ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

プロアトラストラベルガイド

2007-06-29 17:17:04 | GPS
PSP「プレイステーション・ポータブル」専用ナビゲーションソフト『プロアトラス トラベルガイド』を2007年8月9日に発売 (ニュースリリース)
Wi-Fi電波情報で現在位置を推定する技術「PlaceEngine」新規採用決定 第2弾はPSP(R)用専用ナビゲーションソフト「プロアトラス トラベルガイド」 (ニュースリリース)
エディア、ナビソフトに観光情報や地図収録・PSP向け (IT PLUS)
PSPソフト「プロアトラス トラベルガイド」がPlaceEngine技術を採用 (BroadBand Watch)




 エディアは6月28日、MAPLUSガイドマップシリーズ第一弾として、PSP向け「プロアトラス トラベルガイド」を発表した。2007年8月9日の発売となる。
 全国の観光情報と地図を収録したガイドナビソフトだ。ナビだけでなく、スケジュール作成や近隣スポットの通知機能などを持つ。また、ナビというだけあって徒歩でのルート案内も可能だ。地図データはアルプス社提供のものだ。なお、MAPLUS ポータブルナビとの連携もできるそうだ。
 特徴は次の3つだ。

・最新地図をダウンロードし、メモリスティックDuoに格納することができる。住所データ(番地・号)もダウンロードできる。なお観光地情報もダウンロード提供されるとのことだ。
・PlaceEngine に対応。これにより、GPS により測位できない場所でも、PlaceEngine が効果を発揮する場所であれば測位が可能。PlaceEngine が地下街で使えるため、主要駅の地下街MAPも提供される。
 このようなナビゲーションサービスに地下街が含まれたという話は聞いたことがない(同じく PlaceEngine を使うみんなの地図2にも無かったはず・・・)。初めての試みだろうか?
・ユーザー参加型投稿サイトと組み合わせて使うことが可能。

 個人的には、最新地図や情報のダウンロード提供に好感が持てる。個人的にはPNDも含めて、有償でも地図のアップデートサービスに対応して欲しいものだ。PNDは外部I/FとしてSDを持っているのだから、技術的には可能だろう。
 そして気になるのが、PlaceEngine による地下街も含めたナビゲーションサービスの提供だ。無線LANの発達にもよるが、駅地下街だけでなく、迷いやすい広い駅構内でのナビゲーションや、主要デパートなどでのナビゲーションにもつながる可能性を持っている。今後に多いに期待できる。
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新PND「PONTUS EN-4500」

2007-06-29 12:56:20 | GPS
ワンセグ放送受信に対応、ナビゲーション機能も充実したPND『PONTUS EN-4500』発売 (プレスリリース)
エディア、ワンセグ対応のポータブルナビ (ITmedia)

PONTUS EN-4500

(ミニゴリラNV-SB250DTとEN-4500を実際に購入し比較してみたので、ご興味のある方はこちらもご覧いただければと思います)

 エディアは6月26日、PND(Portable Navigation Device/Personal Navigation Device)の新製品、PONTUS EN-4500 を発表した。
 PONTUS シリーズは韓国ヒュンダイオートネット社との共同開発で生まれたポータブルナビだ。個人的には 迷WAN とともに、日本におけるポータブルナビの草分け的存在だろうと思っている。またエディアは PSP 向けの「MAPLUS ポータブルナビ」をリリースしており、こちらでご存じの方も多いだろう。

 EN-4500 はそのエディア社 PONTUS の新製品だ。特徴は WQVGA(480x272) 4.3 インチの大画面と、ワンセグ対応だ。133×78×33mm 254g と小型。ナビに必要なデータは付属の2GバイトSDカードに収録されていて、2200万件の住所データと1000万件の電話番号検索ができる。ジャンル検索・名称入力検索は200万件。地図データはゼンリンのものだ。GPS 感度は -159dBm であり、SiRFstarIII と思われる。バッテリ内蔵で、4時間駆動できる。
 なお仕様が細かく公開されていて、好感が持てる。


 2005年末に PONTUS EN-3500 が発売され、迷WANやC-310の発売を経て2006年春頃から PND が一般的に知られるようになってきたと思うが、この頃の PND は特に検索能力が低く、また電話番号検索も無く、不便を感じていた。しかし2006年末くらいから PND 第二幕とでも言うのか、状況が変わってきた。メモリ容量の増大による検索能力の強化、ワンセグ対応による付加価値の追加、ナビゲーション機能の強化、そして大画面化だ。
 ワンセグ対応 PND に国内で最初に対応したのは三洋のミニゴリラだが、mio も 4.3 インチ液晶搭載、ワンセグ対応のカーナビを2007年8-9月に発売するそうだ。この辺りが今年中頃の標準スペックになるのだろう。
 ナビゲーション機能の強化という面では SONY nav-u「NV-U1」が突出しているが、mio の新製品も加速度センター対応による自律測位にも対応するし、こちらの動きも目が離せない。またインクリメントPからPND向けソフトウェアソリューションが提供され、これの導入も見られる。
 まだまだ始まったばかりの日本の PND は、これからどういった進化を見せてくれるだろうか。


(07.7.20追記)

 EN-4500 のライバルはミニゴリラ NV-SB250DT だろう。ということで、両者を比べてみた。

機種名
PONTUS EN-4500

ミニゴリラNV-SB250DT
GPS性能-159dBm-134dBm
外付けGPSアンテナ
大きさ133×78×33mm143×83×34.5mm
重さ250g340g
液晶4.34.5
地図データ格納場所外部SD内蔵2GB
地図縮尺10m~50km25m~250km
外部メモリSDSD(地図更新用)
外部接続拡張端子有り×
内蔵電池稼働時間3h4h
地図メーカーゼンリンゼンリン
ワンセグ
その他ナビ以外機能MP3/WMA/JPEG
BMP/GIF/PNG
TIFF/WMV
×
住所検索数2200万3000万
ジャンル・周辺検索200万200万
施設名検索208万件
電話番号検索1000万件280万
周辺検索範囲
VICS××
自律航法××
オービス対応×
防滴××
バイク取付オプション予定×


 スペックだけ並べてみると、EN-4500 が優れている点も多い。なかなかに悩むことになるだろう。
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場所の持つ力を数値化するサイト「住所パワー」

2007-06-27 01:03:00 | 位置情報・地図
住所パワー
住所を点数化する「住所パワー」、今後は対決ツールも予定 (INTERNET Watch)

 2007年6月19日、「住所パワー」なるサイトが公開された。
 紹介サイトによると何でも「住所を点数化する」とのことで、正直ここまで読んだときは、緯度経度などを決められた数式に従って組み合わせ、それで点数を作り出すだけか、と思ってしまった。
 しかしそうではなく、指定された住所を中心に1.5kmの範囲にある施設から得られる利便性を数値化する、とのことだ。なお施設がたくさんあればいいという訳ではなく、風俗店などは減点対象になるらしい。
 使い方としては、「引越し先の選定時や実家の住所パワー対決、今住んでいる場所の住所パワー測定」を提供元では見込んでいる。

 おもしろいサイトだ。ただ場所の指定が住所だけでは使いづらいので、地図から指定できるようになれば便利だろう。中心からの距離により重み付けしたり(既に実装されている?)、また加点・減点の対象となる施設をユーザーが選んだりできるようになれば、さらに便利になりそうだ。
 さらに、携帯版もある。こちらはGPSと連動すれば、また便利だろう。
 PC版・携帯版ともにコメントの投稿機能が実装されている。
 なおわたしの場合、地図と住所の手動関連づけは、今のところMapion BBを用いている。

 公開時と比べると少し変化していて、「クラス」なるものが表示されたり、施設への最短距離が表示されるようになっている。
 また、公開当初と比較すると点数の付け方が変わっているようだ。例えば例として出ている渋谷は、公開当初は3,441pointだが、今は4,887pointとなっている。
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市町村合併が分かる「パラパラ地図」

2007-06-26 23:46:27 | 位置情報・地図
パラパラ地図
市町村合併の変遷、地図でばっちり (asahi.com)

 asahi.com で、「パラパラ地図」なるサイトが紹介されていたので、見てみた。なお2年以上も前からあるサイトなので、ご存じの方も多いかもしれない。
 おもしろい。地図の関係するサイトというのはそういうものなのかもしれないが、特に目的も無いのにパラパラとめくり時間を使ってしまう。

 どのようなサイトかと言うと、市町村合併の歴史を追うことができてしまうのだ。ページはフレームで構成され、右に地図、左に市町村合併の起きた年月日が羅列されている。その年月日のところにマウスカーソルを持って行くと、その時の市町村が描かれた地図が表示されるというものだ。百聞は一見にしかず、実際に見てみると楽しい。明治時代から掲載されていて、その情報量もまたすごい。
 ある市が広がっていく様を見ていると、まるで戦国時代の国盗り合戦を見ているようだ。

 それにしても、おもしろいことを考える方がいるものだ。
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Mio DigiWalker C325

2007-06-25 19:15:53 | GPS


ナビソフト提供側のビーマッププレスリリース
災害時支援情報が充実したモバイルナビ、マイタックジャパンから (ITmedia)

 マイタックジャパンは6月25日、PND の新製品「Mio DigiWalker C325」を発表した。7月初旬からの販売で、実勢価格は4万6800円程度とのこと。

 4月に C323 が発売されている。この C323 とは大きさ・フラッシュメモリのサイズ・液晶サイズは同一なので、恐らくハードウェアとしてはほぼ同一と推測される。126×81×20mm、190g。搭載OSはWindows CE5.0(ビーマップのプレスリリースから)。

 しかし搭載されているソフトウェアは大きく異なる。PND ではあるが Pocket Mapple Digital との連携ができ、わたしの保有する C310 の後継である C311 の、さらに後継のような位置づけだろう。MioMap は Ver3.0(C310やP350はVer2.0)。連携する Pocket Mapple Digital は Ver.7 となる。
 ITmedia の記事によると、「約4200万件の住所検索」「約800万件の電話番号検索」「約9500駅の駅名検索」「約32万8000件のPOI」が可能とのこと。POI には昭文社の「災害時帰宅支援マップ」の情報も含まれている。
 ビーマップのプレスリリースを見ると似たような内容(4200万件の住所検索、電話番号検索、駅出口、災害支援マップ情報)が記載されていることから、災害支援マップや駅の位置情報を含め、MioMap に搭載されたようだ。MioMap Ver2.0 では駅の検索ができなかったことが不満であったが、この点が改善されたことは大きい。

 MioMap のユーザーからすれば、MioMap のナビゲーション機能の確度が上がったかどうかが気になるところだ。C323 は同一価格帯で、搭載されているナビゲーションソフトがインクリメントP提供のものだ。購入しようとしている方にとっては選択肢が増えたことになるが、悩ましいところだろう。
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Pocket Mapple DigitalとWM6

2007-06-25 12:36:14 | 位置情報・地図
 Pocket Mapple Digital Ver.8 は、Windows Mobile 6 には現状対応していない。
 しかし上記の紹介ページを見ると、サービスパックでの対応を検討しているそうだ。素早い対応を期待したい。
 またこのページには、「Pocket PC、Pocket PC2002はサポート対象外」であることが明記された。そろそろ、新規のPDA(スマートフォンになるだろう)の購入を考えないといけないようだ。
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「ちず丸GPS 」リリース

2007-06-22 12:57:38 | GPS
GPS機能を利用したFOMA903・904シリーズ向け新iアプリ『ちず丸GPS』提供開始~ちず丸iモード版~ (ニュースリリース)
“追跡機能”搭載のGPSナビアプリ「ちず丸GPS」を公開──昭文社 (ITmedia)
昭文社、iモード向けナビゲーションアプリ「ちず丸 GPS」 (ケータイWatch)

 昭文社は6月20日、GPS 搭載 903i/904i 向けの GPS 地図アプリ、「ちず丸GPS」を公開した。
 ちず丸GPSは文字通りGPSに対応したナビゲーションアプリだ。特徴として現在地を定期的に更新し表示する「GPS追跡機能」、現在地からのおすすめ情報を紹介する「ちず丸フィーリング」などが挙げられる。また昭文社の豊富な位置情報を周辺検索から用いることができる。

 ということで、実際に使ってみた。正直なところ、この機能でユーザーを集めるのは、現状厳しいと思う。

 最大の問題は、データの読み込みに非常に時間がかかることだと思う。これではせっかく使用を始めたユーザーも使わなくなってしまうだろう。また画面の使い方がうまくない。例えばトップのメニューで「ちず丸GPS」というタイトル表示が常に画面上1/4~1/5の範囲を占めていて、残りの狭い範囲でスクロールさせてメニューを選択するというのはどうかと思う。
 基本機能は現在地表示と、周辺検索としての駅・ホテル・コンビニ・お店検索、また乗換案内がある。周辺検索はカテゴリから選ぶ方式でフリーワード検索は無い。また地図検索はフリーワード検索のみだ。検索語には駅名や会社名、住所、電話番号などが使える。一応一通りの機能はある。
 地図は昭文社の地図で、特に問題は無い。

「ナビゲーションアプリ」と銘打つが、できることは、
・列車を使ったドアtoドアの検索。現在地~駅, 駅~目的地の間は、徒歩での経路検索結果を赤線で表示することができる。
・現在地のリアルタイム更新。
といったところだろうか。
 特徴の「GPS追跡機能」は何かと思って期待したのだが、何のことは無く現在地のリアルタイム更新をするだけだ。案内は無く、検索結果の赤線と現在地を頼りに歩くことになる。


 今のところ、903i/904i には NAVITIME かゼンリン地図+ナビがプレインストールされている。正直なところこれらのアプリに比較して「ちず丸GPS」が特に優れている点は無く、多くのユーザーが会員登録してダウンロードして使う、というのは難しいように思う。
「ちず丸フィーリング」は結構楽しいのだけど・・・
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SiRFDiRect Location Technology

2007-06-19 00:52:12 | GPS
SiRFDiRect Location Technology Delivers Portable Navigation Breakthrough (プレスリリース)

 SiRF は6月5日、「SiRFDiRect Location Technology」なる技術を発表した。これは GPS 測位と、(GPS を使わない)自律航法とを組み合わせたものだ

 最初の構成では、SiRFstarIII と「low-cost heading and acceleration sensors」(方位センサーと加速度センサー)を組み合わせるという。ハードウェアとしてこのセンサーを追加すれば、後は SiRF のソフトウェアが GPS の測位結果とこれらセンサーからの結果から、最適な測位結果を導き出してくれるということらしい。この技術を使用すれば、装置メーカーが加速度センサーなどの処理をソフトウェアに追加する必要は無い(SiRF が全てやってくれる)という点で、画期的なのだろう。

 SONY の nav-u が先頃ハイブリット測位システム「POSITION plus」を導入した。これは GPS に加えて気圧センサーおよび加速度センサーとの結果を組み合わせて位置を推定する仕組みで、GPS 測位しか持ち合わせていない PND にとって、極めて画期的だった。
 SiRFDiRect を使えば、これと同様のことが多くの PND 装置メーカーで可能になるということだ。

 PND にはもう一つ、VICS のような渋滞情報を得られないという弱点があるが、これも nav-u や海外の C520t のように既に対応している機種もあるし、もしくは携帯電話経由で情報を得るなどすれば、可能になるだろう。


 今後 PND が、ナビゲーションという観点でどこまで高機能化できるのか、注目していきたい。
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Mioの日本戦略と新製品

2007-06-19 00:51:00 | GPS
【COMPUTEX続報】「簡易カーナビ、生き残れるのは3社のみ」――台湾Mio幹部に聞く (Tech-On)

 COMPUTEXでの Mio Technology に対するインタビュー記事。PND(Personal Navigation Device)に関してだ。
 同社によると、

・参入メーカーは多いが、生き残れるのは Garmin, TomTom, Mio だろう。
 この理由は、既に上位メーカーの市場占有率が高いことと、地図のローカライズの敷居が高いこと。
・日本のカーナビメーカーを驚異とはとらえていない(注:日本のカーナビメーカーが世界市場に打って出たときの話と思われる)。これはローカライズの問題があるから。
・(世界の?)PND市場は普及率が3-4割。
・日本のカーナビ市場は普及率が高く、今後の成長速度は遅くなるだろう。
・PNDとGPS内蔵スマートフォンはあくまで別の製品。今後2-3年はPNDに注力し、その後はGPS内蔵スマートフォン市場にも攻める。
 PNDは今が成長時期。GPS内蔵スマートフォンはこれからだから。
・位置補正技術「Navsteadi」を実装したスマートフォンを開発した。これは SiRF との共同開発で、GPS 信号が弱まったときに推測航法を併用する。(詳細は不明)
・日本のカーナビ市場は成熟していて、慎重に考えている。ニッチ市場を開拓するしか無い。現在、どのような潜在市場があるかを探っている。
・2007年8~9月をめどに C525, C523(4.3型横長液晶に、ワンセグチューナー)を投入する。

とのことだ。


 日本市場の PND については、「ローカライズ」の問題は、Mio 自身が日本についてはローカライズに他社技術を導入しているので、大きな問題にはならないのかもしれない。C323 についてはインクリメントPの技術を使用している(参考ニュースリリース)。

 ちょっと意外なのは、日本市場に対して慎重であるという点だ。Mio の GPS つき PDA/PND は日本でも昨年 P350、C310 とリリースされている。高機能だが非常に高価な日本のカーナビ市場に対して、迷WAN や Mio のナビゲーションシステムは、一石を投じたものとは思う。ただし定量的な指標を持ち合わせていないので、実際どの程度売れているのかはよく分からないが・・・
 ただ「意外」と思ってしまうのは PDA や PND メーカーの Mio に日本市場でも期待してしまっている一ユーザーだからであり、確かに今の日本では新車にカーナビを搭載するのは当たり前のようで、慎重には成らざるを得ないだろう、とも思う。また mio の日本でのラインナップを見ても PDA や PND は海外のものよりも少なく、そういう点では慎重になっているように確かに見える。

 ところで期待されるのは新製品として予定されている C525, C523 だ。既に海外では C520 という 4.3 インチディスプレイを備えた機種が出ている。これにワンセグチューナーが内蔵されることはインタビュー記事から分かるが、この他はどのような特徴を備えた製品になるのだろうか。特に「Navsteadi」が搭載されるのか、期待して見ていたい。
 こちらの記事によれば韓国向けに C517 なる 7 インチディスプレイを搭載し DMB(韓国の移動体向けのデジタルテレビ規格とのこと)が受信できる機種も発売されるそうだ。


 最後に、「Navsteadi」についてだ。SiRF ではSiRFDiRect Location Technology として、プレスリリースが出ていた。これについては別エントリで記載したい。
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GlobalLocate買収される

2007-06-14 12:58:19 | GPS
Broadcom、GPSプロセッサおよびソフト開発のGlobal Locate買収
Broadcom,GPSチップのGlobal Locateを買収 (ITPro)

 Broadcomという半導体メーカーが、GPS信号処理エンジンメーカーの Global Locate を買収するそうだ。

 Global Locate といえば -160dBm という高感度 GPS チップ開発で本ブログでも取り上げたことがあるが、そのチップ開発は Infineon 社と共同で行っていた(参考記事)。最新チップは HammerheadII というらしいが、プレスリリースによるとこれも Infineon とだ。
 一方 Broadcom は、携帯電話信号処理, Bluetooth, Wi-Fi といった無線や有線通信向け有力半導体メーカー(ファブレス)だ。モバイル向けの半導体ビジネスに今後 GPS が必要となったと考え、買収に至ったらしい。

 では今後、Infineon との協業や Hammerhead チップはどうなるのだろうか?
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GPSスタンプラリーIttemia

2007-06-13 08:02:27 | GPS
ケータイGPSだからできること--日立のスタンプラリーサービス「ittemia」 (CNET)
“はんこ”は携帯GPS ユーザーが作る「スタンプラリー2.0」 (ITmedia)
日立、GPS携帯電話と地図サービスによるWebスタンプラリー「Ittemia」 (BroadBand Watch)
日立、GPS携帯と地図による無料Webスタンプラリー「Ittemia」 (ケータイWatch)
日立製作所、GPS携帯を使った“スタンプラリー”サイト「Ittemia」を開始 (ITPro)
GPS携帯電話で参加できるオンライン・スタンプ・ラリー「Ittemia」 (nikkei BPnet)
GPS携帯で参加できるスタンプラリー──日立、「Ittemia」を開始 (ITmedia)
GPSケータイで参加するスタンプラリー「Ittemia(イッテミア)」 (デジタルARENA)

 日立製作所は6月7日、GPS ケータイを用いたスタンプラリー「Ittemia」β版を公開した。DoCoMo、au、SoftBank の各キャリアに対応する。

 特徴は2つ。
・その場所へ行ったことの証明が、スタンプでは無くてケータイGPSによる位置情報
・スタンプラリー(ミッション)のスタンプ(チェックポイント)の場所を作るのは、サービス提供企業では無くユーザー


 これまでも、ケータイの位置情報を用いたスタンプラリーは存在した。例えばGPSでは無くiエリアだが、ケータイ版Mapionのスタンプラリーがある。これは遅くとも2003年には存在し、今も続いているサービスだ。同じくマピオン提供の「ケータイ国盗り合戦」には参加したことがあるが、新しい場所に行っては位置情報を送信し国(スタンプ)を集め、かなり楽しめたのを覚えている。

 今回のサービスのおもしろい点は、スタンプラリーの企画すらもユーザー参加型にし、またコメント投稿機能などユーザー同士が交流できる仕組みを設けたことにある。スタンプラリーの参加は楽しいものだが、様々な観点からのミッションが作られ、また参加ユーザー同士が交流できるとなればさらに楽しそうだ。

 GPS つきケータイはリアルタイムな自分の位置を情報として利用することができる。
 今までこれを利用したサービスの主なものは地図表示やナビだ。以前も記載したように、遊びとしても geocaching や GPS Drawing があるが、位置がリアルタイムで分かるという機能はより多くの使い道がありそうな気がする。
 そんな使い道の1つとして、この Ittemia はとてもおもしろそうだ。是非とも参加してみたい。
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Advanced/W-ZERO3[es]とNAVITIME

2007-06-07 23:08:06 | GPS
ウィルコム”Advanced/W-ZERO3 [es]”向けに「NAVITIME」アプリをプレインストール (プレスリリース)

 ナビタイムジャパンは6月7日、Advanced/W-ZERO3[es]の発表に併せ、これに同社のナビアプリ「NAVITIME」がプレインストールされることを発表した。
 今回のアプリから、GPS に対応した。IOデータ製の USBGPS2/WS で動作が確認されているとのことだ。ただ この GPS レシーバーの発売は秋と言われている。
 なお、既存の W-ZERO3 シリーズに対応しているかは、明らかにされていない。

 動作確認をしている GPS レシーバーは USBGPS2/WS のみだが、何かしらこの GPS レシーバーに特化した処理をしているとも思えないので、恐らくその他の NMEA 出力ができる GPS レシーバーであれば対応しているのだろう。Bluetooth アダプタをつけて Bluetooth GPS との組み合わせもできそうだ。
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Advanced/W-ZERO3[es]用GPSレシーバ、USBGPS2発表

2007-06-07 23:00:04 | GPS
ウィルコム社製スマートフォン端末W-ZERO3シリーズに対応した3製品を開発 (プレスリリース)
Advanced/W-ZERO3[es]向けのさまざまな周辺機器が登場 (ケータイWatch)

 IOデータは6月7日、Advanced/W-ZERO3[es]の発表に併せ、周辺機器を発表した。発売時期については明記されていない。
 その1つがGPSレシーバ、USBGPS2/WSだ。これはUSB GPSレシーバーであり、サイズは24(W)×61.4(D)×11(H)、重さは27.6g。USB変換フレキシブルコネクターとのセットとなる。
 USB変換フレキシブルコネクターUSB2-C2は USB A を USB miniA に変換するコネクタで、19(W)×65(D)×15(H)、9.6gだ。

 USBGPS2そのものはUSB GPSレシーバーであり、これと USB2-C2 を使うことにより、Advanced/W-ZERO3[es]に接続できる GPS レシーバーとなる。GPS エンジンには SiRFstarIII を使用しているとのことで、ちゃんと作れば性能は出そうだ。
 なお、USBGPS2/WS は Advanced/W-ZERO3[es] だけでなく、従来の W-ZERO3[es] にも対応している。


 USBGPS2 と USB2-C2 を組み合わせると、ちょっと大きいかなぁ、思えるのが残念なところだ。

 なお推測だが、USBGPS2は通常の USB GPS レシーバーであり、単体販売されることもありそうだ。
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Advanced/W-ZERO3[es]とGPS・地図

2007-06-07 22:42:58 | GPS
プレスリリース
ウィルコム、幅50ミリの[es]後継機「Advanced/W-ZERO3[es]」発表 (ITmedia)
ウィルコム、無線LAN対応の「Advanced/W-ZERO3[es]」 (ケータイWatch)
ウィルコム喜久川氏「日本のモバイルシーンに大きな変革を」 (ケータイWatch)
ジョグ機能搭載!より薄くなった新スマートフォン、Advanced W-ZERO3[es] (CNET)

 Advanced/W-ZERO3[es]が発表された。予約が6月29日、7月中旬の発売となる。
 W-ZERO3[es]からのOSとハードウェア的な向上点は次の通りだ。()内はW-ZERO3[es]のスペックを示す。

・Advanced/W-ZERO3[es] (W-ZERO3[es])
・50x135x17.9mm (56x135x21mm)
・157g (175g)
・3インチWVGA 800x480 (2.8インチVGA 640x480)
・PXA270 520MHz (PXA270 416MHz)
・フラッシュ256MB, SDRAM128MB (フラッシュ128M, SDRAM64MB)
・Windows Mobile 6 Classic 日本語版 (Windows Mobile 5.0 for PocketPC 日本語版)
・無線LAN搭載 (非搭載)
・IrSimple 搭載 (非搭載)

 地図関連で言えば、NAVITIME のアプリが標準搭載、Google Maps アプリが別途供給という。(ケータイWatchによる)
 なお、Windows Mobile 用の地図と言えば昭文社の Pocket Mapple Digital が思い浮かぶが、現状最新版の Ver.8 でも Windows Mobile 6 には正式対応していない(その内対応するのだろう)。

 気になるのは、2007年秋に発売されるというIOデータ製の GPS ユニットだ。24,000円程度とのこと(CNET)。ちょっと高いか。
 ITmedia に掲載されている写真を見ると USB タイプの GPS ユニットであり、別の中継器で90度曲げて Advanced/W-ZERO3[es] の miniUSB に接続しているようだ。GPS ユニット側 I/F は mini では無い USB のように見える。この中継器には蝶番のようなものがついていることもあり、これは恐らく同じくIOデータ製のUSBフレキシブルホストコネクターではないかと思う。(写真がさほど大きく無いのであまりよくは分からないが・・・)
(追記:IOデータからプレスリリースが出たので、別記事も参照)

 なお、Bluetooth ユニットの写真の方ではなぜか NAVITIME アプリが表示されている。意味から言えば GPS ユニット側の写真にあってもよさそうなものだ。NAVITIME アプリ側でも GPS に対応することを期待したい。
(追記:NAVITIMEからプレスリリースが出たので、別記事も参照)

 Nokia の Bluetooth GPS 受信機の記事を見たばかりなので Willcom のものも Bluetooth 接続タイプなのかと思ってしまったが、実際は USB 接続だった。
 ITmedia の写真を見ると、コンパクトな Advanced/W-ZERO3[es] にはちょっと不釣り合いに見えてしまうが、どうだろうか? USB ケーブルで接続するよりは使いやすいと思うが、「フレキシブル」な部分の使い勝手が実際に持ったときにどうなるのか、気になるところだ。
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Willcom GPSレシーバー追記

2007-06-07 12:53:39 | GPS
 Willcom のサイトで、Advanced/W-ZERO3[es]用の GPS レシーバーについて見てみた。
 ウィルコムのQAサイトによると、GPS レシーバーは USB ホスト機能で接続し、開発元はI・Oデータとのことだ。(QA番号002439)
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