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エリザベス女王杯(GI)調教診断!

2013-11-10 14:14:58 | 調教診断
ご無沙汰しております。なかなか更新できずすみません。


アロマティコ】◎ 迫力満点
北村友を背に坂路を単走で終い重点。前脚を高く突き上げた迫力満点のフットワーク。若干頭の位置は高いが、トモの踏み込みも力強い。一週前にも坂路でびっしりと追われて万全のデキ。

ヴィルシーナ】○ スピード感満点
1週前にCWで3頭併せを消化し、最終追い切りは坂路を2頭併せの内からサッと。ピッチの利いた回転の速いフットワークでスピード感満点。ゴール前で左手前に替えた際に左へモタれたのは気になるところ。ハミに頼った走りをするタイプで、実践でいかにリラックスできるかがポイントになる。

エディン】○ スムーズに折り合い
CWを7ハロンから単走で。道中はしっかりと折り合い直線でスッと左手前に替えると、四肢を目一杯の伸ばしたストライドで駆け抜けた。首使い方が硬く切れる感じはない。

オールジャットジャズ】◎ 動きだけは文句なし
バルジューを背にCWで3頭併せの内を6ハロンから。直線で馬体を併せると、馬なりのまま併走馬を突き放してしまった。前脚の掻き込みが強く収縮の利いた抜群の動きだった。相変わらず攻めは走る。ダートへ転向すれば相当な活躍が見込めるだろう。

スピードリッパー】▲ 強調できる動きではない
坂路で3頭併せの内を馬なりでサッと。手首の返しが利いたフットワークだが、若干硬い。少しモタれていたし、強調できる動きではない。

セキショウ】○ 好調キープ
1週前に南Pで5ハロンから速い時計を出し、最終追い切りは輸送を考慮され、南Pを馬なりでサッと。ゴール前でほんの少しだけ気合いを付けられると、頭の位置は高いが前脚をピンと張り出した柔らかい動きを披露した。好調キープ。

セレブリティモデル】▲ トモ甘く
CWの大外を単走で6ハロンから。前脚のアクションが豪快でゴール前でステッキを入れられるとグンと重心を沈めて推進力のある走り。ただ、まだトモが非力で前脚の運びに対して追い付いていない。これでトモがパンとすれば大きいところが狙える。

タガノイノセンス】◎ 絶好調
坂路を単走で終い重点。手首の返しが利いたキビキビとしたフットワーク。左手前に替えた際に若干モタれたが、気にならない程度。この中間は中4週だが、2週続けて坂路で意欲的に追われ、2週前はコースで長めから時計を出している。絶好調だろう。

ディアデラマドレ】◎ 弾力性に富んだ走り
CWで3頭併せの内を
6ハロンから。直線で馬体を併せると、背中を柔らかく使い収縮の利いた走りで馬なりのまま先着。弾力性に富んだ走りでまったく力みのない走り。トモも踏み込みも十分で、かなり走る。

デニムアンドルビー】○ 反応上々も前捌き硬く
3頭併せの真ん中を6ハロンから。相手が攻め駆けするタイプだけに遅れたのは仕方なし。この馬自身も追われてからの反応は上々でトモの踏み込みも十分だった。ただ、若干前傾姿勢の走りで前脚の出が硬いのは気になるところ。

トーセンアルニカ】▲ 迫力不足
ジョッキーを背に坂路で2頭併せ。馬体を併せたままフィニッシュ。完歩の小さい走りで迫力不足は否めない。

ハナズゴール】▲ 動き硬く
坂路を単走で。頭の位置が高く、前捌きも硬くてバラバラの走り。3歳春当時は収縮が利いて前脚もピンと張り出したストライドをしていた。いい頃のデキになし。

ホエールキャプチャ】○ 集中力に富んだ走り。
蛯名を背に坂路で2頭併せ。終始、馬なりでサッと伸ばす程度だったが、迫力満点のストライドで集中力にも富んでいた。好調キープ。

マルセリーナ】○ 意欲的
デムーロを背に3頭併せの大外を6ハロンから。直線でスッと左手前に替えゴール前で気合いを付けられると貫録の先着。前脚の捌きが硬く頭の位置が高いためスパッと切れる感じはないが、好調キープ。2週続けて意欲的に追われている点にも好感が持てる。

ミッドサマーフェア】○ 好調キープ
坂路で2頭併せの外。終始、馬なりだったが、首を水平に使い、キビキビとしたフットワークで貫録の先着。リラックスした力みのない走りだった点にも好感が持てる。好調キープ。

メイショウマンボ】○ 動き柔らかく
激走の秋華賞から中3週。さすがに前走後は疲れがあったようだ。1週前はCWを2頭併せの内で6ハロンからサッと時計を出した。柔らかいストライドで完歩の大きい抜群の動きを披露した。最終追い切りは坂路を2頭併せでサッと。見た目のスピード感は今いちだが、それ以上の時計が出るのは完歩が大きい証拠。更なる上積みは期待できないが、デキは平行線。

ラキシス】○ 迫力あるストライド
CWで3頭併せの内を6ハロンから。首を柔らかく使った推進力のある走り。四肢も目一杯に伸ばした迫力あるストライドだった。ここでも楽しみ。

レインボーダリア】▲ 迫力不足
柴田善を背に南Wを2頭併せでサッと。直線でスッと左手前に替えてリラックスした走りだが、もう少し掛るくらいの行きっぷりが欲しいしトモの甘い走り。時計的にも強調できない。