ひらけいメモBlog@goo

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PONTUS EN-4500 vs ミニゴリラNV-SB250DT レビュー(4)

2007-07-30 22:10:42 | 位置情報・地図
PONTUS EN-4500

 ようやく、待望の PONTUS EN-4500 がやってきた。
 今回はGPS感度についてだ。

 ミニゴリラNV-SB250DTへの最大の不満が、GPS 感度が悪すぎることだった。
 ということで、PONTUS EN-4500 とミニゴリラNV-SB250DTの感度を比べてみることにした・・・ と言っても、正直これはスペック上からも明らかで、実際に比べてみても明らかに EN-4500 の方が感度が良い。格が違い、具体的には環境によっては屋内でも測位可能だ。ただ、1年前のPNDである Mio C310 と比較すると、感度が悪いようにも感じる。また初期測位に若干時間がかかるときがあるので、確認中だ。

 しかし、この感度の良さが実際のナビでどの程度差として出てくるのか、という点はなかなかに難しい。実際の使用場面では、ミニゴリラのレビューで書いたように、
・道路上は(トンネルの中や高架の下でも無い限りは)比較的開けていてGPSにとっては良い環境である。
・車は走っているので、すぐに受信状況が変わる。
・NV-SB250DTは(EN-4500も)衛星を見失ったあとの再捕捉が速い。
であるために、NV-SB250DTは衛星を見失うこともあってもすぐに再捕捉でき、GPS 感度の悪さが致命的な欠点にはなっていないというのが正直なところだ。もちろん、EN-4500 も何ら問題なく使用できた。

 感度が良すぎると測位に不適な電波を拾ってしまい、これにより精度の劣化があるとも言われている(アナログテレビのゴーストのようなもの?)。しかしこれまでの EN-4500 の試行ではそのような現象は発生していない。
 問題が無いのであれば、GPS頼りのPNDであれば感度は高いに越したことはないと思う。この点ではやはり圧倒的に PONTUS EN-4500 がよい。

NV-SB250DT
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