ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

ALPSLAB baseリニューアル

2007-09-28 23:17:23 | 位置情報・地図
ALPSLAB baseとALPSLAB routeをリニューアル (ニュースリリース)

 9月28日、ALPSLAB baseがリニューアルされた。いわく、「ALPSLABのサービス増加に伴う、表示コンテンツの追加、携帯電話対応、レイアウト変更」などが行われたそうだ。

 ALPSLAB base には、地図上にトラックバックされたことを示すバルーンを表示する、という機能がある。これにマウスを合わせるとブログのタイトルとリンクが表示され、そのブログへジャンプすることができる、という機能だ。
 最近、このバルーン表示が非常に反応が悪い。リニューアルされる前はバルーン表示のオン/オフスイッチがあり、これをオンにしても表示されなかったりすることが頻繁にあった。
 リニューアル後はこのスイッチが無くなったようだが、地図上のバルーン表示機能はあるようだ。しかし相変わらず反応が悪いため、何をきっかけにこのバルーンが表示されるのか、分からなくなってしまった。「投稿されたブログ記事を検索」ボタンを押すと表示されるようではある。

 ALPSLAB base の使い方の一つとして、地図を眺めながらその場所にトラックバックされたブログを見に行く、というものもあるかと思う。しかしこれだけ反応が悪いと、ちょっと使うことできない。リニューアルもいいが、このあたりの基本的な機能の使い勝手向上もお願いしたいところだ。
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プローブ情報を利用したケータイカーナビ

2007-09-28 07:33:07 | GPS
携帯総合ナビゲーションサービス「全力案内!」を10月1日より開始 (ニュースリリース)
野村総研、携帯向けナビゲーション事業に参入 (日経ネット)
全力案内

 野村総合研究所のグループ会社である「ユビークリンク」は10月1日よりNTTドコモ向けのナビゲーションサービスの提供を開始すると発表した。
 カーナビ、徒歩ナビ、地図、鉄道運行情報、交通情報などを提供できる、ナビゲーションの総合サービスだ。
 費用は210円/月。カーナビサービスを含むものとしては比較的安価だ。

 特徴は、携帯電話で世界初であるプローブ技術を利用した渋滞情報を提供する、という点だそうだ。これはタクシーや「全力案内」利用者からのプローブ情報をする。当初は東京・横浜・神戸・福岡、年内には大阪・名古屋・千葉・埼玉地区に対応エリアを広げるという。
 プローブ情報を利用したケータイカーナビとしては、先頃エディアでも提供されると発表されていたが、全力案内の方が先んじて「世界初」になるようだ。

 どんなサービスになるのだろう。実際に使ってみたい。
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MSAS正式運用開始とRNAV 開始

2007-09-27 12:52:41 | GPS
運輸多目的衛星用衛星航法補強システム(MSAS)信号の送信について
ジグザグから最短コース飛行へ 航空機の新航法始まる (asahi.com)

 神戸航空宇宙センターによると、本日平成19年9月27日に試験信号から正式な信号への切り換えがあり、MSASの供用が開始されたそうだ。これとともに、神戸航空宇宙センターのサイトもリニューアルされている。
 なお、別ニュースによると、27日から「RNAV(Area Navigation:広域航法)」と呼ばれるGPSなどを用いた航空機制御法が一部の空港で導入された。

 MSASはGPSを航空航法に用いるための日本の補強システムであり、MSASが正式運用されたことにより、RNAVが実現できるようになったのだと考えられる。
 これにより、WAAS(Wide Area Augmentation System)用信号を受信できるGARMIN製などのGPS受信機では、日本でも正式にその恩恵を受けることが出来るようになった。使ってみたい。
(最近 eTrexH で WAAS を有効にして使っているのだが、どうにも衛星を捕まえてくれないのだが・・・)
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iアプリ版Google Mapsバージョンアップ

2007-09-24 08:24:08 | 位置情報・地図
 以前紹介したiアプリ版Google Mapsがバージョンアップしている。

 わたしは N903i ユーザーだが、新しい版ではNEC製FOMAの特徴であるニューロポインタに対応したことを確認できた。これにより、地図の移動がかなり快適になった。ただ残念ながら、VGA液晶には未対応のようだ。また、GPS測位はできない。

 N903i/N904iユーザーの方は試してみてはいかがだろうか?
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ミニゴリラ「NV-SB260DT」/ゴリラ「NV-SD580DT」発表

2007-09-22 02:32:27 | 位置情報・地図
(NV-SD580DT)

(NV-SB260DT)

業界初FM多重VICSチューナーを内蔵 5.8V型液晶ポータブルナビゲーション「ゴリラ」発売 (ニュースリリース)
VICS情報を受信できる「ゴリラ」登場 (ITmedia)
三洋、ワンセグ録画対応ナビ「ゴリラ」&「ミニゴリラ」-ケータイで録画したワンセグも再生可能 (AV Watch)

 三洋電機は9月21日、ポータブルナビゲーション「ゴリラ」「ミニゴリラ」の新製品を発表した。10月15日の発売となる。

 まずは「ゴリラ」側から。「NV-SD580DT」は「ゴリラ」の名称ではあるがメモリーポータブルナビゲーションだ。大きさゆえもはや「ミニゴリラ」では無いことに注意が必要だ。特徴は次の通り。ミニゴリラ「NV-SB250DT」からの向上点を☆とした。
・メモリ2GB
・5.8V型大型液晶☆
・FM多重VICS内蔵☆
・ワンセグ内蔵、録画可能☆
・SDカード内のMP3音楽を再生可能☆
・SDカード内の録画番組(SD-Video ISDB-T Mobile Video Prof)を再生可能☆
・FMトランスミッタ内蔵☆
・電池は内蔵しない
・GPS感度は-134dBm

 次は「ミニゴリラ」。「NV-SB260DT」は従来のミニゴリラの後継機となる。特徴は、
・メモリ2GB
・4.5V型
・ワンセグ内蔵、録画可能☆
・FMトランスミッタ内蔵☆
・GPS感度は-134dBm
となる。

「NV-SD580DT」はVICSを搭載してきたことが最大の特徴だろう。液晶サイズは同社の他のゴリラシリーズDVD/CDナビ(6.5V型)と比べると小さいものの、5.8V型と大型化してきた。
 また、ケータイなどで録画したワンセグ番組やMP3音声を再生できることも特徴だ。

「NV-SB260DT」は従来機「NV-SB250DT」のマイナーアップデート版なのだろう。ワンセグ録画やFMトランスミッタの内蔵が特徴だ。


 ちょっと首をかしげる点を記載しておきたい。
 GPS好きとしては、相変わらずGPS感度を-134dBmに据え置いたことが、最大の不満だ。これでは高速などの高架下ではナビができないが、かと言って SONY nav-u のような自律航法が導入されている訳でも無く、ゴリラ/ミニゴリラの弱点であることには変わりない。韓国製PNDなどで使用されているGPSチップであるSiRFstarIIIは慣性航法を併用しやすくなる仕組み(SiRFDiRect Location Technology)を導入してきただけに、少し経つとこの点が見劣りしてくるかも知れない。
 次にメモリ容量。これは従来機のメモリーポータブルナビゲーション同様、2GB を据え置いた。住所検索数が3000万件と従来同様であることは明記されているが、韓国製PNDと比較して劣る電話番号検索数については現状では記載されていない。もちろん地図データは従来機に比べればアップデートされているだろうが・・・

 あとは、実売価格がどの程度になるか、に着目したい。「NV-SB260DT」の方が「NV-SD580DT」よりも希望小売価格としては若干安いが、この価格差であれば高機能な「NV-SD580DT」にしてしまうということも考えられる。「ミニ」のつかないゴリラではあるが、それでもCARPOINTの7インチ液晶搭載PND、RM-Z5020よりは一回り小さい。
 逆に、地図や検索対象数が従来機から変わらないのであれば、ミニゴリラの大きさがよければ安くなるであろう従来機「NV-SB250DT」でも良いのではないだろうか?

(07.10.4追記)
 予約価格を見てみると、NV-SB260DTが税込79,800円、NV-SD580DTが税込89,800円。同じお店で、NV-SB250DTは税込52,500円。今NV-SB260DTを購入するならもう1万円出してNV-SD580DTだろうか? もちろんスペックが合えばだが・・・
(追記ここまで)

 例によって比較表を載せておきたい。ただこの比較表の項目内容では、「NV-SB250DT」と「NV-SB260DT」の差があまり見えないのだが・・・

機種名ミニゴリラNV-SB250DTミニゴリラ
NV-SB260DT
ゴリラ
NV-SD580DT
GPS性能-134dBm-134dBm-134dBm
外付けGPSアンテナ
大きさ143×83×34.5mm143×83×34.8mm177×100.5×33mm
重さ340g340g570g
液晶4.54.55.8
地図データ格納場所内蔵2GB内蔵2GB内蔵2GB
地図縮尺25m~250km
外部メモリSD(地図更新用)SD(地図更新/ワンセグ録画)SD(地図更新/ワンセグ録画・音楽格納)
外部接続×××
内蔵電池稼働時間4h外部
地図メーカーゼンリンゼンリン?ゼンリン?
ワンセグ
その他ナビ以外機能××MP3/ワンセグ再生
住所検索数3000万3000万3000万
ジャンル・周辺検索200万
施設名検索208万件
電話番号検索280万
周辺検索範囲10km
地点登録100
VICS××
自律航法××?×?
オービス対応××?×?
オートディマー
防滴××?×?
バイク取付オプション××?×?

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NAVITIME Plus

2007-09-20 21:34:18 | GPS
i-modeサイト「NAVITIME」のiアプリを大バージョンアップ!地図表示の高速化など、ますます便利に、使いやすく (ニュースリリース)
「NAVITIME」iアプリがバージョンアップ──操作性を向上、表示も高速化 (ITmedia)
iアプリ版「NAVITIME」、リニューアルで地図操作などを変更 (ケータイWatch)

 ナビタイムジャパンは19日、FOMA向けナビゲーションアプリのバージョンアップ版「NAVITIME Plus」を発表した。既にダウンロード可能だ。
 なお、従来版の「NAVITIME」のバージョンアップという形では無く、新規のアプリとして提供されている。従って NAVITIME のiモードサイトからのダウンロードが必要だ。

 今回は、操作性の向上と地図表示の高速化を図ったとのことだ。

 わたしは N903i ユーザだが、試しにダウンロードしてみた。
 地図操作で大きく変わったのは、拡大縮小の方法だ。ズームに割り当てたボタンを押すと画面左にバーが出てきて、上下キーで拡大・縮小を自由に選ぶことができる。ゼンリン地図+ナビに似た操作性となった。
 それと、ドライブサポーター時の簡易表示に変更がある。ちょっと使ってみた限りでは、上下キーで先の案内地点を表示させたり、また戻ったりできるようになっている。ドライブサポーターでは高速道路を走っているときには簡易表示しか選べないという欠点があるが、少しは使いやすくなるかもしれない。試してみたい。

 しかしこれより、NEC FOMA ユーザにとっては大きな向上点が2つある。それは、
・ニューロポインタ対応
・VGA 表示対応
の2点だ。
 これだけでも、NEC FOMA ユーザーで NAVITIME を使用している方は、NAVITIME Plus をすぐに使ってみる価値はあると思う。

 ただ、今のところ地図表示の高速化、はあまり感じられない。VGA 対応となり情報量が多くなったからかもしれない。
 また、メニュー表示にアニメーションが使われるようになったが、これは設定でやめられるようにして欲しいものだ。見た目はいいかもしれないが、サクサク感を阻害しているように思う。
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イマドコかんたんサーチ

2007-09-20 21:13:47 | 位置情報・地図
「イマドコかんたんサーチ」サービスを提供開始 (ニュースリリース)
ドコモ、手軽に位置検索ができる「イマドコかんたんサーチ」 (ケータイWatch)
電話番号の入力で、「あの人は今、どこ?」が分かる──ドコモの「イマドコかんたんサーチ」 (ITmedia)

 NTTドコモは20日、「イマドコかんたんサーチ」を10月1日から提供すると発表した。FOMA端末の位置を他の端末から探すというサービスだ。
 従来からある「イマドコサーチ」との比較をしてみた。


イマドコサーチイマドコかんたんサーチ
基本料金210円/月無料
検索料金5.25円/回10.5円/回
回数制限無し5回/日
検索可能端末数5台まで制限無し
事前申し込み必要不要
PCからの検索×
検索相手指定方法リスト電話番号/検索履歴
スケジュール検索×
エリア監視×
検索許可方法探す側の電話番号ごとに
許可/毎回確認/拒否

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BZN-430レビュー記事紹介

2007-09-20 20:03:59 | 位置情報・地図


ワンセグTVチューナー内蔵 4.3インチマヨワンプラス「BZN-430」

 おなじみ「ポータブルナビカーナビのススメ」の BZN-430 レビュー記事を紹介したい。

 結論から言えば XROAD RM-V4120 と同じハードウェアで、ナビソフトはバージョンが新しいだけに他の韓国製ナビよりも若干向上、しかしワンセグの受信感度が低い、ということのようだ。
 ハードウェアが同じなだけに、RM-V4120 のワンセグ感度も低いのだろうか?


 まず冒頭で、RM-V4120 や EN-4500 との類似点が指摘されている。
 あくまでも個人的見解だが、以前書いたように、韓国製ナビは一部(JRN410など)を除いてナビゲーションソフトウェアは edia Korea 製、ハードウェアは CARPOINT かヒュンダイ・オートネット製と考えている。ちょっとよく分からないのはこのレビューで触れられているヒュンダイMOBISのPND-4310Jで、海外のサイトで見た PND-4310 は見た目 EN-4500 そのものだったが、PND-4310J は BZN-430 そのものだ。会社の名称から言えばヒュンダイ系だが、このメーカーの PND-4310J と CARPOINT の日本向け PND が同じということは、結局ハードウェアも同じメーカからの OEM なのだろうか??
 しかし、これだけ似たり寄ったりのものが違うメーカーから出てくると、買う側は混乱しそうだが・・・


 レビューでは一部使用していての気になる点が指摘されている。

・電源投入で時間がリセットされる。
 EN-4500 でも同じ現象が現れることがある。EN-4500 を使っていて時間がリセットされると確かに気にはなるので、個人的には改善して欲しいものだ。内蔵電池があるのだから、訳も無いと思うのだが・・・
 また、レビュー記載者の推測だが、GPS 衛星のデータが保持できない可能性も指摘している。こちらに関しては SiRFstarIII では衛星データが無くとも仕様上 35s 程度で測位できるので、万一そうであるとしても大きな問題にはならないだろう。ただしこの衛星データの有効時間は2時間程度なので、電源オフ後例えば2時間以内に再度ナビをするのであれば、データが保持されていればより短時間で測位できる可能性はある。

・ワンセグ感度が期待できない
 このサイトでのレビューでは、EN-4500 はミニゴリラよりも受信感度が良いとされていた。BZN-430 の受信感度はミニゴリラを下回ると指摘している。ハードウェアが同一とすれば、RM-V4120 のワンセグ受信感度も低いということになる。
 これは、似たり寄ったりの中で、購入する機種を決める一つの要因になりそうだ。

・音関連
 スピーカーからノイズが聞こえてきたり、ワンセグの音量が他の機能よりも大きめに設定されている、そうだ。
 ノイズはあまりにひどいと気にはなるが、どうだろうか。


 EN-4500 ユーザーから見ての特筆すべき点は、

・デジカメのSDカードを差すと、写真をちゃんと認識する。
 EN-4500 は決まったフォルダに置かないと認識しないので、この差は大きい。
・ActiveSync で接続できる。
 EN-4500 にも miniUSB 形状のコネクタはあるが、説明書によるとシリアルコネクタとのこと。

くらいだろうか。
 あとは、新しいだけあって、他韓国製ナビよりもソフトウェアのバージョンおよび経路データ・検索データのバージョンが上がっているとのことだ。バージョンが上がったということは、何かしら良い方向に変更したのだろう。

 BZN-430、RM-V4120、EN-4500 と似たり寄ったりで機種選定に困るかもしれないが、
・少しでも新しいものがよければ BZN-430
であり、あとは価格と見た目でいずれかの機種を選べばよさそうだ。
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NAVI CLIP USBGPS2発表

2007-09-20 12:33:13 | GPS


IOデータのニュース
IOデータの製品ページ
USBスティック型の高感度GPSレシーバー「NAVI CLIP」――アイ・オー (ITmedia)
アイ・オー、地図ソフト付きのUSB接続GPSレシーバ「NAVI CLIP」 (PC Watch)
アイ・オー・データ機器、GPSレシーバー「NAVI CLIP」はUSBタイプですぐに使える (CNET)

 アイ・オー・データ機器は19日、USBタイプのGPS受信機「NAVI CLIP USBGPS2」を10月上旬に発売すると発表した。NAVI CLIP という愛称、型番が USBGPS2 となる。
 これは、Advanced/W-ZERO3[es]の発表時に同時に発表されたGPSレシーバー+USB変換コネクタのレシーバ単体販売モデルだ。なお、本体の他にUSB延長ケーブルと Super Mapple Digital Ver.8 の I-O DATA 用が添付される。
 本体は18gと極めて軽量だ。
 GPS エンジンは SiRFstarIII/LP ということで、従来の I-O DATA 製の GPS 受信機とは桁違い(と言っても、今となっては SiRFstarIII だらけなので他製品並だが)の感度が期待できそうだ。

 一点気になるのは、受信チャンネル数が12チャンネルになっていることだ。SiRFstarIII/LP は -159dBm の受診感度を持ち受信チャンネル数は20と思っていたのだが、また違う製品があるのだろうか?(SiRFstarIII GSC3e/LP GSC3f/LP)
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Mio C523/C525 発表

2007-09-11 02:37:08 | 位置情報・地図
Mio C525  Mio C523

『Mio DigiWalker C523』『Mio DigiWalker C525』同時発売 (プレスリリース)
マイタック、ワンセグ対応のポータブルナビ「Mio DigiWalker」 (AV Watch)
マイタックジャパン、GPSとワンセグチューナー内蔵ポータブルナビ2製品を発売 (ASCII)

 マイタックジャパンは9月10日、PND(Portable Navigation Device/Personal Navigation Device)の新版、C523 と C525 を発表した。9月26日の発売を予定している。
 これは6月の段階で開発が表明されていた製品だ。
 C523 と C525 の違いは C323 と C325 同様、ナビゲーションソフトウェアの違いのみだ。C523 はインクリメントPのソリューションを、C525 は ビーマップのソフトウェアを採用している。

 C523, C525 の従来機種からの大きな機能向上点はワンセグの搭載だ。それならミニゴリラはじめ多くの機種で・・・と思われるかもしれないが、そうでもない。ワンセグ搭載 PND では後発になるだけに、その機能は目を引く物が多い。それは、
・ナビゲーション画面を表示中にワンセグTVを表示できる「PIP(ピクチャ イン ピクチャ)機能」
・「録画機能」
・「静止画キャプチャー機能」
を搭載してきた点だ。

 Mio の PND は基本的に内蔵 ROM にデータを置いているため、SD スロットがナビ使用時にも空いている。これを用いて録画や静止画キャプチャーのデータを置くのだろう。このあたりが他の SD カードにデータを置いている PND との違いになりそうだ。

 自動車向けのナビとしてはインクリメントPのソリューションを用いている Mio C523、徒歩でも多く使うのであれば Pocket Mapple Digital を搭載している Mio C525 を選ぶことになるだろう。
 他の PND との比較をする上では C523 が選択肢となる。ワンセグについては魅力的な機能を持つ C523 だが、現状インクリメントPのソリューションが検索機能の点でライバル機に劣るだけに、なかなか難しい選択となりそうだ。

 個人的に興味があるのは、Mio が開発している自律測位機能、Navsteadiだ。これが C523 や C525 に搭載されていればおもしろいのだが、今のところ搭載されたという記事は見ていない。

 最後に、仕様比較を載せておきたい。

機種名
Mio C323

Mio C523
Mio C525ミニゴリラ
NV-SB250DT
GPS性能-159dBm-159dBm-159dBm-134dBm
外付けGPSアンテナ
大きさ126×81×20mm131×83×21mm131×83×21mm143×83×34.5mm
重さ190g240g240g340g
液晶4.34.34.34.5
地図データ格納場所内蔵2GB内蔵2GB内蔵2GB内蔵2GB
地図縮尺50m~100km50m~100km1/4000~1/3333325m~250km
外部メモリSDSDSDSD(地図更新用)
外部接続miniUSBminiUSBminiUSB×
内蔵電池稼働時間4.5h4h4h4h
地図メーカーインクリメントPインクリメントPゼンリン/昭文社ゼンリン
ワンセグ×
その他ナビ以外機能MP3/WAV/WMA
JPEG/BMP
MP3/WAV/WMA
JPEG/BMP
MP4/AVI/WMV
MP3/WAV/WMA
JPEG/BMP
MP4/AVI/WMV
×
住所検索数1100万1100万4200万3000万
ジャンル・周辺検索周辺36万ジャンル36万周辺36万ジャンル36万32.8万200万
施設名検索16万16万208万件
電話番号検索800万800万800万280万
周辺検索範囲10km10km10km
地点登録100
VICS××××
自律航法××××
オービス対応×××?×
オートディマー
防滴××××
バイク取付オプション××××

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迷BZN-430サイトオープン

2007-09-09 01:53:30 | 位置情報・地図


BZN-430 マヨワンプラス

 迷WANの新機種、BZN-430の正式サイトがオープンした。
 スペック発表時から、特にこれと言って新しい情報は無い。強いて言えば、CARPOINT RM-V4120 とそっくり(つまりは RM-V4120 の OEM ではないか)という疑問がより強まったということくらいだろうか。例えばメニュー画面はアイコンの配置が違うくらいでよく似ている。MP3プレイヤーの画面構成も同じだし、ピクチャービューアーはサンプルとして使用されている写真まで同じだ。
 ナビゲーションソフトは BZN-400 や RM-V4120 と同等で韓国製ナビによく見られるソフトと考えられる(ハードウェアは異なるものの、EN-4500 も同じナビソフトだ)。バージョンが若干BZN-430の方が新しい可能性がある、という程度だろう。

機種名
迷WAN BZN-400

迷WAN BZN-430

PONTUS EN-4500

RM-V4120

ミニゴリラ
NV-SB250DT
GPS性能-159dBm-159dBm-159dBm-159dBm-134dBm
大きさ115.5×80×29mm147×83×26mm133×78×33mm147×83×26mm143×83×34.5mm
重さ195g272g250g272g340g
液晶3.54.34.34.34.5
地図縮尺10m~50km10m~50km10m~50km10m~50km25m~250km
内蔵電池稼働時間2h2h3h4h4h
地図メーカーゼンリンゼンリンゼンリンゼンリンゼンリン
ワンセグ×
その他ナビ以外機能MP3/AVI/JPEG音楽・動画・静止画MP3/WMA/JPEG
BMP/GIF/PNG
TIFF/WMV
MP3/AVI/BMP
JPG/PNG/GIF
×
住所検索数2000万2000万2000万2000万3000万
ジャンル・周辺検索200万200万200万200万200万
施設名検索200万200万200万?200万208万件
電話番号検索1000万1000万1000万1000万280万
周辺検索範囲5km10km
地点登録500500500500100
オービス対応×
オートディマー××?×

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松下の海外向けPND

2007-09-06 12:48:23 | 位置情報・地図
市販ルート向けナビStradaをグローバルに本格展開 (ニュースリリース)
松下電器産業,5型の液晶ディスプレイを備えるPNDを欧州で発売 (Tech-On!)

 松下電器は9月4日、海外向けにPNDとして「Strada」を展開すると発表した。400ユーロ(64000円)程度だそうだ。
 Tech On!の記事によると、ハードウェアは他社からのOEM。5インチ液晶、2GB SDメモリ、渋滞情報対応(RDS-TMCチューナ別売り)が特徴だ。PNDは同社初とのことだ。
 松下としては、日本を除いては、2007年度のカーナビ需要は1500万台、その中でもポータブルタイプが90%を占めるとして、PND市場に打って出たようだ。

 日本のStradaはポータブルDVDカーナビまではあるが、PNDは無い。三洋電機ミニゴリラの好調を見て、日本市場にもPNDを出すことは無いだろうか?
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クラリオンPND と渋滞情報

2007-09-04 18:40:45 | 位置情報・地図
日立とクラリオン、簡易型カーナビに渋滞情報提供する機能を搭載へ (asahi.com)

 7月終わりの記事だが、クラリオンのPNDには来春モデルから渋滞情報が提供されるとのことだ。
 記事によると、クラリオンの据え置き型カーナビは08年から、ユーザーのプローブ情報による渋滞情報の提供を始めるという。PND にもこれを応用するのだが、記事によると「PNDは携帯電話網を使った渋滞情報の提供にとどまる見通し」だそうだ。VICS による渋滞情報も含めて配信されるかは記載が無いが、加える方が合理的だろう。

 SONY nav-u や海外での状況を見ても、PND に渋滞情報が配信されるのは自然な流れだろう。また SiRF チップが対応したように、ある程度の自律航法も今後は取り入れられるだろう。
 ここで注目すべきは、渋滞情報の配信に携帯電話を使うとされている点だ。nav-u は VICS 対応ビーコンユニットを使用しているが、クラリオンはそのような方式は取らず、携帯電話を使うという。
 以前も記載したが、元々 PND はおおよそが Windows CE 機であり、携帯電話を使ってのネットワークへの接続はそんなに難しいことでは無いと考えられる。装置としての費用は VICS 専用ユニットを使用するよりも安価であり、合理的だと思う。
 また、据え置き型ほどでは無いものの、ネットワーク越しに情報を得る、ということも考えられるだろう。例えば駐車場の満空情報などだ。この点は、クラリオンのような据え置き型カーナビを持つメーカーや、エディアのようにケータイ向けサービスを行っているメーカーに期待できる。

 ただし、通信料金には気をつけないといけないのだが・・・
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「災害時ナビ」の紹介記事

2007-09-04 12:55:22 | GPS
防災の日に「災害時ナビ」を試す 自宅までの15kmを歩いてシミュレーション (ケータイWatch)

 auの災害時ナビの紹介記事。
 ただ紹介記事の割には、冒頭のサービス内容説明と末尾のまとめにしか、災害時ナビのことは出てこないのだが・・・

 記事では
・方角を見失いやすい
・「避難所マップ」では、主要幹線道路しか表示されない
・「帰宅支援マップ」の場合でも、東京都の「帰宅支援対象道路」に設定された道路以外は危険ポイント等の情報が著しく少ない
などの指摘がされている。
 方角については、一部の機種のように電子コンパスを搭載しないと改善は難しいだろう。

 この記事で初めて知ったのは、移動履歴「あしあとデータ」が保存でき、それを KML に変換する手段がある、という点だ。Web で検索をかけてみると「あしあとデータ」は単純に緯度経度を記録したテキストデータのようなので、確かに比較的容易に KML に変換できそうだ。au端末の「地図ビューア」としての機能らしく、「あしあとデータ」「地図ビューア」で検索をかけると、変換ツールも見つかる。
 ハンディGPSのロガーとして使えそうな機能だ。ただすぐに電池がなくなりそうで、ちょっと実用的では無いだろうか。
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迷WAN BZN-430 スペック(のみ)発表

2007-09-03 22:42:38 | GPS
迷WAN BZN-430

BZN-430 の製品ページ

 Broadzone BZN-430 のサイトで、仕様が発表された。詳細については4日に明らかになるそうだ。
 ということで、仕様を見てみよう。


 BZN-400と比較すると、横幅が増えて 4.3 インチ対応となったことが分かる。ワンセグ対応ということもありワイドにはなったが、縦および奥行きはほとんど変わっていない。
 ところで、こう比べてみると、サイズや重さが RM-V4120 とそっくりだ。CARPOINT の OEM であろうことは予想していたが、RM-V4120 とはボタン形状などが違うので別の機種と考えていた。しかしここまで同一だと、外見が若干違うだけでハードウェアとしては同等に見えるが、どうだろうか。電池のもちは違うようだが、最大700mAの消費電力で2100mAhの充電池を使っているのに、2hしかもたないというのは悲観的すぎる見積もりのように思う。
 ソフトウェアは、ナビソフト本体は他の日本向け韓国製最新ナビと同一(もしかしたらBZN-430の方がバージョンが新しいかもしれないが)であろう。これ以外については、以前コメントでいただいたマルチタスク含め、ソフトウェアについては異なるかもしれない。

機種名
迷WAN BZN-400

迷WAN BZN-430

PONTUS EN-4500

RM-V4120

ミニゴリラ
NV-SB250DT
GPS性能-159dBm-159dBm-159dBm-159dBm-134dBm
大きさ115.5×80×29mm147×83×26mm133×78×33mm147×83×26mm143×83×34.5mm
重さ195g272g250g272g340g
液晶3.54.34.34.34.5
地図縮尺10m~50km10m~50km10m~50km10m~50km25m~250km
内蔵電池稼働時間2h2h3h4h4h
地図メーカーゼンリンゼンリンゼンリンゼンリンゼンリン
ワンセグ×
その他ナビ以外機能MP3/AVI/JPEG音楽・動画・静止画MP3/WMA/JPEG
BMP/GIF/PNG
TIFF/WMV
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住所検索数2000万2000万2000万2000万3000万
ジャンル・周辺検索200万200万200万200万200万
施設名検索200万200万200万?200万208万件
電話番号検索1000万1000万1000万1000万280万
周辺検索範囲5km10km
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