中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

ダイヤモンドS(G III)回顧

2022-02-27 21:08:55 | 回顧
13.0 - 11.7 - 12.4 - 12.5 - 12.0 - 12.1 - 12.4 - 13.1 - 13.0 - 12.7 - 12.7 - 12.6 - 12.2 - 12.2 - 11.4 - 11.9 - 12.2=3:30.1
61.7-88.6-60.3

テーオーロイヤル久々でも好仕上り。好発を決めて馬任せ。スローペースでも好位でしっかり折り合えた。大トビでステイヤーの走り。揉まれずスムーズな道中。3角手前からレクセランスが被せに来てペースアップ。直線は脚が残っているので大外へ。直線は内へモタれたりフラついて若さがある。それでも最後は左手前に替えてもうひと伸び。折り合いも心配ないし、持久力のある末脚。

ランフォザローセスはジワッと後方待機。道中の折り合いはスムーズで痺れる手応え。圧巻は4角から直線入り口の脚。脚力があるから一気に大外へ。そこからも長くいい脚を使って伸びた。ステイヤー。

トーセンカンビーナは発馬から行き脚がつかず最後方から。向こう正面で外に持ち出す。4角から直線入り口で2着馬に内から張られたが、これは一瞬の脚の差。ジリジリ伸びた。ステイヤー戦で上がりの掛かる展開で。

ヴァルコスは後方のイン。折り合いは完璧だった。折り合いに心配なくもっと上がりの掛かる展開が希望。

レクセランスは道中は折り合っていたが、向こう正面で勝ち馬に被せに行って自ら動く形。それで最後は脚が止まった。


小倉大賞典(G III)回顧

2022-02-22 22:22:10 | 回顧
12.3 - 12.1 - 12.7 - 12.2 - 11.7 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 12.2=1:49.2
37.1-35.9-36.2

アリーヴォは16番枠から好発を決めてスッと馬任せで中団外。道中の折り合いもスムーズで馬場の良い所を通れた。3角から馬場の大外を通って進出開始。各馬が手綱が激しく動く中で余裕の手応え。直線半ばで2着馬を捉えて差し切り勝ち。斤量差はあったが、勝負所で過敏に動けて最後も脚を使えるのは本物。

ランブリングアレーは12番枠から好発を決めて馬任せで好位の外め。道中の折り合いのスムーズ。上手いのは向こう正面でヴァイスメテオールに被せて行かせながらペースアップの時に控えた事。3角から外を通ってジワッと進出開始。最後もいい伸び脚を見せた。マイルから1800㍍が合う。勝ち馬とは目標にされた分と斤量差。休み明けでも強い。

カデナはいつも通りの後方からの競馬。小回りで捲れる小倉は合うが、馬場が悪くて勝負どころで機敏に動けなかった。

ヴァイスメテオールは久々で余裕残し。栗東入厩で調整したが、輸送が課題。発馬後から勝ちを意識して押して好位へ。向こう正面で2着馬が被せて来て早めに動く形。レースの流れも中締まりで苦しい流れの中で早めに動く正攻法。太めもあり最後は脚が上がったし、内へモタれた。叩いて時計の掛かる馬場へ。

スカーフェスは勝負所で馬込みに挟まれてポジションを落としてしまったし、直線入り口でも後方のまま。直線で盛り返しただけに勿体なかった。広いコースで。

ノルカソルカは2番手の馬と正面スタンド前でやり合ってプレッシャーを受けたし2角までも行きたがっていた。中締まりのペースを演出して直線半ばまでは粘れた。マイルで見直し。

京都牝馬S(G III)回顧

2022-02-22 22:17:48 | 回顧
12.2 - 10.8 - 11.3 - 11.5 - 11.1 - 10.7 - 12.1=1:19.1
34.3-33.9

ロータスランドは18キロ増でも成長分。好発を決めてスッと2番手。平均ペースで揉まれない形。2週目でイン、先行有利。とはいえ4角早め先頭で押し切った内容は強いの一言。ラスト3ハロンからの2ハロン21.8秒は秀逸。1400㍍の正攻法の強い競馬。

スカイグルーヴはそんなに良い発馬ではなかったが、二の脚で好位のイン。終始、インの経済コースを立ち回ってロスのない競馬。直線もひと脚使えた。1400㍍がベストか。

タンタラスは不利な外枠発走も好発から楽に3番手の外。上位2頭よりも外を通らされた分もあったが、最後は脚が止まっていた。1200㍍でも面白そう。

ギルデッドミラーは馬込みの中でハミを噛んで力んでいたし、直線も不利があってスムーズさを欠いた。それでも最後までいい脚を使えていた。いかに道中リラックスできるかどうか。

ドナウデルタはイン先行有利の馬場と展開。終始、外を通らされて早めに進出する形。直線は内から張られたし、それでも最後までいい脚を使った。次走はタメて。



京都記念(G II)回顧

2022-02-13 20:56:16 | 回顧
12.7 - 11.3 - 12.0 - 12.9 - 12.8 - 12.7 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 11.0 - 12.1=2:11.0.9
36.0-61.7-57.5-34.5 稍重 A開幕週

アフカンゴールドは逃げ馬不在の組み合わせ。長いホームストレッチを利して気合いを付けてハナヘ。前半1000㍍61秒7。開幕週の馬場を利してマイペース。3角手前からペースアップしての逃げ切り勝ち。後半5ハロン57秒5は実に優秀。自らペースを刻む方が良い。もっと距離が延びても面白いしロングスパートはGIでも。

タガノディアマンテは1番枠から気合いを付けて行く。中団のイン追走。正面スタンド前はハミを噛んで力んでの追走。ペースの落ち着いた向こう正面までかなり力んでいた。ペースアップした3角から折り合うとインの経済コースを立ち回る。直線もスムーズにスペースを見つけて伸びた。折り合っていれば勝っていた。適度に時計の掛かる馬場で。

サンレイポケットは久々で中間の動きもひと息だった。併せ馬で2週連続遅れた。発馬後も押しても行けず後方の外めから。1角からスローペースで引っ張り切りの手応え。勿体ないのは折り合いに専念しずぎてポジションを落とした事。4角では後方2番手まで落とした。4角でステッキが入り直線も立て直す場面がありながら鋭く伸びた。開幕週のイン有利の馬場を考えれば負けて強し。叩いて上昇。

ジェラルディーナは発馬後から無理せず手綱を抑えて後方に控える形。3,4角で外から進出を開始するも、重心の高い走りで思ったほど伸びなかった。開幕週のイン有利の馬場を差し引いても、もっと伸びてもよかった。

マリアエレーナは好発から楽に2番手に取り付く。道中の折り合いもスムーズで3角から早めに来られたが、4角の手応えも十分も直線坂上で早速。明らかに1ハロン長い負け方。2000㍍で見直し。

ユーバーレーベンは今回は人気を背負う立場。意識的に先行策。



共同通信杯(G III)回顧

2022-02-13 20:54:25 | 回顧
12.7 - 11.3 - 12.1 - 12.5 - 12.5 - 12.5 - 11.3 - 11.2 - 11.8=1:47.9
36.1-37.5-34.3 やや重

ダノンベルーガは右トモに不安があり、左回りのこのレースを待っていた。週1本の長めのコース追い。まだまだ万全に攻め馬はできない現状。10番枠からそれほどいい発馬ではなかったが、道中は中団外からの追走。超スローでも折り合いはしっかり。逆に3,4角は促しながら。直線も大外へ。坂上では反応は鈍かったが、右ステッキ2発が放たれるとグーンと加速。長くいい脚を使って差し切り勝ち。まだスローペースのみの経験と揉まれた時の不安はあるが、決め手はクラシックを意識できる。

ジオグリフは久々で攻めの動きはイマイチだった。喉に不安があるので雨が降ったのは良かった。好発を決めてスッと先行策。前走が置かれていただけに先行できたのはプラス。2角の入りで他馬と接触して行きたがる場面はあったが、それ以外はスムーズな道中。直線も手応えよく狭い所を割って脚は使っているが、勝ち馬の決め手が上だった。57キロも不利だった。もっと上がりの掛かる方が良い。

ビーアストニッシドは前走はマイルの内枠でハナを奪えずリズムに乗れなかった。逃げ馬不在で押してハナを奪えたし、雨で時計の掛かる馬場もよかった。今後も1800〜2000㍍でスッとハナを奪えれば粘れる。

ジュンブロッサムは発馬で行き脚がつかず。二の脚で外めを先行。折り合いはしっかり付いていた。直線で追い出すと頭が高くて内へモタれる。上位2頭とは決め手の差。大トビで緩急のある流れよりはもう少し流れてほしい。33秒台の切れ味勝負はつらい。

アサヒはプラス12キロ。休み明けで余裕残し。発馬で大きく遅れる。超スローを考えれば万事休す。最後はインから追い込むもレースにならなかった。

レッドモンレーヴは好発を決めてスッと先行策。2角で外のビーアストニッシドに寄られてジオグリフとも接触して折り合いを欠く。その後もグッとハミを噛んで力んでいた。直線は持ったまま坂を上がったが、前半にハミを噛んだ分、追って伸びなかった。小回りの1800㍍でスッと先行からのひと脚使う競馬が良いか。

クイーンC(G III)回顧

2022-02-13 20:51:54 | 回顧
12.3 - 10.9 - 12.1 - 12.2 - 12.2 - 11.5 - 11.3 - 11.6=1:34.1
35.3-24.4-34.4

プレサージュリフトは休み明けでプラス12キロ。コースで追われていたが、若干余裕はあった。今回もフワッとした発馬で後方から。道中の折り合いはしっかり。3,4角でペースが落ち着き先頭までの差を縮める。直線は大外へ。右手前に替えてグーンと鋭い伸び。長く切れる脚を使って差し切った。桜花賞を狙える瞬発力。

スターズオンアースは一週前にフレグモーネ気味になり若干攻めを緩められた。好発からスッと好位馬群へ。道中の折り合いはスムーズ。正攻法の競馬。直線で馬なりのまま進路を探る。残り300㍍地点で狭い所を割って伸びる。一旦は抜け出すも、外へ膨れていた。それでも着差は僅か。勝ちに等しい。前へ行ける脚と一瞬の切れ味がある。モタれなければ。

ベルクレスタは前走が大外枠発走から掛かってなし崩しに脚を使わされているだけにスッと控えた。しかし、向こう正面で行きたがり折り合いに専念すると最後方までポジションを下げた。直線で狭い所はあったが、残り300㍍からジリジリ伸びたが、ゴール前は脚色が同じになった。まだ折り合いに課題あり。

ラリュエルはテンションが高くて長距離輸送があり10キロ減。好発から気合いを付けて先行策。平均ラップの中緩みの流れ。外差し馬場でイン追走はプラスではなかった。道中の手応えは十分だったし、直線坂上は持ったままの脚力。外に進路を見出すもスペースがなく、坂を上ってから最内へ。そこからひと脚使えた。不利な流れで最後にひと脚使えたのら力がある証拠。しかも、長距離輸送で10キロ減。強い。

モズゴールドラベルはそんなに良い発馬ではなかったが、押して先行策。その後は引っ張り切りの手応え。今回もラスト1ハロンまでは先頭争い。ゴール前で甘くなった。先行馬に不利な流れで見せ場十分。1400㍍ならあっさりと。

ウインエクレールは入れ込み気味。フワッとした発馬で行き脚がつかず。その後は中団馬群からの追走だったが、ハミを噛んで力んでいた。直線も左右にモタれて真っすぐ走れなかった。攻めでいい動きをする。中山ワンペース向きか。

ショショローザは初めて経験するマイルの締まった流れ。3,4角で手応えが忙しくなる場面もあったし、直線は手綱を引く大きな不利。それでも立て直してジリジリ伸びてきた。この経験が今後に生きる。

スタティスティクスは距離2戦目で道中の追走は随分楽になった。直線も大外からスッと右手前に替えて一完歩ずつ伸びたが、直線半ばで内から衝突されて手前を替えて万事休す。この中間は急仕上げでもあった。



きさらぎ賞(G III)回顧

2022-02-06 16:02:08 | 回顧
12.7 - 11.3 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 11.9 - 12.1 - 11.9 - 11.8 - 12.2=
36.2-60.6-59.9-35.9

マテンロウレオはこの中間も絶好の動き。3戦目でナーバスな面もあった。まずまずの発馬から無理せず控える形。3戦目で行く気になっていた分、道中は引っ張り切りの手応えでギリギリだった。鞍上も焦らずじっくり後方で折り合いに専念。3角も引っ張り切りの抜群の手応えで4角で馬なりのまま2着馬の直後まで追い上げる。直線でスッと右手前に替えるも、右ステッキを入れられて内へモタれる。その分、立て直してロスはあったが、再び右手前に替えて一完歩ずつ力強く伸びて競り合いを制した。馬込みを気にせず持久力のある末脚が武器。

ダンテスビューはこの中間はコースで意欲的に追われて動きも良かった。好発から中団のイン追走。2角から向こう正面まで行きたがるが、許容範囲内。直線でジリジリの伸びたが、勝ち馬の決め手が上だった。スパッとは切れないタイプ。時計が掛かり35秒台がベスト。

メイショウゲキリンは綺麗な平均ラップの逃げ。大外枠から好発を切って少し気合いを付けた程度で楽にハナを切れた。2000㍍の時計の掛かる持久力戦が合っている。

アスクワイルドモアはフワッとした発馬。^前半は行けないタイプ。後方で折り合いに専念。3,4角でズブさを見せながら少頭数で4角から直線入口もスムーズに加速できて馬込みも捌けた。多頭数なら馬込みで加速するのが難しい。距離はもっと合った方が良い。ステイヤー。

ストロングウィルは絶好の動きを見せてデキは良かった。好発を決めて大きなトビでスッと先行策。1,2角で行きたがる面を見せたが、それよりも前日の雪で重たい馬場が応えた。大トビだけにパンパン馬場でやりたい。

東京新聞杯(G III)回顧

2022-02-06 16:00:43 | 回顧
12.2 - 11.1 - 11.4 - 11.7 - 11.6 - 11.2 - 11.4 - 11.7=1:32.3
34.7-23.3-34.2

イルーシヴパンサーはコース4本追い。絶好の動きだった。11番枠から好発を決めるもスッと控える。道中は離れた後方2番手追走。

ファインルージュはプラス16キロ増。爪に不安があり厳寒期で絞り切れなかった。好発を決めて道中は中団馬群から。前半は行きたがるのを抑えながら。外からも被されてプレッシャーはきつかった。3,4角は少し手綱は動いた。直線は狙った進路をドナウに取られて坂を上った所でその外へ。ステッキに応えて狭い所を割ってきたが、勝ち馬の決め手が上だった。叩いて前進。

カラテは発馬後に他馬と接触して行き脚がつかず後方から。道中も手綱を押し通しで決して手応えは良くなかった。流れが落ち着いた3,4角で脚をタメる。直線は大外へ。2着馬と激しい追い比べ。頭は高いが、一完歩ずつジリジリと伸びた。長い直線が合う。爪に不安があり中間の攻め過程は要チェック。

カレンシュトラウスは行き脚つかず後方から。直線で大外からいい脚を使って伸びたが、ゴール前は脚が上がってしまった。使える脚は短いか。

ドナアトラエンテは好発を決めるもスッと控えて中団外。引っ張り切りの手応え。タメて直線は大外へ。一瞬の脚でグーンと伸びてラスト1ハロン地点で先頭に立つ。しかし、ゴール前で苦しくなって内へモタれて苦しくなった。直線の短いコースで一瞬の脚を。

ワールドバローズは内枠で道中は包まれて直線も少し窮屈な場面があった。外有利の中で内から狭い所を割ってきた。もう少し都会の掛かる条件で。

カテドラルは発馬後に行き脚が付かなかったが、流れを考えればもっと伸びて良かった。前半にハミに頼った走りで力んだ分と斤量差か。

ホウオウアマゾンは発馬後に外へ膨れて無理せず好位の外。しかし、平均ラップの中緩み。外を通らされて先行馬総崩れの流れ。左周りも合わないか。

ディアンドルは好発を決めてスッと先行策。先行馬総崩れの中でも直線ラスト1ハロンまで粘ったし、56キロで頑張った。折り合いも付いた。

ケイデンスコールは59キロを考慮して積極策。結果的には2番手で締まった流れを演出した。直線も持ったままで早め先頭。見せ場十分だった。この時期なら1発ある。攻めは絶好。

トーラスジェミニはブリンカー着用で攻めの動きも一息。気持ちの問題。

マルターズデュオサは一週前追い切りを行えず攻めの動きも一息だった。発馬後に外へ膨れて押して力んだ先行策。先行馬総崩れの流れと悪条件。立て直した方が良い。