健康楽園。

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川口政明さん。

2006-04-14 | P&E
そろそろ桜の季節も終わりに近づいています。この季節に印象に残る裁判がありました。「一億円ヤミ献金事件」の判決です。
川口政明裁判長は、村岡兼造元官房長官に無罪の判決を言い渡し、「今、桜が咲いています。今後のことはどうなるか分かりませんが、せめて今夜一晩くらいは平穏な気持ちで桜を楽しんでみてはいかがでしょう。」と添えました。
落選して政界から引退していた村岡氏にとっては、いいがかり・冤罪だという気持ちが強かったのではないでしょうか?何で被告になるの??
一方、橋本龍太郎元首相・野中広務氏・青木幹雄氏、実際に日本歯科医師連盟の幹部と会食して1億円の献金を受けたという方々は、嫌疑不十分で起訴猶予とは。
日本の検察は、どこ向いて捜査してるんかい!!と言いたいです。
橋本氏などは、「皆さんがそうおっしゃるんなら、受け取ったんでしょう」などと嘯いているし、後の2人も「記憶にない」の一点張り繰り返し。
一緒に飯食って、一億円渡されて、記憶無いのか?ふざけるな!バカにするのいいかげんにしろ!です。
もともと裏金にしようと取りまとめたのが村岡氏だったという証言をした、元会計責任者の供述など、信用できるものではなかった。
川口裁判長は、「この1億円は、橋本元首相への個人的な献金として扱われた可能性がある」「元会計責任者としては、橋本会長に累が及び、派閥が大打撃を受ける事態だけは避けたいと考えるのが自然である。」とまで踏み込んでいる。
今度は、橋本さんが、非公開で偽証罪にも問われない政倫審でなく、堂々と証人喚問の場で証言すべきだと思います。
小沢さんも、こういったところを徹底して追求して欲しいです。
川口さん、7年前の盆踊りで、当時4歳だった杉野準三君が、買ってもらった綿菓子の割り箸が転んだときに喉に刺さった事件にも判決を下しています。
ここでも「本件で準三ちゃんが遺したものは・医師には眼前の患者が発するサインを見逃さないことをはじめとして、真実の病態を発見する上で必要な情報の取得に務め、患者に適切な治療を受ける機会を提供することが求められる・」と異例の付言を加えています。
この桜の季節に、良心を持った川口さんという裁判官を知りました。
そして検察には、権力と癒着するなよ!!ですね。

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