CEATEC2007を見に行ったので、XROADやマイタックのブースを訪れてみた。
まずは XROAD。注目は RM-Z7000 と RM-A4000 だ。
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(XROAD の製品群)
RM-Z7000 はソフトウェアの完成度がまだ低く、地図表示しかできなかった。また肝心の NIP 機能を試すことができなかった。そもそもワンセグもこの時は動作しなかった。
RM-Z7000 の実売価格予想は RM-Z5020 よりも1万円高い程度になりそうとのこと。これなら、WVGA や NIP 機能、ワンセグアンテナが内蔵されていて、電池のもちも良くなっているので、RM-Z5020 よりも RM-Z7000 の方がお買い得と言えそうだ。
期待した地図表示の WVGA 対応は、正直なところ期待外れだった。もちろん高精細ではあるのだが、RM-Z5020 の地図をそのまま高精細にしただけで、例えば 100m の縮尺で細街路が表示されないと言った仕様に変わりは無かった。改良されることを期待したい。
それにしても、7インチ液晶は大きい。
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(RM-Z7000)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7b/402d960a0014d13c06cff23599bc2e68.jpg)
(RM-Z5020)
RM-A4000 もソフトウェアの完成度が低く、一応ナビゲーション画面は動作させることができたが、見た目は PONTUS EN-4500 のソフトウェアを 3.5 インチ液晶で表示させているようだった(XROAD 用ナビソフトは EN-4500 とは画面アイコンなども異なっているが、それも EN-4500 と同じものだった)。XROAD 用のカスタマイズはこれからといったように見えた。
防滴仕様だが、外部I/F(USBやSDなど)は本体下部に設けられていて、フタができるようになっていた。
RM-A4000 で注目していた本体左側のジョイスティックのようなレバーだが、今のところ他の機種では画面右側にある「+-」キー程度の動作しかできないようだ。メニュー画面で上下左右に動かせ、左側のボタンが決定になるような使い方を期待したのだが、今のところはできないようだ。改良されることを期待したい。
ちなみにシステム情報は、アプリ2007.9.21.1、地図データ2007.3.16.0、経路データ2007.9.4.0、検索データ2007.8.27.1。BZN-430 は経由地設定は1ヶ所しかできないそうだが、RM-A4000 では複数指定できた。
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(RM-A4000)
次はマイタック。こちらは Mio C523 と Mio C525 を複数台用意し、自由に使えるような場所を用意していた。
ちょっとPIP(ピクチャインピクチャ)機能を試してみたが、画面左上に重なるような形で表示される。大きさは小さいものと大きいものと、2種類だ。
大きく重ねると自車位置すら隠れてしまいナビ画面としてはあまり意味をなさなくなるのだが、交差点などナビが必要となるときもこのままなのか、そこまでは調べることができなかった(ナビ中にワンセグを見る訳でもないのでこれでよいのかもしれないですが)。
期待は日本非発売の P560、C720 だったのだが、ショーケース内に入れられ触ることは一切できなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a6/4008f999836a9bb54603a1f2926ac00b.jpg)
(PIP、大きい表示の場合)
次にインクリメントP。こちらでは DrivTrax P5、Mio C323、Mio C523、SIREN PN100 をボードにはめ込んだ形で展示していた。触ることはできる。と言っても全機種操作体系は同じなのだが・・・
DrivTrax P5 の液晶が青みがかっていたのが気になった程度だ。
韓国製ナビに比べて検索能力が劣ることについて聞いたみたが、改善は考えているとのことだった(もちろんそれ以外に回答は無いのだろうが)。
最後に、豊通エレクトロニクスにも寄ってみた。
ナビはインクリメントPのソリューションを利用している。音楽を流しながらナビをするデモを紹介していた。クレードルをつけることによりワンセグにも対応するそうだが、現在の HW のパフォーマンスではナビとワンセグの同時表示はできないそうだ。
Bluetooth は基盤上に回路は設けられているが、展示品では部品がついておらず対応できていないとのこと。海外展開を考え、Bluetooth がついているとのことだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/48/580254179c0878990ae2c16cb22df0f3.jpg)
(製品の説明)