奈良県宇陀市室生
ここを掲載するのは二度目だけど、訪れたのはたぶん6度目か7度目になると思う。
何度訪れても「いいなぁ」と思える場所で、いつ訪れてもその神域の気配は揺ぎ無い。
ただ、境内は杉を中心とした常緑樹しか無いため、季節などによる変化も乏しく、受ける印象もあまり変わらない。
というわけで、今回は写真はあまり撮らなかったし、龍穴の方にも寄らなかった。
それでも、寄れば必ず何か満たされるような気がするから、これから先も、きっと何度も訪れるだろうと思う。
車道から鳥居を一歩くぐれば広がるこの風景には息を呑む。
私の頭の中で描く、森厳という言葉のイメージにぴったり当て嵌まる空間だ。
霧の日や雪景色だと、もっとそれらしくなるだろうし、いつかそういう光景を撮ってみたい。
やや中途半端な時間帯に訪れたが、木漏れ日が美しかった。
境内横を流れる谷川の対岸に山道がついているので歩いてみた。
本殿を真横から見ることが出来、色彩の乏しい杉林の中で朱が鮮やかに浮かび上がっていた。
この道は、恐らく龍穴の注連縄を付け替える際に使われると思うが、少し進んだところで立ち入り禁止になっていた。
撮影日時 121107 9時~9時20分
駐車場 神社前駐車可
道路地図
地形図
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写真からでも、十分に伝わってきます。
こういった雰囲気、空気感を空間として写真におさめることができるのは
うらやま素晴らしいです。
hiro1jzさんのこの一見シンプルにも見える
写真の一枚一枚が却ってその神聖性の証のようで
見る側にひそやかに沁み入るようです
ここは本当に神域という表現がぴったりの場所です。
ですからまあ、この写真は環境のお陰でありまして、
雰囲気や空気感が伝わったのでしたら、
それもこの素晴らしい環境によるところが大きいかと。
確か以前に奥様は奈良の方だと聞いたと思うのですが、
もし奈良に来られることがありましたら、
ぜひ一度こちらにも足を伸ばしてみてください。
シンプル=手抜き、だったりします(笑
本文でも書いてますように、変化が乏しくて
何となく定番のアングルだけ撮っておしまい、という感じでして・・・。
というか、あの杜の気配や佇まいが、
普通の条件下で撮っても表現出来ないので、
早々に諦めてしまうというか・・・。
木漏れ日がちょっと変化をつけてくれて良かったです。
いつも拝見させていただくだけにしていたのですが、あまりにも写真が綺麗だったのでコメントさせていただきました。
hiro1jzさんの写真は、映っているもの全ての魅力を引き出すような力があると思います。
これからも楽しみにしています。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
被写体の持つ雰囲気や魅力を引き出そうとは思ってはいますが、
なかなかままならないといいますか・・・伝わったなら嬉しいです。
魅力の全てを引き出す、なんてとても無理ですが、
見て下さるかたが、その洞察力で被写体の魅力を読み取って下さってるのかも、
なんて思ったりもします(笑
気が向いたらこれからもお気軽に書き込んでください。