ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

904i向け地図ソフト

2007-05-28 12:59:34 | GPS
(ナビタイムニュースリリース)
『ゼンリン地図+ナビ』をバージョンアップ! (ゼンリンデータコムニュースリリース)
地図iマピオン、話題の904iシリーズ対応の「直感地図アプリ」を提供 (サイバーマップ・ジャパンニュースリリース)

ナビタイム、「SH904i」「P904i」「D904i」向けに新ナビゲーションアプリを提供 (ITmedia)
「ゼンリン 地図+ナビ」に904i対応ナビアプリ (ケータイWatch)
ナビタイム、ドコモの新機種に携帯を傾けて地図操作する機能 (ケータイWatch)


 SH904i, N904i が5月25日に発売されたのを受け、複数の地図ソフトベンダーから地図ソフトのアップデート版がリリースされた。SH904i、P904i、D904iは「直感ゲーム」用に携帯電話の傾きを検知できる仕組み「モーションコントロール」を設けているが、これに対応するバージョンアップが主だ。

 まずは NAVITIME。「傾きスクロール」機能をSH904i、P904i、D904i向けに用意した。見たい方向に携帯電話を傾けるだけで地図をスクロールできるようになった、とのことだ。出発地から目的地までのルートに沿って地図をスクロールさせたいときや、長い距離をスクロールさせるときなど使うという。
 N904i はモーションコントロールには対応していないが、NAVITIME では WVGA の画面を WQVGA の広い画面で使うことができるようになっている。

 次に『ゼンリン地図+ナビ』。「モーションコントロール」関連では、D904i の加速度センサーに対応、ケータイ画面を横に向けると地図画面も横になるような対応がされている。また機種依存の面では N904i の WVGA にも対応した。実際に見てみたが、広くてとても使いやすい。
 その他、より使いやすくなるような機能追加がされている。こちらの機能追加は従来の 903i でも使用可能だ。

 最後にマピオン。「モーションコントロール」機能ということで、NAVITIME と似た、端末を傾けてスクロールを行う機能だ。対応機種はSH904i、P904i。その他の機種向けには5月30日にリリースするとのことだ。
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N904iのカメラ画質

2007-05-27 10:09:17 | 携帯電話など
(家族の購入した)N904iのカメラを使ってみた。QXGA, SFINE で N903i と比較してみた。
 結果は、見た目全く一緒。恐らく N903i からの変更は無いものと思われる。

 個人的には、PC で見ることだけが目的であれば(=ピクセル等倍での写真を見るのであれば)、SXGA 程度の設定で撮影するのがよいと思う。
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N904i購入(家族が)

2007-05-26 22:55:49 | GPS
 家族がN904iを購入したので、少し使わせてもらった。
 N904iはHSDPA対応とWVGAが特徴の端末だ。わたしは N903i ユーザーなので、違いなどについて記載してみたい。

 使用した感覚は、キー割り当てが違うという点はあるが、レスポンスは同等だ。
 UI の面で最も大きな向上の1つが、メール画面が VGA に対応したことだと思う。この点は非常にうらやましい。
 それと、実際に持ってみると、N903iと比べるととても薄く感じる。

 さて肝心の地図情報関連だ。

 まず GPS の感度だが、わたしの N903i と比較すると、どうも N903i の方が若干良いように見える。ただこれは微妙な個体差とも考えられるので、一概に全てそうとは言い切れない。

 次に HSDPA。実際にゼンリン地図+ナビで N903i と比較すると、やはり N904i は速いように思う。ただゼンリン地図+ナビや NAVITIME は N903i でも地図表示は高速な部類だったので、体感で劇的に速くなったという印象はまだ無い。そうは言っても速くなったことは確かであり、大量のパケット通信を行う地図アプリは N904i は有利だと考えられる。

 最後に地図アプリ。WVGA 画面をフルに活用したゼンリン地図+ナビは N903i のものとは大違いだ。正直 N904i でこれを見てしまうと、N903i の画面が狭くて仕方ない。N903i は VGA+ をうたっていたがiアプリでは制約があるらしく、「+」部分が使えていなかった。しかし N904i では WVGA(しかも同じWVGAでも他社よりも広いようだ)を存分に活かし、地図が表示される。さらにメニュー表示でも縦に広い画面を使うことができ、この点でも有利だ。
 なおゼンリン地図+ナビは、N903i 版と N904i 版とでは若干異なるようだ。例えば「緊急通報」などというメニューが N904i 版には存在している(ケータイWatch参考記事)。

 この WVGA はゼンリン地図+ナビでしか活かせないのかというと、そうでは無い。試しに NAVITIME を使ってみたが、こちらは WQVGA とも言える画面表示になっており、N903i よりも広く使えている。残念ながら WVGA では無いとは言え広く使えるので、NAVITIME を使う上でも N904i は有利だ。フルブラウザアプリである jig ブラウザも動かしてみたが、こちらも WVGA に対応済のようだ(ケータイWatch参考記事)。
 ただ全てのアプリが対応している訳では無い。プリセットの桃太郎電を動かしてみたが QVGA 表示であり、N904i で動かすとちょっと上下が空いて寂しい。
 その他の地図アプリについては N904i では非対応扱いになってしまい、試せていない。その内対応するだろうから、試してみたい。


 この N904i、特に WVGA という面で(特定の)地図アプリを使うには有利だ。ちょっと N903i から機種変をするかと言うと期間の問題もあり難しいが、905i の頃には VGA 対応機種も他にも出てくるだろう(勝手な推測)し、そのときにまた考えてみたい。
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NAVITIMEの徒歩ナビ機能強化

2007-05-24 18:32:25 | GPS
「屋根が多いルート」「階段が少ないルート」を優先したナビゲーションに対応
ナビタイム、「屋根あるルート」などを優先案内する機能 (ケータイWatch)
ナビタイム、「雨にぬれないルート」探索――階段少ない経路も (ITPro)

 ナビタイムジャパンは5月23日、同社『NAVITIME』『PC-NAVITIME』およびauのサービス『EZナビウォーク』において、「屋根が多いルート」「階段が少ないルート」を優先したルート案内を開始した、と発表した。
 屋根が多いルート、は、地下街やアーケードなど屋根のあるルートを優先。階段が少ないルート、は、歩道橋や地下道などの階段を避けるルート、とのことだ。
 ケータイWatchによると、「主要都市の一部エリアから開始され、順次対応エリアを拡大する予定」とのことだ。

 わたしは NAVITIME の有料ユーザーなので、使いやすくなることは大歓迎だ。なお 903i 向けのアプリはバージョンアップが必要と思われる(実際にバージョンアップしたところ、なぜかアイコンが変わった)。

 同様のサービスは既にゼンリンの地図プラスナビでは実現されている。
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プロアトラスSV3

2007-05-23 08:48:57 | 位置情報・地図
航空写真を標準搭載!電子地図ソフトのスタンダード 『プロアトラスSV3』 2007年7月6日発売のご案内 (プレスリリース)
製品紹介のページ
クレオ、Vista対応の電子地図ソフト「プロアトラスSV3」 (PC Watch)
縮尺1200分の1で東京23区を確認できる「プロアトラスSV3」 (ITmedia)

 アルプス社およびクレオは5月22日、地図ソフト「プロアトラスSV3」を発表した。7月6日の発売開始となる。両者の業務提携の一環として、総販売元はクレオとなるようだ。

 SV3での新機能は、

・フォトロケーター
 GPSログの読み込みと、デジカメ写真の撮影時刻から写真を撮影した位置を割り出しマッピングする機能

・ルート検索でのタクシー料金表示機能

・CSV のインポート
 CSV を読み込み、地図上に分布図などを作成

・白地図などの表示

・検索結果や自宅の場所などを登録できる、Myフォルダ

・ルート検索時の指定ポイントが10カ所に

・iPodや携帯電話向けの地図切り出し機能

などだ。
 このうち注目できるのは、フォトロケーターだろう。似たような機能は Super Mapple Digital にもあるが、Super Mapple Digital では特定ファイル形式の GPS データの読み込みと、Exif で位置情報が付加されている写真の地図へのマッピングができる。プロアトラスは Garmin 社の通信プロトコルに対応しトラックログを直接読み込め、これと写真の撮影時刻から位置を推定する。なお位置情報の Exif データを解釈できるかについては明記されていない。
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ソフトバンクの夏モデル

2007-05-22 22:28:47 | GPS
チタンボディ、フラットスライド、VGA+HSDPA、Windows Mobile 6など12+1モデル──ソフトバンクの夏モデル (ITmedia)
ソフトバンク、夏モデル12機種発表 (ケータイWatch)

 ソフトバンクモバイルは2007年夏モデルを発表した。

 ソフトバンクモバイルの 3G ケータイは他社と比べると GPS 搭載機種が少ないのが残念なところだ。なお 3G 端末は GPS 搭載原則義務化のように言われてはいるが、以前記載したように基地局測位でも場所が分かればよいらしい。

 さて GPS 搭載機だがニュース記事を見る限りでは、スマートフォン合わせて 13機種の内の1機種、912T のみだ。メインディスプレイは2.8インチ、ワイドQVGA。タッチセンサーを備えるが、ニュースサイトによって情報が異なりソフトバンクモバイルのページにも仕様が無いため、詳細は不明だ。

 詳細は追って記載したい。
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au「EZガイドマップ」

2007-05-22 17:17:55 | GPS
ダウンロード地図を利用した専門ガイドマップ「EZガイドマップ」の提供開始について (ニュースリリース)
グルメや観光などの専用地図をダウンロード「EZガイドマップ」 (ケータイWatch)

 KDDIは5月22日、「EZガイドマップ」というサービスを発表した。
 これは技術的には災害時ナビと類似のもので、通信をしなくても測位できる Standalone GPS 機能と、予めダウンロードした地図や地点情報を用い、au のサービスエリア外でも地図・地点情報の表示や測位機能を使えるようにしたものだ。
 地図ビューアーは『世界標準規格「SVG」に準拠した地図閲覧用のプラットフォーム』とのこと。
 災害時ナビ同様、目指すポイントへの直線距離と方向を知ることはできるが、「EZガイドマップ」単体では徒歩ナビのような使い方はできない。ただし『「EZナビウォーク」「EZ助手席ナビ」と連携し、目的地までの詳細な道案内が可能』だ。

 これにより、「EZガイドマップ」に対応したサイトは、そのサイト特有の充実した情報を提供し、ユーザーは「EZナビウォーク」との連係機能を用いてその場所まで向かうことができる。対応サイトも既にニュースリリースで紹介されている。今後も対応サイトが増えるのだろう。地図と言えば提携している Google が思い浮かぶが、こちらはどうなのだろう?


 なお本サービスはWebMappingに関する基本特許の取得について(KDDI ニュースリリース)とか goSVG というキーワードが関係してきそうだが、これからいろいろと見てみたい(KDDI がそのような特許を持っていることを初めて知ったので・・・)。

(22:50追記)
 ケータイWatchの記事によると、「KDDIの審査を経る形になり、公式メニュー内でサービス展開するコンテンツプロバイダ向けに製作環境が提供される」とのことだ。
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auの夏モデル

2007-05-22 12:56:19 | GPS
au携帯電話の新ラインナップ15機種の発売について (ニュースリリース)
au、防水ワンセグケータイなど夏モデル15機種を発表 (ケータイWatch)
EXILIMにウォークマン、防水ワンセグなど15機種――auの2007年夏モデル (ITmedia)

 KDDIは5月22日、au の 2007 年夏モデルを発表した。
 GPS などの観点では、

・電子コンパス
 W52S
災害時ナビ/EZガイドマップ
 W52CA、W53SA、W53CA、W52S、W54T、W52H、W52SH、W53T、W52SA、W53S、A5526K、A5528K
・WVGA
 W53CA、W54T

が特徴として挙げられる。
 災害時ナビおよびEZガイドマップは大きなトピックだ。
 その他は春モデルと比べれば(GPSなどの観点では)おもしろくない。ちょっと残念なのは、ニュースリリースを見る限りでは、W52H は W51H と異なり、WVGA やスマートセンサー、電子コンパスといったナビに便利に使える特徴がなくなってしまったことだ。方向性が違うようなので、まぁそういうものなのだろうが・・・

 見落としなどもあるようなので、その他のニュース記事も追ってみたい。
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au「災害時ナビ」

2007-05-22 12:40:49 | GPS
「災害時ナビ」の提供について (ニュースリリース)
通信できなくても使える「災害時ナビ」 (ケータイWatch)

 KDDIは22日、「災害時ナビ」を発表した。2007年夏モデルの内の一部(W52CA、W53SA、W53CA、W52S、W54T、W52H、W52SH、W53T、W52SA、W53S、A5526K、A5528K)が対応する。
 このサービスは、
・地図情報を携帯電話にプリセット
・Standalone GPS を使用
というもので、通信を行わずに位置を調べ(注)、携帯電話に内蔵された地図情報を表示する。
 地図情報は広域避難所や主要道路などの地図となっている。避難所までは、方向や距離を示すこともできる。ここまでは無料のサービスだ。また有料版もある。昭文社の「帰宅支援マップ」をダウンロード(315円)したり、また航空写真(210円)を使うこともできる。

 技術的には、Standalone での測位は GPS 測位の基本であり今までの測位と比較して難しいことは無いだろうし、地図情報を携帯電話内にもっておくというのも難しい話では無い。技術的には他社でも可能だと思う。しかしこれを災害用として意味のあるサービスとしたことは、さすがに GPS サービスでは先行している au だ。

注)記事を見る限り、au の GPS は従来 Assisted GPS で、Standalone GPS には対応していないようだ。DoCoMo の場合、一部機種は単独測位方式に対応している(対応コンテンツ一覧)。
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地図のリアルタイム更新技術

2007-05-21 17:22:19 | 位置情報・地図
地図データの差分更新システムを開発~リアルタイムな地図情報提供をめざして~ (ニュースリリース)
新丸ビルもすぐにカーナビ検索が可能?――昭文社が地図データのリアルタイム更新技術を開発 (ITmedia)

 昭文社は5月16日、地図のリアルタイム更新技術を開発したと発表した。
 地図データにあるオブジェクト単位で、データを更新できる技術とのことだ。さらに未来情報の配信(予めデータを配信しておき、指定日時に反映)もできるという。これにより建物が建ったら即更新・・・といったことができるそうだ。なお更新対象となるデータベースには、地図そのものだけではなく例えば名称や POI(検索条件)も含まれる。

 リリースを見ていると対象地域をこの差分情報に対応できる「空間データベース」を構築し直さないといけないように見えるのでそれはそれで大変だろうが、一旦構築してしまえば、昭文社の地図を利用している企業の地図情報は更新が素早くなる。
 今後、例えばカーナビの差異化技術として地図情報を素早くアップデートする、ということが考えられるが、そう言った用途で一般ユーザーも恩恵を受けられそうな技術だ。
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Galileo計画修正

2007-05-21 17:21:44 | GPS
欧州版GPS、民間資金を断念 EUなどが肩代わり (asahi.com)
EU版GPS「Galileo」本格スタートには公的援助が必要,ECが計画を修正 (ITpro)

 欧州版の GPS である Galileo は何度か先行きの不透明さが報じられていた(前回の記事参照)が、asahi.com によると民間からの資金を断念し、公的負担で肩代わりすると決めたとのことだ。また、本格開始時期は2012年以降とする。これら修正案は6月に正式決定されるとのことだ。

 以前も記載したように、せめて GPS とのハイブリッドにより測位精度の向上などのメリットが出てくれれば、一般ユーザーとしてはありがたい。
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「キョリ測」機能強化

2007-05-21 12:42:15 | 位置情報・地図
マピオンの『キョリ測』がもっと楽しく、もっと便利にバージョンアップ! (ニュースリリース)
マピオン、複数ルート表示など「キョリ測」の機能強化 (INTERNET Watch)
地図クリックで距離が分かる「キョリ測」に複数ルート比較機能 (ITmedia)

 サイバーマップ・ジャパンは5月17日、マピオンのサービスで提供している「キョリ測」の機能強化を行ったと発表した。
・複数ルートの同時比較
 画面左上に三色の■があるので、これで選択。
・カスタマイズ機能の強化
 歩行速度だけでなく、「ジョギング」「自転車」「自動車」が設定可能
・キャラクターによるルート再生機能
 キャラがちょこちょこと歩く。

 とのことだ。また「2007年夏以降に大規模なバージョンアップを予定」しているとのことで、アンケートを実施中らしい。


 キョリ測は、ちょっとルートの距離を測定したいときによく使っている。Mapinon の地図は見やすく使い勝手がよいので、使う気になる。

 今後の機能アップだが、
・ルート再生の移動する速度を設定できるように。
・次の設定ポイントを選んだときに、自動的に道のあるルートをなぞってくれるようなモードを追加。徒歩用、自動車用の設定が可能。
などだろうか? アンケートに書いてみようかと思う。
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ナビタイムインタビュー記事紹介

2007-05-18 17:17:39 | GPS
GPS搭載義務化を追い風に、急成長するナビタイムジャパン (ITmedia)

 神尾氏によるナビタイムへのインタビュー記事。

 インタビューによると、ナビタイムジャパンの優位性はルートとデータベースとのことだ。わたしも NAVITIME およびドライブサポーターのユーザーで、このことを実感している。
 複数のサービスを試したが、NAVITIME を選んでいる理由は、まず検索対象となるデーターベースが豊富なこと。他社と比べると抜きんでていて、一旦 NAVITIME を使ってしまうと他社の検索機能は不便で使えなくなってしまう。また検索したルートはとりあえず大きな間違いは無く、信頼して使っている。あとは特にドライブサポーターのユーザーインターフェースが改善されればうれしいのだが、まぁ及第点ではある。

 今後は、大規模ショッピングセンター内の情報を増やすことを一例として挙げている。しばらく前に NAVITIME を使ったとき、ショッピングセンターの情報(と言っても店舗情報で道案内ができるほどではない)が比較的詳しく出てきて驚いたことがあるのだが、これもその一部なのだろう。
 ところで、この中で「モーションセンサー搭載の携帯電話が増えると予想されますので、そうするとGPS情報が取得できない施設内でも自立ナビゲーションが可能になる」(記事)との指摘がある。これは興味深く感じた。今のところ加速度センサーを用いて位置情報を更新するナビサービスは無いと思う。しかし 904i で「直感ゲーム」なるものが発表されたことからも、例えば DoCoMo FOMA でも今後は加速度センサーなどで端末の動きを検知する手法が一般的になるのかもしれない。ナビタイムジャパンでは既に、ケータイ向けに加速度センサーを加味した位置測定技術を開発しているのだろうか。

 インタビューの最後では、「総合的な位置情報ポータルとして、さらなる進化を目指す」(記事)として、今後の展望についての話題となっている。今後は、「どこに行ったらいいか」を提案する機能や、海外にもつながる国際経路探索も可能にしていきたいそうだ。

 わたしも使用しているナビタイムジャパンのサービスが今後どのように発展し、そしてどのように他社からの優位を保ち続けるのか。今後も興味はつきないところだ。
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EZ助手席ナビの機能強化

2007-05-17 23:08:05 | GPS
「EZ助手席ナビ」の機能強化についてニュースリリース
KDDI、「EZ助手席ナビ」に車の燃費管理を行なえる新機能などを追加 (ITmedia)
au、「EZ助手席ナビ」にガイド一覧やオートリルート機能を追加 (ケータイWatch)

 5月17日、KDDI とナビタイムジャパンは EZ 助手席ナビの機能強化を発表した。24日からの提供となる。

 強化点は、
・ガイドモードの追加(目的地までに通過するガイドポイント・料金所の支払い料金・サービスエリアなどの施設情報が一目でチェックできる)
・定期的に渋滞情報を加味してのオートリルート(ケータイWatchによると10分ごと)
・声de入力に対応
・「ecoマネージャー」(自分の車の燃費管理やCO2排出量の計算)
だ。

 FOMA 版 NAVITIME/ドライブサポーターのユーザーとしては魅力的な機能が追加されていて、うらやましい。声de入力は au 独自の機能なので仕方無いとしても、ガイドモードと定期的オートリルートは FOMA 版 NAVITIME/ドライブサポーターにもすぐにでも欲しい機能だ。

 今のところ、FOMA 版ドライブサポーターでは、同乗者にお願いしての手動オートリルートを定期的にやらざるを得ない。そうしないと最初に検索したときのルート情報をずっと保持し続けてしまうのだ。これが結構面倒なので、10分ごとのオートリルート機能は追加して欲しい。
 また、ドライブサポーターは高速道路走行時には不便な簡易表示のモードに自動的に切り替わってしまう。地図も見えなければ渋滞情報も事故情報も見られない。これが EZ 助手席ナビのようにガイドモードを搭載してくれれば、対象は便利になるだろう。

 そういえば、そろそろ 904i の発売時期だ。これに併せて、FOMA 版もアップデートしてくれないだろうか?
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位置情報をオフィスに

2007-05-15 12:31:15 | 位置情報・地図
位置情報を活用したモバイルオフィスソリューションに関する共同検討および実証実験を開始 (NTTドコモプレスリリース)
ドコモとコクヨ、オフィス内の位置情報を活用した実証実験 (ケータイWatch)
NTTドコモとコクヨオフィス、位置情報を利用したオフィスコミュニケーションサービスを共同実験 (ITmedia)

 NTTドコモとコクヨオフィスシステムは5月14日、位置情報を活用したオフィスでの実証実験について発表した。
 無線LAN搭載のFOMA端末を利用しオフィス内での位置情報を取得、これを用いたソリューションを提供するという。将来的にはGPS機能も併用することを考えているそうだ。

 位置情報を利用して、例えば、
・会議室で一緒にいることの多いメンバーを表示する。
・連絡の取りたい人の場所から状態(会議中など)を把握し、適切なコミュニケーション手段(会議中だからメール)などを定時。
・予め顔を合わせて打ち合わせをしたいメンバーの予約をしておくと、メンバーの手が空いたとき(自席に戻ったときか?)に打ち合わせを設定。
・会議室などがいつ使われているかをリアルタイムに把握。
などができる。

 測位システムとしては単純で、測位サーバを設置するとともに、要所要所に無線LANによる測位ユニットを設置すればよい。


 便利そうではある。例えば会議中にキーとなる人に電話がかかってきて会議が進まなくなる、などが少なくなる訳だ。
 ただあまりに細かく自分の位置を管理されたり、誰と一緒にいるかを知られたりすることになれば、仕事とは言え息が詰まりそうな気もする・・・
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