ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

最近よく見かける、コロプラの記事

2010-02-28 19:12:41 | GPS
コロニーな生活☆PLUS

 最近、位置関連のニュースを追いかけていると、位置情報をゲームと結びつけたサービスの記事をよく見かけるようになった。例えば「foursquare」「Gowalla」「MyTown」が挙げられる。
 日本国内のサービスでは、「コロニーな生活☆PLUS」(通称コロプラ)の記事を特によく見かける。次は「ケータイ国盗り合戦」だと思うが、メディアへの露出で言えばコロプラは圧倒的だ。最近では1/26のテレビ東京・ニュースモーニングサテライト、2/23にNHK朝のニュースでも取り上げられていたほどだ。
 公称ユーザー数は2/12現在で88万人(ニュースリリース)だ。現在コロニー数だけで言えば、100万を超えたらしい。

 最近記事を書いていなかったこともあるので、ここでわたしの把握しているここしばらくのコロプラの記事一覧を作成してみた。11月と2月には朝日新聞のサイトでも取り上げられている。

「コロニーな生活」に実在店舗のお土産アイテムが登場 (ケータイWatch) 3/25
大人がハマるケータイゲーム「位置ゲー」、その魅力とは (CNET) 4/17
創業9カ月のベンチャーと合計694年の老舗が連携--ケータイゲーム「コロプラ」 (CNET) 6/11
収益源は「寄付」、個人情報は「一切取らない」--ケータイゲーム「コロプラ」の不思議な魅力 (CNET) 6/17
コロプラとJRC、モバイルゲームと連動した九州旅行の実証実験ツアーを実施 (CNET) 7/31
「コロプラ」と「菊正宗」が提携 (当blog) 8/24
位置ゲー「コロプラ」、実店舗販促「コロカ」対応拡大 (ケータイWatch) 9/10
「コロプラ」にEdyで投げ銭が可能に (ITmedia) 9/12
観光業界が注目する位置情報ゲーム、「コロプラ」バスツアー (ケータイWatch) 9/15
ケータイ持って旅に出よう--リクルート、位置ゲー「コロプラ」ツアー開催 (CNET) 9/18
コロプラとJR九州が「位置ゲー」でコラボ、乗り放題きっぷも (ケータイWatch) 10/30
位置ゲー「コロプラ」、「コロカ」対応店舗拡充 (ケータイWatch) 11/2
位置ゲーのコロプラとJR九州が提携 (当blog) 11/8
コロプラで「九州一周塗りつぶし位置ゲーの旅」 ほか (INTERNET Watch) 11/12
GPS携帯ゲームで千客万来? 驚く地方の土産店 (asahi.com) 11/16
コロプラ、天然水販売店で「コロカ」など配布 (ケータイWatch) 11/20
“位置ゲー”のコロプラ、天然水のマザーウォーターと提携――マザーウォーター店舗で「コロカ」を配布 (ITmedia) 11/21
60万人の旅行好きがハマった 携帯ゲーム“位置ゲー”とは? (ITmedia) 11/27
携帯GPS使う「位置ゲー」 出張多いビジネスマンに人気 (J-CAST) 12/13
有田焼の老舗を救った携帯ゲーム (CNET) 12/17
携帯ゲームで町興し! 地方に奇跡を起こす「コロプラ」のスゴさ (東京ウォーカー) 12/29
位置ゲー「コロプラ」、提携店舗に月1万人以上のユーザーが来訪--提携先も拡大 (CNET) 1/8
位置ゲーのコロプラ、4県で「コロカ」提携店舗を追加 (ケータイWatch) 1/8
コロプラ、「コロカ」の提携先を4店舗追加 (ITmedia) 1/9
位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫 (ITmedia) 1/9
位置情報ゲーム とは (ケータイWatch) 1/12
コロプラ提携店舗、月間1万人以上が来店 (ITmedia) 1/12
コロプラ、モバゲータウンで位置ゲー「コロニーな生活♪peace」の提供を開始 (CNET) 1/21
“位置ゲー”のコロプラ、モバゲータウンで「コロニーな生活♪peace」を提供 1/22
foursquare、 MyTown、ケータイ国盗り合戦 2010年はジオメディアの年? (はてなブックマークニュース) 1/23
日本を元気に!“位置ゲー”のコロプラが止まらない (Tech総研) 1/26
「コロプラ」ツアーで岩手制覇 JTBが発売 (ITmedia) 2/12
コロプラ、JTBやリクルートと旅行事業「コロ旅」 (ケータイWatch) 2/12
“位置ゲー”と“リアル旅行”が連携――JTBの「コロ旅」 (ITmedia) 2/15
携帯発「弾丸ツアー」 ゲームのコロプラと旅行大手提携 (asahi.com) 2/15
コロプラ、位置ゲーと連動した旅行サービス「コロ旅」を開始--JTB、リクルートと共同で (CNET) 2/15


 このように見ると、
・3/10時点では、10万5000人。「ケータイ国盗り合戦」や本田技研工業の「ケートラ」とともに紹介されていた。
・3月に実店舗の石田屋「日光甚五郎煎餅」との提携を開始。
・6月に「コロカ」を用いての実店舗との連携を開始。このときは「栃木の石田屋」「佐賀のしん窯」「神奈川の茶加藤」「石川の宮本酒造店」と連携。
・7月に九州バスツアーを発表、8/29と9/12に実施。
・バスツアーが記事になり、コロカとしん窯が取り上げられる。
・コロカ提携店舗が増え、その集客力にニュースとして取り上げられることが増える。
・10月にJR九州との提携を発表。さらにニュースとして取り上げられることが増える。
・11月には朝日新聞のサイトに掲載。その他複数のニュースに取り上げられる。
・1月にはニュースモーニングサテライトに取り上げられる。
・2月にはコロ旅を発表。ユーザー数は88万人に。
・2月にはNHK朝のニュースに取り上げられる。
といった具合に、コロカの開始と実店舗との連携、そしてその集客力により認知度が上がりユーザー数が増加したようだ。

 私自身はケータイ国盗り合戦のユーザーでコロプラユーザーでは無いのだが、GPS・位置情報好きとしてコロプラがどうなっていくのか、注目している。
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GPS搭載デジカメ、SONY「DSC-HX5V」とPanasonic「DMC-TZ10」

2010-02-28 09:32:53 | GPS

世界初フルハイビジョン動画撮影(1920×1080/60i、AVCHD)を実現 大画面テレビでなめらかな動画再生が楽しめるなど デジタルスチルカメラ “サイバーショット” 3シリーズ5機種 発売 (SONYプレスリリース)
ソニー、GPS搭載・AVCHD対応の「サイバーショットDSC-HX5V」 (デジカメWatch)


GPS機能を搭載した世界最小広角25mm光学12倍ズーム デジタルカメラ LUMIX DMC-TZ10発売 (Panasonic ニュースリリース)
パナソニック、GPS機能搭載の12倍ズーム機「LUMIX DMC-TZ10」 (デジカメWatch)

 コンパクトデジカメ2010年春モデルに、2台のGPS搭載機が登場した。
 SONYの「DSC-HX5V」と、Panasonicの「DMC-TZ10」だ。両機種ともに3月5日の発売となっている。価格は「DSC-HX5V」が44800円、DMC-TZ10が46800円(家電量販店価格)だ。
 価格も発売日も似通っている、GPS搭載デジカメ2機種。非常に興味のあるカメラだ。もうすぐ発売日であることもあり、ちょっと書いておきたい。

「DSC-HX5V」は25mm~250mm(35mmフィルム換算)、F3.5~5.5。1020万画素。102.9×57.7×28.9mm、133g。
 裏面照射型CMOSセンサーによる高感度、スイングパノラマ、フルハイビジョン(AVCHD)動画撮影。GPSだけでなく電子コンパスも搭載。SONY製だがSDHCカードにも対応。「TransferJet」搭載メモリースティックにも対応。

「DMC-TZ10」は25mm~300mm(35mmフィルム換算)、F3.3~4.9。1210万画素。103.3×59.6×32.6mm、196g。
 ハイビジョン(AVDHD Lite)動画撮影。超解像技術による高画質化。位置と地名のデータベースを内蔵し、カメラ本体のみでランドマーク名や国名などとマッチング可能。メモリカードはSDXCまで対応。

といったあたりが特長だろうか。スペック的にも、性格の似たデジカメだ。
 デジカメとして無難なのは何となく「DMC-TZ10」かなぁ、という印象がある。なんとなく、で確たる理由は無い。ただ「DSC-HX5V」のフルハイビジョン動画、スイングパノラマ、高感度、はコンパクトデジカメとしては魅力的な機能だ。

 GPS搭載機として見ると、断然「DSC-HX5V」だ。それは、
・GPSユニット、デジタルビデオカメラ、パーソナルナビ(PND)でGPS搭載機の実績があるメーカーであること。
・電子コンパス搭載により撮影時の向きも記録できること。
・PCとの連携で測位時間の短縮技術を搭載していること。
が挙げられる。
 なお「PCとの連携で測位時間の短縮技術」はGPS測位のための補助情報をPCで取得してDSC-HX5Vに転送する機能だ。


 一方、位置情報をつけた写真は、せっかくだからその位置情報を活かしたい。それにはPC用ソフトウェアが必要だ。

「DSC-HX5V」には「PMB(Picture Motion Browser」が付属している。GPS-CS3K用のものは使ったことがあるが(GPS-CS3Kレビュー4GPS-CS3Kレビュー5)、地図上と写真を連動して閲覧する点では特に問題無かったように思う。ただし PMB の地図表示機能(マップビュー)は結構処理が重かったので、もう1つの機能である Google Earth 用ファイルの出力機能も使っていた。このあたり、1年経ってどれくらい使い勝手が向上したのか、興味のあるところだ。

「DMC-TZ10」には「PHOTOfunSTUDIO 5.1 HD Edition」が付属している。「地名情報を基に撮影した場所毎に写真を検索・スライドショーが可能」になるとのことだが、地図との連動についてはどうなのか、言及はなかった。

 ソフトウェアの点からも、GPS搭載機としては「DSC-HX5V」は魅力的に思える。




 あとは、雑感など。

 写真を撮ったときに、「いつ」「どこで」撮ったのかという情報は重要だと思う。デジカメになって当たり前のように「いつ」という詳細情報はファイルに記録されているが、「どこで」という情報は多くのデジカメで記録できていなかった。
 フィルム時代から写真に日付を焼き込むということはされており、そういう点ではフィルム時代から大きな進化が無かったと言えなくもない。

 写真データでは、Exif という規格で位置情報を記録できる仕組みはあった。しかしこれを使う仕組みはほとんど見られなかった。
 ニコンの一眼レフでは、GP-1というGPSユニットを接続し、位置情報を記録できるモデルがある。またニコンのコンパクトデジカメでは、2008年9月に「COOLPIX P6000」というGPS搭載機が売り出されている。
 キヤノンの一眼レフでは純正のGPSユニットは無いものの、アクセサリの併用で位置情報を記録できるモデルはある。
 ソニーでは、古くは GPS-CS1K、最近では GPS-CS3K という純正の GPS レシーバーがあった。撮影後に写真の日時と GPS ログを照合させて、位置を割り出す仕組みだ。また、デジタルビデオカメラでは昨年春モデルから HDR-XR520VやHDR-XR500Vなど GPS 搭載機が売り出されていて、現在も後継機が GPS 搭載で販売されている。
 プライバシーやセキュリティの問題をクリアしていれば、写真にどこで撮影したかの情報があると便利そうだということは、特に大きな異論は無いと思う。にも関わらずこれまで普及していないのは、

・電池のもちが悪くなる。
・余計な部品が必要で、お金もかかるし場所も取る。特にGPSアンテナは場所を取りそう。
・GPS測位は扱いづらい。屋内では位置を取得できない。必要なときだけ動かして位置を取得しようとしても位置測定には時間がかかる。ずっと動かしておけば必要なときに位置は取得できるが、電池を食う。
・位置が記録できても見る手段を自分で用意しないと見られない。

などの理由があるだろう。一般的なGPSレシーバーはずっとGPSが動いていて位置情報を取得し続ければよいので作りやすいが、カメラの場合はシャッターを押した瞬間に位置情報が必要でそれ以外のときは不要(=逆に、位置情報を取得し続ければ無駄)である点が難しい。

 この点、ケータイGPSは若干有利だ。通信を使うことにより位置取得に必要な時間を縮めるA-GPS機能が使えるため使い勝手が比較的良い。加えてこのA-GPS機能と高感度なGPSチップを使うことにより屋内で測位ができることもあるし、基地局測位と呼ばれる方法で精度は低いが位置を知ることもできる。また閲覧の点でも例えばドコモケータイでは地図アプリが最初から入っていて、それを使えば簡単に撮影場所を知ることができる。

「DSC-HX5V」は実物を見ていないので何とも言えないところはあるが、
・(恐らくGPS-CS3KやNV-U75並の高感度GPSチップを搭載し、かつ)PC連携で測位時間を短縮する技術を採し、位置情報をつける時点での使い勝手をよくしている。
・PMBを使った地図と写真の連動、Google Earth用ファイル出力などができるソフトウェアを添付することにより、位置情報を見る時点での使い勝手をよくしている。
といった点が見られ、とても興味の沸くデジカメだ。


 ところで。PMA2010で、カシオが興味深いデジカメを展示していた。デジカメWatchの記事に詳しいが、「方位センサーを含むモーションセンサーを導入し、GPSの信号が受信できない屋内などでも、正確な位置情報を記録し続けることができるのが特徴。カメラが移動していないときはセンサーが休止状態となり、バッテリーの消費を抑える仕組み」を持ったデジカメとのことだ。PNDで言うところの自律測位を持つということだろう。
 このアプローチも位置情報をつけるときの使い勝手を良くするものだ。どんな仕上がりになるだろうか、気になるところだ。
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ソニー、防滴コンパクトPND「nav-u NV-U35」

2010-02-27 21:49:09 | GPS


防滴仕様※1で、自転車走行中のルート案内や消費カロリー表示など サイクリングにも適した機能を強化 パーソナルナビゲーションシステム “nav-u” 『NV-U35』発売 (ニュースリリース)
ソニー、nav-uシリーズにコンパクト&防滴モデルの「NV-U35」 (Car Watch)
ソニーから3.5インチモニタの「nav-u NV-U35」--自転車や軽自動車にも (CNET)
自転車関連機能強化、防滴ポータブルナビ“NAV-U”「NV-U35」 (ITmedia)
【ソニー nav-u】IPX5相当の防滴性能を備えた新型を発表 (レスポンス)
ソニー、8GB/AV機能搭載の3.5型新nav-u「NV-U35」 (AV Watch)
ソニー、防水仕様で自転車走行中のルート案内もサポート nav-u 「NV-U35」 (マイコミジャーナル)
ソニー、新ナビモード搭載で「おでかけ転送」対応の防滴仕様“nav-u”「NV-U35」を発売 (Phile-web)

 ソニーは2月26日、nav-uシリーズの新機種「NV-U35」を発表した。3月13日発売。店頭予想価格は3万7000円前後(Car Watch)。
 3.5インチ(320x240ピクセル)液晶搭載。メモリー容量8GB。IPX5相当の防滴構造。112×17.8×79mm、176gと小型・軽量な機種だ。

 特徴は、
・IPX5相当の防滴構造
・自転車のナビモードとサイクルコンピューター
・NV-U75同様電子コンパスと徒歩のナビモード
・8GBとNV-U75レベルの情報量
と言ったところだろう。
 自転車モードは「自動車向けには案内しない狭い道や細街路など、自転車で走行可能なルートを案内する」とのことだ(ニュースリリース)。

 特に、自転車モードと防滴構造が大きな特徴だ。従来のような小型・軽自動車などでの用途に加え、プレスリリースにもあるように、自転車に大きくフォーカスしたモデルと言えるだろう。
 この他にも、NMEAやKML形式でログが取得できる、といった機能を持つ。

 機能的には上位の NV-U75 譲りでとても充実しているが、
・自律測位は非対応で、代わりに「POSITIONアシスト」がある。これは、例えばトンネルに入ったときにそれまでの速度と方向から自車位置を推測するような機能。
・VICSには非対応。
と言った違いがあるので、注意が必要だ。
 下記に、一覧表を掲載する。

機種名
nav-u NV-U3C

nav-u NV-U75

nav-U NV-U35
外付けGPSアンテナ××
大きさ106×78×17mm141×88.5×17.5mm112×79×17.8mm
重さ157g245g176g
液晶3.5(QVGA)4.83.5(QVGA)
地図データ格納場所内蔵4GB内蔵8GB内蔵8GB
地図縮尺25m~800km25m~800km25m~800km
外部メモリMemory Stick DuoMemory Stick DuoMemory Stick Duo
外部接続USBUSB
Bluetooth
USB
内蔵電池稼働時間4h3h4h
ワンセグ×××
その他ナビ以外機能JPEG音楽/動画/静止画音楽/動画/静止画
住所検索数3400万3500万3500万
ジャンル・周辺検索200万200万200万
電話番号検索1000万3000万3000万
地点登録200020002000
VICS×別売(光・電波・FM)×
自律航法×○(加速度・ジャイロ)×
オートディマー×
防滴××
バイク取付オプション自転車有×自転車有



 2009年4月発売のNV-U3Cの後継機となる。
 私は NV-U3Cに対しては、液晶を3.5型としナビ機能も他社並みに抑えることで小型化・低価格化を図ったモデルで、nav-u の特徴を持たない廉価版であると捉えていた。
 しかし NV-U35 は、「電子コンパスを使える徒歩モード」「防滴構造と自転車モード」「これらを活かせる3.5型液晶小型ボディ」と言った特徴を持つ非常に魅力的なモデルとなったと思う。

 防水機能を持ったナビは、GARMINのzumo550(IPX7)やXROADのRM-A4000(IPX3)などのバイク向けナビがあり、さほど充実はしていなかった。
(IPX3は鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない防雨形、IPX5はあらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない防噴流形、一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない防浸形。wikipediaより)
 自転車にもフォーカスした NV-U35 は、注目されるモデルになるだろう。
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