2010年10月8日、CEATEC 2010に行ってきたので展示内容のメモを記載しておきたい。
・ドコモ AR Walker
これぞ電脳メガネ――ドコモが市販メガネに装着できるHMD「AR Walker」を披露 (ITmedia)
基本はHMDつきメガネごとの貸し出しだが、自分のメガネにHMDをつけてもらうこともできる。HMDは軽量。
若干視界を遮るが、耐えられるレベル。思いの外鮮明に見える。
htcのwindows mobileと思われる端末につながっていた。ネットの記事によるとHT-01A。
PDAとHMDは有線で接続されている。今のところはこの配線がジャマ。
HMD側に地磁気と加速度センサが入っている。GPSはスマートフォン側を想定。端末側の加速度センサとも連動している模様。
体験したデモは、観光案内。AR内にドコモダケが現れ、先導していく。観光名所などがあるとARに矢印が表示され、その方向を見ると観光案内が表示される。
上を見上げると天気予報が表示される。
分岐があると地図と進行方向が表示される。
・ドコモ ドライブネットとゴリラプラス
ドコモ、カーナビ向けサービス「ドコモ ドライブネット」 (ケータイWatch)
三洋、ドコモ ドライブネット対応5.0V型ワイドPND「ゴリラ プラス」 (Car Watch)
ゴリラプラスで用いられるプローブ情報は、パイオニアでは無いコンテンツプロバイダから提供されている。
普通に使えば「ドライブネットプラン」の料金で収まる。地図情報を頻繁に更新すれば「ドライブネットプラン フル」側の料金になってしまうだろう。
ただし、地図更新はSDカードからもできる。こうすれば通信料はかからない。ドライブネットの契約期間中であれば、ドライブネットのサイトから都道府県単位で地図データをダウンロードできる。地図更新は年に3回くらい。
位置登録のPC連携などは可能。会場ではドライブネットのPCサイトが展示されていた。
・ドコモ ドライブネットとパイオニアのスマートフォン向けカーナビアプリ
【CEATEC JAPAN 2010】 ドコモとパイオニア、カロッツェリアのAndroidカーナビアプリ (ケータイWatch)
かなり、使えそうな感触。
XperiaはOS 1.6が搭載されているもの。説明によると、今は1.6でも動作するが、描画周りに遅さが見られるとのこと。Nexus One や GalaxyS にはそのような遅さは無く、2.1では解消されることを期待しているとのこと。
地図データはデモ用にローカルに持っている。正式リリース時にはデータはサーバ側に置く。検索データもサーバ。詳細地図も表示される。
交差点での案内は、カーナビによくある交差点イラスト表示(地図も画面分割で表示)か、地図縮尺の自動拡大(交差点を過ぎると縮尺は戻る)。個人的には、ケータイナビがこの自動縮尺変更を搭載していないのが、不思議。
電源はシガーソケットからクレードルに供給。クレードルからはmicroUSBで電源供給。
周辺検索はサーバ側のデータを検索するが、実用的速度。
名称検索はまだ実装されていないので、展示では使えないとのこと。
幕張メッセから下北半島まで検索したが、数秒で経路検索できた。
デモは地図がローカルに置かれているので一概には言えないが、デモの Xperia 版はストレス無く軽快に動作する印象。まだ実装されていない機能はあるものの、完成度は高い。好印象。
クレードルの価格は、一般的なPNDよりも安い程度を想定している。(2-3万くらいの印象を受けたが、どうだろうか)
ドコモブースのドライブネットのコーナーには、XperiaとGalaxy Sが使える形で展示されていた。
・パイオニアのHUDなど
カーナビも裸眼3Dに? パイオニアの車載用ディスプレイ (ITmedia)
価格は二桁いかないくらいを想定しているようだ。
発売時は、デモのものよりは小型化する。天井につけるか、ダッシュボードに置くか。
上記の Xperia などで動作するスマートクレードルが2011年春には出るが、これとつなげられるようにすることは当然考えている。
AVIC-T07が展示されていたので触ってみたが、ナビポータルのアクセスの遅さは相変わらず。これでは使ってみようという気にならないのでは?
・ゼンリン地図
ドコモ、Android 2.2搭載スマートフォン「GALAXY S」10月下旬発売 (ケータイWatch)
GalaxyにいつもNAVIが搭載されているが、これは地図表示と検索しかできない。ナビはできない。
ドコモケータイ版の地図アプリはドコモと提携しているため、他のいつもNAVIよりも検索データが充実している。
・CAR NAVITIME
ナビタイム、au網利用の通信カーナビ「CAR NAVITIME」 (ケータイWatch)
現状、渋滞情報はVICSのみ。助手席ナビなどからデータを収集することは考えられる。
リアルタイム情報に強いことがメリット。
ゴリラプラスやエアーナビでは、通信を使うコンテンツはメニューから明示的に呼び出さないと使えない。ゴリラプラスならドライブネット、エアーナビならナビポータル。このあたりが通信が主体のCAR NAVITIMEは違うのだろう。
・ミツミ
「CEATEC JAPAN 2010」で見かけたデジカメ関連展示 (デジカメWatch)
パナソニックのデジカメのGPSとして用いられている。
信号処理側は、CSRの第三世代。SiRFstarIII らしい。
・uBlox
SONYのDSC-HX5VのGPSは、MediaTek。
NV-U75のGPSはuBloxとのこと。
YUMAというシステムが展示されていた。現在は一眼レフデジカメのホットシューに接続するものが製品化されている。
これはシャッターを押した瞬間に200ms程度衛星データをキャプチャして保存し、PCを用いた後処理で測位演算を行うもの。感度は-144dBm。
チップの動作時間が短いため、消費電力面のメリットが大きい。
測位演算にPCでの後処理が必要で、そのハードルが高い。また、シャッターを押したときに測位成功したか失敗したかの判別ができないこともデメリット。
DSC-HX5VやDMC-TZ10よりも精度は高いとの説明。
・ドコモ AR Walker
これぞ電脳メガネ――ドコモが市販メガネに装着できるHMD「AR Walker」を披露 (ITmedia)
基本はHMDつきメガネごとの貸し出しだが、自分のメガネにHMDをつけてもらうこともできる。HMDは軽量。
若干視界を遮るが、耐えられるレベル。思いの外鮮明に見える。
htcのwindows mobileと思われる端末につながっていた。ネットの記事によるとHT-01A。
PDAとHMDは有線で接続されている。今のところはこの配線がジャマ。
HMD側に地磁気と加速度センサが入っている。GPSはスマートフォン側を想定。端末側の加速度センサとも連動している模様。
体験したデモは、観光案内。AR内にドコモダケが現れ、先導していく。観光名所などがあるとARに矢印が表示され、その方向を見ると観光案内が表示される。
上を見上げると天気予報が表示される。
分岐があると地図と進行方向が表示される。
・ドコモ ドライブネットとゴリラプラス
ドコモ、カーナビ向けサービス「ドコモ ドライブネット」 (ケータイWatch)
三洋、ドコモ ドライブネット対応5.0V型ワイドPND「ゴリラ プラス」 (Car Watch)
ゴリラプラスで用いられるプローブ情報は、パイオニアでは無いコンテンツプロバイダから提供されている。
普通に使えば「ドライブネットプラン」の料金で収まる。地図情報を頻繁に更新すれば「ドライブネットプラン フル」側の料金になってしまうだろう。
ただし、地図更新はSDカードからもできる。こうすれば通信料はかからない。ドライブネットの契約期間中であれば、ドライブネットのサイトから都道府県単位で地図データをダウンロードできる。地図更新は年に3回くらい。
位置登録のPC連携などは可能。会場ではドライブネットのPCサイトが展示されていた。
・ドコモ ドライブネットとパイオニアのスマートフォン向けカーナビアプリ
【CEATEC JAPAN 2010】 ドコモとパイオニア、カロッツェリアのAndroidカーナビアプリ (ケータイWatch)
かなり、使えそうな感触。
XperiaはOS 1.6が搭載されているもの。説明によると、今は1.6でも動作するが、描画周りに遅さが見られるとのこと。Nexus One や GalaxyS にはそのような遅さは無く、2.1では解消されることを期待しているとのこと。
地図データはデモ用にローカルに持っている。正式リリース時にはデータはサーバ側に置く。検索データもサーバ。詳細地図も表示される。
交差点での案内は、カーナビによくある交差点イラスト表示(地図も画面分割で表示)か、地図縮尺の自動拡大(交差点を過ぎると縮尺は戻る)。個人的には、ケータイナビがこの自動縮尺変更を搭載していないのが、不思議。
電源はシガーソケットからクレードルに供給。クレードルからはmicroUSBで電源供給。
周辺検索はサーバ側のデータを検索するが、実用的速度。
名称検索はまだ実装されていないので、展示では使えないとのこと。
幕張メッセから下北半島まで検索したが、数秒で経路検索できた。
デモは地図がローカルに置かれているので一概には言えないが、デモの Xperia 版はストレス無く軽快に動作する印象。まだ実装されていない機能はあるものの、完成度は高い。好印象。
クレードルの価格は、一般的なPNDよりも安い程度を想定している。(2-3万くらいの印象を受けたが、どうだろうか)
ドコモブースのドライブネットのコーナーには、XperiaとGalaxy Sが使える形で展示されていた。
・パイオニアのHUDなど
カーナビも裸眼3Dに? パイオニアの車載用ディスプレイ (ITmedia)
価格は二桁いかないくらいを想定しているようだ。
発売時は、デモのものよりは小型化する。天井につけるか、ダッシュボードに置くか。
上記の Xperia などで動作するスマートクレードルが2011年春には出るが、これとつなげられるようにすることは当然考えている。
AVIC-T07が展示されていたので触ってみたが、ナビポータルのアクセスの遅さは相変わらず。これでは使ってみようという気にならないのでは?
・ゼンリン地図
ドコモ、Android 2.2搭載スマートフォン「GALAXY S」10月下旬発売 (ケータイWatch)
GalaxyにいつもNAVIが搭載されているが、これは地図表示と検索しかできない。ナビはできない。
ドコモケータイ版の地図アプリはドコモと提携しているため、他のいつもNAVIよりも検索データが充実している。
・CAR NAVITIME
ナビタイム、au網利用の通信カーナビ「CAR NAVITIME」 (ケータイWatch)
現状、渋滞情報はVICSのみ。助手席ナビなどからデータを収集することは考えられる。
リアルタイム情報に強いことがメリット。
ゴリラプラスやエアーナビでは、通信を使うコンテンツはメニューから明示的に呼び出さないと使えない。ゴリラプラスならドライブネット、エアーナビならナビポータル。このあたりが通信が主体のCAR NAVITIMEは違うのだろう。
・ミツミ
「CEATEC JAPAN 2010」で見かけたデジカメ関連展示 (デジカメWatch)
パナソニックのデジカメのGPSとして用いられている。
信号処理側は、CSRの第三世代。SiRFstarIII らしい。
・uBlox
SONYのDSC-HX5VのGPSは、MediaTek。
NV-U75のGPSはuBloxとのこと。
YUMAというシステムが展示されていた。現在は一眼レフデジカメのホットシューに接続するものが製品化されている。
これはシャッターを押した瞬間に200ms程度衛星データをキャプチャして保存し、PCを用いた後処理で測位演算を行うもの。感度は-144dBm。
チップの動作時間が短いため、消費電力面のメリットが大きい。
測位演算にPCでの後処理が必要で、そのハードルが高い。また、シャッターを押したときに測位成功したか失敗したかの判別ができないこともデメリット。
DSC-HX5VやDMC-TZ10よりも精度は高いとの説明。