ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

903iのGPSモジュール

2006-12-19 08:40:26 | GPS
セイコーエプソン、携帯電話など向け超高感度・超小型GPSモジュールを開発 (日経プレスリリース)
携帯電話および携帯情報端末機用超高感度・超小型GPSモジュールを開発! (プレスリリース)

 セイコーエプソンは12月18日、GPSモジュール「S4E19863シリーズ」が量産出荷されたことを発表した。同社のリリースによると、このGPSモジュールは FOMA 903i の GPS 搭載機全てに搭載されているという。

 EPSON のサイトで検索をかけると、型番は同じで形の違うモジュールのプレスリリースが出てくる。このGPSモジュールの性能は-160dBmとあり、SiRFstarIII を上回るレベルだ。型番は同一なので、恐らく今回 903i に搭載された GPS モジュールも同様の性能を持っているのだろう。

 実際のケータイで -160dBm が出ているのかは分からない。ただ N903i の場合、実感で SiRFstarIII 搭載の Mio C310 に匹敵する感度と思わせるだけの性能があるのは確かだ。
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GPS 携帯を利用した「おてつだい」マッチング、NTT ドコモにも対応

2006-12-18 23:47:10 | GPS
『おてつだいネットワークス』リニューアル及びNTTドコモ対応開始 (プレスリリース)
GPS 携帯を利用した「おてつだい」マッチング、NTT ドコモにも対応 (Japnan.internet.com)

 ロケーションバリューは12月14日、「今すぐ働き手が欲しい人」と「今時間があって働きたい人」との間を結ぶ「おてつだいネットワークス」のサービスをドコモケータイに向けても開始した。このサービスの詳細は、以前紹介した通りだ。

 プレスリリースによると、このサービスはこれまで、ローソンやプライムリンクといった企業で利用されてきた。今回ドコモユーザー向けにもサービスを提供することで対象ユーザー数が3倍になる。そして2007年末までに15万人の登録を目指すとのことだ。
 これに合わせ、2007年2月末まで、仕事を依頼する側のサービス利用料も無料にするという(働く側はもとから無料)。

 なお、ドコモで対象となるケータイは、GPS非搭載機も含まれる。
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エリア検索サービス「ひまクリ」

2006-12-18 18:48:20 | GPS
GPSなどを利用したクチコミ検索サイト「ひまクリ」がオープン (ITmedia)

 モバイルワンテクノロジーは位置をカギにサイトを検索サービス、「ひまクリ」をリリースした。
 特定の場所に関するブログ記事など(お店の口コミ情報など)を検索することができる。

 検索する側はケータイ用サイトから、GPS情報もしくはエリアを指定して検索することができる。今のところ検索できるカテゴリは、ブログ、コミュニティ、グルメ、エンタメ、スポーツ、ビューティ、ファッション、働く、となっている。
 検索対象となる側は、「ひまクリ」のサイトで予め登録しておく必要がある。このページ登録は人手を介する。ページ登録されるとサイトが解析され、場所情報を抽出し緯度経度情報に変換、その上で「ひまクリ」に登録されるという仕組みだ。
 ただし現在のところはさほど情報量が無いようで、「渋谷」の「グルメ」を検索しても、5件目は6km先、東京ディズニーシー内だ。

 特徴は、検索対象が
・ページは登録する必要がある。
・位置情報は自動で抽出される。
という点なのだろう。

 このような CGM というものを活かすサイトは、情報の登録数と利用者数が共に増えていかないと正のサイクルが回らず、すたれてしまう。その点「ひまクリ」は情報の登録者に対して「ひまクリ」そのものに口コミ情報を登録してもらうのではなく、ブログなどの情報を取り込むという点で情報を増やしやすい。情報の登録者はサイトを「ひまクリ」に登録依頼をする必要があるという点でハードルがあるが、自分のブログやサイトに人を呼び込むという点で登録する利点があるし、登録さえしてしまえばあとはブログをいつものように書くだけなので、登録者は増えるかもしれない。またロボットによる自動収集にしてしまうことは難しくないだろう。
 元々この会社はローカルクリックという位置情報向け広告事業を行っているので、利用者が増えてくれば、位置情報と検索するカテゴリに基づいた広告を打ってくるものと思う。

 カギとなるのは、登録サイトの数と、位置情報の自動抽出の精度だろう。1年後にどうなっているのか、興味のあるところだ。
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郵便番号のエリアを地図に表示

2006-12-18 12:35:16 | 位置情報・地図
 ナビタイムは12月15日、「NAVITIME 郵便番号検索」の提供を開始した。

 タイトルだけからはただの郵便番号検索のように見えるがそうではない。検索した郵便番号の領域を地図上に表示できる。また、地図上の任意の点の郵便番号を知ることができる。
 検索窓に郵便番号を入力するとその郵便番号に当てはまる場所を中心に地図を移動できる。これは普通にある機能だが、その郵便番号のエリアを地図上に表示し、かつ地図を移動して中心地の郵便番号が変わると、今度はその郵便番号のエリアを表示する。

 地図はスクロール地図だが、郵便番号エリア表示の関係からか動きは軽快とは言えない。しかし、これはおもしろい。地図上で好きな場所の郵便番号を知ることができるというのは便利だろうし、かつそれが地図上にエリア表示されるというのは今までになかった機能であり、単純におもしろい。さすがはナビタイムだ。
 ただ、普通の地図検索からその地点を中心に郵便番号検索のページに飛ぶことはできない。

 ところで、NAVITIME のページはこの郵便番号検索のページのような新規サービスではスクロール地図を導入していることがあるが、昔からの地図検索では相変わらずクリックして切り替えるタイプの地図だ。また、郵便番号検索と地図検索とでは利用している地図は同じようだが、表示の仕方(色やフォント)が異なる。いろいろと試行している最中なのだろうか? (個人的には、郵便番号検索のページの地図の方が見やすいと思うのだが)
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PSP用カーナビ、「MAPLUSポータブルナビ」発売中

2006-12-18 00:21:24 | GPS
MAPLUS ソフト単品版

 エディアは12月14日、PSP用のポータブルナビ「MAPLUSポータブルナビ」を14日から発売したと発表した。
 GPSレシーバー同梱版と、ソフト単品版とがある。希望小売価格はGPSレシーバー同梱版が10,500円、ソフト単品で7,140円。

 仕様に関しては、MAPLUSって?に詳しい。特徴は、
 ここで、三洋電機のミニゴリラ(NV-M10)と比べてみよう。

MAPLUSミニゴリラ、NV-M10
GPS20ch, -153dBm12ch, -134dBm
外付けGPSアンテナ内蔵(外部アンテナ使用可)内蔵
重さ280+16g280g
大きさ170x74x23(PSP)45x41x17(GPS)141×83×25mm
液晶4.3インチ4.5インチ
地図データ格納場所UMD1.8G内蔵1GB
外部メモリメモリースティックDuo(地図更新用)
外部接続USBなし
電池容量内蔵リチウムイオン-
稼働時間4時間-
ナビソフト
ナビ以外機能PSPのソフトによるなし
検索対象施設数住所1000万, 施設65万住所150万ジャンル200万
ログ取り×?×
住所検索番地
施設名検索
電話番号検索×?
VICS×たぶん×
防滴×たぶん×
周辺検索範囲10km
小売価格20,790円(PSP)+9,450円52,200円


 この手の PND と分類されそうなナビゲーションサービスは電話番号検索ができないことが多い。最近のもので電話番号検索ができるのは、Garmin の nuvi360 とミニゴリラ(NV-M10/NV-SD10DT)くらいだ。
 GPS性能だが、感度は-153dBm。迷WAN(BZN-100/BZN-200)や Mio P350/C310 の -159dBm 程度(推測)と比べると悪いが、ミニゴリラよりはよい。まぁそこそこの性能だろう。恐らく車内でも、トンネルの中でも無い限りは位置が分かるものと思う。ただ車速センサーなどが使える据え置き型のナビよりは、位置精度が劣ることは確かだ。
 施設検索については、電話番号検索はできないものの、住所については番地まで可能(1000万件)で nuvi360 ほどでは無いが PND にしては優れている。施設名検索については 65 万で、Mio P350/C310 の 17 万や BZN-100/BZN-200 の 35 万件と比べると多い。
 また、C310/P350 ではできない、交差点の拡大表示などにも対応していて、いかにもナビっぽい。
 このように見てみると、仕様上は PND としては突出していないものの無難な性能に思える。
 気になるのはナビゲーションそのものの性能だ。C310 では案内無しに側道に入ることもあり困ったが、MAPLUS はどうだろうか。こればかりは使ってみないと分からないのだが・・・
 また UMD を使う PSP なので、どの程度振動に強いのかも気になる。ただ元々携帯できるゲーム機なので、舗装された道を走るくらいでは大丈夫だろうか。

 優れているのは価格で、PSP 本体と合わせても3万円程度。PND の中では4万円弱と安価な C310 よりも安い。ほぼナビにしか使えない C310 よりもゲーム機の PSP の方が、お得度は高いだろう。

 ちょっと楽天市場を眺めて見たが、セット販売のものは軒並み売り切れ。上に挙げた表にあるリンク先は 12/29 入荷分だが、実際に予約できるかまでは不明だ。GPS レシーバー単体も売り切れ表示が多い。人気のようだ。

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iタウンページのスクロール地図

2006-12-15 12:51:01 | 位置情報・地図
「iタウンページスクロール地図で探す」(β版)の提供開始について (ニュースリリース)
地図スクロールに合わせて店舗情報表示 「iタウンページ」で (ITmedia)
地図を動かしながら検索できる「iタウンページ スクロール地図で探す」 (INTERNET Watch)

 NTT番号情報株式会社は12月14日、スクロール地図で店舗情報を検索できるサービス、「iタウンページスクロール地図で探す」(β版)を発表した。
 タウンページの膨大な情報量を Mapion のスムーズなスクロール地図上で検索することができる。

「自動検索」という機能を備えていて(Defaultで有効)、検索対象を指定した状態で地図をスクロールさせると自動的に地図内の店舗を検索し、表示する。検索結果は地図にプロットされるとともに画面右側に一覧表示され、さらに口コミサービスくちコミで★街コミに口コミが登録されている場合はその旨を表示するようになっている。その他表示される情報は店舗の名称、住所、電話番号、それに地図上の位置だ。


 問題は、Internet Explorer 6.0以上にしか対応していないことだろうか。Firefox で試したところ、地図表示や移動はできるものの、検索ができなかった。
 地図表示・移動は元々高速な Mapion を使っているだけあって、快適だ。検索も自動検索を有効にしてもそこそこ早い(遅いと感じたら無効にせっていすることもできる)。
 検索対象もさすがはiタウンページだけあって、1100万件と豊富だ。これで営業時間などその他の情報が出てくれば、より使えると思う。
 口コミ情報はまだまだ少ないようだ。この辺りが豊富になればまた使い勝手がよくなるのだが、よほど使い勝手がよくて人がたくさん集まってくれば別だが、さすがに急激に情報が増えるというのも難しいだろう。他の口コミを提供しているサービスと提携する、なども考えていく必要がありそうだ。
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ソフトバンク、GPS対応の子供向け端末「コドモバイル 812T」開発

2006-12-14 21:56:10 | GPS
ソフトバンク、GPS対応の子供向け端末「コドモバイル 812T」開発 (ケータイWatch)
ソフトバンクは“コドモバイル”──子ども用携帯「812T」を2月に発売 (ITmedia)

 ソフトバンクモバイルは12月14日、子ども向けケータイ「コドモバイル」シリーズの「812T」を開発していることを表明した。2007年2月下旬以降に発売される。
 先行していた DoCoMo, au, ウィルコムに続いて、ようやくの子ども向けケータイの発売だ。MNP もあるのでこのあたりで表明しておく必要があると踏んだのだろう。

 これは 810T をベースに子ども向けに改良したものとのことだ(ITmedia)。

 位置情報の観点から子ども向け機能を見ると、
・防犯ブザーつき。防犯ブザーを鳴らすと、あらかじめ登録した連絡先に、通話や位置情報メールで知らせることができる。また防犯ライトがついている。
・「いちナビ」といういう、ソフトバンク3GケータイもしくはPCから、ケータイの位置を知ることのできるサービスを使うことができる。
・あらかじめ設定した場所に設定した時間内に到着をしたか、またその場所から出発したかを、あらかじめ登録した連絡先にメールで通知する機能を持つ。


 最後に出たにしては、特に子ども向けに工夫したところは見受けられない。まぁ防犯ブザーにライトくらいだが、そう目新しいものでは無い。後発なのだから最低でも既存のものを取り込んでくると思ったのだが、そうでは無いようだ。
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「Yahoo!地図情報」のAPI 提供

2006-12-14 18:46:34 | 位置情報・地図
ヤフー、「Yahoo!地図情報」のAPIを無償公開 (INTERNET Watch)

 ヤフーは12月14日、「Yahoo!地図情報Webサービス」の公開を開始した。「Yahoo!地図情報Webサービスを利用して、あなたのウェブページに地図を埋め込んだアプリケーションを作成できます」ということで、まぁ Google Maps API のようなものだと考えれば間違いは無いのだろう。
 利用するにはYahoo!デベロッパーネットワークで登録したアプリケーションIDが必要となる。

 今のところは、地図にアイコンを置いたり吹き出しを出したり、といったことができるようだ。航空写真も利用することができる。

 個人的には Google Maps が使えれば十分なのだが、競合するサービスが生まれることにより全体としてサービスの質が高まることは必要なのだろう。
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flickrと ALPSLAB photoを使ってみる

2006-12-14 08:08:54 | GPS
 N903i で撮影した位置情報つき写真のような、Exif で位置情報を持つ写真は、flickr と ALPSLAB photo で比較的簡単に ALPSBASE の地図上にマッピングすることができる。
 最初に、ブックマークレットでもっと便利にFlickrと連携を参照に、ブックマークレットをブラウザに登録しておこう。

 まずは flickr に位置情報つき写真をアップロードする。この状態では、Exif に位置情報は保持されているものの、マッピングされていない。マッピングするためには「geotag」というタグがまず必要なのだが、それが自動的に生成されないためだ(タグが登録されると、「Tags」という部分に表示される)。flickr 上で写真を表示させ「More properties」をクリックすると、位置情報が保持されていることが分かる。

 さて、写真が表示された状態で、先ほど登録したブックマークレットをクリックすると ALPSLAB photo のページに移動する。このとき、ALPSLAB photo を初めて使う場合には、flickr と ALPSLAB photo を関連づけるために flickr のアカウントでログインする必要がある。右上の「Flickr アカウントでログイン」をクリックし、flickr のアカウントでログインする。ただしログイン作業が入ると flickr 上での写真選択が解除されてしまうので、マッピングしたい写真を地図の下に出てくる写真から選ぶ必要がある。

 写真が選ばれると、「撮影場所」に緯度経度が表示されているのが分かるだろう。これは Exif から参照した情報だ。これを利用して位置情報のタグをつけることができる。
 まず、「撮影場所」の列右側にある、「MAP」というアイコンをクリックする。これで地図が撮影場所に移動する。この状態で「この写真に現在位置を付与する」をクリックする。何か聞いてくるので「OK」を押す。
 なお、Exif 位置情報が有る写真でも無い写真でも、とにかくマッピングしたい場所を表示させ「この写真に・・・」をクリックすれば、flickr/ALPSLAB 用の位置情報はつけられる。Exif の位置情報と flickr/ALPSLAB 用の位置を変えるということも、やろうと思えばできる。
 こうすると、「撮影場所」の他に「緯度経度」という情報が増える。これが flickr 用のタグから参照した情報だ。
 この瞬間、地図上に☆印が現れる。この☆をクリックすると今マッピングした写真が表示される。マッピングは成功だ。

 試しに写真をクリックして、flickr のページに飛んでみる。すると「Tags」のところに「geo:lat」「geo:lon」「geotagged」というタグが増えている。


 さて、この geotag を flickr の地図ページに認識させるためには、flickr 側の「You」メニュー「Your Account」-「Geo Import」をクリックする。何か説明が書いてあるので、「IMPORT AWAY!」をクリックする。しばらく放っておくと、ALPSLAB photo でつけた geotag を解釈して自動的にマッピングしてくれる。


 ただ Web を見るともっと効率のいいやり方が紹介されていて、同じ「Geo Import」の説明書きにある「automatically geotag photos when the files you upload contain location information」をクリックし、「Yes」にチェックを入れて「SAVE」すれば、写真の upload 時に Exif 位置情報があれば自動的にマッピングされる。
 なおこの方法では既にアップロードされた写真や Exif で位置情報の無い写真には適用できない。また ALPSLAB 側にも反映されないので、ALPSLAB photo から geotag をつける方法と併用するとよいと思う。また ALPSLAB の方が、当然地図が見やすいので使い勝手はよい。


参考:GPS携帯の写真をオンラインアルバムに登録 (ALPSLAB photo で flickr の写真に geotag をつける方法。はてなフォトライフの話も)
参考:Flickr の位置情報タグ付け機能と EXIF の位置情報 (Exif を flickr に自動的に認識させる紹介、その他いろいろ)
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N903i+GPS 位置情報つき写真の使い方

2006-12-14 01:42:02 | GPS
 N903i で位置情報つき写真を作る方法を以前ご紹介したが、これの使い方について。
 使い方としては、
・ケータイで写真から場所を見る。
・メールで写真を誰かに送る。
・PC のアプリケーションで使う。
・地図も使える写真共有サービスにアップロードする。
などが考えられそうだ。

 まず写真に位置情報が記録されている仕組みだが、Exif というフォーマットで書き込まれている。Exif ではシャッター速度や絞り値など写真に関する複数の情報を記録することができ、その中に緯度経度情報が含まれている。N903i の緯度経度情報はこの規格に則っているので、いろいろなアプリケーションで位置情報を利用することができる。
 なお日本で緯度経度を扱うときには「測地系」というものが問題になることがある(普通はアプリケーションがうまく扱ってくれるので、使用者は意識する必要は無い)。N903i は世界測地系(WGS-84)で記録されているようだ。


・ケータイで写真から場所を見る
 N903i の場合、写真に位置情報が記録されていると、その地図を見たり位置を記載したメールを送ったりと、ケータイからいろいろ使うことができる。
「データBOX」-「マイピクチャ」から写真を見る。まずサムネイル表示となってカーソルのある写真の情報が表示されるが、この情報に旗マークのあるものが、位置情報のある写真だ。それにカーソルを合わせ、「機能」-「位置情報」とすると、ここから地図を見たり対応iアプリ(ゼンリン地図+ナビなど)を起動したり、位置情報つきメールを送ったりできる。

・メールで写真を誰かに送る
「ケータイで写真から場所を見る」にあった手順で、「位置情報」-「メール貼り付け」を指定するとメールを送ることができる。写真をメールに添付するだけでなく、位置情報 URL(該当場所のドコモの地図へのリンク) をつけることができる。ただし次のような仕様上の問題があるので、注意して使いたい。
 o 位置情報 URL は DoCoMo ケータイからしか参照できない。
 o 位置情報 URL は添付するか添付しないかの選択ができるが、写真に記録された Exif 位置情報は削除を指定することができない。

・PC のアプリケーションで使う
 N903i で撮影した位置情報つき写真は、microSD 経由もしくはメールに添付することにより、PC で取り込むことができる。N903i に記録された位置情報は Exif の規格モノなので、PC のアプリケーションでも問題無く扱うことが可能だ。
 例えば GPS 好きの定番アプリ、カシミール3D(フリーソフト)では、アプリにドロップするだけで写真が地図上に配置される。市販ソフトでも、例えば Super Mapple Digital Ver.7 でも同様に、ドロップするだけで写真が地図上に配置される。

・地図も使える写真共有サービスにアップロードする
 写真の共有サービスで有名どころと言えば、Flickr がまずは挙げられる。そしてこの flickr と、ITmedia の記事に紹介されている、ALPSLAB photo は連携ができる。
 次回は、この方法を紹介してみたい。
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N903i+GPS 電話しているときに測位する

2006-12-13 07:47:51 | GPS
 N903i は、電話をしているときに GPS で位置測定が可能だ。

 元々 GPS 搭載ケータイが増えるきっかけとなったのは、2007年の緊急通報に関する GPS 搭載原則義務化だ。これは緊急通報をしたときに測位をして場所を自動的に知らせるという仕組みだから、通話しながら測位ができるのは当然とも言える。
 ただ、普通に話しているときに測位ができるとは、試してみるまで知らなかった。

 測位は別に難しい手順を踏むことは無く、通話中に MENU ボタンを押すとメニューが出るので、そこから普通に「Life Kit」-「GPS」-「現在地確認」と選んでいくだけだ。これで測位ができる。位置精度も話していないときと、さほど変わらないように見える。ただ、通話中にはiアプリが起動できないようで、基本的に場所を確認するのは「ドコモの地図」からになる。

 何に使えるのか、と言われると答えに困るのだが、待ち合わせをしているときにもしかしたら使えるかもしれない。
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eTrex Legend CxとeTrex Vista Cx日本語

2006-12-13 01:22:16 | GPS
eTrex Legend Cx(日本語版)

eTrex Vista Cx(日本語版)

 11月くらいから、eTrex Legend CxeTrex Vista Cx の日本語版が発売されている。
 これらの最大の特徴は、microSD カードが使えるようになったことだ。これで専用地図(MapSource)をたくさん格納できるようになった。また、トラックログも microSD カードに格納できる。
 注意しないといけないのは、GPSMAP60CSx と異なり、高感度 GPS 受信チップである SiRFstarIII が搭載されていない点だ。GARMIN の思惑もあるのだろうが、ちょっとがっかりだ。
  と eTrex Vista Cx の違いだが、eTrex Vista Cx には電子コンパスと気圧高度計が搭載されている。

 価格は、例によって英語版よりも高い。eTrex Vista Cx日本語版は税込99,750円。英語版なら57,800円。メニュー表示の差ならば我慢できるが、英語版では日本用 MapSource が利用できないので如何ともしがたい。この価格差は何とかならないものだろうか・・・
 なお、Vista C 日本語版も税込99,750円。今買うなら、Cx だろう。
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英語版Garmin GPS用の日本地図、アップダウン製作所販売中

2006-12-13 01:18:07 | GPS
アップダウン製作所

 英語版の Garmin 地図つきハンディ GPS を愛用している方は「何を今さら」とお思いになるだろうが、「アップダウン製作所」が販売している地図を初めて知った。
 これは GPSMAP60CSx(AP版)を初めとする英語版地図機能つきハンディ GPS 用の日本地図だ。
 表記はもちろんアルファベットだ。地図はパッと見た目、見やすいとは言えない。

 それでも、GPSMAP60CSx(英語版)は72,300円。GPSMAP60CSx(日本語版)は税込126,000円。機能的な差は日本語が使えるか使えないかで、その差に50,000円かけるかは迷う方が多いだろう。また、例えばeTrex Legend Cx (AP版)なら49,800円だ。
 そんな中、このアップダウン製作所の地図は魅力的だ。

 英語版で動く日本地図、個人の力でも作れないことは無いようなのだが、日本全土を作るとなると骨が折れそうだ。アップダウン製作所の地図は11,550円。労力を考えると良い買い物と思う。
 なおこの地図、1/25,000 の縮尺で、等高線は50mのものから起こした20mのものとなっている。位置情報の格納数は60万。10月にリリースされたバージョン2では、ルート検索機能もついている。ただし、住所検索はできない。

 なかなか魅力的だ。今まで日本語版の高さから地図つきGPSは躊躇してきたのだが・・・
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日立のUHF帯チップがucode認定に

2006-12-12 21:27:31 | GPS
日立のUHF帯チップがucode認定に--坂村健氏はEPCglobalとの違いを説明 (ZDNET Japan)

 ユビキタスIDセンターは12月6日、日立の IC チップ、「μ-Chip Hibiki」が「ucodeタグ」として認定されたそうだ。

 記事によるとこのucodeタグだが、とにか番号である「ucode」を格納するためのモノ、だ。それが印刷物でも、パッシブタイプのRFタグでも、アクティブタイプのRFタグでも、赤外線タグでもよい。この「μ-Chip Hibiki」はパッシブタイプのRFタグとのことだ。
 なお東大教授の坂村先生によると、ucode の特徴はこれそのものは番号だけで、その意味づけはネットワークの向こうにある、ということだそうだ。

 単純にケータイで位置情報を取得する、という観点で見ても、GPS 測位・基地局測位・ucode がシームレスに使えるようになれば使える場面が広がって便利になりそうなのだが、残念ながら今のところは ucode を読める端末はユビキタスコミュニケーターなど限られているし、ucode のある場所も上野動物園などに限られている。
 今後、どの程度広がっていくのだろうか?

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ドコモと三井住友海上、GPS活用のロードサービス

2006-12-12 21:26:53 | GPS
携帯電話のGPS機能を活用したロードサービスの提供開始について (プレスリリース)
ドコモと三井住友海上、GPS活用のロードサービス (ケータイWatch)

 NTTドコモと三井住友海上火災保険株式会社は12月12日、GPS機能を用いた位置情報確認システムを開発し、20日から提供すると発表した。
 ロードサービスの専用ダイヤルに電話をかけると同時に測位を行い結果を三井住友海上に通知、迅速なロードサービスを可能にするという。ただし、事前にケータイ側の設定「位置情報通知設定」が必要だ。

 以前 GPS を持っていないときに夜のバイパスで車が故障し、ロードサービスを呼んだものの自分の位置を知らせるのにえらく苦労した覚えがある。ケータイ GPS があるのだが、通話している間使えないことは無いようだが、ちょっと不便だ。
(というより、通話している間に GPS を起動してドコモの地図を表示できることを、やってみて初めて知った。ただアプリは起動できない)

 こんなとき、自動的に位置が相手に伝えられれば利便性は高い。今回提供されるのが、このサービスだ。
 なお、対応しているケータイはD903i、F903i、N903i、P903i、SH903i、SA800i、SA702i、SA700iS。SO903i が無いのは謎だが、基本的に GPS 搭載のケータイは昔の SA700iS を含めて対応するそうだ。

 三井住友海上の自動車保険で該当サービスを利用されている方は、設定してみるといいのではないだろうか。

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