中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

素晴らしいレースでした!

2005-10-24 15:52:35 | Weblog
みなさんこんにちは
昨日は菊花賞を観戦しに京都競馬場まで行ってきました
ディープインパクトの偉業達成の瞬間に立ち会えたことに感動しました
本当にすごい馬ですね。
直線の末脚は空中を舞ってました
初めての京都競馬場で右も左も分からず…
しかも、帰りの阪急淀駅は有り得ないくらいものすごい人でした
でも、超満員でしたが、最高の思い出になりました

今週は馬券的妙味のある天皇賞秋ですね。
ストーミーカフェが叩き2走目で息が入れれるかによって展開が変わってきそうです。タップとしてはラチを頼りたいでしょうし、早め先頭の競馬をしそう。淀みない流れになるでしょう。すごいメンバーが揃って検討したいのですが、パソコンが…


お詫び

2005-10-19 11:21:54 | Weblog
みなさんお久しぶりです
先週まったく更新できませんでした。
実は自宅のパソコンを修理に出してしまったのです
今週も更新できそうにありません。
天皇賞ウィークには復帰したいと思います
いよいよ菊花賞ですね
ディープインパクト楽しみです

さあ、秋華賞!!

2005-10-12 00:51:30 | Weblog
前哨戦のローズSで能力の違いを見せ付けたエアメサイア、ラインクラフトの2頭。メサイアは春よりも格段に瞬発力が強化され、クラフトも折り合いを欠きながらさすがの地力であった。順当に行けばこの2頭の決着だろう。3着争いとしては2歳女王ショウナンパントル、馬体回復で狙いたいエイシンテンダー、久々ジェダイトなど混戦模様。これからじっくりと検討していきたい。

日曜の東京ではエリザベス女王杯の前哨戦府中牝馬S。ここは有力どころが一長一短で荒れる要素を含んでいる。昨年の覇者オースミハルカの走りに注目したい。あとは一瞬の切れ味が持ち味のレクレドール。前走は勝負どころでのマクり戦法で勝利。脚質に幅が出たと見たいが、直線の長い府中でどういう競馬をするのか注目。輸送競馬になるヤマニンアラバスタ、3冠牝馬スティルインラブにも注目。こちらもこれからじっくりと検討したい。

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毎日王冠(GⅡ)回顧

2005-10-11 23:58:15 | 回顧
天候:曇  芝:稍重
【馬場状態】開幕週のAコース。絶好のコンディション。だが、前日からの降雨でやや重の馬場。

12.9 - 11.8 - 12.2 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.1 - 11.1 - 11.4
(36.9-33.6)(49.2-45.3)(61.2-57.3)  1:46.5 

【展開】好発を決めたダイワメジャーがハナへ。テン5ハロン61秒2の超スローの流れ。3角から掛かったコスモバルクがハナを奪う。直線目一杯に使った上がり勝負。先行馬断然有利の流れ。

勝ったサンライズペガサスは好発を決めると、スッと好位へ取り付く。終始、超スローの流れをスムーズな追走でコスモバルクを徹底マーク。バルクが掛かって3角でハナへ立つと、同馬も連れて上がっていく。直線入り口で先頭へ並びかけると、グングンと他馬を突き放して圧勝。切れに切れた。確かに展開に恵まれたことは確かだが、直線で見せた瞬発力は素晴らしいものだったし、まだ余裕があった。展開を読んで積極的な競馬をした鞍上の好騎乗も光った。2度の屈腱炎を克服した7歳馬。頭が下がる思い。

2着はテレグノシス。道中は後方のインで脚を温存。だが、流れは最悪の超スロー。後方の同馬にとって厳しい流れ。いつもなら、直線を向いて大外へ持ち出す鞍上だが、ギリギリまで追い出しを我慢させると、馬群がバラけたところを一気に仕掛ける。グイグイと鋭い末脚で猛追。メンバー最速の32秒7の脚を繰り出すも、届かず。ただ、展開を考えれば2着に追い上げただけでも価値が大きい。やはり、この馬の瞬発力は府中にぴったり。昨年の天皇賞では内が異様に伸びる馬場を、大外ブン回しで惨敗している。どのような騎乗を見せるのか。

3着は人気薄のケイアイガード。発馬後に気合を付けて先行。やや行きたがる仕草を見せながらの追走。一旦は5番手まで下がりながらも、直線でジリジリと伸びて3着まで追い上げた。追って頭の高い走法でスパッとした脚は使えない。好位から渋太く粘る競馬が身上。夏場は熱発の影響もあったのだろう。神戸新聞杯でキングカメハメハの2着馬。1800㍍~2000㍍で注目。

4着はバランスオブゲーム。超スローの流れを好位からスムーズに追走。終始、流れに乗るも直線での反応は今ひとつ。GⅡ4勝で鉄砲駆けの実績があり、条件はベストであったが…。鞍上によれば「以前の沈むような走りじゃなくて…」とのこと。年齢的な衰えがあるのか。

5着はダイワメジャー。最終追い切りで破格の時計を計時して仕上がりは良かった。好発を決めると押し出されるようにハナへ。超スローの流れ。3角でコスモバルクに外からハナを奪われる。その後は2番手から脚を溜める。直線を向いての瞬発力勝負で伸び切れず…。安田記念時もそうだが、直線の長い府中では脚の使いどころが難しい。今回のような瞬発力勝負ではスパッと切れる脚のない同馬にとって分が悪い。かといって早めに抜け出す競馬では直線の長い府中では息が持たない(今回の流れならその競馬でも持った可能性はあるが)。ベストは淀みない流れの中山1600㍍。鞍上によれば「かなりノドが鳴っている」とのこと。

6着のスイープトウショウは叩き台のレース。速い時計は2本。発馬で後手を踏むと、仕掛けて前へ。その結果、掛かり気味の追走になった。4角で5番手まで押し上げて前を射程圏に入れる。だが、そこから春当時の伸びが見られなかった。57㌔と掛かり気味に追走したこと、長距離輸送を挟んでプラス6㌔と余裕残しの仕上げだったことを考えれば及第点。牝馬では珍しく叩き良化型だけに次走は変わるだろう。

人気を背負ったカンパニーは今ひとつ伸び切れず。陣営の指示で後方を追走。直線を向いて外へ持ち出すも伸びず下がらず。上がり32秒9の脚を使っているが…。この上がり決着では致し方ないか。

ハットトリックは発馬で後手を踏む。その後は中団のインで末脚を温存。4角で外へ持ち出されると、一旦はテレグノシスとともに残り1ハロン地点までいい脚色で追い上げるも、ゴール前で筒一杯となってしまった。1ハロン距離が長かったか。富士Sへ出走してきたら注目。

コスモバルクは残念ながら天皇賞出走の夢は途切れた。発馬後は手綱を抑えられて中団前目を追走。だが、相変わらずの掛かり癖で我慢しきれずに3角でハナへ立つ。そこから4角までは追い出しを我慢。直線を向いて他馬を突き放しに掛かるも、抵抗できず馬群に沈んでしまった。切れる脚のない同馬。平均ペースの持続性のある流れでこそ持ち味が生きる。多少ハイラップでも最初からハナへ立って自分で競馬を組み立てるべきだった。オーナーから「抑える競馬」というオーダーが出ていた。

ハイアーゲームは残念ながら見せ場を作れなかった。出負け気味の発馬。道中は最後方追走。直線を向いて外目へ持ち出すも、内へモタれながら追われていた。それにこの上がりで最後方からの競馬では厳しかった。

完全に展開を見誤ってしまった。この反省を生かして今週に繋げていきたい。


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毎日王冠(GⅡ)最終結論

2005-10-08 23:27:44 | 最終結論
◎ハイアーゲーム
○バランスオブゲーム
▲コスモバルク
△テレグノシス
×スイープトウショウ
×カンパニー
★サンライズペガサス

【展開】
名手安藤勝騎手が手綱を握るコスモバルクがハナへ。折り合いに不安があるだけに、ガンガン飛ばすことは考えがたい。平均ペースの持続性のある流れへ持ち込む。2番手がダイワメジー。溜めても切れる脚に欠けるだけに、前走のような早めの競馬に持ち込みたい。この馬の仕掛けどころが鍵を握る。後ろの馬にも十分出番がある。

【見解】
本命は関東馬ハイアーゲーム。キングカメハメハとの激闘(ダービー3着)の反動でその後はスランプに陥った。ようやく復調の兆しを見せたのが、今冬のダイヤモンドS3着。道中は距離を考慮して最後方待機。4角で外をマクり気味に進出すると、一気に仕掛ける。前を急追するも、ゴール前は脚が上がってしまった。ただ、直線の長い府中を考えれば明らかな早仕掛けだった。それを考えれば及第点の内容。青葉賞1着で見せた爆発的な末脚は今でも脳裏に焼きついている。間違いなく府中は走る。久々の中距離に戸惑わずに追走できれば。前走後は放牧へ出して完全休養。帰厩後は坂路で入念に乗り込まれている。ここを勝ってゼンノロブロイへの挑戦状を叩きつける!!

相手筆頭はバランスオブゲーム。相変わらず速い時計は出していないが、これで結果を出しているし、ポン駆けも利く。先行馬少数のメンバーと開幕週の馬場での利が見込める。GIでは切れ味不足を露呈しているが、GⅡなら格上の存在。早めに抜け出す。

ここ目一杯勝負のコスモバルク。名手安藤勝騎手を迎え、態勢は万全。ハナへ立ってJC2着のように折り合えれば。平均ペースの逃げ切りを図る。

府中巧者テレグノシス。息の長い末脚は健在でここも好勝負に持ち込むだろう。あとは宝塚記念馬スイープトウショウ、距離延長と切れ味注目のカンパニー、宝塚記念5着が惜しかったサンライズペガサス。エリモハリアー、ダイワメジャーなど他にも力のあるメンバーが揃い、楽しみな一戦だ。


【エリモハリアー】
前走の朝日CC2着はビッグプラネットの作る淀みない流れを中団のインと終始経済コースを通る。直線を向いて伸びかけたところで前が詰まる大きな不利。立て直して外へ持ち出すと、鋭く伸びて急追しただけに悔やまれる。負けて強しの内容であった。これで函館記念勝ちがフロックでないことが証明できた。速い時計決着に対応したのも大きい。一戦毎に力を付けている。ここでもうまく脚を溜められれば。


【ケイアイガード】
前走の関屋記念8着は追ってからの伸びが案外。頭の高い走法で、中団からの追い比べは向かないか。都大路S1着、神戸新聞杯2着のような好位から粘り込む形が合っているのか。その意味では府中のような長い直線は向かい気がする。


【ハットトリック】
前走の安田記念15着は発馬で後手を踏む。その後は後方のインでジッと末脚を温存。直線を向いて果敢にインを狙うも、前が詰まり万事休す。ただ、前が開いても上位争いは厳しい情勢であった。追われてからエンジンの掛かりが遅く、前々走のマイラーズC9着のように勝負どころで不利があると致命傷になる。その意味では直線の長い府中は持って来い。


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毎日王冠(GⅡ)展望

2005-10-07 22:47:31 | 見解
スイープトウショウ、、ダイワメジャー、テレグノシスのGI馬3騎に加え、道営の雄コスモバルク、東京得意のハイアーゲーム、出世の見込めるカンパニー、鉄砲駆けが得意でGⅡ4勝馬バランスオブゲーム、切れ味鋭いサンライズペガサスなど、かなりのメンバーが揃った。舞台は東京1800㍍。スピード、スタミナ、切れ味すべてが要求される舞台。天皇賞で打倒ゼンノロブロイ、タップダンスシチーの1番手候補はどの馬なのか。

【スイープトウショウ】
いよいよここから復帰する。前走の宝塚記念1着は好発を決めると、スッとゼンノロブロイの直後へ。3~4角で前の有力どころが早めに動くなか、同馬は少しずつポディションを上げていき、4角で前を射程圏に入れる。馬場の中央から力強く抜け出して牡馬を一蹴。展開が向いた面はあるものの、ゼンノロブロイを負かしたことは素直に評価できる。前々走の安田記念2着はフワっとした発馬。ローエングリンの作る速い流れを後方からスムーズに追走すると、直線で馬群の外目を鋭く伸びる。ゴール前で息切れして内にモタれたものの、直線で見せた末脚はさすがのものだった。息の長い末脚は府中にぴったり。
以前は調教時から馬場入りを拒んでいたが、今シーズンは普段からB着用し、調教助手に転身した山田和助手のおかげで、普段から満足のいく調教ができるようになった。この中間は速い時計は2本。目標は先にあるということで余裕残しの仕上げであることは間違いない。どれだけの競馬ができるのか。注目。斤量は57㌔。


【ダイワメジャー】
完治が難しいと言われる喘鳴症(ノド鳴り)の手術に見事に成功した。前走の関屋記念2着はスローの流れを好位から追走し、直線入り口で堂々先頭に踊り出る。ラスト1ハロン付近まで粘るも、最後は勝ち馬の決め手に屈した。パドックでは非常に落ち着き、気配が良かった。前走の安田記念7着はローエングリンの作る速い流れを絶好の手応えで好位のインを追走するも、直線で伸びず下がらずの内容。府中の長い直線では、早めに仕掛けると長くいい脚を使うタイプではないのでバテてしまう。それを考慮してギリギリまで追い出しを我慢したのは良かったが、瞬発力勝負では分が悪かった。外から一気に来られた時に反応できなかった。このように溜めてもいい脚を使えるタイプではなく、早め先頭で押し切る競馬が合っている。府中向きの脚質とは言い難い。皐月賞、ダービー卿CT勝ちのある中山がベスト。この中間はWでの最終追い切りで破格の時計を計時。久々で速い時計2本は少ないが、一応は動ける体勢にあるか。


【テレグノシス】
古豪GI馬復活なるか。前走の安田記念6着はローエングリンの作る速い流れを最後方から末脚を温存。直線を向いて大外に持ち出すと、息の長い末脚で怒涛の追い込みを見せる。だが、ゴール前で脚色が鈍ってしまった。勝ちタイムが1分32秒7で上がりが34秒9。さすがに、強豪相手にこの時計で一気の差し切りは厳しかったか。よく走っている。昨年のこのレースは見事1着。ローエングリンの作る緩い流れ。ラスト4ハロンの切れ味+持続性を要求される流れ。それを最後方から追走し、直線で大外から目の覚める鬼脚で一気の差し切り勝ち。実績のない1800㍍をこなしたのは大きかった。絶好の舞台である府中で、昨年のようにそれほど速い時計決着にならないほうがいい。ポン駆け実績は十分。


【カンパニー】
前走の安田記念5着はテンに若干、口を割って行きたがる仕草を見せるものの、その後はスムーズ。4角まで馬群のなかでジッと我慢すると、直線入り口で2着馬とほぼ同じ位置。スムーズに外へ持ち出した2着馬に対し、同馬は前が詰まってスムーズに追えない。それでも、怯むことなく最後までしっかりとした脚色で駆け抜けた点は高く評価できる。鞍上によれば「距離が伸びて追走が楽になれば」とのこと。中山記念2着や京阪杯2着で見せた鋭い末脚がGIで通用することが証明できたし、GI特有の速い流れを経験できたのも大きな収穫だった。馬群に怯まない類まれなる勝負根性に加え、エンジンの掛かりが遅く、加速してからの切れ味は府中にぴったり。久々でも坂路で入念に乗られている。注目。


【ハイアーゲーム】
04年のダービー3着馬。マイネルマクロスが作るHペースの流れを、中団からキングカメハメハを徹底マーク。3~4角で一気にマクって勝ち馬を潰しに行く。展開と直線の長さを考えれば無謀な競馬。それでも、小差の3着に踏ん張ったことは高く評価できる。だが、その滅茶苦茶な代償として「反動」が残った。その年の秋は全くいいところがなかった。復活を予感させたのが、今冬のダイヤモンドS3着。最後方から末脚を温存すると、4角で外目をマクるように進出。そこから一気に仕掛けて先頭に踊り出るも、最後は脚が上がってしまった。それでも、早仕掛けを考えれば致し方なく、上々の内容であった。前走の天皇賞12着後に放牧に出し、完全休養。中間は坂路を入念に乗り込まれ、鋭い動きを披露しているとのこと。完全に立ち直ったと見ていいだろう。距離を考慮して慎重な競馬になる長距離よりも、思い切った競馬で持久力のある鋭い脚を発揮できるこの距離のほうがいい。走りがスムーズな府中なら。

【バランスオブゲーム】
前走の安田記念7着は道中、ローエングリンの作る速い流れを無理せず中団前目を追走。直線を向いて早めに仕掛けて先頭へ躍り出る。しかし、ゴール前で脚が止まってしまった。鞍上としては溜めての切れる脚が使えないだけに、早めに仕掛けて粘り込む作戦だっただろう。見せ場は十分作った。一昨年のこのレースの覇者。ファインモーションの作る淀みない流れを好位から追走すると、早めに抜け出す。そこからグイグイと後続を引き離して2馬身半を付けての圧勝。GIでは詰めの甘さを露呈しているが、GⅡでは4勝しているように、力上位。また、無類の鉄砲巧者でもある。この中間は一本も速い時計を出していなのは不満だが、いつもこの仕上げで好走している。ここも早めに抜け出す競馬。


【サンライズペガサス】
前走の宝塚記念5着は惜しい競馬だった。道中はコスモバルクの作る淀みない流れを、ほぼ勝ち馬と同じ中団から追走。4角でも手応えが残っており、好勝負は確実かと思われた。だが、直線入り口で前がカットされてまともに追えない不利。それでも戦意を喪失せずに最後までしっかり走っていたことは高く評価できる。3走前の大阪杯1着で見せたような強烈な末脚は7歳でも健在。府中は2戦とも着外だが、これは長期休養明けで本調子ではなかった。左回りは今冬の中京記念2着の走りから問題ない。持ち味である長くいい脚を生かせれば。中間は坂路で乗られている。最終追い切りが軽かったのはどうか。


【コスモバルク】
前走の宝塚記念12着は好発を決めると、スッとハナへ。平均ペースの流れに持ち込むも、終始、タップダンスシチーに競りかけられて息を入れられなかった。しかも、勝負どころで早めに来られては致し方なし。ここ数走は鞍上と全く呼吸が合っておらず、スムーズな競馬ができていない。天才ルメールとコンビを組んだ昨年のJC2着では2番手でピタリと折り合いが付いた。勝ち馬のゼンノロブロイには子ども扱いされたものの、自身は早めの競馬で抜け出し、一旦は3着馬に先着を許すも、そこから類まれなる勝負根性で差し返す芸当。決して強烈な決め手があるはけではない。自身で平均ペースを作るか、番手で追走して早めに抜け出す競馬が持ち味。スピードの持続力がある。セントライト記念1着のような競馬が理想的。ここは単機逃げが望めそう。今回は鞍上に安藤勝騎手を迎え、勝負態勢は万全。


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スプリンターズS(GI)回顧

2005-10-04 00:36:31 | 回顧
天候:晴  芝:良
【馬場状態】今週からCコース。相変わらずの高速馬場。

12.1 - 10.1 - 10.7 - 11.1 - 11.5 - 11.8
(32.9-34.4) 1:07.3 

【展開】好発を決めたカルストンライトオがハナへ。同じく好発の大外ギャラントアローが競りかけテン32秒9のHペース。直線は逃げ粘るカルストンライトオ、抜け出すサイレントウィットネス、大外デュランダルと壮絶な叩き合い。

勝った“精英大使”は強かった。外枠から好発を決めると、スッと外目の3番手を追走。勝負どころの4角で手応えが怪しくなり、万事休すかと思われたが、直線で激しく追われると怒涛の末脚で強襲。ゴール前で内に切れ込み、更には外へ膨れながらも1 1/4馬身ちぎった。強すぎる。前日に放馬や外枠の影響は皆無だった。スプリント戦では無類の強さ。

2着は日本代表デュランダル。久々ながら抜群の気配で好仕上がり。力強いトモの踏み込みであった。道中はいつもどおり最後方待機の策。直線で大外に持ち出されると、上がり32秒7の究極の末脚で追い込むも届かず。ただ、長期休み明けであれだけの脚で差し届かないなら致し方ない。さすがの底力。マイルCSも楽しみ。

3着はアドマイヤマックス。マイナス16キロは以外だったが、休み明けながら入念に乗り込まれていた。仕上がりは良かった。道中は中団のインで末脚を温存。直線でうまく外へ持ち出されると、鋭い伸び脚で猛追するも2頭には及ばなかった。春の高松宮記念より相手が強かった。すべての力は出し切った。年齢を重ねるごとにスプリンターとしての才能が開花した。

4着はマルカキセキ。道中は勝ち馬の直後、好位の外目を追走。除々に勝ち馬に迫ると、4角で相手の手応えが悪いと見るや、一気に競りかける。一旦は抜け出すかと思われたが、急坂で脚色が一緒になってしまった。ただ、一戦毎に力を付けているのは確か。攻めに行っての内容で価値は高い。小回り平坦の高松宮記念が楽しみ。使い詰めで調教の動きはあまり良くは映らなかった。

5着のキーンランドスワンは道中、中団で折り合いに専念。GI独自の速い流れは好都合だった。直線を向いて鋭い脚を繰り出すも、そこまで。上位馬とは決め手の差。力は出し切っている。やはり、この馬はGIでこその馬。

6着はタマモホットプレイ。道中は中団外目を追走。一度使われたことで、少しは追走に余裕があった。直線で外目に持ち出されると、伸びかけたことろを勝ち馬に外から被されてしまう。それでも、怯まず最後まで末脚を伸ばしていた。1200㍍よりは追走に余裕のある1400㍍が合っている。気難しく、直前の攻めが軽かったのは不満だが、競馬の内容は良かった。スワンSで注目。

最内枠だったゴールデンキャストは道中、無理せず中団前目のインを追走。終始、経済コースを通って直線を向くも、ジリジリとしか伸びなかった。鞍上によれば「ずっと外の馬を気にしていた」とのこと。揉まれない外ならもっとやれたか。

本命視したプレシャスカフェは8着。発馬もまずまずで、スムーズな折り合いで中団を追走。直線を向いても、前がうまく開いて最高の展開。それでも、全く伸びず見せ場すら作れなかった。鞍上によれば「ノドの影響が大きくなっている」とのこと。残念だ。

カルストンライトオは好発を決めると、スッとハナへ立つ。外からギャラントアローに競られるも、テン32秒9は馬場とこの馬のスピードを考慮すれば決して速くはない。4角で他馬を突き放し、直線を向いてもラスト1ハロン地点まで粘りを見せる。あわやのシーンも考えられたが、そこまで。やはり、前走で減った馬体が更に減っていた(マイナス2㌔)ことも大きく影響したろう。一週前まで追い切りをセーブしたが、戻らなかった。立て直しに期待。

シーイズトウショウはまさかのマイナス30キロ。笹張り治療明けで攻めは積まれていたが、急仕上げだった。しかも、下見どころから気負って、走れる状態ではなかった。この馬も立て直しに期待。


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スプリンターズS(GI)最終結論

2005-10-02 13:18:27 | 最終結論
◎プレシャスカフェ
○サイレントウィットネス
▲デュランダル
△シーイズトウショウ
×キーンランスワン
×シルキーラグーン


【展開】
プレシャスカフェを本命視。前走の函館SS9着は発馬で後手を踏み、掛かってしまった。状態も本物ではなかった。今春の高松宮記念3着も発馬で大きく後手を踏んで、慌てた鞍上がテンから仕掛けたために、掛かり気味に追走。しかも、直線で馬場の悪い内を通ったことで伸び切れなかった。しかし、それでも3着に踏ん張るのは地力の高さの証明。この馬の持ち味は折り合った際の一瞬の切れ味。今回は最後方から慌てず最後の直線で末脚を爆発させる競馬。最終追い切りの内容が不満だが、前日に終いを伸ばされ、乗り込み量自体は足りている。鉄砲は4戦4勝。激しい流れを外から差す!

相手には香港のサイレントウィットネス。マイナス22キロだった安田記念3着は先行馬総崩れの流れをローエングリンの2番手からあわやの粘り。得意の1200㍍なら更なるパフォーマンスを発揮してくれるだろう。内の速い2頭を見ながら3番手の外からの競馬。あとは小回り中山コースがどう出るか。

時間がないので、この辺で

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