健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

横井昭裕さん

2005-10-19 | 聴けた!imaging.
ジャスダックに上場している会社の社長?入場してきた株式会社ウイズの社長、横井昭裕さんの第一印象だ。講演会なのにジーパンにシャツ、ブレザーといった服装。
この方が、あのタマゴッチを開発した方か・・・、と、逆に期待が高まりました。
「横井でございます。両親が名古屋なんですが、名古屋には3年に1度くらいしか来ません。ガンダム、キャンディーキャンディーでおなじみのバンダイに勤めておりました。10年企画をしていまして、31歳で独立しました。バンダイ時代にはまだ、企画ロイヤリティを支払うという発想は業界にありませんでした。だからバンダイも企画から生産まで一貫してやっていました。生産拠点は当時香港でした。1996年タマゴッチがヒットするんですが、国内で2000万台、海外でも2000万台売れたんですよ。
おもちゃのヒット商品といえば、ダッコちゃんでありルービックキューブでありオセロゲームでした。まだ、テレビゲームはなかったんです。今や、おもちゃの66%はテレビゲームです。
メーカーには棲み分けがあった。エポックは野球盤、トミーは男物、タカラは女物という風に特色がはっきりと分かれていました。現在は戦国時代で、同じカテゴリーでシェア奪い合いになっています。
タマゴッチは売れても、実は在庫も500万台残ったんですね。しかし、バンダイとしては売り切り商品だったので被害無し。全世界へのパテント料金で3億円くらい稼いだんじゃないかなーー・
私は小さい頃、自然の中で育ったので、趣味は園芸・オートバイ・ボクシングジムに通うことです。社長室にはフクロウを飼っている。趣味が多い人ほど、企画に合っていると思います。私も趣味から仕事のヒントを得ています。
視野は広く・アンテナは高くというのが必要ですね。
父は、井戸掘り業、職人だったが、ズホラだった。会社倒産して、差し押さえにあって、毎日借金取りがやってきた。これで、度胸が付きました。金が無くたって何とかできる。楽天的ですし、兄弟家族仲が良いんです。
親父の教訓があります。貸した金は帰ってこない・ということと保証人にななるなということです。
学生時代バイトで、焼き肉屋、とび職、トラックの運転手など何でもやって仕事を覚えました。皿洗いでも単に洗っているだけでなく、30分に何枚洗えるか、目標を立てると飽きないし、面白いということが解った。肉も一掴みで1人前ピッタリ取れるようになる。目標を持つと楽しくなります。
昭和52年に中央大学経済学部を卒業してバンダイに入りました。当時、オイルショックで就職難の時代でした。スーパーがいいとされていたが、書類選考で落ちた。行くところが無かったからバンダイに入った。しいていえばプラモデルが好きだったからかな。入社当時、東映関係の仕事して、東映におじゃますると、証紙数えているだけの仕事しているの東大出のおっさんだった。映画が良かったときに入社したんですね。この時代にいいものはアブナイんです。だから、バンダイに入ったのはラッキーでした。今いいのは落ちていきますから、これからいいのを見つけるのはたいへんです。バンダイは小さくて伸び盛りの会社だったんです。入社してダッコチャンを超えるものを作ろうと思いましたね。やはり、野心を持つこととハングリーさは必要です。」
この続きは次回、今日から東京出張で時間がなくなってしまいました。
日曜日まで更新できません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする