ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

N905i購入2

2007-11-30 12:57:15 | 携帯電話など
 N905iを購入した。
 前回の大まかな印象に続き、今回は同じように大まかな印象だが、カメラについてだ。

 N905iは、N903i/N904i(カメラのスペックは両方同じらしい)と比較すると、明るい屋外については大きく進歩しているという印象だ。
 屋内や暗い場所については旧機種との比較はしていないが、N905i は暗い場所ではかなり画質が落ちる。ただし手ブレ補正機能をオフにすると改善する。

 まずは明るい屋外について。
 N905iでは最高の5Mピクセルで撮っても、若干粗さはあるものの、十分見られる画質だった。905i の他機種並に画素数を落とせば、いい勝負にはなるのではないだろうか?
 N903iのカメラは3Mピクセルだが、正直なところ3Mで撮ると油絵調のかなり粗い写真となってしまっていた。この N903i とは非常に大きな差がある。

 問題は暗い場所だ。今回は夜の室内で蛍光灯をつけて試してみた。
 撮った写真を見ると、非常に粗くべったりとした感じがあり、また色ノイズが盛大に出ている。かなりがっかりする画質だ。
 ここで手ブレ補正機能をオフにしてみると、べったり感や色ノイズがかなり改善される。シャッター速度を見ると手ブレ補正機能オン時の半分となっていた。手持ちのデジカメと比較してみると、このときの ISO 感度は 400 程度らしい。
 手ブレ機能をオフにして画質が改善したのはいいが、手ブレが起きやすいだからこそ手ブレ補正機能が使いたい訳で、これではちょっと困る。機能の改善を望みたいところだ。


 ところで、2軸回転スタイルを採用したことで、写真の撮り方が変わった。普通の「通常スタイル」で撮ると縦長の写真が、回転させて「ヨコスタイル」にすれば横長の写真が撮れる。当たり前と言えば当たり前だが、使いやすそうだ。

 その内に、N905i の写真をアップしたい。

(追記)
 とりあえず室内版。クリックするとウェブアルバムで見ることができる。ウェブアルバムでは虫眼鏡マークを押すと等倍で見ることができる。できるだけケータイの位置を変えずに撮影した。手ぶれ補正有りのものが若干ビール缶が大きいのは、手ぶれ補正を実現するために周囲を捨てているためと思う。
 手ぶれ補正有りはエッジ処理が強すぎる感じだ。


(N905i手ぶれ補正無し)


(N905i手ぶれ補正有り)


(N905i屋外)
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N905i購入1

2007-11-29 17:48:42 | 携帯電話など
 N905iを購入した。
 N903iを使用していて T9入力とニューロポインターに慣れてしまい、これを使い続けたい。ということで、905i の中では N905i しか選択肢は無くなってしまった。ワンセグはいらないので本当は N905iμがよかったのだが、ニューロポインターが無いのでやむを得ず N905i とした。
 地図ソフトとフルブラウザアプリにはニューロポインターは便利だ。


 N903i と比べて非常に好印象だったのは、

・iアプリが、画面をフルに使えている。
 N903i では上下にアプリの使えないエリア(アンテナ表示や、下部の何も使っていない1行分、ソフトキー表示など)があったが、N905i(というより905iシリーズ?)では全画面をアプリが使えるようになった。かなり広くなり、これは便利だ。
・WVGA 対応が進んだ。
 N903i から始まった VGA 液晶は、N903i では一部の用途でしか活かせずメールなどは QVGA 相当なっていたが、N905i でほぼ WVGA 対応がされている。
・やはり HSDPA は速い。
・ニューロポインターの操作感がよくなったような気が?
・タブ対応のiモードブラウザ。
・キーが押しやすくなった。


 ちょっと・・・という点は、

・全長が長くなった。
・Felica の接触部が、カメラレンズ付近に移動してしまった。(液晶面裏が使いやすかったのだが)
・若干キー配置が変わった。まぁこれは慣れの問題か。
・カメラは5Mだが、画質については確認中。オートホワイトバランスの傾向は N903i と同じようで、ちょっと青っぽいか。ケータイ液晶の色味の問題? またノイズが目立つ場面が見受けられる。
・カメラ顔認識の認識率はイマイチ。ちょっと斜めを向くと外れるようだ。ただ、カメラを起動すると勝手に人を追い始めるので、使っているとおもしろい。
・ワンセグのコントラストが高すぎるような・・・? 字幕は綺麗。
・バックライトの自動調光機能が、頻繁に効きすぎる?


 N903i と比べるととにかく画面の広さが印象的で、これでフルブラウザアプリやプリインストールの「地図アプリ」を使ってしまうと、もう N903i には戻れない。GPS・地図好きとしてはこれは非常に大きな差で、これだけでも買い換える価値はあったと思う。

 ただ画面の広さを活かせているiアプリはまだ一部のようだ。例えば常用している NAVITIME は今でも WVGA 広さを使い切れていないため、かなり残念だ。正直 905i からは全機種 WVGA 対応になったので、期待していたのだが・・・
 ちなみに NAVITIME はスマートフォン対応などかなり精力的に開発を進めているが、反面 DoCoMo 向けでは N903i, N905i を使ってみると、ゼンリン地図アプリに比べるとケータイの機能を生かし切る点では細かいところに手が届いていない、もしくは対応が遅い。また au 版に比べると機能向上が遅く、例えば渋滞のリアルタイム反映もようやく 905i 版で対応となった。今はまだ NAVITIME の方が使いやすいのでそちらを使っているが、このままではドコモとゼンリンの提携もあり、NAVITIME の利用者が流出してしまうかもしれない。


「地図アプリ」はメニュー構成が変更されている程度で、使ってみた感触は「ゼンリン地図+ナビ」そのものだ。NAVITIME ほどの使い勝手は無いと思っているが、まぁ悪くは無い。90日間は無料で使え、それ以降は有料のマイメニュー登録をしないと一部の機能しか使えなくなる。また渋滞情報の利用は登録をしないと使えない。90日以降登録しなくとも基本的な地図表示は使えるようだが、使い続けるのならば登録したいところだろう。
 ちなみに「イマドコサーチ」などの結果が「地図アプリ」で使えることがアピールされている。「イマドコサーチ」で試してみたが、地図表示に対応したアプリであれば結果を渡せるようだ。

 また、なぜか Google Maps のモバイル版がプレインストールされている(N905iμ、F905iにもあるそうだ)。これも全画面を活かす地図ソフトだ。もちろんニューロポインターにも対応している。ただ GPS に対応していないため、簡単に自分の位置を表示させることはできない。「地図アプリ」とどう使い分けるのかよく分からないが、海外地図閲覧には使えそうだ。



 ところで。おサイフケータイの機種変更が非常に面倒だ。「iCお引っ越しサービス」はあるが、対応・非対応のサービスがドコモショップのマニュアルを見ても不明な上、ドコモショップの店員さんが「機械で実行するので、お薦めできません」と言う。客が実行するので、誤操作を恐れているのかもしれない。
 そう言われては使う気になれないので、各サービスの機種変更機能を使っていちいち移した。サービスごとに番号だのパスワードが必要でケータイでは面倒な上に、引っ越し料を取るサービスまであった。もう少し何とかならないだろうか。


 しばらく使ってみて、いろいろ書いてみたい。
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GPSレポート記事紹介など

2007-11-19 17:28:19 | GPS
モバイルでGPSデバイスを使う (PC Watch)

 PC Watchに連載されている PDA レポートの1つとして、「モバイルでGPSデバイスを使う」というレポートが書かれている。
 GPSの仕組み、GPSを使用したデバイス、PDAとGPS受信機について、ログ取り(文中ではトラッキング)用のGPS受信機について、そして最後に使用感が書かれていて、これらに興味のある方にはとても参考になるレポートだと思う。


 わたしの場合は以下のような組み合わせで使っている。

 PDAに組み合わせるGPSは「コメットCF/3」(HOLUX GR-271)。SiRFstarIII 搭載で薄型の GPS 受信機だ。PDA 側のソフトウェアは Pocket Mapple Digital。レポートの筆者は Bluetooth GPS を使用しているとのことだが、わたしは PDA 側に Bluetooth が無いので、CF カードタイプを利用している。
 ただし、これは今はほとんど利用していない。やはり動作時間が最大のネックだ。ログ取りのために電源を入れ続けておくことはできない。以前は現在地確認に利用していたが、PDAを取り出し電源オンから測位が完了するまでにはどうしても時間がかかってしまうので、使わなくなってしまった。
 今ではこの用途では DoCoMo の携帯電話を利用しているが、念のために PDA を持ち歩くこともある。また Pocket Mapple Digital は PC 版の Super Mapple Digital とスポット情報が共有化できる。PC での地図閲覧は Super Mapple Digital を使い目的地の確認をすることが多いため、それを持ち歩く意味もある。とは言っても最近持ち歩いたPDAを実際に使ったことはほとんど無いのだが・・・


 ケータイのGPSというのは非常に便利だ。アプリは NAVITIME を利用しているが、検索機能も豊富であり、PC とケータイでスポット登録を連携させたりできる。スポット登録数がちょっと少ないのが欠点だと思うが、逆に一回の旅行分を一時的に登録しておくにはちょうどよい数かもしれない。
 測位も速く、地図もネットワークを経由して取得するため予め用意しておく必要も無い。とても便利なのだが、(DoCoMoの場合)圏外では使えないのが最大の欠点だ。


 トラッキング用の GPS 受信機としては eTrex H を利用している。これはレポートの筆者と似ている。少し前まで Foretrex 101 を利用していたのだが GPS 感度がさほど良くないので、高感度版の eTrex H に乗り換えた。ただトラッキング専用としては大きすぎるため、Foretrex 101 の高感度版(電池のもちはそのままで)が欲しいところだ。
 レポートの筆者は受信環境が良くなるようにと「ショルダーバックの肩紐に携帯電話用のケースを付けて肩の上にデバイスが来るようにして持ち歩いている」そうだ。わたしは Foretrex101 を用いていた頃は同じように受信状態が良くなるように気にしていたが、高感度の eTrex H を利用するようになってからは気にしなくても問題無く利用できる。

 レポートの筆者は後で思い出したいスポットの記録に WayPoint をよく利用しているとのことだ。わたしはそのような用途ではスポットの写真を撮り、後で、トラックログと写真の撮影時間から撮影位置を推測する、方法を使っている。WayPoint は簡易ナビゲーションを使うときに登録している。例えば現在地を登録し、歩き回ったのちにそこへ戻ってくるような利用方法だ。

 PC 側のソフトウェアは、もっぱらカシミール3Dを用いている。基本的にはこれを用いてトラックログを取り出し、カシミール 3D の形式(.gdb)で保存している。別のツールに渡すときには gpx 形式で書き出すことができる。
 また「トラックログと写真の撮影時間から撮影位置を推測する」ためにもカシミール3Dを使用している。

 トラックログは撮影位置の推定に利用するだけでなく、地図に重ね合わせて見るのも楽しい。これはカシミール3Dでも可能ではあるが、わたしの場合は Super Mapple Digital に取り込んで利用している。これにより Super Mapple Digital の詳細な地図でトラックログを見ることができ、なかなかに楽しい。
 ただ海外のトラックログを見る場合は Super Mapple Digital は使えないので、その場合は今のところ trk2googlemaps&kml を利用している。これにより Google Maps API を利用しトラックログを載せた地図をお手軽に作ることができる。もちろん海外だけでなく国内地図も利用可能であり、また誰かに見せるときに非常に便利なツールだ。
 その他、レポートの筆者が使用している GPSBabel も時たま利用している。


 GPS を楽しんでみたいなら、レポートの筆者のお薦めはトラッキング専用の GPS 受信機ということだが、わたしもそのように思う。小型がよければ Foretrex 101 か Geko 201。高感度なら eTrex H、もしくは eTrex Venture HC(これは地図表示にも対応)あたりがいいと思う。
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Broadzone BZN-500発売

2007-11-17 18:24:59 | 位置情報・地図
BZN-500

Broadzone から、迷WAN EVO BZN-500 が 11月15日に発売された。ただし商品の詳細紹介ページはまだ無く、11月10日のプレオープン状態のままだ。22日に正式オープンらしい。

 最大の特徴は従来機に比べての小型・軽量化だろうか。BZN-430 が147×83×26mm, 272g であるのに対し、BZN-500 は118.9×80.4×16.9mm, 184g だ。また、内蔵電池の着脱が可能だ。
 地図は、従来機ではゼンリンであったのに対し、インクリメントP製となっている。PND で重要な GPS 感度については従来機同様 SiRFstarIII であるので、大きな問題は無いだろう。
 使い勝手の上で問題となる検索対象数は、住所3400万、電話番号820万。これだけ見れば十分だが、残念ながらジャンル検索40万、施設名検索140万と BZN-430 と比べるとスペックダウンだ。このあたりは地図ソフトが変更になったために、どの検索に力を入れるのかが変わったのだろう。
 気になるのはオービス対応だ。BZN-500 では対応が明記されていないところを見ると、非対応であるのかもしれない。
 価格は、おおよそ59,000円。ちなみに BZN-430 は4万円台で出ているお店もある。


 型名から言えば BZN-430 の後継のようにも見えるが、機能的には BZN-430 とさほど変わらない。今までとは違う本体を売るついでに搭載地図ソフトを変えたと言った感じで、世代的には同一だろう。
 とすると、BZN-500 の販売意図はよく分からない。まぁ OEM 元が違うのであろうから、ユーザーとしては、異なるメーカーの最新機種として考え BZN-430 と BZN-500 を見比べて、好きな方を選ぶのがよいのだろう。
 商品紹介ページの正式オープン後、再度両者のスペックを見比べてみたい。

 ところで、PND の動向から見れば、今回搭載されているインクリメントP製の地図が気になるところだ。これは Mio C523 などに搭載されているインクリメントPソリューションの後継なのか、独自のものなのか。従来のインクリメントPソリューションは検索機能が他メーカーに比べてかなり劣っていたが、BZN-500 搭載のものは住所は何とか住所検索数は他社並み、施設名検索数もそこそこになっている。ちょっと注目していきたい。
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nuvi250発売

2007-11-14 08:11:50 | GPS
nuvi250

いいよねっと製品情報
いいよねっと、ガーミンのコンパクトポータブルナビnuvi250日本語版を発売 (マイコミジャーナル)

 11月13日、GARMIN社のPND、nuvi250の発売が開始された。標準小売価格は39,800円だ。
 3.5インチディスプレイ、98 mm x 75 mm x 20 mm、148g、バッテリ持続時間は4時間。
 ナビとしての機能は、1/25,000地図、住所検索2,000万件、電話番号800万件。メモリ容量については公開されていない(nuvi360は2GBと公開)。オービスデータにも対応(665箇所)。別売りSDカードの購入により海外でも対応可能。

 スペックを見た限りではnuvi360の機能縮小版で、ナビゲーションの基本機能はそのままに、
・電池の持ちが短い
・bluetooth に非対応
となったようだ。また、「高感度GPS」であることはうたっているが、SiRFの名前は出ていない(nuvi360はSiRFstarIIIと明記されている)。
 GARMINのサイトを見ると、nuvi360は道名称の音声読み上げがあるがnuvi250は無かったりと、若干の差異があるようだ。ただしこれは海外版の話で、日本版ではどうなっているかは不明だ。またGARMINサイトではヘッドフォンジャックが無いように見えるが、IDA ON-LINE のスペック説明では有ることになっている。いいよねっとで製品カタログがまだダウンロードできないため、詳細は不明だ。

 日本のnuviシリーズは日本用のナビゲーションの基本機能はきちんと押さえつつ、別売りSDカードの購入で海外用にも対応できてしまうところがすごいところだ。
 nuvi250は価格も安く、魅力的な機種の1つであると思う。

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eTrex HCx 地図つき日本語版登場

2007-11-11 23:59:47 | GPS
eTrex Vista HCx 日本語版  eTrex Legend HCx 日本語版

 パソコンGPSショップのページを覗いてみると11/11付けで更新されており、eTrex Vista HCx 日本語版eTrex Legend HCx 日本語版が追加されていた。今注文すると、1週間~10日で納入されるそうだ。(ショップによっては10月末から予約を開始していた)
 これらはGARMIN 社の日本語版最新型のハンディGPS機であり、型番から分かるように、高感度・カラー・microSD 対応の機種となる。Legend は電子コンパス・気圧計無し、Vista が電子コンパス・気圧計有りのバージョンだ。
 価格は Legend が79,800円、Vista が99,750円。春先の eTrex Legend Cx/Vista Cx の価格と同一となっている。


 GARMINの高感度GPS搭載機も、ようやくラインナップが整ってきたようだ。
 地図有り日本語版では、上に挙げた eTrex Legend HCx, eTrex Vista HCx。
 地図有り英語版では同様に eTrex Legend HCx, eTrex Vista HCx、これに加え eTrex Venture HC と eTrex Summit HC がある。後者の Venture と Summit は電子コンパス・気圧計の有り無しのバージョンだが、両者ともに microSD スロットを搭載しない。Venture, Summit という昔からの愛称でありながら従来とは位置づけが異なるので、注意が必要だ。
 これに加え、地図無し英語版の eTrex H があり、高感度のモノクロ版では唯一の機種となる。実際の使用感からすると、他に保有している Foretrex101 と比較すると UI に古さが感じられるので、この eTrex H のみは旧機種からの高感度対応であると推測される。駆動時間もカラー版と比べて短い。
 予算の問題になってしまうが、高感度機を検討する場合は eTrex Venture HC よりも上を検討するのがよさそうだ。
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Picasaウェブアルバムで地図を表示させてみる

2007-11-08 01:09:19 | 位置情報・地図
「Picasa ウェブ アルバム」が緯度・経度情報に対応、地図上に写真を表示 (INTERNET Watch)
Google、ウェブアルバムで位置情報と地図を連携 (ケータイWatch)
「Picasa ウェブ アルバム」が緯度・経度情報に対応、地図上に写真表示 (BroadBand Watch)

 Googleは10月31日、Picasa Web Album で緯度・経度情報をサポートしたことを発表した。Google Maps 上で表示させたり、Google Earth と連携させたりすることができる。
 正直なところ Google Maps / Google Earth を持つ Google なのにこのような機能が無かったのが不思議なくらいなので、やっとか、という感じだ。


 Picasa Web Album で写真に緯度経度を付加するには、
・Exifで位置情報をつけた写真をアップロードする。
・アップロードした写真に、位置情報を付加する。
という2つの方法がある。
 なお、アップロードした写真に位置情報を付加しても、写真データそのものには位置情報は付加されないようだ(写真をダウンロードしてみると、Exif の位置情報は無い)。


・Exifで位置情報をつけた写真をアップロードする。
 これはそのままで、Exifで位置情報を持つ写真を Picasa Web Album にアップロードするだけだ。なお写真に Exif 位置情報をつけるには、GPSつきケータイを利用する、SONY GPS-CS1K 付属ソフトやカシミール3Dなどのツールを利用する、などが考えられる。
 アップロードするだけで他には何もすることは無く、自動的に Picasa Web Album で位置情報が参照できるようになる。

・アップロードした写真に、位置情報を付加する。
 こちらは位置情報を持たない写真をアップロードし、後で位置情報を付加する方法だ。
 Picasa Web Album で、「マイ フォト / My Photos」からアップロードした写真を選択する。画面右下に「写真の場所 / Photo Location」というエリアがあり、その中に「場所の編集 / Edit location」というリンクが表示されているのでこれをクリックする。すると Google Maps の画面が出てくるので、地図をドラッグして移動し、シングルクリックでポインタを置く。最後に画面下にある「Save Locaion / 一を保存」をクリックすれば終了だ。なお地図移動の際には「位置を検索 / Find location」で場所の検索もできる。Picasa が英語表示になっていても、日本語での検索も可能だ。


 位置情報を付加すると、写真を表示させたときの「写真の場所 / Photo Location」に Google Maps による地図が表示される。日本を表示させた場合は ZERNRIN 地図の日本版が利用され、非常に見やすい。
 個々の写真を表示させた場合はその場所が Google Maps で表示される。アルバムを表示(View Album)した場合にはそのアルバムに含まれる写真の場所が複数のポインタで表示される。双方ともに「アルバムマップの表示 / View album map」のリンクが表示されていて、これをクリックするとアルバムを大きな地図画面で楽しむことができる。
 さらに、「アルバムを表示画面 / View Album」もしくは「アルバムマップの表示 / View album map」画面からは「Google Earth で表示 / View in Google Earth」のリンクが表示され、これをクリックすると KML をダウンロードして Google Earth に渡すことができる。


 実際にやってみたので、ご覧いただければと思う。Hirakei_memoのアルバムだ。IMG_3662.JPGはカシミール3DでExif情報をつけたもの、IMG_8810.JPGは Picasa Web Album 上で位置情報をつけたもの、IMG_8858.JPG は位置情報が無いもの、だ。

 ちょっと分からないのは、Picasa Web Albumの設定にある「Exif 位置情報を使用します。」だ。特に設定しなくとも反映されているようなのだけど・・・
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