ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

新小学一年生の親、「子供に携帯を持たせる」約18%

2006-01-31 23:38:04 | 位置情報・地図
新小学一年生の親、「子供に携帯を持たせる」約18% (ITmedia)
ニュースリリース (インテージ)

 インテージとYahoo!は30日、「小学校入学前の子どもを持つ母親へのアンケート」の調査結果を発表した。
・通学路の安全性が心配 - 66.6%(複数回答可)
・子どもに携帯やポケベルを持たせているもしくは持たせたい - 18.4%
・持たせる理由は「安全のため」95%、「子どもの居場所を知るため」(69%)
という結果になった。

 このアンケートだが、選択肢の作り方が悪い。
「ポケベル」という選択肢は今さらないだろう。回答者の中には、防犯ベル/ブザー、およびこれらに通信機能・位置確認機能がついたものを想像している人もいるものと考えられる。
 また、アンケートに「防犯ベル/ブザー」という項目があれば、また回答は変わったと思う。


 さて、小学一年生にケータイなどを持たせようとする親が、何と 1/5 はいる、ということだ。その理由は、安全のため、子どもの居場所を知るためが大部分だ。とすればもちろん、GPS もしくは PHS で位置を知ることができるケータイや防犯ベル、ということになる。
 さらに、選択肢に「位置確認機能つき防犯ブザー」などがあれば、このようなものを持たせる親の割合はさらに上がったとも考えられる。

 恐ろしい世の中になったと痛感するとともに、防犯に関する親の需要が非常に大きいことが分かる。春からは、DoCoMo のキッズケータイ、au のジュニアケータイ、PHS を用いた位置確認サービスなど、多くのサービスが展開される。
 それらの動向も、春になれば報じられるだろう。注目していきたい。

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電子タグ使う児童見守りサービスの実証実験

2006-01-31 23:34:12 | GPS
NTT Com、IPv6網と電子タグ使う児童見守りサービスの実証実験(IT Pro)
NTTコミュニケーションズ ニュースリリース

 NTTコミュニケーションズは30日、「児童見守りサービスの実証実験」を行うと発表した。
 ニュースリリースによると、仕組みはこうだ。

・児童は、パッシブ型の電子タグ(Suica のように、読取装置にかざす必要がある)を持ち、スポットにかざす。
・これにより、保護者や先生に、その時刻や場所が通知される。

 この特徴は、使用する電子タグがパッシブ型であることだ。ニュースリリースによると
・児童が意識的にタグをかざす必要があるため、児童自身の安全への注意を喚起できる。
・読取装置のあるスポットを通じて、コミュニケーションが活性化され、地域全体での「安全・安心なまちづくり」への機運を高められる。
とある。

 考え方としてはおもしろい。パッシブ型には電池が不要であるという特長もあり、一般的な見守りサービスの欠点である「充電」が必要ないのも大きな利点だ。
 とは言うものの、突然何か起きたときに使い物にならない、というのは大きな問題だ。使われるようになるとしても結局は、GPS つきケータイの中に取り込まれたり、もしくは Felica チップを使用して実現するようになるのだろう。

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Ask.jpのローカル検索

2006-01-31 23:32:45 | 位置情報・地図
Ask.jpが新たにローカル検索--ブログの口コミ情報も一緒に表示 (CNET Japan)
Ask.jp、ブログ検索も表示する地図検索「ジモナビ」 (ITmedia)

 ask.jpは31日、ローカル検索サービスである ジモナビβを公開した。地域の「グルメ」「ホテル」「パチンコ」「病院」などの検索ができる。
 店舗情報とともに、Web やブログ検索結果が表示されることが特徴だ。
 Ajax で構築されていて、スクロール地図が使える。地図データは昭文社のものだ。
 現在は、札幌・仙台・首都圏・名古屋圏・大阪圏・広島・福岡/北九州を中心に構築されている。今後順次拡大予定とのことだ。
「グルメWalker」「ぐるなび」「ぐるなびトラベル」「グルメぴあ」「パチンコ倶楽部」から情報を受けている。

 Google Local と比較し使ってみておもしろい点は次のとおり。
・地図をスクロールさせると、その地点を中心とした店舗検索が自動的にできる。(おっかけ検索機能。この機能をオフにすることもできる)
・ぐるなびと連動し、クーポンのある店舗が検索結果ですぐに分かる。また個室がある店も同様に分かる。
・気になった場所を一旦保存しておくことができる。

 なお、ブログ検索の結果は「ウェブ検索」部分に表示される。

 おっかけ検索、やクーポンの表示は便利に使えそうだ。あとはどの程度情報が集積できるのか、が注目点だが、有力な情報サイトから情報を仕入れているので対象地域の拡大・情報追加には大きな問題は無いと思われる。
 Google Local と比べてどの程度ユーザーが望む情報を表示できるか、注目だ。

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SA700iSが売れている?

2006-01-31 23:32:02 | GPS
NTTドコモ端末売れ筋ランキング・東京(ケータイWatch)

 色も考慮しての売れ筋ランキング。SA700iS(メルティホワイト)が初のランクインで11位とのことだ。
 なお、関西では17位。

 わたしが購入したときは0円だったが、安くなって買う人が出てきたのだろうか? それともDoCoMoでもGPSが流行っている?(そんな訳はないか)
 ちなみにわたしの機種はグレイスブルーだ。

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効果的な安全マップとは?

2006-01-31 08:25:44 | 位置情報・地図
広がる安全マップ作り、効果的な地図とは?(東京) (読売新聞)

 最近、「安全マップ」「危険マップ」という言葉をよく聞く。
 この「安全マップ」、記事の指摘では「不審者マップ」「犯罪発生マップ」では効果が薄いとのことだ。
 わたしはこの記事を読むまで、恥ずかしながら「不審者マップ」も効果的な安全マップかと思っていた。

 記事によると「安全マップ」とは、「誰もが入りやすい場所」「まわりから見えにくい場所」がキーワードになるとのことだ。
 つまり、子どもがふらっと遊びに入ってしまい、不審者もそこへたまたま来て、まわりから見えずに・・・ ということなのだろう。
 なるほど、その通りだ。もちろん「不審者マップ」も安全マップの1つにはなり得るだろうが、不審者がいつも同じ場所に現れるとは限らない。その点指摘の観点から作られた「安全マップ」は不審者が現れそうな場所をチェックしていくことになるので、効果が高そうだ。

 その観点から「安全マップ」に関する記事を見直してみると、「まわりから見えにくい場所」はキーワードに上がっていることが多いが、「誰もが入りやすい場所」というのは見かけない。
 今後、「安全マップ」を作るような機会も出てくるだろう。そのときには注意していきたいものだ。
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航空・衛星写真から高精度の道路地図

2006-01-31 08:08:10 | 位置情報・地図
熊本大、航空・衛星写真から高精度の道路地図(日経住宅サーチ)

 記事によると、熊本大学は航空・衛星写真から道路の部分を自動抽出しデジタル地図を作るソフトウェアを開発したそうだ。

 地図の作成には大変な手間がかかる。昨日触れたように、多くの人が必要になる。その上時間がかかるので、全国を調べたら最初に調べたところはもう変わっていた、ということも十分ありうる。

 このように航空・衛星写真が地図作成に使えるようになれば、その労力はかなり減らすことができる。このソフトウェアだけで精密なカーナビ用地図が作れるとは思えないが、例えば定期的に情報を収集、前回との変化を監視し、変化があればその場所へ実際に行って変化を確認する、ということもできるようになる。
 これにより、大幅に時間と手間を削減することができるだろう。

 将来性のある研究だと思う。
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「だいち」2度目の異常発生

2006-01-31 00:25:57 | 位置情報・地図
陸域観測技術衛星「だいち」データの地球観測センターへの伝送状況について(プレスリリース)
地球観測衛星「だいち」また異常 対策チームを設置 (asahi.com)

 また「だいち」異常のニュースだ。なかなかうまくいかないものだ。

 JAXAは30日、>陸域観測技術衛星「だいち」のデータ送信系に異常が発生したと発表した。
 異常の内容は、「だいち」の観測結果を地上に直接送信する系だ。ただJAXAによると初期にしか使わない系だという。JAXA内に原因究明のチームが設けられるとのことだ。
 また、その他の系には現在問題はなく、計画通り実施されている。

 立ち上げ時で困難が続くとは思うが、是非とも成功させて欲しい。
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インクリメント・ピー、カーナビ地図の精度向上

2006-01-30 08:41:43 | 位置情報・地図
インクリメント・ピー、カーナビ地図の精度向上(NIKKEI NET)

 NIKKEI NETの記事によると、インクリメント・ピーが地図データの精度向上に取り組んでいるらしい。全国の道路は117万キロに及ぶとのことだが、そこへ調査車両を走らせ、ビデオ撮影して調査しているそうだ。現在は数十台の調査車両を運用しているらしい。

 この地図は、先進安全自動車(ASV)の研究・開発に使われる。
「ASV技術は、車両周辺の交通環境や路面の状況などの情報を各種センサーや情報通信装置を用いて収集し、収集した情報を基にドライバの安全運転を支援するものである。また、衝突事故による被害を軽減するもの、事故発生後に災害の拡大を防止するものである」(国土交通省)とのことだ。
 運転の手伝いや危険運転を防止するための技術であり、このような目的においてはできるだけ正確な地図が求められるということのようだ。

 この結果がカーナビ地図やMapFan地図のような、すぐに使える民生品にまで降りてくればうれしいのだが。
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地球観測衛星「だいち」、データ処理機能の一部に異常

2006-01-28 12:47:56 | 位置情報・地図
地球観測衛星「だいち」、データ処理機能の一部に異常 (asahi.com)
JAXA プレスリリース

「だいち」に関する打ち上げ後の記事は正常に観測できたデータの紹介かと思っていたが、そううまくはいかないようだ。
 JAXAは28日、「だいち」の「データ処理系」に異常が発生していることを明らかにした。
 asahi.com の報道によると2系あるうちの1系で問題が発生しているが、もう1系で対応できるとのこと。また異常の起きた系も復旧させることができる、としている。

 致命的な問題ではないが心配ではある。これ以上の問題が起きずに運用できることを期待したいものだ。

(追記:この問題は復旧したとのこと)
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「W-ZERO3」無線LANで位置測定

2006-01-28 00:07:03 | 位置情報・地図
「W-ZERO3」に無線LAN位置検出クライアントソフト
プレスリリース

 IBS Japanは25日、無線LANを使用し W-ZERO3 で平均誤差最小1m程度と高精度の測位ができるクライアントソフトウェアを発表した。

 残念ながら、一般ユーザが無線LANによる高精度の位置検出ができる、という訳ではないようだ。
 同社製品にEkagauポジショニングエンジンというものがあり、それのクライアントとし動作するらしい。
 主な用途は業務用のようだ。
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SiRF、GPSとBluetoothを1chipに

2006-01-27 08:41:50 | GPS

プレスリリース

GPS機能とBluetooth機能を統合、米SiRF社がMCP品を開発 (EE Times)

 SiRFは25日、GPSとBluetoothを統合したチップを開発した、と発表した。
 最近 Bluetooth つき GPS 機器がよく開発されている。機器開発元にとっては開発もやりやすくなるし恐らくコストダウンも見込めるので、より便利にSiRFのチップを使えるようになるだろう。

 パッケージサイズは、6x8x1.2mmとのことだ。
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「この方角には何がある?」携帯で指し示して検索するアプリ

2006-01-27 08:35:53 | GPS
「この方角には何がある?」携帯で指し示して検索するアプリ(ケータイWatch)
マピオン、カンタン検索アプリ『ポインティングアプリ』を提供開始(プレスリリース)

 サイバーマップ・ジャパン(CMJ)は26日、EZweb公式サイト『地図☆マピオン』において、情報検索アプリ『マピオン ポインティングアプリ』の提供を発表した。

 何ができるのか、というと、
・ケータイを、検索したい方向に向けてボタンを押すと、その方向にあるものを検索してくれる
のだ。
 なおそのためにケータイには電子コンパスが必要であり、現状の対応機種はW21Sのみだそうだ。現在auの現行機種で電子コンパスを搭載しているものは4機種あるので、順次対応機種は拡大していくものと思われる。

 便利に使えるのか?という気はするが(電子コンパスの精度の問題もあるし)、それよりも、『「使う楽しみ」を感じる検索』(同社)の方が大きいと思う。
 自分の動きが結果に反映されるというのだから、個人的にはとてもおもしろいと思う。今はあまり広まっていない電子コンパスを使えるよいアイデアだろう。今後も、このような取り組みが増えるとよいのだが。
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Google Maps APIを利用したユーザー参加型の浜松市情報サイト

2006-01-27 08:17:55 | 位置情報・地図
Google Maps APIを利用したユーザー参加型の浜松市情報サイト (INTERNET Watch)

 有限会社エアーズは25日、Google Maps APIを利用したユーザー参加型の地域情報サイト「Locodocoマップ(ロコドコ・マップ)」を浜松で開始したと発表した。
 この会社は本社が浜松なので、まずは浜松から開始したらしい。浜松版でユーザのフィードバックを収集してサービスを改良し、全国主要都市でのサービス提供につなげる計画のようだ。

 ユーザーが情報を登録し、それを検索できる、というサービスだ。Ajax を用いて構築し軽快に使えるのが特徴だ。

・サーチ
 登録された情報を、キーワードやカテゴリから検索できる。

・情報へのURL
 情報へは決まったURLが与えられる。まぁ当たり前。

・トラックバック
 情報へは Blog などからトラックバックできる。

・登録
 ユーザー登録をすると、情報を登録できる。


 Google Maps API を用いたサービスの1つだ。
 このようなサービスはどれくらいの情報を集積でき、そしてどれくらいの利用があるかが価値の分かれ目になる。このサービスはどうだろうか?

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たまには大人も“迷子”になろう!

2006-01-27 08:17:02 | 位置情報・地図
たまには大人も“迷子”になろう! (nikkepbp.jp)

 記事によると、知らない街で彷徨うのは右脳の刺激になる、とのことだ。そのためには知らない場所へ旅行に行ってみるのがよいとのこと。右脳は直観力や想像力を司る。
 GPS のような機械に頼ってしまうのはそういう面からはダメらしい。PDA+GPS や GPS ケータイに頼って場所を把握してしまっては刺激になりそうにない。
 ・・・ 確かに、わたしには欠けている能力のような気がする。

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SiRF、高速測位技術を発表

2006-01-27 08:15:56 | GPS
SiRFInstantFix(プレスリリース)

 SiRFは25日、「SiRFInstantFix」という技術のプレスリリースを行った。
 SiRFstarIII用の技術だ。従来技術では前回の測位から数時間後に測位を行うとおおよそ数十秒必要であり、かつ感度は劣化する(Trackingほどの感度は出ない)。
 しかしこの技術を用いることによって、そのような状況でも8秒かつ高感度(Trackingと同じかは不明)で測位できるという。

 従来測位に数十秒の時間が必要な理由は、GPS衛星からEphemerisという衛星の位置を詳細に決めるためのデータを取得する必要があるからだ。このデータの有効期限は2時間程度であり時間が経つと無効になるため、また新たに衛星から取得する必要がある。これにより時間がかかり、かつ感度が劣化する。
「SiRFInstantFix」は「server」で7日間のEphemerisを予測し、それを「small file」でGPS機器に「down」することにより、GPS機器によるEphemerisの取得を省き、これにより測位時間と感度を常に向上させる技術のようだ。

 従って、GPS機器が通信できることが必要と思われる。かつ携帯電話のように常にネットワークに接続できる機器ではネットワークアシスト型の技術で常に最新のEphemerisが取得できるため、PDAやカーナビなどを想定しているものと思う。

 このような技術はSiRFが初めて、という訳ではないが、おもしろい技術だ。
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