ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

ニコンのGPSユニット、GP-1発売

2008-11-26 07:22:12 | GPS


ニコン、デジタル一眼レフ用GPSユニットの発売日を決定 (デジカメWatch)

 ニコンは同社の一眼レフカメラ用のGPSユニットGP-1の発売日を、11月28日に決定した。価格は22,050円とのことだ。

 GP-1はD90, D3、D700、D300、D2シリーズ、D200といった GPS 対応のニコン製一眼レフデジカメに使える、外付けのGPSユニットだ。
 発表時に調べた結果では、大きさは2 x 1.8 x 1 inches。電源はカメラ本体から供給される。測位時間はCold Startで45s、Hot Start で 5sとのこと。また ViewNX Ver1.2 および画像保存・共有サービスである my Picturetown で地図が扱える。
 日本向けニコンのページには詳細がないが、また発売されていろいろと分かってきたら記載していきたい。
コメント (2)

マピオン、地図情報に関連するWikipedia記事を表示する機能追加

2008-11-20 00:39:30 | 位置情報・地図
マピオン、スポットや駅・路線に関連するWikipedia記事を表示 (ニュースリリース)
マピオン、地図情報に関連するWikipedia記事を表示する機能追加 (インターネットWatch)
マピオン、スポット情報ページにWikipediaの該当記事を掲載 (BB Watch)

 サイバーマップジャパンは11月17日、フレッシュアイペディアを運営するニューズウォッチ社と提携を開始したと発表した。この提携により、「各スポットページから、その地名や駅名、路線名に関連するWikipediaの記事を参照することが可能」(ニュースリリース)となったとのことだ。

 ということで Mapion のサービス上でスポット検索をしてみたのだが、Wikipedia の記事は出てこない。例えば新宿駅を出そうとする。それには、一旦ワード検索で新宿駅の地図を表示し、画面左側の窓から「駅」を選択して「情報の詳細を見る」をクリックすればよい。

 最初は気がつかずにはまってしまった。せっかく提携したのだから、もう少し情報にアクセスしやすくなっていてもいいかもしれないが、それだとその機能の使わない人にとっては逆にジャマになるだけだし、加減がなかなかに難しいところだ。
コメント

ケータイ国盗り合戦の新企画

2008-11-20 00:03:50 | 位置情報・地図
ぐるなび×ケータイ国盗り合戦 タイアップ企画『わがまま姫の晩餐会』を実施 (ニュースリリース)
「ケータイ国盗り合戦」にぐるなび店舗で料理を集める企画 (ケータイWatch)
ぐるなびタッチに携帯をかざして料理を収集――「わがまま姫の晩餐会」開始 (ITmedia)

 位置情報を使いつつ、手軽に楽しめるケータイ向けゲーム、ケータイ国盗り合戦。紅葉企画が先日終わったばかりだが、すぐさま新企画が開始された。
 その名も『わがまま姫の晩餐会』。ぐるなびタッチの置かれた現実のお店に行き、タッチすることにより料理を集めていくというゲームだ。
 Felica を用いた企画は戦国SNSゲーム『ケータイ国盗り合戦 2008年夏の陣』が開幕に続くものだ。

 ケータイの位置情報を用いたゲームは、Ittemia とこのケータイ国盗り合戦を主に楽しんでいる。IttemiaはGPSを用いたゲームであり、位置情報の判定が非常にシビアであるとともに、位置取得に時間がかかる。それに比較するとケータイ国盗り合戦はオープンiエリアを用いたものであるため位置判定が緩やかで、位置取得も早い。そのため、ケータイ国盗り合戦はとても遊びやすいものとなっている。
 今回から全国を回る「国盗り」に期限が無くなったため、今年は期限つきの企画が多く打ち出されていて、飽きないように工夫されている。さらに今回はリアル店舗の Felica サービスを使うということでiエリアとは異なる位置情報を用いるものであり、その点でも興味深い。

 期限つき企画はなかなかクリアするのが大変だが、せっかくなので、いくつかの店舗は回ってみたいものだ。
コメント

MapFanナビークル、バージョンアップ

2008-11-19 23:48:14 | 位置情報・地図
NTTドコモ向けカーナビアプリ 「MapFanナビークル」バージョンアップ ヨコ画面対応で、まるで本格カーナビの使用感! (ニュースリリース)
インクリメントP、「MapFan ナビークル」をバージョンアップ (Car Watch)
カーナビアプリ「MapFan ナビークル」が横画面に対応 (ケータイWatch)
カーナビアプリ「MapFanナビークル」、ヨコ画面表示に対応 (CNET)

 MapFanナビークルが11月18日、アップデートされた。このアップデートによりヨコ画面表示に対応したという。その他、「自宅までの帰り道を一発でルート検索する「自宅へ帰る」機能や、出発地を現在地以外の好きな場所に設定できる「事前計画」機能」(CNET)が追加されたという。

 順当なアップデートだろう。

 MapFanナビークルの特徴の1つにラリービューがある。画面を左右に分けて、左が地図、右がラリービューという構成になっている。この構成を取る場合は横に広い方が都合がいいのは確かで、特に08年秋モデルで液晶がさらに大型化したこともあり、使いやすくなりそうだ。
 出発地が指定できないというのは以前から不満だった点なので、これは歓迎できる。「自宅へ帰る」も今まで無かったのが不思議なくらいだ。
コメント

WILLCOM D4向けカーナビアプリ、発売

2008-11-19 23:33:33 | 位置情報・地図
インクリメントP株式会社 株式会社ウィルコムカーナビアプリ「MapFan Navii for WILLCOM D4」新発売 (ニュースリリース)
インクリメントP株式会社 株式会社ウィルコムカーナビアプリ「MapFan Navii for WILLCOM D4」新発売 (ニュースリリース)
WILLCOM D4で動作するカーナビソフト、11月27日発売 (ケータイWatch)
インクリメントPとウィルコム、「WILLCOM D4」用カーナビアプリ「MapFan Navii」発売 (Car Watch)
「WILLCOM D4」上で動くカーナビ・アプリ,11月末から発売 (ITPro)
WILLCOM D4がカーナビに--インクリメントPと共同開発、11月27日より販売 (CNET)
WILLCOM D4用カーナビキット「MapFan Navii」、11月27日発売 (ITmedia)

 インクリメントPとウィルコムは、11月19日、ウィルコムD4向けカーナビ「MapFan Navii(マップファン・ナビィ)」を11月27日から発売すると発表した。また、GPSレシーバーとのセット販売もされると言う。
 オープン価格で、単体は13000円程度。GPSレシーバーとのセットでは25000円程度になるとのことだ(ケータイWatch)。
 ウィルコムD4向けということもあり、通信機能も特徴の1つだ。しかしこれは有料オプションとなり、月額388円(通信費用そのものを除く)となる。
 この通信機能により「渋滞情報」「ガソリンスタンド価格情報」「駐車場の満空情報」「MapFan Webのコンテンツ」などが利用可能になる。ただし渋滞情報については、CEATEC で聞いたようにスマートループには対応していないようだ。

 CEATEC2008で展示されていたカーナビアプリだ。
 車載用クレードルの発売や、カーナビに十分な音量が確保できたか、などが気になるところだ。

(追記)
 ITmediaの記事によると、「車載には車載マウンタや充電器なども必要。これらもサードパーティ製品を用意」するとのことだ。
コメント

GPSなどを用いた航空機制御法「RNAV」、前倒しで導入

2008-11-14 08:58:33 | GPS
 asahi.com の報道によると、国土交通省は「国内線で離着陸する空港間を最短距離で飛べるようにする新航法(RNAV)」を計画より1年間前倒しで導入を進め、2011年度末までに完了させることに決めたそうだ。
 この RNAV は GPS などを用いた航法であり、ひまわりの愛称で知られる衛星 MTSAT-1R, MTSAT-2 が揃い MSAS が正式に運用されたことで可能になった。
 既に一部の空港では平成19年9月27日から実施されている

 このシステム導入により、飛行距離は平均で2%短縮、年間6300万リットルの燃料節約になるそうだ。
コメント

6軸センサーで地下街ナビシステム

2008-11-13 09:09:16 | GPS
6軸モーションセンサ「AMI602N」を活用した携帯端末向け地下街ナビゲーション技術を開発 (ニュースリリース)
愛知製鋼、地下街ナビソフトを開発 携帯電話向け (日経ネット)
愛知製鋼,6軸モーション・センサを利用した地下街ナビゲーション技術を開発 (Tech-On!)

 愛知製鋼は11月11日、6軸モーションセンサーを活用した携帯向け地下街ナビシステムを開発したと発表した。ヨーロッパの展示会で発表している。
 今回同社は、
・6軸センサーの方位・精度の向上
・ナビソフトのアルゴリズムの工夫
によってこれを実現したという。

 地下街では日立、屋内でGPS利用可能な信号送信機を開発で紹介した手法や、無線LAN、RFID などを用いた測位手法が検討されている。
 今回の手法はこれらとは異なり、地磁気センサーで方向を、加速度センサーで移動距離を割り出すという技術を用いている。

 この方法は GPS 測位のように絶対的な位置を知ることができないので、時間経過と共に誤差が蓄積されていくという問題点がある。
 ただ今回は「地下街」に特化することにより移動できる場所が限られているため、あくまでも推測ではあるが、マップマッチングを工夫することにより誤差の問題を解決しようとしているのかもしれない。

 地磁気・加速度センサーはケータイへの搭載も見られるようになっている。そういう意味では、有力な地下ナビゲーションシステム候補の1つになりそうに思う。
コメント

ゴリラNV-SD750FTとミニゴリラNV-SB510DT紹介記事紹介

2008-11-13 08:31:10 | 位置情報・地図


三洋電機、SSDポータブルナビ「ゴリラ」2機種発売…地デジ・5.2型液晶搭載 (レスポンス)

 レスポンスによる、ゴリラNV-SD750FTとミニゴリラNV-SB510DTの紹介記事。
 NV-SD750FTが12セグに対応したこと、またNV-SB510DTが4.5型にせまる小型化を果たしたことについて着目し、記載している。
 そして最後に、「メモリーを使ったポータブル型ナビの市場が着実に伸びていく中で、コレ(両機種を指す)に対する各社の対応が注目される」(記事)と結んでいる。

 なお本記事によると、「従来からの4GB・SSDを搭載するポータブル型ナビと基本的に同じと考えていい。(中略)。強いて従来機との違いを挙げれば、目的地探索の操作などを簡易化した「かんたんモード」の追加したり、画面サイズが大きいNV-SD750FTではそれに合わせて文字フォントのサイズを調整している程度」とのことだ。
コメント

ニフティ、携帯GPSを活用した旅行記投稿サービスを開始

2008-11-13 07:34:43 | GPS
ニフティ、旅行記投稿サービス「@nifty旅行日和(たびより)」をスタート (ニュースリリース)
@niftyに国内旅行記投稿サイト 携帯版はGPSと連動 (ITmedia)
ケータイのGPS機能を利用して旅行記を投稿できる「@nifty旅行日和」 (ITmedia)
@nifty、PCや携帯電話から旅行記を投稿できる「@nifty旅行日和」 (BB Watch)
旅行記を投稿・共有できる「@nifty旅行日和」 (INTERNET Watch)
携帯GPSを活用した旅行記投稿サービス「@nifty旅行日和」 (ケータイWatch)

 ニフティは11月11日、旅行記投稿サービス「@nifty旅行日和」をスタートさせた。「旅行記(写真や記事)投稿や、旅行の思い出・観光スポットの情報を共有するサービス」(ニュースリリース)だ。

 パソコンからの投稿では、投稿したい観光スポットを自分で選択する必要がある。GPSつきケータイの場合は位置測定により周辺の観光スポット一覧が表示されるので、手間が省けるそうだ。


 GPSを有用に使ったサービスの一例であると思うので、取り上げておきたい。
コメント

ユビークリンク、「全力案内!」のプローブ情報精度を向上

2008-11-12 12:40:18 | 位置情報・地図
携帯ナビ『全力案内!』の交通情報の精度が向上します (ニューリリース)
ユビークリンク、交通情報にプローブ情報を追加し精度向上 (CAR Watch)

 ユビークリンクは11月11日、プローブ情報を提供しているタクシーの台数が4,000台増加し、11,500台となったことを発表した。このプローブ情報は、同社のナビ「全力案内!」の渋滞情報に使われている。なお「全力案内!」の会員数は20万人とのことだ。

 プローブ情報はその情報提供量が力の源泉であり、この動きは評価できる。わたしは現在「全力案内!」の会員だが、都市部での渋滞情報の精度は高いと思っている。
 ナビアプリもバージョンアップを繰り返し、使用感が向上している。今後も「全力案内!」に注目していきたい。
コメント (2)

ポータブル型ナビ、伸張中

2008-11-11 09:15:45 | 位置情報・地図
 アリババジャパンは11月6日、カーナビに関する調査結果を発表した。調査対象は、自家用車を保有している20~60代の男女300名(男女各150名)。

 これによると、カーナビの設置率は54%。AV一体型が55.6%と多く、オンダッシュ型27.2%、ポータブル型15.4%。おもしろいのは購入年による違いで、2007年まではオンダッシュ型が3割程度。2007年ではポータブル型17%。これが2008年にはオンダッシュ型が5%程度に下がり、ポータブル型は38%に伸びている。AV一体型はここしばらく変わらず、6割前後。
 購入金額は10万円未満、10-20万円、20万円以上がそれぞれ3割程度ずつとなっている。
 カーナビに対する満足度は、高価格であるほど満足度が高い結果となっていた。

 この結果からは、2008年になってからポータブル型ナビがオンダッシュ型のナビの市場を食って伸びていることが分かる。しかし高価なAV一体型のシェアはさほど変わっていない。なお購入者の数は毎年20人強程度なので、最近になってカーナビ購入者が増えたということもないようだ(母数が少ないかな、という気はするが)。
 高級指向とカーナビとして使えれば安価でも構わないという2つの考え方があり、安価を求める側がより安く手軽なポータブル型を購入している、ということのようだ。

 ただ、高価になるほど満足度が高い、というのは気になるところだ。当たり前と言ってしまえばそれまでではあるのだが、ポータブル型はまだまだ改善の余地があるということだ。
コメント

Googleマイマップの情報流出問題、継続中

2008-11-11 07:13:12 | 位置情報・地図
Google「マイマップ」、削除しても情報が残る問題 「早急に対応する」 (ITmedia)
Googleマイマップで意図せぬ情報公開多発、「うっかり」で済めばいいが (ITmedia)

 先週も紹介したが、Google マイマップで、個人情報が流出する事件の報道が続いている。Google が注意を呼びかけたことにより新聞系のサイトなどにも紹介され、問題に拍車をかけたのだろう。しかしその報道で、Google マップの使用者が自分の置いた情報の設定を見直すということもあっただろう。
 もし問題があった場合には情報を削除することになると思うが、ITmediaの記事によると、情報を削除してもしばらくの間検索結果に残ってしまうことが問題になっているとのことだ。そのような場合は、Google に連絡して優先的に削除作業を行ってもらうことができる。

 ITmedia のコラム記事では、「現在の日本において、初期設定で「公開」は少々乱暴なやり方という印象は拭えない」と指摘した上で、「ネットは便利だが、一方で使い方を誤れば危険なツールへと変貌する」「それをよく考えてネット上のサービスを利用する必要がある」と指摘している。
 こちらは、もっともな指摘だろう。

 個人的には前回書いたように、ここまで広く報道されて問題となってしまったからには、全てのマイマップ情報を検索対象から削除し、非公開という設定を増やして、その設定にしてしまうのがよいと思うのだが、難しいだろうか。初期設定を「公開」としている Google にも責任の一端はあると考える。一時的に利便性は下がるが、個人情報が流出するよりはよいと思う。

(11.13追記)
 トラックバックで知ったのだが、マイマップには自動保存があるとのことだ。これにより、デフォルトの「公開」設定のままで作成中のマイマップが保存され、「公開」だから公開されてしまうという。
コメント

ドコモの新サービス「地図トーク」

2008-11-07 08:48:29 | 位置情報・地図
「地図トーク」の概要 (ニュースリリース)
最大5人で地図を見ながらメッセージ交換「地図トーク」 (ケータイWatch)

 ドコモは11月5日秋冬モデルを発表したが、その中でいくつかの新しいサービスを紹介している。その中の1つが「地図トーク」だ。
 これはドコモケータイの地図閲覧・ナビゲーションアプリ「地図アプリ」の新バージョンの機能だ。地図を見ながら最大5人でチャットできる。
 対応した地図アプリがインストールされていれば、メールを送ることにより相手を誘うことができる。

 メールアドレスを知っているだけの相手でも、本サービスを使うことにより位置情報が提供されてしまうようになる。この点は懸念になりそうだが、「青少年の利用に対して、サイト閲覧を制限するフィルタリングサービスのような形でブロックできるようにすることも検討していく」(記事)とのことだ。

 注意しなければならないのは、地図アプリの有料サービスである点だ。なお初めて利用したときから60日間はお試し期間で無料で利用できる。

 iMapFan、地図上でチャットできるアプリを配信(2007.2.8) にあるiMapFanの機能と似たようなものだろうか。iMapFanのサービスは、チャットに誘われた側は無料で利用できるとのこと。このあたりは工夫されている。
コメント

Google Mapsの公開設定

2008-11-06 12:59:11 | 位置情報・地図
マイマップの公開設定をご確認ください (Googleのブログ)
グーグルマップ「非公開」、検索で表示も 注意呼びかけ (asahi.com)
Googleマップの「マイマップ」公開設定に注意、個人情報掲載例も (INTERNET Watch)
グーグルが注意喚起、「マイマップ」公開設定の確認を (INERNET Watch)

 Google のマイマップ上に個人情報を入力し、デフォルトである「公開」に設定されていたため、入力した情報が検索可能になっていた事例が複数報道されている。これに関連し、Googleが、マイマップの公開設定について注意を促している。
 なお「限定公開(旧非公開)にしても、マップのURLを入力すれば情報が閲覧されてしまうので注意が必要だ。「限定公開」にしてもすぐには反映されず検索結果に表示されてしまう場合や、他サイトなどにURLが記載されてしまった場合には、他者の閲覧が可能になる。

 そのため、公開されては困るような情報は、マイマップから削除することが必要だ。また不適切なものを見つけた場合には、作成者以外も削除申請ができるようになっている。

「マイマップ」という名称が誤解を生んだのかもしれない。とは言え、Google はすぐにでも新規作成時のデフォルトを「限定公開」にすべきだろう。Google からすれば情報が増えることが必要であり「公開」としておきたいところだろうが、問題が起きてしまっている以上そうも言っていられない。
 公開したいと考えている人は「公開」を選べばよいだけであり、情報を公開したくてマイマップを利用しているユーザーからすれば、大した敷居ではないと思う。

 極論を言えば、一旦全てを「限定公開」にして検索対象からも一旦削除する、これでもURLを指定すると見えるので、マイマップのデータは一旦全て削除する、なども考えられるが、さすがにここまでは難しいだろう。
 本来は、作成者のみがログインすると見ることのできる「非公開」を新たに作り一旦は全てをこの設定にして、検索対象からは全て消してしまうのがよいのだろうが・・・


 これと関連して、気になるのは GPS だ。
 最近はケータイや iPhone を含むスマートフォンに GPS が装備されている。これを手軽に活かすサービスの1つが、写真に位置情報を記録することだ。例えばケータイの新製品を買ってきて、自宅で位置情報つき写真の機能を使い、使用感とともにこのデータをブログにアップしてしまえば、たちどころに自宅の位置が全世界に公開されてしまう。事故が簡単に起きてしまう。
 サーバー側で位置情報が登録されている写真がアップロードされた場合には削除するか聞いてきたり、ケータイ側で一定範囲の位置情報は記録しないような仕組みがあってよいように思う。
 自己責任だろう、と言ってもユーザーが新しい(マイマップも日本で使えるようになったのは2007年4月)サービスの全てを理解して使うのは大変だ。だからと言って、例えばケータイから写真データをメールで送ると Exif が消えてしまうような仕様(SA700iSのように)になるのも、使い勝手を著しく落とす。
 サービスの提供者には、リスクと利便性を天秤にかけて、ちょうどいいところを見つけていただきたい。問題が発生して批判を受け、サービスが続けられなければ、サービス提供者にとっても不利益だろう。

(11.13追記)
 こちらの記事へのトラックバックで知ったのだが、マイマップには自動保存があるとのことだ。これにより、デフォルトの「公開」設定のままで作成中のマイマップが保存され、「公開」だから公開されてしまうという。
コメント

モバイルGoogleマップ、ドコモの新機種に搭載

2008-11-06 08:59:41 | 位置情報・地図
ストリートビュー対応の「Googleマップ」、ドコモ新機種に搭載 (ケータイWatch)

 11月5日、ドコモは2008年秋冬モデルを発表した。22機種あるが、その内の17機種にモバイルGoogleマップがプリセットされるという。バージョンは現在提供中の最新版と同一とのことだ。
「プリセットされる機種は、STYLEシリーズのF-02A、N-02A、N-03A、P-02A、P-03A、SH-02A、PRIMEシリーズのF- 01A、F-03A、N-01A、P-01A、SH-01A、SH-03A、SMARTシリーズのF-04A、N-04A、P-04A、P-05A、 PROシリーズのSH-04A」(ケータイWatch)とのことだ。今までプリインストールはいくつかの機種のみであったが、ここへ来て大幅にプリインストール機種を増やしてきた。

 するとプリインストールされない機種は、L-01A, HT-01A, HT-02A, E71, BlackBerryとなる。L-01Aはメガアプリ非対応なので、もしかするとインストールもできないかもしれない(未確認)。HT-01A, HT-02A の両 Windows Mobile 機は Windows Mobile 版がインストール可能だろう。S60版とBlackBerry版は使用したことが無いので詳しくは分からないが、BlackBerry はインストール可能と思う。Nokia は S60 3rd Edition 以降であればインストール可能だ。

 ドコモのスマートフォンではないケータイは、地図アプリが同様にインストールされているはずだ。こちらは試用期間後も地図閲覧は無料(通信料除く)で使えるので、好きな方を選んで使うことができる。
 わたしの場合は、地図閲覧のみであれば Google Maps を使うことが多い。
コメント