中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

シルクロードS回顧

2021-01-31 16:35:00 | 回顧
12.1 - 10.4 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.7=1:08.3

【馬場】A→ B一週目。3メートル仮柵も内の馬場荒れて外差し馬場。雨上がりの良馬場でパワー要す。

【展開】タメ逃げのモズスーパーフレアと前走行き過ぎたセイウンコウセイがすんなり2番手で平均ペース。馬群も密集した為に時計の掛かる馬場での決め手勝負。

シヴァージはコース1本、坂路2本、55秒台2本で好仕上がり。最終追いは福永騎手を背に見た目以上の時計が出た。13番枠から好発を決めると馬任せで中団外追走。4角手前からさらに外へ持ち出す。手応えよく直線は馬場の良い7分所へ。坂上でグーンと伸びて33秒7の切れ味で差し切り勝ち。外差し馬場と全体時計が掛かるのが向いた。外枠発走から馬場の良い外へスムーズに出した鞍上の好騎乗。

ライトオンキューは久々も坂路で絶好の動きを見せて仕上がっていた。2番枠から気合いを付けて好位追走。無理に出さずに馬任せでもよかった。馬場状態を考えれば4角から直線はもっと外へ進路を取るべきではなかったか。馬場の悪い3分所へ持ち出して早め先頭の所を差された。もう少しタメてメリハリのある競馬を。枠順と通ったコースの差があった。負けて強し。

ラウダシオンはそんなにいい発馬ではなかったが、押して好位の外。その後は久々のスプリント戦も戸惑うことなくスムーズに追走。4角で手応えは悪くなったが、直線でスムーズに手前を替えるとジリジリ伸びてきた。左回りは合う。連続スプリント戦で更に追走が楽になって脚が溜まれば。

リバティハイツは前半から気合いを付けて中団馬群。前走の位置取りが悪くなった反省を生かせた。3角で少しゴチャついて位置取りが悪くなったのは悔やまれるが、直線は力強く伸びた。時計の掛かるスプリント戦が合っている。

モズスーパーフレアはスムーズにハナを奪えたしこの馬にしては楽なペース。それでも直線早々に手応えが怪しくなって失速。高松宮記念は楽逃げで勝っているだけに前傾専門タイプとも思えない。ハンデと仕上がり途上が影響か。

クリノガウディは若手騎手騎乗で前半から出して行って掛かる最悪なケース。時計の掛かるパワー馬場は得意なだけにもったいなかった。

コントラチェックは発馬で行き脚つかずポジションが悪くなり終始、馬場の悪い内を通らされた。直線も馬場の悪い所に持ち出さざる得ず伸び切れなかった。

トゥラヴァスーラはガツンと掛かった。スパッとは切れないので好位でなだれ込む形がベスト。外枠で前に壁を作らなかった。

AJCC回顧

2021-01-24 22:43:00 | 回顧
12.4 - 12.2 - 13.4 - 12.6 - 12.7 - 12.6 - 12.1 - 12.0 - 12.4 - 12.2 - 13.3=2:17.9

【馬場】Cコース。前日からの大雨で不良の泥んこ馬場。道悪、血統適性必要。

【展開】

アリストテレスは休み明けで速い時計はコース2本と坂路1本で余裕残しの仕上げ。好発から馬任せで中団馬群から。2角で接触するアクシデントはあったが、折り合いはスムーズ。課題はクリア。向こう正面で少しずつペースアップして前を射程圏内に入れる。3角からは馬場の良い大外へ持ち出す。さすがに手応えが悪くなるが、直線は大外から粘り強い脚で差し切った。前脚を掻き込むフォームで道悪は得意だろう。キャリアを重ねて課題の折り合いをクリアして持久力を生かせている。コントレイルとは勝負所の一瞬の脚。そこを磨いてリベンジへ。

ヴェルトライゼンテは筋肉痛明けで万全ではなかった。4番枠から手綱を押して中団から。前のアリストテレスをマークする形。3角から馬体を併せる形になるも4角から直線入り口で離される。直線はなかなか手前を替えずに内へモタれて苦しくなる。ようやくゴール前で手前も替えるも間に合わなかった。決して道悪が得意なタイプではない。底力タイプで時計の掛かる馬場で直線の短いコースで狙い目。

ラストドラフトは中団の外。寒い時期は得意。攻めでも好時計連発していた。メリハリのある競馬が得意でノヴァリスト産駒で時計の掛かるタフな馬場は望むところ。4角から手応えが悪くなりながらも直線は粘り強く伸びた。ゴール前は2着馬が内へモタれて追いづらい場面があり勿体なかった。瞬発力勝負ではなく底力勝負で。

ステイフーリッシュは好位の外。向こう正面ではナイママに早めに競りかけられて手応えも悪くなる。それでも直線は馬場の良い大外から粘りに粘った。完歩が小さく掻き込むフォームで道悪は得意。ステイゴールド産駒らしくこの条件は合っている。

ウインマリリンは叩き良化タイプか。15番枠からスッと2番手を取る。馬場を考えれば平均ラップで向こう正面からペースアップして早めに競りかけられる苦しい競馬。3角から直線も馬場の悪い内を通らされながらよく粘った。2000㍍でスピードの持続性のある流れで。

モズベッロはまだ休み明け2戦目でもデキは万全ではなかった。右回りでも内へモタれなかったのは収穫。

ジャコマルはこういう馬場が得意。馬場の悪い内を通りながらよく粘っている。

サトノフラッグは後方追走から残り1000㍍から進出開始して4角で前を射程圏内に入れるも直線坂下で失速。

日経新春杯回顧

2021-01-17 17:33:00 | 回顧
12.5 - 11.2 - 11.6 - 12.9 - 12.5 - 11.9 - 11.7 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 12.2=2:11.8
35.3-60.7-35.7-59.2

【展開】軽量のミスディレクションがハナ主張。番手のダイワキャグニーも半馬身差で突っつくのでペースは落ちない。向こう正面からの持久戦。

【馬場】Aコースで内は荒れているが、時計は依然として速くでイン有利。

ショウリュウイクゾはコース、坂路併用でかなりの乗り込み量。狙っていた。14番枠から気合いを付けて先行策。人気馬2頭を外から被せる形。折り合いピッタリで4角からスパート開始。直線の坂上で右ステッキに応えて突き抜ける。正攻法で強い競馬。53キロも良かった。パワー馬場で決め手勝負は免れたし、ある程度流れたのも良かった。

ミスマンマミーアはCコースで豪快な動き。得意の2200㍍で一変。ポツンと最後方で脚をタメて力強く伸びてきた。軽ハンデとパワー馬場、距離、デキ、展開、脚をタメたジョッキーの好騎乗だった。

アドマイヤビルゴは気合いを付けて好位を取りに行ったが、結果として馬込みに包まれて行きたがった。非力なタイプで内の荒れ馬場を走らされたのもよくなかった。

ヴェロックスはアドマイヤビルゴをマークして外から被せたが、1角でゴチャついたし4角で早々と手応えが怪しかった。パワーの要る今の馬場は合わないか。伸び切って走るフォームなので手応えほど伸び切れない。

サンレイポケットは久々で16キロ増。デキは良くなかった。気合いを付けて中団馬群。直線もジリ脚だった。

京成杯回顧

2021-01-17 17:07:00 | 回顧
12.6 - 10.9 - 14.0 - 13.3 - 12.9 - 12.3 - 11.9 - 11.9 - 11.3 - 12.0=2:03.1
37.5-63.7-35.2-59.4

【展開】逃げ馬不在。デビュー2戦目の未知数なタイプが多く皆が折り合いに専念で超スロー。残り5ハロンからのペースアップ。タフな馬場で持続力が求められる。

【馬場】連続Cコース。先週月曜日からタフな馬場に激変。

グラディアスはプラス10キロも成長分。デビュー戦はハナヘ立ってモノ見。並ばれてからハミを取った。下見所では2人引きでスイッチが入っていた。2戦目は五分の発馬から馬任せ。スタンド前では中団馬群を選択したが、1角で3番手のインに潜り込む。超スローでも折り合いピッタリ。終始、経済コースを立ち回る。4角から直線もインを突く。スッと左手前に替えて後続を突き放した。内の荒れ馬場にも屈しないパワーがあり底力もある。デビュー戦を経験して激変した。

タイムトゥヘヴンは1番枠から手綱を押してハナ。2ハロン目から手綱を抑える。1,2角では口向きの悪さを見せる。超スローに抑え込んでも無理なプレッシャーもなくマイペース。向こう正面残り5ハロンからペースアップ。直線は馬場の良い大外へ持ち出すも勝ち馬の決め手にはあっさり差された。まだ追われてモタれるなど若い。気性の成長待ち。

タイソウはデビュー戦でも超スローからペースアップの三分三厘でズブさを見せていた。今回も3,4角で一気にペースアップした流れにズブさを見せる。現状では決め手不足。大トビで広いコースで見直したい。

フェアリーステークス 回顧

2021-01-11 16:38:00 | 回顧
12.4 - 11.6 - 11.8 - 11.0 - 11.9 - 12.0 - 11.9 - 11.8=1:34.4
35.8-22.9-35.7

【馬場】Cコース。土日を経過して少し時計のかかる馬場。内外の差なし。

【展開】中締まりの平均ラップ。5番クールキャットが動いた事で中間締まって早めに動いた組には苦しい競馬。差しが生きる流れ。

ファインルージュが圧勝。初距離も折り合いに不安のないタイプ。道中は後方馬群で折り合いに専念。出入りの激しい競馬で絶好の展開。テンハッピーローズが動いた3角で進出開始して前を射程圏内に入れる。直線は大外から切れる脚で後続を突き放した。丸みのあるトモで折り合いに不安がなく距離が延びても良さそう。底力のある脚力。

ホウオウイクセルは不利な大外枠発走から終始中団の外を通らされる競馬。クールキャットが動いた3角からはハミを噛んで力む。ロスの多い競馬だったが、前崩れの流れもあり力強い末脚で伸びてきた。

ベッラノーヴァはプラス6キロ増はプラスだった。1番枠発走から行き脚つかず後方からの追走。3角では最後方まで下がる。直線で大外へ持ち出すと鞍上が促しても手前を替えない。それでも、ピッチの効いた回転の速いフットワークでグーンと加速。広いコースでより末脚が生きそう。

テンハッピーローズはやはり右回りだと外に張って右手綱を引きながらでコーナーで減速してしまう。一番人気もあり前崩れの流れを正攻法で動く苦しい展開。エンジンの掛かりの遅いタイプで広いコースで見直し。左回りで。

ネクストストーリーは好発から一旦はハナを奪うかの勢い。その後は好位のインで経済コースを上手く立ち回った。攻め馬から気配が際立っていた。

シャドウファックスは好発から2番手ももう少し控えてもよかった。行きたがるのをなだめながらで力んでいたし、カラパタールに外から被されてプレッシャーを受ける苦しい競馬。更にクールキャットがハナを奪う事で中締まりの余計に苦しい形。右回りの一瞬の脚を使う形で見直し。

クールキャットは発馬で行き脚がつかず後方から。すぐに外めにポジションを移す。ハミをグッと噛んで力む。我慢できず3角で動いてハナを奪うも直線で失速した。現状はトビが大きくうまく走りを制御できていない。


シンザン記念 回顧

2021-01-11 08:09:00 | 回顧
12.5 - 10.9 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 11.6 - 12.0=1:33.3
34.7-23.4-35.2

【馬場】Aコース。内の馬場が硬くて内先行有利。

【展開】逃げ馬不在でピクシーナイトが好発からハナ。2ハロン目からマイペースの平均ラップの逃げ。内先行有利の馬場も味方し前有利の展開。

ピクシーナイトは坂路で好時計連発。デキは良かった。課題の発馬を決めて2ハロン目からハナ。平均ラップの逃げを刻み直線で二の脚で後続を突き放した。内有利の馬場も味方した。大きなストライドでスタミナと長く脚を使える。控えてもスパッと切れるタイプではない。

ルークズネストは久々もコース4本で攻め強化。動きも大トビで豪快だった。五分の発馬で後方から中団から。前半はかなり行きたがる。3,4角で外めへ持ち出すと脚があるのでスムーズに大外へ。直線坂下でスッと右手前に替えると力強く伸びてきた。大トビで長い直線で長く脚を使える。まだトモが緩くて発馬が安定せず折り合いも課題。

バスラットレオンは発馬は良くなかったが、押して2番手。外からも被されてプレッシャーもきつかったが、直線も粘った。GIから中2週の反動もあったか。スパッとは切れないが、前で粘れる脚がある。

ククナは15番枠発走。すぐの2角で外へ振られるロスも大きく向こう正面でようやく中団馬群の中へ。しかし、初めて経験するマイルの平均ラップで道中は手綱が動いて忙しい。その分、脚が溜まらずに直線は伸び切れなかった。

セラフィナイトは道中は後方のイン。向こう正面で外めに進路を取る。道中で手綱が動いていたのは初めて経験するマイルの平均ペースに戸惑ったか。直線は大外へ持ち出すロスの大きい競馬ながら目立つ伸びを見せた。内先行有利の馬場を考えれば負けて強し。

マリアエレーナも道中は後方から。4角最後方で直線も大外。鋭い脚で伸びるも直線半ばで前が詰まってブレーキを踏む大きな不利。それでも最後まで近く強く伸びた。惜しい内容。

ロードマックスは元々掛かる気性。それをタメて最後の脚に繋げるタイプも外枠発走で2角で外は振られる形でガツンと掛かった。最悪の形。

ダディーズビビットも課題の折り合いを克服できずガツンと掛かってしまった。

レゾンドゥスリールは素質馬。2戦目で調教でも併走遅れでデキ落ちしていたか。

カスティーリャはハミを噛んで力みっぱなし。前走と同じ形になった。


京都金杯 回顧

2021-01-06 19:29:00 | 回顧
12.5 - 11.3 - 11.4 - 11.7 - 11.6 - 11.3 - 11.3 - 12.0=1:33.1
35.2-23.3-34.6

【Aコース】Aコース開幕週。時計は速いが、内はボコボコしたら走りづらそう。

【展開】逃げ馬不在でエントシャイデンがハナ。2,3番手も手綱抑えてすぐにスロー。中間も緩い。脚をタメたタイプの瞬発力勝負の流れ。

ケイデンスコールは気合いをつけて好位のイン。引っ張り切りのさごい手応え。経済コースを上手く立ち回り脚をタメる。3角は逆手前で走る、直線でインを突き坂上で間を狙うも立て直して馬場の三分どころへ。一瞬の脚を繰り出して差し切り勝ち。左回りマイル巧者。デキも絶好だった。タメてロスなく立ち回った鞍上の好騎乗。

ピースワンパラディは押して好位。スローで上手く流れに乗れた。ズブくて3,4角はハミをかけ直して手綱が動く。直線も外へ出してスパートするも反応は鈍い。粘り強く伸びて勝ち馬を上回る脚色で2着。勝負所のズブさが課題も左回りマイルは合っている。

ひと叩きしたエントシャイデンはデキ絶好。逃げ馬不在で思い切ってハナ。すぐにペースを落とせたしスローの理想的な逃げだった。控えても決め手に欠けるので今後も逃げてもいいかも。

タイセイビジョンは押して3番手外。2ハロン目からペースが落ち着いて行きたがる。何とか我慢させて脚をタメる。直線もジリ脚で粘った。スパッとは切れないが、パワー型の先行馬。

ボンセルヴィーソは押してハナを奪うも手綱を抑えた2ハロン目からハナを奪われてハミをグッと噛んで力んだ。その分。一旦は直線で先頭を奪うもゴール前で垂れた。今後も時計の掛かる馬場でスローで先行して粘る形。

シュリは発馬で行き脚がつかず押して好位へ。押して引いた分、掛かる。4角で手綱が動いて直線もジリ脚。まだ重心の高い走りで揉まれると良くない。いい経験になった。

トリプルエースは16番枠発走で行き脚がつかず後方の外追走。ペースが落ち着いて終始外々を通らされる苦しい競馬。直線も大外へ持ち出すも伸び切れず。まだ重心の高い走りで追って伸び切れない。

ラセットは好発から中団馬群。揉まれて道中は脚が溜まらなかった。やはり、控える形が合っている。

メイケイダイハードは道中馬群の中でハミを噛んで力んだ。直線はジリジリ伸びたし着差は僅か。上がりの掛かる展開で浮上。

中山金杯 回顧

2021-01-05 22:06:00 | 回顧
12.5 - 11.4 - 13.1 - 12.4 - 12.6 - 12.1 - 11.8 - 11.5 - 11.3 - 12.2=2:00.9
37.0-62秒0-58.9-35.0

【馬場】A→Cコース替わり一週目。内の荒れた部分がカバーされて暮れよりも速い馬場。

【展開】強力な逃げ馬不在でロザムールがハナ。スッとハナを奪って2番手のウインイクシード、テリトーリアルもすんなり控えて超スロー。逃げ馬がタメ逃げタイプで番手も蓋をしたのが大きい。テリトーリアルはもう少し突っつきたかったが、押しても行けず内枠で包まれた。

ヒシイグアスは久々を叩いて中間はコース3本追い。下見所から気配抜群。9番枠から好発を切りスタンド前でロザムールとリュヌルージュに進路を奪われると、スッとその外へ進路変更。狙った進路をディープボンドに取られずキープできたのは鞍上の好騎乗。その後は好位馬群。道中はバイオスパークに被されて苦しい競馬。3角からもリュヌルージュとヴァンかドミンゴの間を狙うも狭くなり断念。直後にバイアスパークが動いてできた外めの進路をスッと取って4角で抜群の手応え。直線は大外からスッと左手前に替えて差し切り勝ち。スローでしっかり脚をタメられた。ポジションを奪える一瞬の瞬時の脚と追ってからの切れ味は極上。揉まれても問題なかった。今後は前半に脚を使わされた時にどうか。

ココロノトウダイは好発からグッと手綱を抑えて控える競馬。かなり行きたがってハミを噛んだが、気分良く行かせるより抑えてメリハリのある競馬が合っている。直線は内へモタれるのを矯正しながら鞍上が懸命に追って伸びた。この中間は坂路で絶好の動きを見せていた。

ウインイクシードは16番枠から少し気合を付けて内の先行馬を見ながら2番手。スローで気持ちよく折り合う。1角までに2番手を取れたのは鞍上の騎乗が光る。最後は切れ負けしたが、この馬なりにひと脚使っている。狙ったレースでしっかり結果を出した。

ロザムールは気合いをつけてハナへ。1角からはペースを落として前半5ハロン62秒0の絶妙なスローの逃げ。手先が軽くスピードがある。二の脚で粘れたのも収穫。52キロもよかった。

アールスターは後方に控える競馬。3,4角は馬込みを捌けずに最後方までポジションを下げてしまう。スローの流れを考えれば致命的。4角から直線で内めを通ってスパート開始すると鋭い脚で追い込んできた。勿体ない。右回りのコーナー4回の2000㍍が合っている。

シークレットランは押しても行けずに後方から。やはり2000㍍は忙しい。最後の強烈な追い込みを見ると距離が延びれば楽しみ。

テリトーリアルはスローの決め手勝負では分が悪いのでもっと行きたかったが、押しても行けずに二の脚の速さでハナを切られた。内枠が仇になって馬込みに包まれた。福島記念のように淀みない流れが理想。

ディープボンドは3000㍍の後でただでさえズブいのに更にズブかった。1角までにいい位置を取れず中団からの競馬になり、3,4角はズブくて狭い所を抜ける一瞬の脚がない。小回り中山は向かない。

バイオスパークは17番枠発走で1角までのポジション取りに失敗してかなり外を回らされた。その後も馬群が固まり外々を通らされて3,4角早めに動いて苦手の坂もあって伸び切れなかった。

ヴァンケンドミンゴは積極的に好位を取りに行くも伸び切れず。前に行くと良くないし中山は相性悪い。