ひらけいメモBlog@goo

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SONY、nav-uシリーズの新製品「NV-U3C」を発表

2009-03-25 00:18:21 | GPS


「ピタッと吸盤」で取り付けが簡単なポータブル・カンタンナビ“nav-u”(ナブ・ユー)に小型・軽自動車に最適なコンパクトモデル登場 (プレスリリース)
ポータブルナビ“nav-u”にコンパクト&自転車対応の「NV-U3C」 (ITmedia)
ひと周り小さくなったソニーの3.5インチのポータブルナビ「nav-u NV-U3C」 (CNET)
ソニーのPND「nav-u」に、3.5インチ画面のコンパクトモデル (BB Watch)
ソニーのPND「nav-u」に、3.5インチ画面のコンパクトモデル (INTERNET Watch)
ソニー、同社最小サイズのPND“nav-u”「NV-U3C」 (Car Watch)
ソニー、小型・軽自動車にぴったりのポータブルナビ「nav-u」新モデル (マイコミジャーナル)
【ソニー nav-u】海外メーカー製に勝負を挑む3.5インチモデル、4月発売 (レスポンス)
【ソニー nav-u】別売キット利用で自転車にも搭載可能に (レスポンス)
【ソニー nav-u】本体サイズは小さくなったが、機能は充実 (レスポンス)

 SONYは3月18日、nav-uシリーズの新製品「NV-U3C」を発表した。4月21日の発売で、店頭予想価格は3万7000円前後とのこと(Car Watch)。
 nav-u シリーズとしては初めて、3.5型液晶と画面を小さくしたことで、全体として小型化したのが特徴だ。大きさは106×78×17mm、157g。SONYでは「小型・軽自動車に最適」としている。
 内蔵メモリは4GB。一部地域では市街詳細地図を持つ。住所検索数は3400万件、電話番号は1000万件と十分なデータ量を誇る。外部IFとしてはメモリースティックデュオのスロットを供えている。ナビ以外の機能としては写真閲覧が可能だ。
 また小型化されたことを活かし、オプションのクレードルを使えば、自転車にも取り付けることが可能だ。


 注意しなければならないのは、従来の nav-u シリーズの特徴と私が感じていた、他の PND にはあまり見られない高性能なナビゲーションを実現するための機能、が NV-U3C では外されていることだ。
 まず、nav-u シリーズの大きな特徴の1つであった「POSITION plus G」が NV-U3C には無い。代わりに「POSITIONアシスト」というものがあるが、これは例えばトンネルに入ったときにそれまでの速度と方向から自車位置を推測するような機能で、同様の機能はミニゴリラにもあるが、精度が悪い。
 次に VICS ビーコンユニットがつけられることも nav-u シリーズの特徴であったのだが、これも NV-U3C ではつけることはできない。
 他にも細かいことだがオートディマーが省かれていたり、外部GPSアンテナがつけられなかったり、名称検索が「ジャンル/地域選択」であったり(NV-U3は「文字列部分一致」)と、いろいろなところで機能の削減が図られている。とは言え、4GBメモリを内蔵し住所検索・電話番号検索数だけでなく、詳細地図を搭載している点はNV-U3と同等で、この点は評価できるところだ。

 良くも悪くも、液晶を3.5型としナビ機能も他社並みに抑えることで、小型化・低価格化を図ったモデルと言える。低価格側にラインナップの幅を広げるモデルと言えるだろう。
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GPS-CS3K購入レビュー3

2009-03-23 20:55:11 | GPS


 まず、しばらく使った感想を。
 感度は申し分ない。精度はなかなか厳密には確認できないが、まぁ大きな問題は無いだろう。
 ちょっと困ったのは、

・電池の容量表示
・キーのhold機能と液晶の見え方

だ。
 電池の容量表示についは、ケータイなどでよくあるように3段階だ。ただ1メモリ減り2つになってから、残り1つになり切れるまでの時間が短く感じた(2時間弱くらい?)。GPS-CS3Kは電源を入れた後は特に見る用事も無いのだが、気がつくと電池が切れるということがあった。
 GARMINのeTrexは電池が切れる前にアラーム音を出すので、画面を見なくとも電池の切れるタイミングを知ることができる。また GPS-CS1K では LED の点灯の仕方が変わるので、比較的分かりやすい。
 しかし GPS-CS3K では液晶画面を見る必要があり、分かりづらい。

 次にキーのhold機能と液晶の見え方だ。基本的にhold機能があるのでこれを使うことが多い。一方 GPS-CS3K はバックライトを点灯させない場合、液晶画面はかなり見づらい。バックライトを点灯させるには何かボタンを押す必要があるのだが、キーのholdがされているとボタンを押した途端に「HOLD」表示になってしまい、バックライトが点灯しても肝心の残り電池容量や衛星の補足状況を見ることができない。
 専用キャリングケースを使っていると hold 解除操作が面倒なので、ちょっと困ってしまった。


 さて本題。今回は GPS-CS3K 本体での位置情報のマッチングについて。

 GPS-CS3Kは本体にSDカードスロットを持ち、ここに写真データの入っているSDカードを挿入して操作することで、写真データに位置情報を付加することができる。

 今回、GPS-CS3K でログを取りながら、EOS Kiss Digital X で写真を撮って歩いてみた。Kiss DX の記憶媒体は CF カードなのでそのままでは GPS-CS3K には入らない。帰宅後 SD カードに写真データを格納して、マッチングさせてみた。
 なおこのようなケースでは PC 上で位置情報を付加するのが一般的だと思うが、今回は GPS-CS3K での位置情報付加を試すためにこのような手順を取った。

 使用した SD カードは SanDisk ultraII 2GB だ。対象の写真は130枚。

 GPS-CS3K 本体で位置情報を付加するには、メニューで「Matching」を選択する。


 GPS-CS3K は、一度に位置情報を付加することのできる写真の枚数は60枚と制限されている。今回(130枚)のようにこの制限を超える場合は、「Matching」を全部に付加できるまで繰り返せばよい。このとき、既に位置情報の付加された写真は2度目の付加対象からは外れる。

 SanDisk ultraII 2GB を用いた場合、60枚の位置情報付加にはおおよそ10分かかった。130枚の位置情報付加には20分強が必要だった。
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GPS-CS3K購入レビュー2

2009-03-14 14:45:47 | GPS


 実際に GPS-CS3K を持って外に出てみた。まずは、数時間使用しなかったときの衛星の補足時間について。朝試したときは75秒。夕方試したときは35秒で補足できた。最近の一般的なGPS受信機は40秒程度であると思う。もう少し試してみる必要がありそうだ。

 次に感度について。ここでは比較対象として GARMIN の GPS レシーバーである eTrex Vista HCx を用意した。
 GPS-CS3K のログ記録間隔は15s固定。そこで eTrex 側のログ記録間隔を 15s に設定した。
 昨日は2時間強使ってみたが、全記録時間に対する実際に記録できたポイントの割合は GPS-CS3K が 85%、eTrex が 94% だった。
 ただし eTrex は測位できない場合でも直前の状態からの予測で記録してしまうことがあるため、一概に比較はできない。そこで eTrex のログから予測で記録したと推測できる部分を削除してみた。すると 86% となり、ほぼ GPS-CS3K の結果と一致した。
 このことから昨日の結果に限っては、感度はほぼ同等ではないかと考えられる。
 なお記録できなかった場所は、
・駅の構内
・満員電車の中
の2種類であった。さすがに周りを人で囲まれると、測位できないようだ。

 次に、電車の車内での測位結果を確認してみた。場所は品川-東京-新宿駅間だ。



 赤が GPS-CS3K、青が eTrex Vista HCx。
 両者をカバンの外側につけ、そのカバンを前に持った状態で電車に乗った。

 パッと見で気になるのは、東京-神田間。ここは GPS-CS3K はほぼ正確に追従しているが、eTrex は駅構内で一旦大きく外れてしまい、復帰に時間がかかったようだ。



 四谷-信濃町間。ここにはトンネルがある。GPS-CS3K はここで記録が40秒飛んでいて、一旦衛星を見失った後に再補足したことを示している。再補足までの時間には問題なさそうだ。

 詳細地図を表示し一通り品川から新宿までの結果を確認してみたが、GPS-CS3K が eTrex に比較して大きく劣るところは今のところ無いように見えた。
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GPS-CS3K購入レビュー1

2009-03-12 23:05:47 | GPS


 GPS-CS3Kを購入した。
 私は前機種であるGPS-CS1Kのユーザーであったこともあり、新型のGPSレシーバーがどんなものか、どうしても使ってみたくなり購入に至った。

 GPS-CS3Kは移動の軌跡をログに残すことのできるGPSレシーバーだ。さらに、デジカメで撮影した写真と組み合わせることで、「どこで撮影したのか」という情報を写真に残すことができるようになる。
 この位置情報を残した写真を GPS-CS3K の付属地図ソフトで見ると、どこで撮影したのか分かるという仕組みだ。

 今回は、GPS-CS3Kのファーストインプレッションなど。
 まずパッケージはこんな感じだ。



 開くと、使い方の概要が載っている。



 内容物は以下の通り。キャリングケース、SuperMappleDigitalのCD-ROM、SONYアプリのCD-ROM、説明書、USBケーブル、その他印刷物が数枚。



 携帯電話と並べてみた。ただの GPS レシーバーと考えれば、ちょっと大きめだろうか。重くはないのだが。



 ボタン。上に電源、側面に上下、ENTER、MENUと、holdのスライドスイッチがある。



 裏蓋を開けてみたところ。蓋は本体から外れないようになっている。電池入れ、カードスロットがある。また下側にはUSBコネクタがある。
 上の方にある金具のようなところにストラップをつけることができる。



 電源を入れてみた。最初にタイムゾーンの設定が必要となっている。
 液晶は10秒くらいするとバックライトが消える。消えると目を凝らして液晶を見ないと動いていることが分からなくなる(太陽光下ではそこそこ見えるのだが、室内の蛍光灯下だと見づらい)。最初使っていたときは、電池が切れたのかと思ってしまった。ENTERを押すと再度点灯する。



 キャリングケースに入れてみた。出し入れはさほどスムーズではないが、まぁ仕方ないだろう。気になったのはholdスライドスイッチで、ケースに入れたままではそう簡単に操作できない。従って hold した状態でケースに入れておいて操作したくなった場合は、一旦ケースから半分くらい取り出した状態でholdスイッチを押さえ、そして本体をずらしてholdを外す、などの必要がありそうだ。なお電源スイッチもholdされる対象となっている。



 メインメニューはこんな感じ。画面左下は信号の受信状態を示す。信号が強いとアンテナが3本立つ。



 Toolsのサブメニューはこんな感じ。




 最も注目したいのはGPSの受信感度だ。これについては、ちょっと使ってみただけなので確かなことは言えないが、私が普通に使う分には十分な感度を持っていそうだ。仕様上は-159dBmとなっているが、SiRFstarIII 搭載の P560 と比較しても遜色ない感度を持っていそうな気配だ。

 PCとGPS-CS3KをUSBケーブルで接続すると、GPS-CS3KはUSBメモリに見える。容量は128MB。ここに格納されたログをPCに移動することができる。
 ログの記録は15秒間隔だが、多少ずれることがあるようだ。形式はNMEAで、GPGGA、GPGSA、GPGSV、GPRMC、GPVTG から構成されている。

@Sonygps/ver1.0/wgs-84/gps-cs3.0
$GPGGA,104024,3540.9015,N,13945.9680,E,1,08,01.1,-0027.2,M,039.4,M,00,0000*5F
$GPGSA,A,3,30,09,22,18,05,14,12,15,,,,,02.0,01.1,01.6*03
$GPGSV,3,1,10,05,76,112,17,12,68,083,26,30,59,187,24,22,56,259,32*73
$GPGSV,3,2,10,18,48,202,25,14,39,316,28,09,36,052,21,31,11,260,19*7C
$GPGSV,3,3,10,15,09,118,30,29,01,162,00,,,,,,,,*71
$GPRMC,104024,A,3540.9015,N,13945.9680,E,000.0,208.4,130309,,,A*77
$GPVTG,208.4,T,,M,000.0,N,000.1,K,A*02


 GPS-CS3Kは、本体でGPSログと写真のマッチングを取り、写真に位置情報を付加することができる。ニュースリリースが出たときに気になったのは、一度に位置情報を付加できる写真が60枚と制限があったことだ。
 マニュアルによると、一度に付加できるのが60枚で、マッチングを繰り返せば残った写真に位置情報を付加することができるとのことだ。
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iPhone向け周辺情報検索アプリ「ここ探!」

2009-03-10 22:36:09 | 位置情報・地図
無線LAN対応端末の位置情報を活用した情報配信サービス「ここ探!」の提供開始およびスタンプラリーキャンペーンの実施について (ニュースリリース)
周辺情報自動で検索するiPhoneアプリ 「ホットスポット」と連携 (ITmedia)
「HOTSPOT」の周辺情報を提供するiPhone用アプリ「ここ探!」 (BB Watch)

 NTT Comは3月9日、iPhone/iPod向けの周辺情報検索アプリケーション「ここ探!」を公開した。開発にはクウジットも参加している。
 なおこのアプリを利用するには、無線LANサービス「ホットスポット」への接続が必要だ。
「ここ探!」を使うことにより、半径1kmの範囲にあるおすすめグルメ情報・観光スポット情報を得ることができる。
 配信される情報は、地域情報サイト「まちgoo」とJTBのWebサイトから抽出し、クチコミやblogの情報を解析して、評判の高い順に表示する仕組みだそうだ。
 平行して、無線LANアクセスポイントを回るスタンプラリーサービスも行われる。

 提供される情報は本来無線LANのアクセスポイントには関係のないものだが、HOTSPOT に接続する必要のあることが残念ではある。元々提供理由が「HOTSPOTユーザーに対し、サービスの付加価値を高めるため」(BB Watch)であるとのことだ。
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多目的トイレ検索サイト

2009-03-09 07:44:37 | 位置情報・地図
多目的トイレ検索サイトのモバイル用ウィジェット (INTERNET Watch)

 多目的トイレの検索サイト「Check A Toilet」紹介と、そのモバイル(Windows MobileまたはS60)向けのウィジェットを紹介している。

『「Check A Toilet」は、車椅子に対応した広いトイレや、子供のオムツ替えシート(ベビーシート)が設置されたトイレ、駐車施設があるトイレなど、「多目的トイレ(多機能トイレ)」の情報を検索できるサービス。Google Maps APIを利用した地図上に全国の多目的トイレの位置がマッピングされており、ユーザーは目的のエリア内でどこに多目的トイレがあるのかを探せる。』(記事)

 こういう情報は外出時にも参照したいものだが、そのために作られたのが紹介された「Check A Toilet ウィジェット」だ。
 なお記事には紹介されていないが、モバイル版も存在する。iモード、EZweb、Yahoo!ケータイに対応している。
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iPhone GPS紹介記事紹介

2009-03-09 07:17:44 | GPS
iPhoneをカメラ用GPSユニットとして使う (CNET blog)

 iPhone GPS 機能を活かすための「GPS Recorder」というGPSロガーアプリ、およびMac用の「GPSPhotoLinker」というログと写真を対応づけるアプリの紹介記事。
「iPhoneが良いのは、GPS衛星からだけではなく携帯基地局や無線LAN基地局からの電波を利用して測位ができる」とのことで、「地下鉄の乗換駅では正確な測位がされている」(記事)とのことだ。
 この点は、一般的な GPS ロガーではできない、iPhone だからこその強みと言えそうだ。

 他に似たことができるガジェットと言えば、VAIO type Pくらいだろうか。こちらも PlaceEngine の無線 LAN 測位と GPS のハイブリッド測位を行い、それを仮想 COM ポートに出せるそうだ。

 欠点は、そういうことをさせてどれだけ動かし続けられるのか? という点だろう。

 興味深い iPhone+GPS ではあるが、さすがに記事の筆者のように「iPhoneは今なら0円で購入でき電話を買ったおまけにGPS Loggerがついてきたという感覚でいられる」(記事)とまではさすがに思えなかった。
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PetaMapが正式版に、モバイル向けサービスも

2009-03-07 20:38:05 | 位置情報・地図
PetaMapの携帯サイト「PetaMapモバイル」サービス開始 PCサイトもリニューアルし、さまざまなシーンで活用できる地図サービスに (ニュースリリース)
ソニースタイル、地図サービス「PetaMap」を正式リリース--ケータイ版も登場 (CNET)
ケータイでもPetaMap──ソニースタイル 「PetaMapモバイル」を提供開始 (ITmedia)
地図サービス「PetaMap」の携帯版が登場 (ケータイWatch)
ソニーのソーシャルマップ「PetaMap」が正式版に。モバイル版も (INTERNET Watch)

 ソニースタイル・ジャパンは3月5日、PC版PetaMapの正式リリースと、モバイル版の「PetaMapモバイル」をリリースしたと発表した。

 プレスリリースによると、モバイル版の特徴は次の通り。
・ケータイからPetaMap上のスポットを検索・閲覧可能。
・頻繁に訪れる地域などを6ヶ所まで登録可能。
・ケータイからスポット作成が可能。
・ケータイからコメントの書き込みが可能。
・GPSによる現在地測位が利用可能。これを用いての検索やスポット登録ができる。


 プレスリリースによると、PC向け正式版の変更点は次の通り。
・インターフェースを変更。
・スポットを6ジャンルに分類。(食べる、見る、遊ぶ、買う、泊まる、暮らす)
・地図上に、自分の作成したスポットをプロット可能に。
・自動車ルート検索が可能に。
・従来よりスポット作成が容易に。
・スポット当たりに登録できる写真枚数が3枚から6枚に増加。
・ケータイ用QRコードの表示機能追加。
・スポットやマップに写真を投稿することが可能に。


 ということで、モバイル版を使ってみた。

 まず、よく使いそうということで周辺検索。キーワードを用いての周辺検索を想定してみた。最初はGPSで現在地を指定。次いでキーワード(もしくは6のジャンルのいずれか)を指定して検索することとなる。GPSで測位した場所を画面の中心とし、その範囲に含まれる検索結果が表示された。地図の移動は、昔よくあった数字キーで上下左右に移動する方法をとっている。
 地図にAから始まる検索されたスポットの吹き出しが表示される。ただし画面上ぎりぎりにスポットがある場合、Aなどの文字が切れてしまって読めないのが気になる。

 使い勝手については、ケータイブラウザの利用であり、どうしても悪い。今はiアプリ版Google Mapsなどがあるので、どうしてもそれと比べるとインターフェースの古さを感じてしまう。また検索したスポットへルート案内ができる訳でもない。
 ケータイが使えないよりは遙かにマシではあるのだが、検索したスポットと現在地との関係がリアルタイムで分かる程度のアプリは欲しいところだと思う。

 次に、スポットを作成してみることにした。
 スポットの作成は、「メールで作成」、「今いる場所に作成」(GPSを使う)、「住所を指定して作成」がある。

「メールで作成」を使ってみた。この機能は写真をメールで送ってスポット登録をするものだ。写真に位置情報がついていると、細かな位置をスポット登録時に指定せずとも済むというメリットがある。
 メールを出すと折り返しメールが届くので、指定されたURLにアクセスすると「作成中スポット」に載る。この時点では公開されていない。
 この後は後述の「住所を指定して作成」と同様の項目を指定することで、登録が完了する。

「住所を指定して作成」では住所を書くことになるが、例えば「北海道札幌市」のように入力すると複数の候補が出てくるので、ここから選択することができる。住所を指定した後は「スポット名」「フリガナ」「説明」「ジャンル」「公開レベル」「編集レベル」を指定する。この内「スポット名」「フリガナ」は一度指定したら変更できないそうだ。この辺りの仕様はイマイチだと思う。「公開レベル」「編集レベル」も変更できないとあったが、ケータイからは変更できず、PCからは変更できるようだ。この辺りの仕様もよく分からない。


 まだまだ発展途上のサービスのようだが、時期に使いやすくもなってくるだろう。少し使ってみて、便利に使えるようであれば使い続けてみたい。

(09.3.12追記)
「メール作成」機能がうまく動作しない旨の記載をしていましたが、私の操作ミスであることが分かりました。お詫びして訂正させていただきます。
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EM・ONE α用のカーナビアプリ、発売

2009-03-07 08:06:46 | 位置情報・地図
『EM・ONE α』用『いつもナビ・GPSユニット』のキットを発売! (ニュースリリース)
「EM・ONEα」を本格ナビに──ゼンリンデータコムがGPS付きキット発売 (ITmedia)
「EM・ONE α」向けナビソフトとGPSユニットのセット販売も開始 (Car Watch)
ゼンリン、EM・ONE α用「いつもなびキット」を発売 (レスポンス)

 ゼンリンデータコムは3月6日、「EM・ONE α」用のカーナビアプリ「いつもナビ」とBluetooth GPSレシーバー「GPS20C」をセットで発売すると発表した。価格は29800円。「いつもナビ」はmicroSD(2GB)での提供となる。
「いつもナビ」は先日実証実験で使われていたが、その時のアプリは実証実験用に修正されていることが考えられるものの、参考にはなると思う。

 セットとなるGPS20Cについては以前紹介したことがあるが、実売価格は9000円しないくらいだ。感度は-159dBmと申し分ない。電池内蔵で、駆動時間は10時間。

「いつもナビ」側の特徴として、ニュースリリースでは下記の点が挙げられている。
・状況に応じた条件を選べるルート検索
・分かりやすい案内表示
・多彩な検索方法

・状況に応じた条件を選べるルート検索
 ルート検索時、走行距離・予想時間・高速料金の確認が可能。
 検索条件では、高速の利用有無、車種などの条件を設定可能。
 検索時、時間帯規制や季節規制を考慮可能。

・分かりやすい案内表示
 音声案内
 方面看板やインターチェンジ・ジャンクションの3D表示
 到着予想時間・残距離の表示

・多彩な検索方法
 住所、ジャンル、名称、電話番号、郵便番号、周辺スポット、などの検索が可能。

とのことだ。

 正直なところ、詳細がよく分からない。例えば検索対象数はどうなのか、どこまでがmicroSDに入っていて、いつ通信が必要となるのか、などだ。この辺りの詳細情報を出してもらえればいいのだが。
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ディズニーモード搭載PNDが発売予告

2009-03-06 08:12:43 | 位置情報・地図
『ディズニーモード』搭載ポータブルナビの開発・展開について
アクアキャスト、ディズニーモード搭載PNDの発売を予告 (Car Watch)

 アクアキャストは3月5日、ディズニーコンテンツが搭載されたPNDを3月25日から発売(当初は予約販売)すると発表した。
 今回のPNDは、三洋の「ミニゴリラ」がベースとなるとのことだ。年間15万台の販売を計画している。

 どの「ミニゴリラ」がベースなのかは不明だが、どれをベースにするにしろ少なくともPNDとしては完成度の高いものになるだろう。


 今回の発表では同時に、
・年間複数モデルのPNDを提供する。
・PND通信機能を活用した新サービス事業に参入することも計画中
と表明された。

 アクアキャストは「TSP(テレマティクス・サービス・プロバイダ)事業構想」なるものをもっているとのことだ。これは「るテレマティクスにおける自動車と通信とを融合させたネットワーク型サービス構想」であり、「ナビ端末未搭載の自動車利用者を主要ターゲットユーザーとして、ポータブルナビ等の専用端末を用いて、モバイルネットワークを活用したテレマティクスに関するワンストップサービスを提供する」(プレスリリース)とのことだ。
・交通情報、駐車場満空、ガソリンスタンド、道路規制、天気、その他自車位置に即した情報
・セキュリティ会社との連携
・PND、ケータイ、PC上でシームレスに提供
・ネットワークは専用端末用回線
といった形態でのサービス提供を検討しているようだ。

 まだ抽象的な話のみでよく分からないが、実際にどういうサービスが提供されるのか、気になるところだ。
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Googleマップの新機能説明会

2009-03-05 07:57:06 | 位置情報・地図
役立つ地図をみなさんと作る――グーグルが新機能を解説 (PC online)
役立つ地図をみなさんと作る――グーグルが新機能を解説 (ITpro)
Google「マイマップ」の哲学は、ユーザー投稿情報を共有すること (INTERNET Watch)
グーグル、「Googleマップ」新機能の説明会を実施 (Car Watch)

 先日のストリートビューにPanoramioの写真を表示に関しての、Google定例会見での説明内容。
『地図プロダクトを通じて提供するコンテンツや情報をGoogleだけで集めることは不可能だとして、「最も広範囲で役に立つ世界地図を提供するために、ユーザーとともに作っていきたい」』(INTERNET Watch)とし、今回の Panoramio 写真の追加などについての説明をしている。

 INTERNET Watch の記事が長いが、「Google「マイマップ」の哲学」というだけあって、Google の考え方が一番書かれているように思えた。
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集合場所は“地図メール”で通知する(ITmedia)

2009-03-05 07:31:40 | 位置情報・地図
第18回 集合場所は“地図メール”で通知する (ITmedia)

 ケータイで、現在地や、地図の特定の場所を相手に教える方法について。
 私はドコモを使用しているが、ドコモの場合は「地図アプリ」を、地図閲覧やメール送信に限っては無料で使用することができる。ナビについては記事にあるように有料となる。

 地図URLつきのメールは、手順によってはPC(他キャリアも?)では使えないURLとなることがあるので、事前に試した方がいいと思う。例えば私が使用している N905i では、位置情報つきの写真をメールで送るときに地図URLつきにすることができるが、このURLはPCでは参照できなかったりする。
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GPS-CS1KSP紹介記事紹介

2009-03-03 23:31:14 | GPS


ソニーのGPSユニットで写真を地図で管理 防水・防滴ではないのは予想外だ! (日経トレンディネット)

 GPS-CS1KSPの紹介記事。この記事、最初は「新登場のGPSユニットで写真を地図で管理」というタイトルであったような気がするのだが・・・
 来週には新機種 GPS-CS3K が発売されるが、今回は GPS-CS1KSP の話だ。

 今回筆者は、MacのiPhotoで便利に使えそうだからとのことで、写真にGPSを付加する機器を探していたそうだ。ちょうど先ほど記事を書いたGP-1も検討はしたようだが、19800円もするのにデジカメには使えない。ということで、カメラを選ばない GPS-CS1KSP を購入したとのことだ。

 買ってみての疑問点は、
・想像以上に大きい
・防滴、防水、防塵仕様のいずれにも該当しない
とのことだ。

 なお、GPS-CS1KSPは87×36×36mm・55g。GPS-CS3Kは57×80×23mm・70g。カードスロットと液晶を内蔵したからとは言え、さらに大型化している。防滴についても、GPS-CS3Kが防滴であるという話は聞いたことがなく、この辺りは変わっていないはずだ。
 ただ、GPS受信機で防滴仕様を謳っているのは GARMIN eTrex シリーズなど少ないと思われる。
 GPS-CS1KSP は感度が低いので外に出さないと測位できないが、GPS-CS3Kは高感度なのでカバンの中に入れていてもそこそこ動作するものと推測できる。カバンに入れておけば、多少の雨や霧はしのげるだろう。

 この点を除けば、装着ツールも多く付属していて、GPSログ取得も簡単で、付属のソフトの使い勝手も上々で、と大きな不満点は筆者には無いようだ。
 GPS-CS3Kの付属ソフトはGPS-CS1KSPの流れを汲むものであり、その点では期待が持てそうだ。
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ニコン「GP-1」紹介記事紹介

2009-03-03 22:49:13 | GPS


 ニコン「GP-1」を使用したレポート記事。
 これを読む限りでは、かなり使いづらそうな印象だ。

 筆者は「移動中に自分がどこにいるのか、以前から逐一知りたいと思っていた」が「携帯電話ほどもあるGPS専用機を一眼レフカメラとともに持ち歩くには大きすぎる」ということで、GP-1を購入したとのことだ。
 撮影地はエチオピア。

 記事を読んでいて気になったのが、車での移動程度でGPSの受信状態が不安定であったとある点だ。結局筆者は「捕捉の失敗が続いたため、そのうち移動中にGP-1を起動させて撮ることは少なくなってしまった」そうだ。
 また、「3,000mを超す山の上や断崖にあったり、洞窟の中にあったり、丘を20mくりぬいた」教会で写真を撮ったときには、「GP-1はほとんど役に立たなかった」とのことだ。

 GP-1の特徴の1つに、ホットシューにつけられる、というものがある。しかし筆者に言わせると「ホットシューにつけるのは邪魔に感じた」「同梱のストラップホルダーを使うことでストラップに留めることも可能だが、捕捉のスピードは遅くなる」とのことだ。


 この記事を読む限りでは、とても使い勝手が悪そうだ。
 確かに eTrex などは大きい。しかしこれよりも小さなM-241や、ちょっとログの取り方が特殊だがML-7SといったGPSロガーもある(私は使ったことがないですが・・・)。使い勝手の良いGPSがカメラ本体に内蔵されるまでは、まだGPS専用機を使った方がよいのかもしれない。
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RWC、PNDの新製品を発表

2009-03-03 22:15:30 | 位置情報・地図


RWC、19,800円の3.5型液晶/動画対応ポータブルSDナビ (AV Watch)
RWC、3.5インチ液晶搭載で2万円を切るPND「RM-C3520」 (Car Watch)

 RWCは3月3日、PNDの新製品「RM-C3520」「RM-C5020」を発表した。3月25日の発売となる。価格は3.5インチ液晶のRM-C3520が19800円、5インチ液晶のRM-C5020が29800円。
 地図はキャンパスマップル製のMAPPLEnaviを搭載している。住所検索3000万件、電話番号検索720万件、周辺情報60万件を持つとのことだ。RM-C5020は内蔵4GB、RM-C3520は4GB SDカードにデータが記録されている。
 サイズは、RM-C3520が91×76.6×16.7mm・134g。RM-C5020が131x93x14mm・142g。
 ナビ以外の機能では、音楽・動画・写真の再生ができ、SDHCカードを使用できる。ワンセグは搭載されていない。
 GPSはSiRFのアプリケーションチップ、Atlas III。同社のRM-C3500に搭載されたものと同じものだろう。感度については特に記載が無いが、海外のWebを見るとこのチップを搭載した製品で-156dBmという記載を見かけた(正しいかは不明)。

 とにかく驚くのは、3.5インチ版で19800円、5インチ版で29800円の低価格を実現してきたことだ。今まで3.5インチで2万円というケースは見たことがあるが、5インチで3万円というのは私は初めて見た。
 ワンセグという付加機能はついていないが、私はPNDのワンセグはほとんど使用したことがない。無しで価格が安くなるのであれば、それでもよいと思う。

 キャンパスマップル製地図ソフトの搭載は、ユピテルのPNDに続いて2例目になると思う。ただ少なくとも住所検索数が違い、ユピテルのPNDは1700万件に対してこの製品は3000万件だ。
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