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2006/07/23 2回 函館 4日目 曇(稍)
09R サラ系3歳以上 農林水産省賞典函館記念(G3) ○混○特指(ハンデ) 芝2000
【馬場状態】やや重。馬場が緩くパワーを必要とする。
12.6-11.3-11.6-12.4-12.6-12.8-12.4-13.0-13.0-13.4
【展開】ストーミーカフェがハナ。果敢に飛ばし、それをニシノデューが外から追いかける形。前後半3ハロン35秒5-39秒4、ラスト3ハロンが13秒0-13秒0-13秒4と示すように、予想どおり厳しい流れになった。上がり3ハロンの最速がアスクジュビリーの38秒3。最後は消耗戦。
これが函館男の底力だ。スタミナを奪うパワー馬場を意に介さずエリモハリアーが連覇を飾った。強力先行馬が揃い前半からハイラップが刻まれる。馬場を考えれば相当厳しい流れ。それを中団のインと無理せずの道中。前走で仕掛けが遅れたことを考慮して向こう正面でポディションを上げていく。だが、勝負どころの4角で頭を上げる悪癖を見せる。万事休したかと思われたが、直線入り口で鞍上の懸命な右ステッキ。それに応えて馬込みをグイグイ突き抜けてあっさり差し切った。函館の重たい馬場は本当に合う。重賞馬ながら56㌔の斤量にも恵まれた。馬体もフックラで昨年とは違う。
良血馬エアシェイディはまたしても重賞制覇のチャンスを逃した。道中はSカフェ、Nデューの作る速い流れを好位追走。道中の折り合いはスムーズで、勝負どころで早めに仕掛けるお決まりの競馬。直線入り口で堂々先頭へ躍り出ると、懸命に粘りを見せるも、直線であっさりと勝ち馬に交わされてしまった。それでも、厳しい流れを自ら動いた積極策は高く評価できる。前走を含め、使える脚は一瞬か。
最大の上がり馬マヤノライジンは下見どころから重厚な馬体でツル首と気合い乗り満点。道中は無理せず後方から脚をタメる競馬。向こう正面で除々にポディションを上げていくと、3角で大外を一気にマクる。直線入り口で前を射程圏に捕らえるも、そこから脚色が一緒になってしまった。結果は3着。敗因は早仕掛けに尽きるだろう。重賞でも通用するメドが立ったし、これから楽しみな馬だ。
本命視したアスクジュビリーは見せ場たっぷりの4着。発馬直後にスッと控えて最後方からの競馬。道中は一頭だけ置かれる。前走はテンに力んでしまったが、この日はリラックスした追走。タメるだけタメて3角で一気に馬群へ取り付く。直線では大外から一頭だけ違う伸び脚を見せるも、あと一歩届かず。雨の影響で馬場が緩く、大外は芝が湿って不利であった。430㌔台のこの馬にとってスタミナ馬場も苦しかった。この中間は馬体減りを考慮して軽めの調整。次走の札幌記念でも注目。
5着はシェイクマイハート。道中は中団のインで脚をタメる形。その前のEハリアーを見ながら。勝負どころでもスムーズに馬込みを捌き、直線でジワジワ伸びるも…決め手がないだけにこの辺りが限界か。
6着のブルートルネードはやはり厳しい展開になってしまった。道中はSカフェ、Nデューの作る速い流れを3番手追走。馬場を考えればかなり厳しいペース。それを自ら追いかける形では持ち味を生かせなかった。ここ3走はそのような形が続いている。ベストはスローの先行策。展開待ち。
トウショウナイトは輸送で馬体が絞れた。発馬直後に行き脚つかず後方から。勝負どころでスブさを見せる。直線で最後までジワジワ伸びただけにもう少し前目の位置がほしかったか。
サクラゲイルは久々。勝負どころで思いっきりズブさを見せるも、直線ではそれなりの脚を使った。
タガノデンジャラスは急遽の出走。しかし、下見どころでは活気ある姿。道中は最内枠を生かして中団のイン追走。だが、仕掛けられてから全く反応せず。強い攻めの不足や函館の重たい馬場が合わなかったのか。叩かれての調整過程に注目。
マチカネメニモミヨは後方追走から見せ場を作れなかった。鞍上によれば「トモに力がなかった」とのこと。
ストーミーカフェは下見どころからチャカつき、精神面での課題が克服されていない。道中はハナへ立つも、掛かり気味に先行してオーバーペース。1000㍍通過が60秒5は馬場を考えれば速かった。道中で息を入れることを覚えなければ。普段の調教から、併走先行の馬なり調教を繰り返してはどうか。
ニシノデューも前に馬がいると気にするタイプ。その意味では内枠に速いSカフェがいたのは痛かった。スピードが身上だけに、この重たい函館も厳しかった。
マイソールサウンドはプラス10㌔。余裕があったか。積極策を打つも、緩い馬場で58㌔では。
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2006/07/23 2回 函館 4日目 曇(稍)
09R サラ系3歳以上 農林水産省賞典函館記念(G3) ○混○特指(ハンデ) 芝2000
【馬場状態】やや重。馬場が緩くパワーを必要とする。
12.6-11.3-11.6-12.4-12.6-12.8-12.4-13.0-13.0-13.4
【展開】ストーミーカフェがハナ。果敢に飛ばし、それをニシノデューが外から追いかける形。前後半3ハロン35秒5-39秒4、ラスト3ハロンが13秒0-13秒0-13秒4と示すように、予想どおり厳しい流れになった。上がり3ハロンの最速がアスクジュビリーの38秒3。最後は消耗戦。
これが函館男の底力だ。スタミナを奪うパワー馬場を意に介さずエリモハリアーが連覇を飾った。強力先行馬が揃い前半からハイラップが刻まれる。馬場を考えれば相当厳しい流れ。それを中団のインと無理せずの道中。前走で仕掛けが遅れたことを考慮して向こう正面でポディションを上げていく。だが、勝負どころの4角で頭を上げる悪癖を見せる。万事休したかと思われたが、直線入り口で鞍上の懸命な右ステッキ。それに応えて馬込みをグイグイ突き抜けてあっさり差し切った。函館の重たい馬場は本当に合う。重賞馬ながら56㌔の斤量にも恵まれた。馬体もフックラで昨年とは違う。
良血馬エアシェイディはまたしても重賞制覇のチャンスを逃した。道中はSカフェ、Nデューの作る速い流れを好位追走。道中の折り合いはスムーズで、勝負どころで早めに仕掛けるお決まりの競馬。直線入り口で堂々先頭へ躍り出ると、懸命に粘りを見せるも、直線であっさりと勝ち馬に交わされてしまった。それでも、厳しい流れを自ら動いた積極策は高く評価できる。前走を含め、使える脚は一瞬か。
最大の上がり馬マヤノライジンは下見どころから重厚な馬体でツル首と気合い乗り満点。道中は無理せず後方から脚をタメる競馬。向こう正面で除々にポディションを上げていくと、3角で大外を一気にマクる。直線入り口で前を射程圏に捕らえるも、そこから脚色が一緒になってしまった。結果は3着。敗因は早仕掛けに尽きるだろう。重賞でも通用するメドが立ったし、これから楽しみな馬だ。
本命視したアスクジュビリーは見せ場たっぷりの4着。発馬直後にスッと控えて最後方からの競馬。道中は一頭だけ置かれる。前走はテンに力んでしまったが、この日はリラックスした追走。タメるだけタメて3角で一気に馬群へ取り付く。直線では大外から一頭だけ違う伸び脚を見せるも、あと一歩届かず。雨の影響で馬場が緩く、大外は芝が湿って不利であった。430㌔台のこの馬にとってスタミナ馬場も苦しかった。この中間は馬体減りを考慮して軽めの調整。次走の札幌記念でも注目。
5着はシェイクマイハート。道中は中団のインで脚をタメる形。その前のEハリアーを見ながら。勝負どころでもスムーズに馬込みを捌き、直線でジワジワ伸びるも…決め手がないだけにこの辺りが限界か。
6着のブルートルネードはやはり厳しい展開になってしまった。道中はSカフェ、Nデューの作る速い流れを3番手追走。馬場を考えればかなり厳しいペース。それを自ら追いかける形では持ち味を生かせなかった。ここ3走はそのような形が続いている。ベストはスローの先行策。展開待ち。
トウショウナイトは輸送で馬体が絞れた。発馬直後に行き脚つかず後方から。勝負どころでスブさを見せる。直線で最後までジワジワ伸びただけにもう少し前目の位置がほしかったか。
サクラゲイルは久々。勝負どころで思いっきりズブさを見せるも、直線ではそれなりの脚を使った。
タガノデンジャラスは急遽の出走。しかし、下見どころでは活気ある姿。道中は最内枠を生かして中団のイン追走。だが、仕掛けられてから全く反応せず。強い攻めの不足や函館の重たい馬場が合わなかったのか。叩かれての調整過程に注目。
マチカネメニモミヨは後方追走から見せ場を作れなかった。鞍上によれば「トモに力がなかった」とのこと。
ストーミーカフェは下見どころからチャカつき、精神面での課題が克服されていない。道中はハナへ立つも、掛かり気味に先行してオーバーペース。1000㍍通過が60秒5は馬場を考えれば速かった。道中で息を入れることを覚えなければ。普段の調教から、併走先行の馬なり調教を繰り返してはどうか。
ニシノデューも前に馬がいると気にするタイプ。その意味では内枠に速いSカフェがいたのは痛かった。スピードが身上だけに、この重たい函館も厳しかった。
マイソールサウンドはプラス10㌔。余裕があったか。積極策を打つも、緩い馬場で58㌔では。
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