中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

天皇賞春 回顧

2020-05-04 15:26:00 | Weblog
13.2 - 12.4 - 12.4 - 12.5 - 12.5 - 12.0 - 11.6 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 12.7 - 12.5 - 11.9 - 11.9 - 11.9 - 12.2=3:16.5
前半5ハロン63秒0後半60秒4

フィエールマンの連覇。久々でも直前の攻め馬で絶好の動きを見せて仕上がっていた。レース前は久々もあって煩い仕草を見せていた。この馬としては好発を決めて大外枠だったのもあり馬任せで無理せずに折り合いに専念。懸念された下り坂も慎重に下って折り合う。正面スタンド前のハロン棒の所で前に馬を置くことに成功。ここから完璧に折り合う。スローの縦長で本来なら仕掛けが遅いのだが、3角まで動かない慌てない。4角の下り坂でジワッと進出して直線は大外へ。少し立て直すロスがあったが、一完歩毎に大きなストライドで伸びて差し切り勝ち。勝ち時計、上がりも平凡でそれほど大きな評価はできない。

ステッフェリオは一週前に珍しくコース追いをしてデキは絶好だった。6番枠から好発を決めて同厩舎のダンビュライトと競る形になったが、スッと2ハロン目で控えて3番手で折り合う。道中はロスなく完璧な運び。前走の日経賞は小回り中山でコーナーで膨らんでいた。京都も合っている。スローの縦長という絶好の展開で前も射程圏。タメて直線でひと脚使って首の上げ下げに持ち込んだ。タメることでひと脚使えた。器用さに欠けるので小回りは向かない。

ミッキースワローは押して出た事で下り坂でモロに掛かった。正面スタンド前でも行きたがる。向こう正面の残り1100㍍地点から早めにスパート。フィエールマンより先に動いて直線も射程圏に入れるもジリ脚。元々が35秒台前半の脚が限界のタイプ。スローで上がり35秒台で伸びてこれるレースに恵まれた。

ユーキャンスマイルは直前の攻め馬で動きがひとつで急仕上げの阪神大賞典を叩いた反動があったのか。中団のインで折り合っているように見えたが、直線はインを向いてもジリ脚。

キセキは陣営の努力もあり好発を決める。内の先行馬2頭を見ながら内へ入れたかったが、掛かったモズベッロがいて入らない。外からも被されて挟まれる形で下り坂を下った。そこでハミを噛んでしまった。豊さんが懸命になだめるも、行ってしまった。ゴール版前でダンビュライトと距離を取りながらハナを奪う。2角で11秒6で引き離す。スローの縦長。向こう正面で12秒7ー12秒5とスローに落としても後続との差は縮まらない。本来なら逃げ切りの展開だが、直線であっさり脱落。攻め馬でもいい頃の引っ張り切りの手応え、伸び脚ではなかった。

トーセンカンビーナはフワッとした発馬で最後方待機。大トビで折り合いは万全。3角でフィエールマンより先に動いて4角はかなり手綱が動く。かなりズブくて後から動いたフィエールマンにあっという間に差を広げられる。直線はジリ脚で伸びた。上がりがもう少し掛からないと苦しい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿