健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

風化させてはいけないこと。

2005-10-11 | P&E
学会の会場は、平和公園の中、原爆資料館の向かい・国際会議場だった。
資料館訪問は2度目だけれど、1945年8月6日午前8時15分の悲劇はしっかりと、語りつがなくてはならないと思う。
一瞬にして14万人市民の命を奪い、後遺症などを含めると35万人の命を奪った原爆。効果を見るために5月から広島にはB29による爆撃を控えていたなど、投下都市の選定の過程などが、細かく展示されている。
なんといっても涙を誘うのは、建物租界(延焼を防ぐための作業)作業中の中学生の遺品が展示してある場所だ。音声ガイドがそこの場所だけ、吉永小百合さんに変る。
頭が痛いから学校を休みたいという娘を、お国のためだからと無理矢理送り出して、被爆してしまった家族の無念や、熱線で黒焦げになった弁当箱、ボロボロになってしまった学生服、足跡が残った下駄、などが無言の圧力を掛けて来る。
戦争は絶対にしてはならないという圧力だ。
先の戦争では、兵士・市民含めて300万人以上の日本人が死んでいる。
この事実は、しっかりと語り継ぎ・風化させてはならない。
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