中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

東京大賞典(GI)予想

2006-12-27 13:06:49 | 最終結論
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12月29日(金) 東京大賞典(GI)
◎ブルーコンコルド
○シーキングザダイヤ
▲ハードクリスタル
△アジュディミツオー
×カフェオリンポス
×ボンネビルレコード
【見解】
 中央競馬は今年の全日程を終了、年明けの金杯まで一休みだが、地方競馬は年末の大一番・第52回東京大賞典(GI)が控えている。良いリズムで新年を迎えるためにも是が非でも的中させたい。
 本命はJRAブルーコンコルド。前走のジャパンCD9着は道中、緩い流れを中団のインから追走するが、マイル戦線を歩んできたため、テンに口を割って折り合いを欠く。しかも、馬込みに包まれて身動きできず。直線を向いてもゴチャついて手綱を引っ張り通しで全く力を発揮できなかった。唯一、2100㍍の距離にメドが立ったのが収穫。前々走のJBCマイル、3走前の南部杯は三分三厘でズブさを見せながらも、直線で矢のような末脚を使って一気の差し切り勝ち。特に南部杯で見せた、狭いところを瞬時に突破した末脚は圧巻だった。前走のように内々に閉じ込められる競馬では、反応に時間の掛かるタイプのため馬込みを突破できない。ここは絶好の大外枠を引き、鞍上のタイミングで仕掛けられる。アジュディの作る淀みない流れ、中距離戦後の一戦というのも強みだ。この中間は坂路で好時計を連発。終いバタバタだったここ数走とは違い、終いもしっかり踏ん張っている。追い切りに連日騎乗し、鞍上は相当気合いが入っている。
 JRAシーキングザダイヤはGIで2着すること9回。本当にあと一歩のところで涙を飲んでいる。先行策から安定した末脚を発揮し、大崩れがない。ここは逃げるアジュディ一頭に絞ったレースをしてくるだろう。相手が休み明けで万全でないだけにチャンス到来。
 JRAハードクリスタルの前走ジャパンCD8着は緩い流れを後方で折り合いを欠きながらの追走。チグハグな競馬で力を発揮できなかった。前々走のJBCクラシック4着は久々ながら大幅に馬体を減らし、デキは今ひとつ。レースでもいいところがなかった。3走前のように中距離で長くいい脚を使えるタイプ。この中間は中4週のゆったりしたローテで、CWでビシビシ追われている。攻め強化に好感が持てる。これなら3走前の再現が期待できそうだ。
このレース3連覇の偉業が懸かる船橋のドンアジュディミツオーは、前走後に左管骨骨瘤を発症し、半年ぶりの実践。本来なら中心視して当然の存在だが、急仕上げは否めない。ここも単騎逃げが望めるメンバー構成で、パワー満点の速いタップでの逃げ脚は怖いが、息が保つか疑問。3番手まで。
 以下、前走で控える競馬にメドを立てたJRAカフェオリンポス、前走で強敵相手に善戦した地元ボンネルビルレコードも差はない。
 3連単
⑫→⑪→⑩ 3,000
⑫→⑪→⑨ 1,000
⑫→⑪→④ 500
⑫→⑪→⑬ 500
⑫→⑩→⑪ 2,000
⑫→⑩→⑨ 1,000
⑫→⑩→④ 500
⑫→⑩→⑬ 500
⑪→⑫→⑩ 1,000

12月28日 兵庫ゴールドT(GⅢ)
◎ メイショウバトラー
○ リミットレスビッド
▲ ニホンピロサート
△ ディバインシルバー
【見解】
ベストの1400㍍に戻ったメイショウバトラーを本命視。前走のジャパンCDは距離が長すぎた。前々走のJBCマイル2着は中団追走から三分三厘で豪快に捲るも、勝ち馬の底力に屈した。この距離なら強気に乗れる。小回りコースも有利だ。
 リミットレスビットも1200~1400㍍なら鋭い末脚を使う。小回りコースだけに自在に動けるバトラーを上と見たが、実力は紙一重。鞍上は園田のすべてを知っている。
 昨年の覇者ニホンピロサートは8歳になった今季も末脚に陰りは見られない。さすがに上位2頭は強敵だが、小回りに対応できるタイプで差はない。
 単騎で行ければディバインシルバーは粘り強い。

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これが本年最後の更新です
良いお年を

06年回顧と来年への決意

2006-12-25 20:14:16 | Weblog
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激動の06年も残すところあと僅か

今年は数多くの方々にお越しいただき、誠にありがとうございました

来年は更なるレベル向上を目指して頑張っていきたいと思います

来年もよろしくお願いします

06年お世話になった皆様
うまー日記
いれぶんさんには大変お世話になりました。

最強の男の競馬サイト
競馬予想家大谷内泰久さんにもお世話になりました。

打ち上げ花火
同い年のJr.さんにもお世話になりました。


☆06年の反省
①無謀な穴狙いが多過ぎた

②一つのファクターに固執する面があった

③周りの意見に左右されやすかった

☆07年の目標
①100万馬券をGETする

②3連複の積極購入

③平場戦も積極的に予想する

④年間プラス100万

⑤意志を貫く

☆馬券スタイルの再確認
①近走のレース内容を重視

②同じくらい展開も

③調教を細かく分析

④高レベルレースを見抜く

⑤展開の鍵は逃げ、2,3番手馬のアクションと人気馬同士の駆け引き

⑥馬の変わり身を見逃すな

⑦実績馬を侮るな

⑧スローの展開、荒れ馬場のハンデ戦は軽量馬を

⑨ハンデ戦も底力勝負になれば実績馬

⑩条件替わりには細心の注意を

みなさん、良いお年を
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有馬記念(GI)回顧

2006-12-25 19:22:13 | 回顧
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【馬場】Aコース最終週。さすがに冬場の開催のため内側がボコボコになり、パワーを要する馬場。外は芝の丈が長く伸びにくい。

7.1 - 11.5 - 11.4 - 11.3 - 11.8 - 12.8 - 12.9 - 12.7 - 12.2 - 12.8 - 12.2 - 11.2 - 12.0

【展開】Aメインが大方の予想通り発馬から1角まで11秒台の速いラップを刻み、後続を引き離しての逃げ。2番手以下はダイワメジャーを先頭にひと塊。この隊列が向こう正面まで続き、残り6~4ハロンで12秒7-12秒2-12秒8と後続を誘惑するアクションを起こす。3,4番手のサムソン、デルタ、トウショウはもう少し積極的な競馬をしたかったが、目標のダイワが後続に蓋をする格好になってしまったため、持ち味をフルには発揮できなかった。直線は横一線の追い比べとなった。

 中央競馬の一年の締めくくる第51回グランプリ有馬記念(GI、芝・2500㍍、1着賞金=1億8000万円)が24日、千葉県船橋市の中山競馬場で行われ、圧倒的1番人気に支持されたディープインパクト(牡4歳、栗東・池江郎)が2分31秒9で優勝。史上最多タイとなる7度目のGI制覇で引退の花道を飾った。

感動をありがとう―。稀代の名馬ディープインパクトは約2年に及ぶ競走生活を圧勝という形で締めくくった。11万を超える大観衆に見守られる中、道中は後方3番手で折り合いに専念。Aメインが大逃げする展開でも慌てることなくジックリと自分の競馬に徹する道中。残り4ハロン地点で外目を通ってスパート。鞍上のゴーサインに恐ろしいほどの加速力で瞬時に先団へ。直線は他馬を子ども扱いする豪脚で最後は流してのV。まだまだ成長を遂げるディープ。今まで以上に〝飛んでいた〟。引退するには早過ぎる内容だった。

豪国GIメルボルンCでデルタブルースとともにワンツーを飾り、凱旋レースとなったポップロック。遠征明けだけに仕上がり状態が懸念されたが、申し分のない馬体の張りでデキの良さを覗わせた。道中は最内枠発走から手綱を押し、前へ。終始、前のダイワを見ながらの競馬。ペースアップした三分三厘でも絶好の手応え、直線入り口で内の狭いところを突く。だが、馬群を割ることができず、立て直して外目へ。そこからジワリと伸びて突き抜けるも、勝ち馬があまりにも強過ぎて地味だった。スムーズでも勝利までは無理だった。更なる成長に期待。

GI3連勝を狙ったダイワメジャーは距離の壁に泣かされた。道中はAメインが引っ張る淀みない流れを離れた2番手で折り合いに戦専念。さすがにこの距離のため、積極的な競馬はできず。コーナー6回の競馬でうまく息を入れることに成功し、折り合いもスムーズ。前のAメインを特に意識することなく三分三厘で仕掛ける。直線入り口で楽な手応えのまま先頭へ躍り出ると、今秋3走で見せた粘り強い末脚でゴール前まで応戦。勝ち馬には桁違いの脚を使われたが、2着とは僅差。不向きの競馬でよく頑張った。

充実一途の3歳馬ドリームパスポートは予想外の12キロ増。見た目には気にならなかったが、やや腹回りに余裕があったか。道中は発馬直後に中団のインに控え、脚をタメる作戦。Aメインが引っ張る淀みない流れだったが、2番手以下は団子。そのため、レースが動いた三分三厘から直線の残り1ハロン地点まで、馬込みに包まれて仕掛けることができず。ようやく坂上でスパートすると、一瞬のギアチェンジで猛追するもゴール前で甘くなってしまった。太め残りも影響もあったろうが、今後の課題は末脚の持続力。

2冠馬メイショウサムソンは馬体を絞ることができず4㌔増。やはり腹回りには余裕があった。道中は例によってダイワメジャーの直後、3番手から。しかし、ダイワが折り合いに専念したことで予想外に流れが緩くなる誤算が生じた。三分三厘でペースアップし、4角でダイワとともに先頭へ躍り出る。一瞬はあわやのシーンを演出したが、その後はジリジリとしか伸びず。今秋はパンチ力不足を露呈している。太め解消も大事だが、ヨーイドンの競馬では持ち味が生きないのは分かっているのだから、ダイワを振り切って行っても良かったのでは…
 
豪国GIメルボルンCを制し、凱旋レースとなったデルタブルース。直前の追い切りで抜群の動きを披露。下見どころの気配も文句なしだった。道中はダイワメジャーを目標に直後の位置取り。だが、ダイワが折り合いに専念したため予想外の緩いペース。動こうにもインで包まれ、身動きが取れず。仕方なくダイワの仕掛け待ちとなり、動いたのは三分三厘。それでもインにいたためスムーズに動けず。内枠が仇となってしまった。距離損を強いられてもいいので外枠のほうがいいか。

アドマイヤメインは自分の競馬に徹して力を出し切った。香港遠征から中1週でよく頑張っている。今後はもう少し首を上手く使えるようになれば。

注目していたコスモバルクはジャパンCから馬体を絞ることができず2㌔増。道中は離れた後方で折り合いに専念。非常にスムーズな競馬で三分三厘で進出を開始。だが、手応えが予想以上に悪く4角ではディープに被され筒一杯。直線はバテる一方だった。月、水に連続追いした反動があったか。



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有馬記念(GI)最終結論

2006-12-23 23:55:58 | 最終結論
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中山9R 有馬記念(GI 芝・2500㍍)
◎ディープインパクト
○コスモバルク
△ドリームパスポート
×ポップロック
×トウショウナイト
☆スウィフトカレント
【見解】
 これまで数々の栄光を手にしてきたディープインパクトが遂に引退のときを迎える。競馬を知らない人でもディープなら知っている、というほどの知名度で、競馬界への貢献度は計り知れない。最後も〝飛ぶ走り〟で圧勝し、北の大地で第二の人生を過ごして欲しい。
 ハナを切るのはアドマイヤメイン。決してテンに速いタイプではないが、中距離でジワリと加速し、平均ペースの逃げに持ち込むのが持ち味。離れた2番手にダイワメジャーが位置し、それをマークするように内からデルタブルーズ、メイショウサムソン、トーセンシャナオーが続く。注目のディープは最後方から全馬を見る形。その前にドリームパスポート。残り6ハロンからダイワがジワりと進出。早めの競馬で活路を見出したいデルタブルーズ、メイショウサムソン、トウショウナイトも満を持してロングスパート。三分三厘は激しいポディション争い。ディープも昨年同様の競馬で大外を通って進出。求められるのは厳しい流れに耐えうるスタミナとスピードの持続力
 本命はディープインパクト。紛れの起きやすい中山2500㍍で、平均ペースの縦長の展開だけに万が一のケースも想定できるが、流れ、距離を問わず高いパフォーマンスを発揮してきたポテンシャルは疑いようもない。降雪で調整に狂いが生じた昨年よりデキは良い。底力が要求される流れになればなるほど着差は広がる。
 相手筆頭にはホッカイドウ競馬の星コスモバルクを。前走のジャパンC4着は逃げ馬不在で意を決してハナへ。スローの流れに持ち込み、直線の追い比べで外へモタれる悪癖を覗かせながら最後まで粘り強く応戦した。この馬の持ち味は持続ある流れをロングスパートで粘る競馬。どうしても府中では直線勝負に徹しざるを得ず、結果を出せない。昨年は3角から早めに動く正攻法の競馬で見せ場たっぷりの4着。中山GIがベスト舞台。デルタ、メイショウ、トウショウよりワンテンポ遅らせた仕掛けで打倒ディープへ挑む。今年は昨年以上のデキにあり、あとはどこまで絞れるか。
 どんな条件でも力を発揮してきたドリームパスポート、底力のある差し馬ポップロック、ロングスパートで力を発揮するトウショウナイトが相手。夢は最後方で無欲の追い込みに賭けるスウィフトカレント


中山4R 新馬戦
◎キングオブチャド


中山6R ホープフルS
◎クルサード
○ブラックオリーブ
▲ヒカルオオゾラ
△ダノンデインヒル
×ダイレクトキャッチ


中山7R グッドラックH
◎ターキー
○ピサノパテック


中山8R
◎タガノサイクロン
○トラストジュゲム
▲メイショウホウオウ
△イブロン
×カオリノーブル
×スマートストリーム


阪神12R ファイナルS
◎ツムジカゼ
○フィールドルージュ
▲ラッキーブレイク
△マンノレーシング
×オースミへネシー
×クワイエットデイ


阪神11R サンタクロースS
◎ベルジュール
○サイキョウワールド
▲フィレンツェ
△エイシンデピュティ
×ペニーホイッスル


中京12R 尾張S
◎コパノフウジン



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有馬記念(GI)全馬調教診断

2006-12-21 23:20:50 | 調教診断
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決戦前の池江調教師と市川厩務員。


ポップロック→20日栗・CW 71.3 55.7 41.0 12.3⑦馬なり○
CWで3頭併せの内。デルタにクビ差遅れたが、手応えには余裕があり、追えば弾けそうな感じだった。

デルタブルース→20日栗・CW 71.5 55.6 40.9 12.3⑧馬なり◎
CWで3頭併せの真ん中。引っ張り切りの手応えでクビ差先着。馬が走りたくて仕方ない感じで、抜群の動きだった。海外遠征明けでもデキは文句なし。

ドリームパスポート→20日栗・DW 84.0 68.2 54.2 40.6 12.6⑨直一杯○
この厩舎にしては珍しく水曜追い。前走時はテンに掛かって最後失速したが、この日はゆったりと折り合いに専念。直線で手綱が放たれると、シャープな脚捌きで駆け抜け、最後は高田(本番は内田博)の渾身の左ステッキが注入された。好調キープ。

ディープインパクト→20日栗・DW 79.1 64.6 51.4 38.5 12.2⑧一杯○
生涯最後の追い切り。武豊を背にDWで単走。直線で追われてからも右手前のまま。JC時はスッと左手前に替えていただけに気になる材料だが、追われてからのスピード感は流石。

ダイワメジャー→20日美・南W 65.1 51.0 37.3 12.1①馬なり◎
例によって南Wを単走で最内を回る。四肢を目一杯伸ばした豪快なフットワークは健在。今秋のデキをキープしている。

スイープトウショウ→20日栗・DW 66.6 51.7 38.8 12.6⑨一杯○
馬場入りをゴネることなく、この日はDWで5ハロンから併せ馬。直線で手前を何度か替えるなど迫力は感じられず、前走から変わった感じはない。

コスモバルク→18日美・南W一杯6ハロン  20日美・北B馬なり4ハロン
月、水と意欲的に追われ、太め解消に懸命。月曜日は南Wで全身を使った豪快なフットワークで駆け抜け、好調をアピール。当日は馬体重とともにコズミがないかもチェック。

メイショウサムソン→20日栗・DW 81.7 66.6 52.8 38.9 12.4⑨一杯○
DWで石橋を背に単走。直線で手綱を激しくアクションさせると、首を上手く使った重心の低いフットワークで鋭く伸びた。馬体はなかなか絞れてこないようだが…

トウショウナイト→20日美・南W83.2 66.4 51.0 37.2 12.2④直一杯◎
南Wで武士沢を背に単走。四肢の回転が速いフットワークでゴール前、見せムチに反応して鋭く伸びた。絶好調。

アドマイヤメイン→21日中山・ダ 93.9 78.7 64.8 51.7 38.6 12.5①一杯○
香港遠征から中1週ながら、7ハロンから意欲的に追われるハードな内容。馬場の最内を通り、例によって頭が高くスピード感はなかったが、力強い四肢のフットワークが印象的だった。

スウィフトカレント→20日栗・坂 53.8 38.6 12.7 馬なり◎
坂路を小気味いいフットワークで駆け抜けた。終始、持ったままの手応えでラスト1ハロン12秒7。文句なし。

アドマイヤフジ→20日栗・CW 80.6 65.3 51.2 37.6 11.7⑦一杯○
約1年ぶりの実践。11月5日から時計を出し、坂路で53~54秒台を4本とCWで6ハロンからを2本。本数的には足りている。この日は直線で目一杯追われ、若干頭が高くて動きは一息だった。

ウインジェネラーレ→20日美・南D 81.3 64.8 50.8 37.6 12.1⑥一杯○
南Dで併せ馬。直線で追われて先着はしたものの、動きのキレは今ひとつ。強調材料とまではいかず。

トーセンシャナオー→20日栗・坂 51.7 38.2 12.9 一杯○
坂路を力強いフッワークで駆け抜けた。ラスト目一杯追われて12秒9で踏ん張り、全体も51秒7と優秀。





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名古屋グランプリ(GⅡ)予想

2006-12-19 23:23:19 | 最終結論
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名古屋10R 名古屋グランプリ(GⅡダ・2500㍍)
◎サイレントディール
○ヴァーミリアン
▲ドンクール
△キングスゾーン
×ムーンバレイ
【見解】
 昨年は季節外れの豪雪によって中止に追い込まれた名古屋グランプリ。今年は暖冬でその心配はない。JRA勢4頭に、地元の14連勝馬ムーンバレイ、浦和記念2着のキングスゾーンがどこまで迫れるのか。
 展開を考えるとハナはJRAサイレントディール。地方交流重賞で積極的な先行策で勝ち鞍を量産している岩田J。3番枠を引き、切れる脚がなく、平均ペースでノビノビ走らせたい馬の特徴を考えても、飛ばすだろう。これに地元のキングスゾーン、ムーンバレイが続く。直後にマイネルボウノット→ヴァーミリアン→ドンクールの形。
 距離を考えれば無謀な競りかけは考えづらく、サイレントが引き離し、2番手以下はひと塊。最後の向こう正面でマイネルが進出し、連れて後続各馬が追う。少しでも仕掛けが遅れればサイレント有利。
 本命はそのサイレントディール。非常に気難しい馬で、鞍上と呼吸が合わないと前々走のように全く力を出し切れない。その点、今回の岩田Jは前走のトパーズS4着、帝王賞3着のレースぶりからも、スムーズに折り合わせこの馬のことを熟知している。これほど頼りになる鞍上はいない。上記に述べたように平均ペースの逃げの持ち込める公算。確かに広いコース向きの馬だが、ハナを切れれば話は別。久々の美酒を味わう時が来た。
 圧倒的人気を背負うであろうヴァーミリアン。前走のジャパンCD4着は心房細動明けで調整が遅れ、ぶっつけ本番。1週前まで終いバタバタ、最終追いでやっと間に合った状況だった。それでも、スローの好位のインで流れに乗れたとはいえ、直線でゴチャつきながら勝ち馬からコンマ5秒差。力のあるところを示した。ダートの長丁場では底を見せていない点と実績から、人気を背負うのは当然といえる。しかし、この中間の坂路追いでは2週続けて終い14秒台。全体の時計も平凡。これでは上積みを望むどころか、反動を心配したくなる。当日のパドックで気配をチェックしたい。
 前走のジャパンCD6着は三分三厘で手応えが怪しくなりながら直線で粘り強い脚を使ったドンクール。今回はヴァーミリアンをビッシリマークするだろう。名古屋は3月に重賞勝ちのあるコース。鞍上の仕掛けどころがポイント。
 地元の無敗馬ムーンバレイとキングスゾーンは中央のトップクラス相手にどこまでスピードが通用するのか。地の利を生かした競馬を。
     
  3連単
     ③→⑪→⑨
     ③→⑨→⑪
     ③→⑪→⑧
     ③→⑪→⑥
     ⑪→③→⑨     

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有馬記念(GI)展望・1

2006-12-17 23:24:46 | 見解
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 年末の大一番、第51回グランプリ有馬記念(GI)が24日、千葉県船橋市の中山競馬場で行われる。ディープインパクトの衝撃の敗戦から早一年。一年越しの雪辱とともに有終Vを飾れるのか。
 その他にも、19年ぶりの天皇賞→マイルCS同一年制覇の偉業を成し遂げたダイワメジャーや、ジャパンCでディープに肉薄した3歳馬ドリームパスポート、2冠馬メイショウサムソン、メルボルンCで史上初の日本調教馬ワンツーフィニッシュを飾ったデルタブルース、ポップロックなど超豪華メンバーが揃い、クリスマスイヴの中山は盛り上がること間違いなし!

◎ ディープインパクト
○ ドリームパスポート
△ コスモバルク
×ポップロック
×トウショウナイト
☆ アドマイヤムーン

上記が現時点での印。ディープを見られる最後のレースだし、馬券的にも今年一番の大勝負をしたいと思っている。◎→○は99%このままの予定。この一週間は3連単の3着探しに終始したい。妙味はコスモバルクではないか。
 

ディープインパクト】〝Last Impact〟
さあ、数々の伝説を残してきた〝英雄〟が引退の時を迎える。この馬に勇気をもらったレースは数知れず。落馬寸前の出遅れをしながら楽勝だった皐月賞しかり、折り合いを欠いても直線で伸び続けた菊花賞しかり、三分三厘で捲ってラスト3ハロンを11秒0-11秒2-11秒3と次元の違う走りで駆け抜けた天皇賞・春しかり。アッという間の2年間だった。最後もしっかりと見届けたい。今回は国内で唯一敗戦を喫しているレース。脚質的に最後方から外を捲る競馬を強いられるため、コーナー6回の中山2500㍍は不向きといえるが、力は断然の存在。昨年は異様に力の要る馬場も応えたか。最後も自分の競馬に徹するだけ。GOOD LUCK!


ドリームパスポート】〝未来へ夢を繋ぐ走りを〟
前走のジャパンC2着は下見どころで完璧なシルエットを披露。道中は好発を決めるとスッと好位のインへ。このあたりはトモの発達が大きく影響している。一見、インの経済コースを立ち回り、脚をタメるのに最適なレース運びと映るが、連続開催の最終日で内の馬場は壊滅状態。逆に不利だった。直線入り口、逃げ馬の内へ進路を取り、坂を上り切った残り2ハロン地点で外目へ持ち出そうとするが、外のトーセンシャナオーに被されて内へ弾かれてしまう。並みの馬ならそこで戦意を喪失するところ。だが、この馬は盛り返し、ゴール直前まで先頭で粘る大健闘を見せた。前々走の菊花賞2着はAメインが速い流れで飛ばす展開。それを好位のMサムソンを見る形で中団追走。発馬直後の下り坂で行きたがったものの、正面スタント前からはスムーズ。2周目の下り坂でサムソンが動き出すと、この馬も仕掛けを開始。直線入り口で鋭い末脚で一気にサムソンを飲み込み、逃げるメインも捕らえかけたところを、後方からソングオブウインドの強襲に遭った。正攻法の競馬で負けて強しの内容だった。1800~3000㍍まで、幅広い距離で切れ味鋭い脚を使う。とにかく一戦毎に急激な成長をしている。前走の内容からディープに肉薄できるのは間違いない。コーナー6回のコースを利してうまく立ち回れれば。鞍上は内田博J。


ダイワメジャー】〝充実一途の人馬〟
人馬一体となってこの秋はGI連勝。前走のマイルCS1着は道中、ステキシンスケクンの作る淀みない流れを例によって2番手へ。終始、スムーズなレース運びでフワフワしながら抜群の手応え。残り800㍍の下り坂で外目を回って進出を開始。4角で左ステッキが手綱に絡まるアクシデントがあったが、すぐに解消。直線で猛追するダンスダンスインザムードに並びかけられるともう一伸び。どこまで行っても抜かせない着差以上の強さでGI連勝を飾った。前々走の天皇賞秋1着は下見どころから520㌔を超える雄大な馬体は、存在感抜群。以前は、そこで寝てしまう悪態をしたため、2人引きに加えてステッキを持った厩務員が付き添っていた。だが、大人になったメジャーには不必要だった。道中は外枠からポンと好発を決めるとスッと2番手へ。インティライミが速い流れを刻んだため、スムーズに流れに乗る。三分三厘から直線にかけて、他馬の手綱が激しく動く中、持ったままの痺れる手応え。坂を上り切った300㍍地点から満を持して追い出され、左ステッキが入る。そこからは左右の手綱を立て直す鞍上の巧みなアクションに応え、内から迫るスウィフトカレントを寄せ付けなかった。不得手の府中を克服し、スピードの持続力をフルに生かした秋3走。他馬が迫ってからも再び盛り返す勝負根性も備わった。地力強化は明らか。今回もアドマイヤメインが作る縦長の流れを2番手から流れに乗るだろう。課題は初の2500㍍。強気の競馬でスタミナは持つのか

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コスモバルク】〝北海道の夢はイヴの中山で〟
前走のジャパンC4着は逃げ馬不在で久々のハナへ。相手関係を考えれば最良の作戦。道中は、向こう正面で12秒7-12秒7-12秒4とたっぷり息を入れる。余力を残したまま直線を向いたが、外へ膨れ、太め残りも影響して伸び切れなかった。昨年のこのレースは中団のインで脚をタメ、1角で3番手までポディションを上げる。その後も経済コースを立ち回り、向こう正面で仕掛けを開始させる。4角で早々先頭へ躍り出ると、直線で苦しくなってフラつく。他馬へ迷惑をかけたことはいただけないが、正攻法の強い内容だった。速い脚はないが、平均して脚を使うタイプ。右回りに替わるのは大歓迎だし、淀みない流れで折り合いやすいGIなら全能力を発揮できる。馬体が絞れていれば夢は膨らむ一方。


メイショウサムソン】〝変則3冠のタイトルを〟
前走のジャパンC6着は超スローの展開で、速い脚を求められる展開。これを中団から追い比べの形になっては辛かった。前々走の菊花賞4着も異様な高速馬場。Aメインの作る縦長の淀みない流れを好位追走。だが、前のメイン、後ろのドリームを気にしなければならない立場。4角で仕掛けを開始させるも、ビッシリとマークを受ける。直線入り口で単独2番手へ躍り出るも、見せ場はそこまで。レコード決着はこの馬向きではなかった。春の2冠はいずれも遅い時計での決着。全体の時計、上がり速い競馬では分が悪い。その意味では中山コース向きの馬。とにかく力の要る馬場になってほしい。雨なら怖い。馬体はなかなか絞れない。


デルタブルース】〝日豪GI制覇で目覚めた〟
前走のメルボルンC1着は日本競馬の歴史に新たな1ページを刻んだ。好発を決めると超スローの流れを2番手追走。三分三厘で3番手の馬が動いても慌てずジックリ。ワンテンポ遅らせた仕掛けで直線へ。楽な手応えで先頭へ躍り出ると、そのまま抜け出す。外から僚馬ポップロックが迫ってくるが、鞍上岩田Jの懸命なアクションに応えて僅かに凌いだ。ステイヤー魂をまざまざと見せ付け、南半球で見事な復活を遂げた。遠征前の国内のレースでは、発馬難とスピード不足を露呈していた。天皇賞・春のように内枠で馬込みに包まれ、仕掛けが遅れてはダメ。ここは2500㍍への距離短縮と高速決着に不安を残す。鞍上岩田Jの性格、陣営の思惑を考えても何が何でも先行策で来る。そこからズブさを見せずに三分三厘で反応できるかどうか。


ポップロック】〝アタマ差の悔しさを日本で〟
前走のメルボルンC2着は同僚デルタブルースとともに日本馬ワンツーフィニッシュを決める快挙。23頭の多頭数競馬で、道中はちょうど中団外目を追走。三分三厘で除々にポディションを上げ、直線は不利を嫌って大外へ。一完歩毎にデルタに迫り、残り100㍍から馬体を併せるも、僅かに届かず。惜しかった。遠征前の目黒記念1着は雨が残った力の要る馬場。平均ペースの緩みない流れを中団馬群から追走し、直線で早めに先頭へ立って押し切る強い競馬だった。底力に優れた差し馬。ここはアドマイヤメインの出走で速い流れが期待できる。上がりが掛かれば。


スイープトウショウ】〝最強牝馬の威信にかけて〟
前走のエリザベス女王杯2着は中1週での参戦。6㌔増で馬体はフックラしていた。だが、返し馬ではフットワークに硬さが目立ち、いい頃のバネの利いた走りではなかった。課題の返し馬、ゲート入りともスムーズに行うと、道中は縦長の速い流れを後方でカワカミをマークする形。終始、いい形で進められ、フサイチ→カワカミが動いた3角の下りから4角で、同馬も外を通ってポディションを上げる。直線で馬場のいい大外へ持ち出し、差し切りも狙える圏内にいたが、思ったほど弾けず、伸び切れなかった。これまでの実力を考えれば不満が残る。やはり臨戦過程に不安があり状態が万全でなかったのは確か。また、昨年優勝時の自身の1600㍍通過が1分39秒9だったのに対し、今年は1分37秒2。シェルズレイが作る速い流れで、脚を十分にタメることができなかったのも響いたか。休み明けの京都大賞典を快勝し、その反動があったここ2走。間隔を開け、最終追い切りで動きを確かめたい。一流牡馬を一気に差し切った宝塚記念の内容からここでも通用する力があるのは確か。コーナー6回の中山コースは不向きか。


スウィフトカレント】〝虎視眈々、怖い鞍上〟
前走のジャパンC8着は鞍上も話すとおり、一線級相手で2500㍍は厳しかったところか。ベストは流れの速い2000㍍。2500㍍のここは、鞍上の考えはひとつ。最後方からの一発


アドマイヤメイン】〝逃げて逃げて逃げまくれ〟
前走の香港遠征は不可解な惨敗。スピードが生きない独特の馬場が敗因か。前々走の菊花賞3着は発馬直後から飛ばしに飛ばし、大逃げの形。これで後続各馬の仕掛けを封印できた。その後、1角から向こう正面まで息をたっぷり入れ、3角の下り坂で再びペースアップ。本来なら、このままゴールまで突っ走るのだが、直線入り口で12秒5と余力を残し、ラスト1ハロン12秒2の二枚腰を使う芸当を見せた。豊マジック炸裂の瞬間だった。菊花賞から500㍍の距離短縮は勿論、大歓迎。コーナー6回の中山2500㍍。菊花賞のような緩急ある競馬ができれば面白い。鞍上はダービー以来の柴田善J。盛り上げる!


アドマイヤムーン】〝期待が膨らむ香港の走り〟
前走の香港C2着は凱旋門賞でディープに先着したプライドを急追する大健闘。最後の切れ味は凄かった。クラシック制覇を期待された今春は末脚が不発に終わった。立て直された札幌記念では一瞬の加速力で馬群をスイープ。次走の天皇賞でも、直線で何度も進路をカットされる不利がありながら鋭い脚を使った。速い流れでも切れ味を生かせたのは収穫だった。2500㍍への距離延長も充実した今なら問題ないだろう。ギリギリまで追い出しを我慢できれば。


アドマイヤフジ】〝不気味なアドマイヤ軍団〟
前走の日経新春杯1着はそれまで三分三厘の勝負どころで見せていたズブさを見せず、底力勝負の流れを力強く差し切った。菊花賞当時からの成長を印象づけた。しかし、今回は骨折で約一年ぶりの実践。一週前は長めを一杯に追われ、攻め自体は豊富。でお、いきなり最強メンバー相手では。最終追いに注視。


トウショウナイト】〝上昇気流に乗った関東の伏兵〟
前走のアルゼンチン共和国杯1着はテンから2500㍍戦とは思えない厳しい流れ。それを中団追走。流れの落ち着いた3角で除々にポディションを押し上げ、4角→直線入り口の1ハロンを11秒3と加速し、早々先頭へ並びかける正攻法の競馬。残り2ハロン地点で単独先頭に立ち、アイポッパーの追撃を受けながら押し切った内容は圧巻だった。ラスト2ハロン11秒8-12秒1と大きくバテなかったのも高く評価できる。一時はスランプに陥っていたが、今夏の札幌戦での勝利をキッカケに立ち直った。元々は強豪相手に善戦してきた馬。勝ち味を覚えた今なら怖い存在だ。


ウインジェネラーレ】〝得意舞台で一泡吹かすか〟
前走の中日新聞杯は小回り中京でペースアップした三分三厘でズブさを見せた。しかし、忙しい条件を経験したことで今回のGI戦に生きてくるだろう。2走前のアルゼンチン共和国杯は久々を激走した反動があったのかも。長期休養明けだった3走前が早めに動く厳しい競馬で見せ場を作った。やれていい能力の持ち主。

トーセンシャナオー】〝GⅡ勝ちの中山でもう一波乱を〟
セントライト記念勝ちの中山コースになるが、その時とは相手の質が違いすぎる。先行してどこまでだろう。時計は掛かるほうがいい。

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阪神C(GⅡ)回顧

2006-12-17 23:08:43 | 回顧
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【馬場】Bコース。小雨舞うも良馬場。以前として良い馬場。

12.3 - 10.6 - 10.9 - 11.3 - 11.5 - 11.7 - 12.3

【展開】ダイワパッションがハナ。2ハロン目から10秒6-10秒9と飛ばし、速い流れ。2番手マイネルに3角でオレハが競りかける。勝ち馬はその直後、ゴール前は激しい追い比べ。前傾ラップ。

 調教◎。久々のベスト舞台で2歳王者フサイチリシャールが復活を遂げた。下見所ではボリューム満点のトモと二人引きで抜群の気合い乗りが目に付いた。ここ2戦はダートを使われ久々の芝短距離戦だったが、難なく好位で流れに乗る。このあたりはスピード性能の高さが成せる業。前のマイネル、オレハを見ながらの絶好の位置から直線へ。外からオレハに被されるも脚力の違いで突破。坂上でもそれが衰えることはなく、ゴール前できっちり差し切った。前傾ラップを楽に追走し、力強く抜け出した直線、強敵相手に視界の明るい勝利だった。

 調教◎。主戦の松岡Jが落馬負傷し、名手安藤勝Jに乗り替わったプリサイスマシーン。道中はダイワパッションの作る速い流れを5,6番手の好位で流れに乗るも、3角で無理せずジッと中団に控える。十分に脚をタメて直線の追い比べに持ち込むも、シンボリとオレハに進路を阻まれ、残り1ハロン地点で内へ切れ込む。そこから鋭い脚で突き抜けてグイグイ追い込むも、僅かに届かず。直線でスムーズだったら勝っていただろう。以前は間隔を空けないと使えなかった馬が、順調に使い込めたように体質強化されている。切れる脚も使えるようになり、短距離馬として定着してきた。

 調教◎。3着のマイネルスケルツィも中間に絶好の動きを見せてデキは最高だった。道中は外枠からスッと2番手へ付ける。だが、最初の2ハロンは若干、力みながらの追走。しかも、3角でオレハに外から被される苦しい競馬。ペースも速く本来なら崩れておかしくないケースだったが、直線で単独先頭に踊り出てゴール前まで粘る大健闘を見せた。体質強化され強くなっている。右回り巧者と言われているが、今のデキなら左回りも克服できないか。外枠を引き、その外に先行馬がいなければ。

 調教◎。本命視したアサクサデンエンは道中、中団のインで脚をタメる。内回りコースで速い展開になったのは予定通り。十分に脚をタメて直線へ。手綱をしごき追い出されるも、内へモタれ左ステッキで外へ膨れたシンボリグランに進路を阻まれる。立て直されてエンジンが掛かってからは鋭い脚で追い込んだ。追い出してからスッと反応できるタイプではないだけに、あのロスは痛かった。その意味でも府中向きといえるか。GI馬としての底力は示した。

 調教○。シンボリグランは前の有力どころを意識しながら今回は好位から。三分三厘で早めに進出する正攻法の競馬を見せるも、直線で内へモタれて伸び切れなかった。タメたほうがいいか。

 ニューベリーは好位のインをうまく立ち回り、絶好の競馬を見せる。直線半ばまで懸命に我慢したが、最後は地力の差。GⅢなら。

 チアフルスマイルは冬場に弱いタイプ。それでも最後は鋭く差してきた。

 調教△。コートマスターピースはまたしても出負け。トモの送りの硬さが影響しているか。二の脚でスッと中団へ取り付くも、伸び切れず。日本のスピード競馬向きではないか。

 調教◎。オレハマッテルゼは元々ボテッと見せるタイプだが、プラス6㌔と太く見えた。スッと先行し、3角で早めに競りかけるいつもの競馬だったが、直線はアッサリ後退。不満。

 
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阪神C(GⅡ)、オリオンS予想

2006-12-16 22:55:24 | 最終結論
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阪神10R オリオンS
◎エリモエクスパイア
【見解】
阪神Cの軍資金をこの馬の単勝で稼ぐ。前走の古都S3着は緩い流れを後方で折り合いに専念。良い感じで脚をタメ、三分三厘で外目を通って進出。若干、早仕掛けの嫌いはあったが、内の馬場を考えればコース取りは間違っていない。そこから弾けそうな勢いはあったが、思ったほど伸び切れなかった。鞍上も言うように、春からフットワークが大きくなった分、雨馬場に脚を取られたのが敗因。決して力負けではない。いずれは中距離重賞で活躍していく器。幸い雨は持ちそうだ。


阪神11R 阪神C
◎アサクサデンエン
○プリサイスマシーン
▲マイネルスケルツィ
△シンボリグラン
×オレハマッテルゼ
×タマモホットプレイ
【見解】
 札幌記念に続く国内で2個目の定量GⅡ戦。賞金も7000万円と高額だけあってGI馬4頭をはじめ、スプリント、マイル路線のエリートが仁川の地に集結した。
 リニューアルされた阪神は前残りが目に付く。まだジョッキーも手探りの段階だけに仕方ない面もあるが、ここは内回り。ステキシンスケクンが飛ばし、外からオレハマッテルゼ、マイネルスケルツィ、フサイチリシャールの追走。早めに仕掛けたいタイプもいるだけに、かなり厳しい流れになりそう。
 ここはGI馬アサクサデンエンの復活走に期待する。今秋2走はいずれも結果を出せておらず、7歳馬で衰えを懸念したくなるところ。だが、攻めの動きを見る限り、それはない。考えられるのは距離。これまでの良績は1400~1600㍍に集中している。前走の天皇賞・秋7着は淀みない流れの2000㍍でも、最後まで集中力ある走りを見せていた。叩き3走目で3ハロン距離短縮、ここは言い訳の通用しない舞台だ。上記に述べたように攻めの動きは絶好で、毛ヅヤも抜群。展開も向くと来れば買うしかない。
 相手筆頭は安藤勝Jに乗り替わったプリサイスマシーンを。前走のマイルCS6着はいいリズムで好位追走するも、直線で外から被され、馬場の悪い内を通らされたのが痛かった。スムーズだったら際どかった。この中間も相変わらず絶好の動きを見せ、好調をキープ。前の有力どころを見ながら一発を狙える点も魅力。
 
ステキシンスケクン回避…

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土曜日の競馬

2006-12-15 18:42:01 | 最終結論
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中京11R 愛知杯
◎キープクワイエット
○アドマイヤキッス
▲ソリッドプラチナム
△コスモマーベラス
×スプリングドリュー
×ロフティーエイム
【見解】
51㌔の軽量キープクワイエットを狙う。前走の中日新聞杯8着は平均ペースの流れを3,4番手の好位追走。三分三厘で外目を早めに進出する仕掛けで直線は先頭へ躍り出るかの勢い。ラスト1ハロン地点まで懸命に我慢したが、あと一歩の粘りが届かなかった。それでも、牡馬相手にコンマ7秒差、走破時計は悪くない。前走から1㌔増に止まり、牝馬限定戦のここはチャンス大。このメンバーなら激しい先行争いは考えにくく、アドマイヤキッスとコスモマーベラスがお互いを意識しあえば。


中京8R 中京2歳S
◎ダイワスカーレット
○アドマイヤオーラ
▲ビンチェロ
【見解】
好素質馬ダイワスカーレットを本命視。デビュー戦の前走は3角からペースが上がり、外からビッシリ競られる苦しい展開。それでも、直線で他馬を相手にしなかった辺りはさすが。キャリア1戦でも被された経験はここで生きる。


阪神11R アクアリミナルS
◎メイショウヨシヒサ
○サンライズレクサス
▲スカーレットベル
△サクラビジェイ
×アンクリーサム
×ホウショウルビー
【見解】
切れ味鋭いメイショウヨシヒサを本命視。発馬を決めて差し切る。


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