台頭する流れ。
実績馬トーセンジョーダンが貫録の勝利で夏競馬唯一のグレードⅡ競争を制した。宝塚記念後、短期放牧を経て入厩10日目で迎えた一戦。元来、叩き良化タイプでもあるため決して万全の態勢ではなかった。しかし、絞りづらい体質を考えれば冬場の休み明けよりは汗をかく夏場は良かった。レースでは13番枠から少し気合いを付けて前々へ。鞍上としてはハナを切ってもいいくらいの気持ちだったが、大外枠とそれほどテンのダッシュ力はないために4番手の外めに取り付く。道中の折り合いはスムーズで、レースの流れが極端に緩んだ3角で外めからジワッとポディションを上げる。4角から12秒6-11秒9と一気にギアチェンジする流れに戸惑いを見せ、手綱は動いてズブさを見せる。直線に入ってもハミを掛け直されても反応は鈍く、外のレッドディザイアに飲み込まれそうになる。馬体を併せられたことで闘志に火が付いたのか、そこからグンとひと伸び。最後は内々で粘るアクシオンをゴール前で差し切った。パワーのある実績馬で洋芝向きではあるものの、緩急の激しい流れは得意とはしない。そのなかで格好を付けたのはさすがだ。今秋は得意の府中開催が待っている。元来、底力勝負で台頭するタイプ。
ひと叩きして攻め強化で急上昇を示したアクシオン。大幅に馬体を減らしていたが、これは絞れたもの。レースでは2番枠から手綱をしごいて先団へ。仕掛けて行ったことで掛る危険はあったが、1角で少し頭を上げたくらいでスムーズに折り合いを見せる。前走は向こう正面でモロに掛っていたが、この日は首を水平に使って攻め同様に集中力に富んでいた。終始、引っ張り切りの手応え。流れが極端に緩んだ3,4角では痺れる手応えで各馬が動いてもジッと我慢。タメるだけタメて直線へ向くと、一瞬の切れ味で狭いところを突きぬける。ギアチェンジの速さで一旦は単独先頭に躍り出るが、ゴール前で勝ち馬に差されてしまった。インの経済コースを立ち回り、流れが緩んだ3角で慌てずにじっくりと我慢させた鞍上のファインプレー。恵まれたのは確かだが、仕掛けて先団を取りに行っても掛らなかった精神面での充実も見逃せない。
GI馬レッドディザイアは久々でも入念に乗り込まれ、最終追い切りではテンから掛るくらいの行きっぷりを見せ、精神面でも動ける態勢は整っていた。発馬で内へヨレてそれほど行き脚はつかず。直後から掛るくらいの行きっぷりを見せ、鞍上は抑えるのに必死。道中は前に壁を作って何とか我慢させる。流れの緩んだ3角で自然と前との差を縮めたものの、馬群がギュッと凝縮したために大外を捲って進出する。4角では馬6頭分外を回る強引な競馬。直線でスッと左手前に替え、グーンと猛追。ラスト150㍍地点で右手前に替えた時に内へモタれる。そこからすぐに左手前に替えて立て直すも、勝ち馬がそこからひと伸びて差し切れなかった。後方でたっぷりと脚をタメることができたとはいえ、3,4角からの騎乗はいただけない。上位2頭に比べてかなりの距離ロスはあった。最後の脚はさすがのものだったし、叩いて秋が楽しみなった。
コスモネモシンは前走同様に後方で控える競馬。道中は引っ張り切りの手応えでうまくタメが利いていたし、流れが緩んだ3角からは自然と前とのポディションを縮める。外めを通って進出する形になったが、前走ほど極端な捲りではなく、4角では引っ張り切りの手応え。直線を向き、一完歩毎に伸びる。地力に勝るレッドディザイアが内へヨレたことで進路をカットされる場面はあったが、最後に手前を替えてもうひと伸び。上位馬とは決め手の差を見せられた格好になったが、強敵相手に善戦した。以前は好位からスピードの持続性を生かす競馬をしていたが、近走は控える競馬が板に付いてきている。
久々のカリバーンは無理することなく馬任せでスッと2番手へ。道中の折り合いはスムーズ。流れが緩んだ3角でも我慢できたし、ギアチェンジした4角でも戸惑うことなく対応し、バテた逃げ馬を捕えて単独先頭に躍り出る。直線はさすがに切れ味に勝る上位馬に交わされたものの、大きくバテることなく最後まで粘り強い走りを見せた。ガンガン飛ばす先行タイプではなく、馬任せで行って最後もひと脚使うタイプの先行馬。軽い走りで決して洋芝向きではなかったし、久々で攻めの動きも今ひとつに映った。叩いて秋開催が楽しみになった。
人気を背負ったキングトップガンは激戦の疲れが出た。この中間は中3週のローテながら攻め量が物足りず、最終追い切りでは、鞍上が手前を替えるに促しても手前を替えず動きもピリッとしなかった。レースでは逃げ馬不在でハナを主張する。向こう正面までは緩みない流れを刻み、3角からは極端にペースを落とす緩急ある流れを作る。ここで極端にペースを落とし過ぎた嫌いはあったが、4角であっさりと脱落。ペース云々ではなく、走られる状態にはなかった。別定の57㌔も影響はあったろう。
ヤングアットハートはテンから手綱を動き通しで追走するのがやっとの状態。ペースの落ち着いた3角でも手綱は忙しく動き、ペースの上がった4角では完全に置かれてしまった。直線は鞍上も無理に追っていなかった。2000㍍は短い。オープンクラスでは2500㍍くらいないと厳しい。
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