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【馬場】Cコース。暖冬で内の馬場しっかり。
12.8 - 11.3 - 12.3 - 12.9 - 12.4 - 12.1 - 11.3 - 11.4 - 12.3
【展開】アサクサキングスがジワッとハナ。3ハロン目から12秒3-12秒9-12秒4と9F戦にしては超スロー。だが、後続はガッチリ手綱を抑えて縦長の形に。勝ち馬がまんまと逃げ切った。
急遽、落馬負傷の四位に替わり、代打騎乗の武幸が大仕事をやってのけた。パートナーのアサクサキングスとは勿論、初コンビ。陣営から「できれば行ってほしい」とのオーダーどおり、発馬直後に外枠からジワッとハナへ立つ。2ハロン目に11秒3と加速されると、2番手以下を引き離す形に。3ハロン目から息を入れる展開にもかかわらず、大逃げの形。これ以上ない形でスイスイと気持ち良く逃げる。三分三厘の下り坂でジワッと加速し、4角~直線入り口で一気のギアチェンジ。セーフティリードを奪うと、左右にフラつきながらも渋太い脚で寄せ付けずV。前走のうっ憤を晴らした。テンの行き脚が速いくないだけに、バックストレッチの長い京都9F戦は合う。1冠目の皐月賞は小回りでゴチャつきやすいだけに、発馬後の100㍍がポイント。
2着のナムラマースは+6㌔と馬体をフックラ見せる。道中は後方集団でオーシャンと並びながら。残り800㍍手前でオーシャンが進出しても慌てずジックリ。4角で手綱をシェイクさせて仕掛けを開始させると、直線は外めへ。前走で内に刺さった反省を生かして鞍上の懸命な右ステッキが入る。ジワジワ差を詰め、ライバルを差し切れたものの、勝ち馬までは届かなかった。今回は展開のアヤで敗れた。仕方なし。あとはもっとビシビシ週2回追い切られるようになれば。
3着のサムライタイガースはジワッと2番手。終始、緩い流れに乗じてスムーズな道中。折り合いもピタリ。4角手前でオーシャンに並びかけられ、直線では差し切られるかの勢いだったが、そこから粘り腰を発揮し、ゴール前まで応戦。展開に恵まれたとはいえ、久々で若さの残る現状でよく頑張っている。
注目のオーシャンエイプスは残念ながら勝利の2文字を手にすることができなかった。フワッとした発馬から道中は後方に下げる。折り合いも付き、残り800㍍手前で外めをスッと持ったままの手応えで加速。楽な手応えで直線を向き、圧勝を期待させる。だが、いざ追い出されると反応がさっぱり。最後は完全に脚色が鈍ってしまった。絶対に勝てると思っていたのでショックは大きい。回転の速いピッチ走法と母系の短距離色の濃さも影響したのかもしれないが、ずっと右手前だったことも大きく影響しただろう。ガッチリとした馬体と発達した後肢。超一流馬であることに違いはない。
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