ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

ケータイ向けのスクロール地図

2007-07-26 17:20:15 | 位置情報・地図
地図画像をFlashLiteに自動的変換──「モバイルgoo」が実証実験 (ITmedia)

 7月18日から、モバイルgooでスクロール地図を実現する実証実験を開始した。
 仕組みは、必要な地図画像もしくは衛星写真を自動的に FlashLite に変換するというものだ。これは、国内ポータルサイトで初めての試みという。

 ということで、使ってみた。
 基本的な操作はスクロールも含めテンキーで行う。上下左右のスクロール、拡大縮小が可能だ。また地図だけでなく、衛星写真の閲覧も可能だ。
 少し使ってみた限りでは、一般ユーザーの無責任な感想としては、まだまだだと思う。これならばケータイ向けに提供されている地図閲覧ソフトを使うだろう。まずは地図の画質。JPEG に変換して読ませているようなので、圧縮に伴うノイズがまず気になった。次にスクロールだが、スクロール地図と言ってもメモリに読み込んでいる地図や写真がスクロールできるだけで、その範囲から外れるとデータの読み込みを開始し画面が切り替わるようにして表示される。今までのケータイブラウザを使用する地図サービスで、仮想的に画面が広がったような感覚だ。
 ちょっと期待しすぎてしまったようだ。

 ただ試みとしてはおもしろいものなのだろう。この実証実験の結果を goo の地図サービスに活かしてもらえればと思う。
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naniと GPS

2007-07-26 12:51:21 | GPS
ソフィアの「nani」は、iPhone似? プラダケータイ似? (ITmedia)
写真で見る「nani」――ソフィアブース (ITmedia)

 ソフィアモバイル製 nani の記事。W-SIM の使える、ワンセグ・Wi-Fi 対応、4.3インチ WVGA と大画面の Windows CE 端末だ。
 仕様一覧を見ると、オプションソフトとして「GPS Navigation」というものがあるので、取り上げたみた。
 外部 I/F は miniUSB と microSD。ハードウェアとしては GPS を持っていないようなので、これらの I/F の使用を想定しているのだろうか。もしくは、エイビットによって開発されている GPS つき W-SIM の装着を考えているのかもしれない。

 ただこの nani、気になるのは こちらの記事によると Windows Mobile では無く、Windows CE 5 を搭載していると記載されていることだ。同じように Windows CE (4.2) 搭載の SigmarionIII を保有しているが、PocketPC 向けのソフトウェアを動作させるために苦労したことがある。このあたりが問題無いのか、気になるところだ。
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MapFanナビークルバージョンアップ

2007-07-26 00:26:15 | 位置情報・地図
インクリメントPニュースリリース
「MapFanナビークル」 バージョン2 公開 (MapFanナビークルのページ)
iアプリ対応カーナビアプリ「MapFanナビークル」の最新版 (ケータイWatch)
カーナビアプリ「MapFanナビークル」がバージョンアップ──VGA表示に対応 (ITmedia)

 FOMA 903i/904i 用のカーナビアプリ、MapFan ナビークルがバージョンアップした。複数の変更点があるが、注目は
・レスポンスの高速化
・VGA 対応(N903i/N904i)
の2点だ。

 従来の MapFan ナビークルの評価は、検索やナビゲーションの機能は高いものの、重すぎて使い物にならない、だった。
 今回使ってみたところ、気持ち軽くなっているような気がする。相変わらず重いが、使用には耐えられるレベルと思う(まだ重いのは N903i の VGA 解像度に対応したためである可能性もある)。
 もう一点の改善点、VGA 対応も歓迎だ。今まで N903i/N904i の VGA 解像度に対応しているナビアプリはゼンリン地図+ナビのみで、せっかくの高解像度が活かせるアプリに選択肢が無かったからだ。MapFan ナビークルが使えるようになったことは大きい。こちらも N903i で試してみたが、見やすくなっている。より広い画面の N904i であれば、より快適に利用できることだろう。

 また、レーン情報や分岐案内が見やすくなったという。デモ走行をしてみると、確かになかなかに使いやすい。
 基本的には、MapFanナビークルは「ラリービュー」と呼ばれる1km程度(一般道路の場合)先の曲がる案内が右に、地図が左に出るという画面構成だ。これに加え、交差点が近づくと地図画面内に車線案内が表示される。
 今回の版では(前からそうだったのかもしれないが)特に高速道路での案内に工夫が見られる。まずは2km程度手前では方面案内が表示。次いで1kmを切るあたりで車線案内が出てくる。なかなか、使いやすそうだ。これは場合により一般道路でも同様に表示される。
 ゼンリンのようなジャンクション・ランプガイドとは異なる方向性ではあるが、これはこれで使いやすいのではないだろうか?
 また高速道路での工夫は、SA/PAの案内にも見られる。アイコンで施設の一覧が出てくるようになっている。そこそこみて分かりやすいアイコンだし、便利に使えると思う。
 なお MapFanナビークル、デモ走行が使いやすい。早送り、巻き戻し、次の案内位置に進む、前の案内位置に戻るなどが自由にできる。もう少し反応がよければいいのだが、これでも他のナビのデモ走行に比べれば非常に使いやすい。


(1km以上前の方面案内)

(1km以内の車線案内)

(SA案内)

 一点疑問なのは、これは従来のバージョンからなのだが、出発地の指定ができないことだ。従って、現在地からの案内しかできない。これは早くに改善してもらいたい。

 インクリメントPは Mio C323 や Driv Trax P5 にカーナビのソリューションを提供しているメーカーでもある。軽くなった MapFan ナビークルに、期待してみたい。
(案内表示などは、カーナビ版では方面案内と車線案内が同時に出たりして、より分かりやすいようだ)
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