ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

今年も国盗り合戦

2007-07-24 12:51:31 | 位置情報・地図
ビーマッププレスリリース
ジェイアール東日本企画プレスリリース
キャンペーンサイト
駅ナカポスターやSuicaと連動する携帯ゲーム「ケータイ国盗り合戦」


 マピオンのサイバーマップジャパンとジェイアール東日本企画、ビーマップは「ケータイ国盗り合戦」を今年も開催している。

 これはケータイの位置情報を利用したスタンプラリーだ。全国は300の「国」というエリアに分割されている。その場所へ行ってサイトにアクセスすることにより、今いる「国」を統一することができる。そういうゲームだ。
 なお位置情報には(FOMAの場合)GPSでは無く、iエリアを用いている。このゲームの場合はあるエリアにいることが分かればよく、GPS のようなピンポイントの位置情報は必要無いので、この方法で問題無い。

 なんでも、今年は Suica ポスターを使ったミニイベントがあったり、武将アバター、アイテム購入などと、若干リニューアルが図られているそうだ。

 ということで、今年も参加してみた。要はスタンプラリーなので、増えていくと単純にうれしい。去年は確か60ヶ国程度しか取れなかったと思う。さて今年は、何ヶ国取れるだろうか?
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ミニゴリラ NV-SB250DT 購入レビューその4 取り付けについて

2007-07-23 22:25:06 | 位置情報・地図
NV-SB250DT

 ミニゴリラ NV-SB250DT を購入した。
 ようやく車で出かける機会があったので、早速車に取り付けてみた。

 ミニゴリラは基本的にはシールつきスタンドをダッシュボードあたりに固定し、それに本体を装着して使用する。
 ダッシュボードとの固定部は平面なので、きちんと固定するには場所を選ぶ必要がありそうだ。
 スタンドの首の部分は比較的自由に向きを変えることができる。ネジは1個しか無い。この1個を緩めるだけで、ダッシュボードの接着面側と、ミニゴリラ取り付け側と、両方と可動部が動くようになる。
 この固定のネジはスタンドの側面にあり、太いマイナスが切ってあって、コインで回せるようにできている。窮屈な場所ではちょっと締めづらいかもしれない。使用していて不便に感じたのはこの点くらいだが、一度固定してしまえばいじらないので、まぁ問題にはならないだろう。


(側面のねじ)

(このくらいは問題なく動く)

 ただ、本体の固定はダッシュボードに載せたのでは少し遠いかもしれない。また、シールで固定するというのもなかなかに抵抗がある。わたしは今のところエアコン送風口に固定して使用しているが、視界の妨げにもならないし、こちらの方が快適に使用できるように思う。(ポータブルカーナビのススメなどを参考)

 さて、最大の問題がパーキングブレーキの配線だ。なぜ持ち運びのできる PND で車をいじってパーキングブレーキに接続しなければならないのか、理解に苦しむ。カーナビの画面を運転中に注視することが問題であって、パーキングブレーキを接続することは本質では無いと思うのだが・・・
 とは言っても何かしないと使えないので、ポータブルカーナビのススメを参考にした(あくまでも自己責任です)。

 設置してみると、やはり 4.5 インチ液晶は大きく見やすい。当初は C310 の 3.5 インチを使用、最近はケータイのカーナビを利用していたので、この恩恵は大きい。

 なおメーカーは推奨していないが、バイクに取り付けるためのキットも販売されている。

(ご利用のミニゴリラに装着可能かは事前にご確認ください)
クランプ接続タイプ
Uボルト接続タイプ
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ミニゴリラ NV-SB250DT 購入レビューその3 ワンセグ視聴

2007-07-20 23:46:14 | 位置情報・地図
NV-SB250DT

 ミニゴリラ NV-SB250DT を購入した。
 購入理由の1つに「ワンセグが見られる」というものがあったため、早速使ってみた(実際のところ、箱を開けて最初にやったことは、ワンセグ視聴だったりする)。

 実際に使ってみての感想だが、やはりポータブルでゴースト無く映るデジタルテレビは便利だ。液晶サイズの4.5インチも、ワンセグの視聴であれば申し分ない。逆にこれ以上の大画面になると、320x240や320x180 といったワンセグの解像度から、粗さが目立つことになるように思う。
 ただしわたしの用途(使う場所)ではちょっと電波が弱いようだ。なお他のワンセグ対応機は使ったことがないので、ミニゴリラの受信感度がどうなのかは不明だ。
 それと、若干コントラストが高すぎるような気がする。

 なお、実際にワンセグを視聴するまでには、ナビからワンセグ画面への切替、チャンネルのスキャンが必要なので、少しはマニュアルを引くことが必要となった。



 このミニゴリラ、屋内での使用にも考慮して作られている。



 こちらはミニゴリラの裏面と、屋内使用のためのスタンドだ。ミニゴリラの切り欠き部にスタンドをスライドさせるだけで、簡単にミニゴリラを立てて使用することができる。内蔵バッテリで4時間もつので、写真のようにケーブルレスで使用することができる。


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ミニゴリラ NV-SB250DT 購入レビューその2 購入理由

2007-07-20 07:16:49 | 位置情報・地図
NV-SB250DT

 ミニゴリラ NV-SB250DT を購入した。
 今、PND はどんどんスペックが上がっている。1年前の国内での黎明期からは想像できないくらいだ。今は PND 第三世代とでもいうのだろうか、複数メーカーから機能の高い PND がいくつも出ている。
 ではその中で、なぜミニゴリラを購入したのか?

 最も人気があるように見えるから、というのがまず理由として大きい。1年以上前から PND を紹介してきて、最初に購入した PND は C310 だった。2台目の PND として、一度は売れ筋というものを使ってみようと考えたのだ。

 C310 は初期型だけあって検索機能が貧弱で、PCの地図で場所を調べ、その地図と C310 の地図を見比べて場所を設定していた。NV-SB250DT は住所3000万件、電話番号280万件、施設名検索208万件。電話番号は今後1000万件が主流になると思われるのでこれと比較すれば少ないが、最終的には住所検索に逃げることができるので、何とかなるだろう。
 液晶サイズも 4.5 インチと大きく、かつワイドだ。このワイド液晶を活かし、C310 では無かった交差点の拡大表示や高速でのジャンクション表示などに威力を発揮しそうだと期待している。実際デモ走行をさせてみたところ、大画面を有効に使い見やすく感じた。
 最大の特徴は、ミニゴリラが国内では先鞭をつけたであろうワンセグ搭載だ。今は PONTUS EN-4500 もワンセグを搭載、Mio も夏には載せてくると言われている。ということで最早ミニゴリラの専売特許ではないが、魅力的であることは確かだろう。
 また、三洋は据え置き型・ゴリラのようなポータブル型で実績を持ち、PND でナビゲーションサービスに参入したメーカーと比べると大きな安心感がある。
 これらを考えると、売れ筋になるのももっともだ。ということで、購入に踏み切った。

 ただしファーストインプレッションに書いたように、問題もある。最大の問題点は、GPS の感度が -134dBm と GPS 頼りの PND としてはあまりに悪すぎることと、パーキングブレーキへの配線だ。パーキングブレーキへの配線は仕組みが単純であるために回避策はいくらでもあるようだが、GPS 感度はアンテナをつけてもその効果は限られる。この2点は、三洋が従来のカーナビの概念を悪く引きずっている結果なのではないだろうか。次の機種での改善を強く望みたい。


 では、このミニゴリラ NV-SB250DT を他機種と比べるとどうだろうか? 今のライバル機種としては、
迷WAN BZN-400
PONTUS EN-4500
クラリオン DrivTrax P5
Mio C323
SONY nav-u NV-U1
Garmin nuvi360
が挙げられる。

 この中では、オービス対応・ワンセグ搭載・電話番号検索1000万件の最新機種、PONTUS EN-4500 が最有力のライバルだろう。4.3インチ液晶とミニゴリラよりも若干小さいものの十分な大きさで、100g軽い。地図は同じくゼンリン。スペックだけ並べればミニゴリラに対する優位点も多く、大いに悩むことになると思う。
 次にワンセグは無いものの、VICS・自律測位に対応している SONY nav-u NV-U1 も大きな存在感を持っている。VICS・自律測位対応は今後の流れを先取りした形と考えられ、ナビとしては非常に魅力的だ。またダッシュボードに吸盤でつけられる簡単さもポイントが高い。
 小型軽量という面では、4.3インチ液晶を搭載しながら 200g を切ってきた軽量の DrivTrax P5 が挙げられる。ただし今の流れから見れば、若干検索能力に劣るだろうか。
 仕様の面から惜しいのは迷WAN BZN-400だ。2画面分割の使い方もしているようなので、ちょっと液晶3.5インチでは狭いと思う。その他の仕様は、検索対象は豊富、オービスにも対応しているなどかなり良いだけに残念だ。
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PNDの市場が一気に10倍?

2007-07-20 07:02:33 | 位置情報・地図
NV-SB250DT

 7/18の電波新聞の記事によると、PNDが国内でも普及を始め、07年度は06年度と比べると一気に10倍以上拡大するとの声もある、と伝えている。
 PND はPortable Navigation Device/Personal Navigation Deviceのことであり、据え置き型カーナビと比較すると小型軽量、取付簡単、安価であることが特徴だ。記事には「必要最低限の機能に抑えている」とあるが、音楽再生・静止画閲覧は普通にできる(ミニゴリラはできないが)。動画再生ができるものもある。そして今の流れはケータイよりも大きな画面を活かしたワンセグ搭載であり、若干高機能化の兆しを見せている。

 記事によると、持ち運びができることにより複数台自動車を保有しているユーザー、職場で共有するユーザーにメリットがあるとのことだ。また、据え置き型が普及している日本で PND が普及するのか、もしくは据え置き型が売れなくなるのではないか、との危惧があったが、実際は一気に市場が拡大しているとしている。
 三洋電機が先行し、ソニー・クラリオンが追っているそうだ。
 クラリオンのコメントによると、取付が簡単なため販売チャネルが据え置き型とは異なり、かつ「インストールナビ(据え置き型)ユーザーとは異なる二輪車や若い世代を取り込めている」とのことだ。

 記事は、今後はPND購入者を据え置き型ナビ購入に引き上げていくことが重要なポイント、として結んでいる。
 ただ、それは据え置き型ナビメーカーの考え方だろう。そもそも、記事中で据え置き型と PND のユーザーが異なることを触れているくらいだ。PND 好きなわたしとしては、PND の裾野をより広げることも重要ではないかと思うのだが。

nav-u NV-U1+VICSユニット

DrivTrax P5
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ミニゴリラ NV-SB250DT 購入レビューその1

2007-07-19 00:28:15 | 位置情報・地図
NV-SB250DT

 三洋のPND(Personal Navigation Device)、ミニゴリラ NV-SB250DT を購入した。何回かに渡って、レビューを記載してみたい。

 初期の PND である Mio C310 を購入したのが2006年5月下旬なので、1年ちょっとでの買い換えだ。いろいろ PND の記事を集めているうちに、自分で新しいものを欲しくなったというのが理由だ。ミニゴリラを選んだ理由については次の機会に記載したい。

 まずは、ミニゴリラのファーストインプレッションだ。ただし、まだナビゲーションには使っていない。

・思ったよりも小さい。4.5型液晶搭載なので、もう少し大きい印象を持っていた。
・取付が面倒。まさかパーキングブレーキ信号ラインへの接続が必要とは思わなかった。また、ダッシュボードへのホルダー貼り付けが必要なタイプ。
・GPS 感度はやはり悪い。実際のナビゲーション時に問題にならないか?
・地図は、C310 と大差無い。
・ワンセグはあった方が便利ではある。
・ナビゲーションとしては、使いやすそう。

 特にパーキングブレーキについては、まさか「取付簡単」が特徴の1つである PND で車への配線が必要とは思いもしなかった。ちょっと衝動買いの面もあるので下調べもしておらず、ショックを受けたというのが正直なところだ。PND の用途として複数の車で使用するというものもあると思うが、このような仕様ではその用途には使えない。安全に配慮したものとは思うが、ちょっと疑問だ。
 ダッシュボードへの取付は、ホルダーごと貼り付けるタイプだ。C310 が吸盤を使うタイプだったので、ちょっと面倒に感じる。

 大きさについては、液晶サイズも含めて、「大きいな」という印象は受けなかった。液晶サイズが横に広いタイプなので、そのように感じたものと思う。縦のサイズは 3.5 インチの C310 とほぼ変わらない。このサイズはワンセグの視聴に便利だ。ナビゲーションとしては横に広い分、右画面にルート情報を出すなどして、活かすようだ。

 GPS 感度は仕様上 -134dBm ということで覚悟はしていたが、やはり動かしてみると悪い。久しぶりに C310 の電源を入れたのだが、このとき C310 は写真にあるように測位できている。しかしミニゴリラは、事前に屋外で一旦測位させていたのにも関わらず、測位できていない。
 C310 の使用している SiRFstarIII はチップとしては -159dBm の性能だ。ただしこれは測位を続けたときの話で、完全な初期測位ではここまでの感度は出ない。それでも測位できている。対してミニゴリラ側は完全な初期測位では無いが、測位できていない。やはり -134dBm という感度は悪い。
 据え置き型カーナビでは問題の無い感度だと思うが、それは車速センサーなどを併用しているからだ。自律航法を持たないナビでこの感度は大丈夫なのか。試してみる必要がありそうだ。マニュアルによるとマップマッチングをするそうなので、それを考慮して見てみたい。

 ワンセグについては、あると楽しいのは確かだ。4.5 インチというサイズも、ワンセグの画質であればちょうどいいかもしれない。わたしの場合はワンセグチューナーは持っていないし、持ち運びのできる小型テレビも持っていないので、便利に使えそうだ。ただ仮にワンセグケータイを持っていたとしてワンセグつき PND を購入したかは、分からない。

 ざっと目的地検索機能を利用して地図を表示させてみたが、このあたりはさすがにカーナビを販売している三洋だけあって、直感的に使いやすそうに感じた。実際にナビをさせてみるのが楽しみだ。




(ミニゴリラとC310)
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GPS搭載らくらくホン

2007-07-13 12:57:15 | GPS
「らくらくホンIV」を開発 -らくらくホンシリーズで初めてGPSを搭載し、「あんしん」機能を強化- (ニュースリリース)
ドコモ、GPS機能搭載の「らくらくホンIV」 (ケータイWatch)
ドコモ、GPSナビ機能を搭載「らくらくホンIV」8月発売 (IT PLUS)
GPS搭載で無料ナビ。“安心”を強化したNTTドコモ「らくらくホンVI」を発表 (CNET)
らくらくホン初のGPS搭載モデル――NTTドコモ「らくらくホンIV」 (ITmedia)
写真で解説する「らくらくホンIV」 (ITmedia)
「らくらくホンIV」はユニバーサルデザインのフラッグシップモデル (ITmedia)


 NTTドコモは7月12日、らくらくホンの新機種「らくらくホンIV」(F883iES)を発表した。8月の発売となる。らくらくホンシリーズでは初めて、GPS が搭載されたことが特徴だ。さらにこの機能を使用したナビゲーションアプリを搭載する。無料で使用できるとのことだ。アプリはゼンリンデータコム製となる。
 なおこの無料ナビアプリの搭載だが、先日のゼンリンデータコムとの提携の成果であり、905i 以降も同様に無料で搭載されるとのことだ(産経新聞)。

 GPSでできることを見ていきたい。
 まずはイマドコサーチ。ワンタッチブザーとイマドコサーチが連動して、ブザーを押すことで端末位置を自動的に通知できる。
 ナビゲーションサービスも提供されることは上で記載した通りだ。ゼンリンデータコム製のアプリケーションだ。このナビアプリ、音声認識が可能であるという大きな特徴も持っている。これがらくらくホン向けのみの機能なのか、今後のドコモのナビゲーションサービスは全て音声認識可能になるのか、注目していきたい。
「かんたん位置情報読み上げ」という機能もある。これは通話中に自分のいる場所の住所を音声で伝える機能とのことだ。ちょっとした機能だが、便利に使えるように思う。キッズケータイはもちろん、普通のGPSケータイに搭載しても使えるのではないだろうか?
 最後に、「かんたん位置メール」だ。これは簡単に位置情報つき(地図へのリンク)メールが作れるというサービスだ。

 ただこれらのサービスには欠陥がある。あまりに、相手がドコモケータイでないと使えないサービスが多いのだ。ただ地図を見るだけの「かんたん位置メール」も同様らしい。イマドコサーチなどはまあ分かるとしても、地図を見るだけなのにドコモケータイでないといけないとは、制限が強すぎるように思う。
 なおこれは N903i などの GPS ケータイでも同様で、ドコモの GPS サービスで大きな不満を感じる部分だ。


 らくらくホンにGPSによる安心機能が追加されたということで、らくらくホンIVはさらにその魅力を増したと思う。らくらくホンIIIはかなり人気の機種のようだが、らくらくホンIVもかなりの人気になりそうだ。
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新、迷WAN BZN-300/BZN-400

2007-07-12 00:08:43 | 位置情報・地図
BZN-400
BZN-300


 Broadzone から、新しい迷WAN、BZN-300 と BZN-400 が発売されている。
 迷WANと言えば、PONTUS EN-3500 とともに、日本における PND(Personal Navigation Device/Portable Navigation Device) の走りとなった製品だと思う(昔の記事)。その迷WANの新製品が、BZN-300 と BZN-400 だ。

 今になっての紹介となったのは、正直知らなかったからだ(苦笑)。他のメーカーは新製品を出しているのに Broadzone は出していないのかなぁ・・・ と思ってページを見たら、既に発売されていた。発売は2007年4月頃のようだ。

 さて新迷WAN。BZN-200 の後継機が BZN-400、BZN-100 の後継機が BZN-300 だ。BZN-400 がバッテリ内蔵、BZN-300 が電源外部供給のみとなる。この特徴以外は性能としては同様の製品なのだが、大きさ・重さが若干異なる。なぜか、BZN-400 バッテリ内蔵の方が軽い。

 BZN-400のスペックを見ていこう。
 3.5インチ液晶、115.5×80×29mm、195g。住所検索2,000万件、電話番号検索1,000万件、施設名検索200万件、ジャンル別検索200万件。周辺検索可能。地図はゼンリン製。販売価格は49,800円程度。バイク取付キットもある。
 ちなみに、先ほど紹介したクラリオンの PND は液晶4.3インチ。132×90.5×22mm、198g。住所検索は1,100万件、電話番号検索は800万件、施設名・ジャンル検索16万件、周辺検索36万件。地図はインクリメントP。46,000円くらい。PONTUS EN-4500は、4.3インチ、133×78×33mm、254g。住所検索2200万件、電話番号検索1000万件、施設名検索・ジャンル検索は200万件。地図はゼンリン製。59,800円。

 新迷WANはスペックだけ見れば優れているように見える。しかしただ1点気になるのは、液晶サイズが3.5インチと小さいことだ。最近発売のPNDの流れとしては液晶サイズは4.3~4.5インチ。モノによっては7インチというものまで登場した。その中で3.5インチというのは、(別の3.5インチPNDを使った感覚からも)ちょっと小さい。
 液晶サイズ以外は現在の流れである検索データの充実化を取り入れ、純粋にカーナビとして着実に進化している。流れの1つにワンセグ搭載というのもあるが、カーナビに必至ということでは無いだろう(ただしラインナップとしては必要かもしれないが・・・)。


 ところでこの迷WANだが、非常に優れている点が1つある。それは旧機種であるBZN-100, BZN-200用のバージョンアップデータが用意されることだ。BZN-100用, BZN-200用ともに19,800円。これを適用することにより、地図情報・検索データ・ルート検索機能がBZN-300/BZN-400相当になる。
 SDカードI/Fを持つHWであり仕組みとしてアップデートは可能だろうが、ここまできちんとサポートするというのは素晴らしい。ただ次の製品が出たときにどの製品向けのバージョンアップデータが用意されるのかは、興味のあるところだ。
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クラリオンのPNDが売れている

2007-07-11 21:30:59 | 位置情報・地図
DrivTrax P5
BKA-001-500

クラリオン、今年度の簡易型カーナビの国内販売を3万台以上に (日刊工業新聞)

 クラリオンのPNDが売れているそうだ。記事によると、07年度の販売計画数を当初の2倍の3万台以上に修正するという。軽自動車・セカンドカーのユーザーに売れているのに加え、二輪車取り付けキットを投入したことにより、二輪車ユーザーにも受け入れられたそうだ。
 今後の展開として、オプションとしてのバイク用防水キット、ワンセグ対応、メモリ容量の増加などが挙げられている。
 また、クラリオンの場合は、据え置き型カーナビとの市場の食い合いも起きていないとのことだ。

 クラリオンのカーナビとは、以前紹介した「DrivTrax P5」だろう。132×90.5×22mm 198g と小型軽量。液晶は4.3インチ。GPSはSiRFstarIII 搭載で高感度。地図情報はインクリメントPのソリューションを利用し、住所検索は1,100万件、電話番号検索は800万件、施設名・ジャンル検索16万件、周辺検索36万件、縮尺1/6,250からの地図を利用。と言ったところが特徴だ。ちなみに DrivTrax P5 のマニュアルも公開されている。価格はクラリオンのページで 59,800 円。
 バイク取り付けキットは、BKA-001-500という製品だ。価格は8,400円。オートバイに固定しつつ、駐車時には取り外しのできる構造になっているとのことだ。
 バイクへの取り付けという面では、機械的な駆動部の無いメモリ型の PND は適している。初期の PND である迷WAN BZN-200も対応していたが、新たな市場を開拓しているようだ。
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空き駐車場を検索したい

2007-07-09 12:50:07 | 位置情報・地図
進化する時間貸し駐車場サービス--7割以上の人が駐車場の空き状況を検索したい (CNET)

 goo Research での調査によると、「空き駐車場の検索サービスを利用したい」と回答した人が、7割を超えたそうだ。母数は 1,097人。
 なお、タイムズのような時間貸し駐車場探して困った点は、「見つけても満車が多い」33.0%、「料金が高い」29.0%、「駐車場が見つからない」16.3%。
 そのような中で、「空き駐車場の検索サービス」があることを知っている人は、4割だそうだ。

 このようなサービスは、カーナビやケータイで実現されている。PC で検索できるサービスもあるが、実際に車から使用できるカーナビかケータイが現実的だろう。
 カーナビでは例えば、ホンダのインターナビ・プレミアムクラブでは2006年1月の話だが、登録されている全国10,000箇所の駐車場情報のうち、6,600箇所で満車・空車情報も提供されている。
 ケータイでは例えば、NAVITIME(NAVITIME Pro コースのみ)で、駐車場の満車・空車情報サービスが提供されている。EZ助手席ナビでも同様。タイムズやリパークが対象のようだ。その他、タイムズの携帯サイトでは GPS やiエリアで位置情報を調べ、満車・空車情報を含む駐車場の周辺検索ができる。こちらは無料だ。

 カーナビで使えれば便利だが、通信に対応したカーナビはなかなかに高価というイメージがあって敷居が高い。しかし元々ケータイは通信をするものなので、このようなことはお手の物だ。さらに GPS ケータイなら今いる場所の周辺検索もすることができる。
「空き駐車場の検索サービス」を利用したい人は7割だが、知っている人は4割とのこと。見方によっては知名度はまだまだ低いと考えることもできる。ケータイから簡単に使えるサービスもあることだし、実際に利用してみると便利ではないだろうか。
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GPS対応ミニブログ

2007-07-06 17:17:45 | GPS
ZIMenu
GPS携帯電話で写真とコメントを地図に表示するミニブログ--ザイナス (CNET)

 ザイナスは7月5日、同社のSNSサービス「ZIMenu」で、GPS携帯に対応したミニブログ「みんなの叫びマップ全国版GPS対応ミニブログ」を開始したと発表した。
 なおミニブログとは最近聞くようになった言葉だが、Twitter に代表される短い一言をつづっていくサービスだ。ブログやSNSと異なり、言いっぱなし、というのも特徴らしい(参考記事)。

 このミニブログに位置情報を組み合わせたサービスが今回の「まるちゅう みんなの叫びマップ全国版GPS対応ミニブログ」だ。このサービスでは一言だけではなく写真も一緒に載せることができる。
 書き込みは会員になる必要がある。閲覧は会員でなくとも可能で、ZIMenuのトップページやまるちゅう「みんなの叫びマップ全国版」で地図が切り替わりながら次々とコメントが表示されていく。


 確かに、いつも持ち歩くケータイは、ちょっとしたつぶやきに便利に使える。さらにちょっと出かけた先でのつぶやきも、位置情報が付加できる GPS ケータイにはお手の物だ。
 位置とミニブログを組み合わせる試みは既にあって、Twitter と Google Maps とのマッシュアップサイト「twittervision」も参考記事では紹介されていた。ただ、世界中のつぶやきを世界地図で眺める「twittervision」とピンポイントでのつぶやきである「みんなの叫びマップ全国版」とでは、また違った楽しみ方となりそうだ。
 また日本では GPS 機能は au 端末と最近の DoCoMo FOMA 903/904i に搭載され比較的普及が進んできているので、そこそこ楽しめる人が多いというのも特徴だろう。海外ではどうなのだろうか?

 ミニブログは、ブログや SNS に続く流行になるのではないか、と考える向きもある。ケータイと位置情報の使い方としても、今後も位置情報+ミニブログという流れには注目できるだろう。
 ただ注意しなくてはいけないのは、位置情報は重要な個人情報である点だ。簡単に位置情報が使えるサービスが増え安易に位置情報を付加してしまい、これによって問題が発生して位置情報が使いづらくなる・・・ ということは避けたいものだ。
 例えば、ケータイに位置を登録しておいて、その地点から1km以内の位置情報をケータイ外部に出す場合には誤差を付加するとか、何か工夫がいるのかもしれない。
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都道府県対抗投票どっちーず

2007-07-05 12:49:23 | 位置情報・地図
どっちーず
ユーザー参加型投票を都道府県別に日本地図上で行なえる「どっちーず」 (BroadBand Watch)

 リンクシンクは6月27日、ユーザー参加型の投票を日本地図上で行えるサービス「どっちーず」を公開した。
 これは、ユーザーが都道府県別の投票を設定、ユーザーがそれに投票できるというサービスだ。投票に際してコメントをつけることもできる。
 また、ブログパーツとして使ったり、特定の質問に対してリンクを張ったりもできる。
 地図を併用していて、地図をクリックすることによってその地域に対する質問を閲覧することができる。

 質問を都道府県同士で割り切ってしまう、というのが逆にいいのだろう。どれだけのユーザーがいるのかよく分からないが(今のところ質問は全230件らしい)、質問や得票、コメントをぱらぱらと見るだけでもおもしろい。それにしてもいろんなサービスを考える方がいるものだ。
 ただ1ヶ月後に見たときに、質問が順調に増えているかどうか・・・
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ホンダ、カーナビ地図のリアルタイム更新

2007-07-05 12:27:18 | 位置情報・地図
ホンダ、「インターナビ」にリアルタイム地図更新機能を実装 (ITmedia)

 ホンダは7月4日、同社の「インターナビ・プレミアムクラブ」の新機能として、地図のリアルタイム更新システムを開発したと発表した。秋発売予定の新型フィットから、順次搭載されるという。
 特徴は、その素早さだ。例えば道路であれば、開通日に数分で更新することができるそうだ。これは更新を差分のデータで実現できるようにしたことによる。更新データは大きくとも数Mバイトで、更新は数分で終了する。
 ネットワーク経由で地図データの更新、と聞くと通信料が気になるところだが、インターナビではウィルコム製の通信モジュールを定額で利用できるサービスを既に提供しているため、問題にはならない。

 また、7月5日からは天気サービスに集中豪雨予測地点や地震情報の提供を追加するそうだ。

 カーナビはネットワークと接続することで、まだまだ便利になっていくだろう。個人的には、iPod とつながるといった付加価値もよいが、ナビ機能そのもの強化にも力を向けて欲しいと思っている。
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PND新製品 XROAD「RM-V4120」「RM-Z5020」

2007-07-05 08:45:32 | GPS
CARPOINT XROAD
ワンセグ内蔵 SDカードタイプ ポータブルナビゲーション XROAD 発売予定 (RMCのページ)
RWC、4.3/7型液晶装備のワンセグ内蔵ポータブルナビ (AV Watch)

RM-Z5020

RM-V4120

 RMCは韓国CARPOINT社製のPND型のカーナビ「XROAD」シリーズを日本で発売することを発表した。7月下旬の発売となる。なお AV Watch の記事によると、CARPOINTは、韓国でシェア40%を占めるカーナビメーカーだそうだ。

 PNDとはPortable Navigation Device / Personal Navigation Deviceの略で、持ち運びの可能な小型カーナビだ。地図データは内蔵メモリもしくはSDカードメモリに格納される。車への設置はダッシュボードの上に車載用のスタンドを使用することで簡単に取付可能だ。電源は車内ではシガーソケットを用いる。RM-V4120・RM-Z5020もそうだが、自宅ではACアダプタを利用できることが多い。据え置き型のカーナビと比較して、小型・据え付けが簡単で安価なのも特徴だ。

 今回発売されるカーナビは「RM-V4120」「RM-Z5020」の2機種。両方ともワンセグに対応していて、「RM-V4120」は4.3インチ液晶、「RM-Z5020」に至ってはなんと7インチ液晶を搭載する。「RM-V4120」は59,800円前後、7型の「RM-Z5020」は79,800円前後とのこと。
 サイズはRM-Z5020が197mm×110mm×31mm、600g。RM-V4120が147x83x26mm、272g(Joshinのページより。07.7.10追記)。
 地図はゼンリン製を搭載。住所検索は約2,000万件、電話番号検索は約950万件(法人のみ)に対応している。

 国内では検索をはじめとするナビ機能強化、4.3インチ、ワンセグ搭載が今年のPNDの流れかと思っていたが、一気に7インチ液晶搭載のPNDが出てきた。ただ Mio は先日記載したように韓国では7インチ機の C517 を発売するとのことであり、韓国トップのカーナビシリーズを日本に持ち込むとなれば、このような流れになるかもしれない。

 ただ、PND とは言え使用感が気になるところだ。日本で使う分には、どのような製品に仕上がっているのだろうか。

(07.7.10追記)

 この製品、メーカーに一応紹介ページはあるものの、あまり情報は詳しくない。Joshinのページが比較的詳しく、参考になる。

 これによると、施設のジャンルおよび名称検索は200万件、周辺検索可能、駅名検索可能、オービス登録済、であることが分かる。
 さらに、動作中の画面写真もいくつか掲載されている。高速道路のジャンクション部では実際の道路に近いCGが表示され、分かりやすそうだ。このPNDの地図はゼンリンが供給しているとのことだが、このあたりの表示はケータイのゼンリン地図+ナビと似ている。通常道路の交差点では道路の拡大表示があるようだ。拡大された部分でも進む経路と自車位置が分かるようになっており、便利に使えそうだ(ゼンリン地図+ナビではただ道路が拡大されるだけで、使いづらい)。

(07.8.15追記)

 時間が経ち、分かったことを追記しておきたい。
 まず韓国 CARPOINT 製のPNDだが、既に OEM という形で日本に入ってきているようだ。確証は無いが、例えば迷WAN BZN-400やJRN410がそうであると考えられる。そういう意味では、ハードウェアの観点では既に日本での実績もあると言えそうだ。

 使われているナビゲーションソフトは、BZN-400やEN-4500と同一のものであると考えられる(JRN410は異なる)。EN-4500 vs ミニゴリラのレビューをしているので、ナビゲーションの使い勝手はそちらをご参照いただければと思う。

 この機種のライバルとしては、RM-Z5020はその液晶の大きさと機能から考えると唯一の機種だ。RM-V4120は、ミニゴリラNV-SB250DTとEN-4500がライバルになると考えられる。ということで、分かる範囲でこれらの比較表を作ってみた。
 この中では、EN-4500とはナビソフトが同じであると考えられることから、なかなか選ぶのが難しい。RM-Z5020, RM-V4120の表に現れない長所としては、メディアプレイヤーを使いながらナビができること。またRM-Z5020にはFMトランスミッタがあることも挙げられる。詳しくはXROADのページをご参照いただきたい。

機種名
PONTUS EN-4500

RM-V4120

RM-Z5020

ミニゴリラ
NV-SB250DT
GPS性能-159dBm-159dBm-159dBm-134dBm
外付けGPSアンテナ
大きさ133×78×33mm147×83×26mm197×110×31mm143×83×34.5mm
重さ250g272g600g340g
液晶4.34.374.5
地図データ格納場所外部SD外部SD外部SD内蔵2GB
地図縮尺10m~50km10m~50km10m~50km25m~250km
外部メモリSDSDSDSD(地図更新用)
外部接続専用外部端子×
内蔵電池稼働時間3h4h1h4h
地図メーカーゼンリンゼンリンゼンリンゼンリン
ワンセグ
その他ナビ以外機能MP3/WMA/JPEG
BMP/GIF/PNG
TIFF/WMV
MP3/AVI/BMP
JPG/PNG/GIF
MP3/AVI/BMP
JPG/PNG/GIF
×
住所検索数2000万2000万2000万3000万
ジャンル・周辺検索200万200万200万200万
施設名検索200万?200万200万208万件
電話番号検索1000万1000万1000万280万
周辺検索範囲5km10km
地点登録500500500100
VICS××××
自律航法××××
オービス対応×
オートディマー×
防滴××××
バイク取付オプション予定×


(追記ここまで)
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Garminの新GPS、eTrex H

2007-07-04 19:54:28 | GPS


Garmin Adds High Sensitivity GPS Receiver to eTrexR Series (ニュースリリース)

eTrex H 購入したので、レビューもどうぞ

 Garmin社は2007年5月31日、eTrex の新シリーズを発表している(知らなかった)。今回、IDA-ONLINE にてこの内の eTrex H が予約開始となった。他の新 eTrex シリーズも2007年第三四半期発売なので、それほど遠くない内に購入できるようになるのだろう。

 さてこの新 eTrex だが、ニュースリリースにあるように特徴は「High Sensitivity」とのことだ。発売される機種は、eTrex Vista HCx、eTrex Legend HCx、eTrex Summit HC、eTrex Venture HC、eTrex H だ。Garmin 社の主力ハンディ GPS、eTrex が軒並み高感度対応となる。

 個人的には、microSD やカラー対応をしたときにこの高感度対応もして欲しかったものだ。
 IDA-ONLINE のメールマガジンによると、この「高感度」はSiRFstarIIIでは無く、Garmin としては公開しないらしい。しかし Garmin のページを見ても、「High Sensitivity」という抽象的な言葉があるだけで、感度の値そのものが記載されていない。SiRFstarIII かどうかを気にする一つの理由に、これを搭載すれば -159dBm 程度の感度は得られることが分かっているというものがある。GPS チップを明示しないのであれば、仕様として感度の値を出して欲しい。

 と文句を言ってはみたが、今まで Foretrex101 の感度の低さには困っていた(取り付ける場所をかなり気にすることになる)だけに、かなりうたい文句はかなり魅力的だ。
 その内、Foretrex や Geko も高感度対応するのだろう。こちらも楽しみだ。

 最後に、eTrex と eTrx H の比較だが、電池のもちが 22h から 17h に低下している。これは高感度化の影響と思われる。あとは高感度化があるが、その他は仕様上は全く同一のようだ。
 eTrex Vista Cx / eTrex Legend Cx と eTrex Vista HCx / eTrex Legend HCx を比較すると、やはり電池のもちが 32h から 25h に低下している。また Waypoint の登録数が 500 から 1000 に増加している。この他は代わりないようだ。
 ・・・元々単4を用いている Fortrex や Geko には、この電池のもちの低下は厳しそうだ。低消費電力化が進まないと、搭載されないかもしれない。
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