13.3 - 12.3 - 13.3 - 13.6 - 12.4 - 12.7 - 12.3 - 13.9 - 13.2 - 12.2 - 13.2 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 13.4=3:11.8
(64.9-64.3-62.6)
昨年の4冠馬に土をつけたのはギュスターヴクライだった。1番枠から気合いを付けて好位を取りに行く。これは大人しい気性だからこそできるもの。急がせても掛ることなく好位のインでしっかりと折り合う。1角からは馬任せで無理をさせずにポディションを落とす。3角手前から進出を開始させるも、4角で前が壁になったために一旦我慢する。これが功を奏した。直線で追い出しを開始すると粘り強い脚で突き抜ける。一旦は怪物に並ばれたが、そこから粘り腰で振り切った。まったく折り合いに不安のないタイプで鞍上もロスなく上手く立ち回った。
怪物オルフェーヴルは波乱の今年緒戦となった。前哨戦とあって万全の仕上げではなかったが、それでも直前の坂路では絶好の動きを見せた。間隔が開いたこともあってか下見どころからテンションは高かった。大外12番枠発走から好発を決めると、前に壁を作ることができずに3番手へ。本来なら最初の4角で内側に切れ込んで前に壁を作りたかったが、少頭数で行くタイプ不在だったため内に潜り込めない。池添は必死に手綱を引っ張っていたが、ナムラクレセントが外から被せてきた時にガツンとハミを取ってしまう。正面スタンド前では抑え切れずに前へ行ってしまう。1角ではコーナーワークにぎこちなさを見せて外へ膨れてしまう。2角からはナムラクレセントに馬体を併せに行く。向こう正面中盤からは大きく外へ膨れ、左手前のまま3角を迎えたために上手くコーナーを回れずに外へ大きく逸走してしまう。それは故障したかと思うほど。右手前に替えてからはスッと馬群に取り付こうとする。3,4角はいつものオルフェーヴルの脚でグーンと一気に捲る。直線を向き、一旦は単独先頭に躍り出ようとするも、内へ切れ込んで最後は脚が上ってしまった。本来なら競走中止でもおかしくないケース。それを盛り返して勝ち負けまで持ち込むのだから化け物である。凄すぎる。
ナムラクレセントは馬体を10キロ絞り、走れる態勢は整っていた。発馬では行き脚はつかなかったが、最初の4角でハナを奪う。正面スタンド前からは他馬を引き離す。誤算だったのはオルフェーヴルが掛って競りかけてきたことである。2角からびっしりと馬体を併せられ、ペースアップ。3角でオルフェーヴルが逸走してからは他馬もピッチを上げて競りかけてくる。かなり誤算の多い競馬となったが、最後まで粘りを見せてくれた。
(64.9-64.3-62.6)
昨年の4冠馬に土をつけたのはギュスターヴクライだった。1番枠から気合いを付けて好位を取りに行く。これは大人しい気性だからこそできるもの。急がせても掛ることなく好位のインでしっかりと折り合う。1角からは馬任せで無理をさせずにポディションを落とす。3角手前から進出を開始させるも、4角で前が壁になったために一旦我慢する。これが功を奏した。直線で追い出しを開始すると粘り強い脚で突き抜ける。一旦は怪物に並ばれたが、そこから粘り腰で振り切った。まったく折り合いに不安のないタイプで鞍上もロスなく上手く立ち回った。
怪物オルフェーヴルは波乱の今年緒戦となった。前哨戦とあって万全の仕上げではなかったが、それでも直前の坂路では絶好の動きを見せた。間隔が開いたこともあってか下見どころからテンションは高かった。大外12番枠発走から好発を決めると、前に壁を作ることができずに3番手へ。本来なら最初の4角で内側に切れ込んで前に壁を作りたかったが、少頭数で行くタイプ不在だったため内に潜り込めない。池添は必死に手綱を引っ張っていたが、ナムラクレセントが外から被せてきた時にガツンとハミを取ってしまう。正面スタンド前では抑え切れずに前へ行ってしまう。1角ではコーナーワークにぎこちなさを見せて外へ膨れてしまう。2角からはナムラクレセントに馬体を併せに行く。向こう正面中盤からは大きく外へ膨れ、左手前のまま3角を迎えたために上手くコーナーを回れずに外へ大きく逸走してしまう。それは故障したかと思うほど。右手前に替えてからはスッと馬群に取り付こうとする。3,4角はいつものオルフェーヴルの脚でグーンと一気に捲る。直線を向き、一旦は単独先頭に躍り出ようとするも、内へ切れ込んで最後は脚が上ってしまった。本来なら競走中止でもおかしくないケース。それを盛り返して勝ち負けまで持ち込むのだから化け物である。凄すぎる。
ナムラクレセントは馬体を10キロ絞り、走れる態勢は整っていた。発馬では行き脚はつかなかったが、最初の4角でハナを奪う。正面スタンド前からは他馬を引き離す。誤算だったのはオルフェーヴルが掛って競りかけてきたことである。2角からびっしりと馬体を併せられ、ペースアップ。3角でオルフェーヴルが逸走してからは他馬もピッチを上げて競りかけてくる。かなり誤算の多い競馬となったが、最後まで粘りを見せてくれた。