ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

カーナビアプリでGPSログの取得が可能に

2009-06-22 23:02:42 | GPS
NTTドコモ向けカーナビアプリ 「MapFanナビークル」バージョンアップ GPSで取得したドライブの走行軌跡をパソコンへ送信 (ニュースリリース)
インクリメントP、ドコモ向けナビアプリ「MapFanナビークル」最新版 (Car Watch)
PC/ナビ連携強化、軌跡取得機能も…インクリメントP MapFanナビークル (レスポンス)

 インクリメントPは6月22日、ドコモケータイ向けカーナビアプリ「MapFanナビークル」のアップデートを発表した。
 このアップデートにより、GPX形式もしくはKML形式(選択可能)のGPSログが取得できるようになるとともに、このログをメールで送信できるようになった。
 また、30日間無料で試用できるキャンペーンも実施されている。

 ということで、早速使ってみることにした。
 まずはケータイ版MapFanのページに接続し、「MapFanナビークル」をダウンロードするとともに、「お試しマイメニュー」登録をした。これによって30日間無料で試用できるというのだから、ありがたい。

 このGPSログ取得のサービスを使うにはアプリにメールアドレスを登録しておくのがよい。この登録したアドレスに宛てて取得したGPSログが送信される訳だ。登録は、
「メニュー」-「設定/ヘルプ」-「ドライブログの設定」-「PCメールアドレス設定」
から行う。続いてログ形式の指定を行う。同様に、
「メニュー」-「設定/ヘルプ」-「ドライブログの設定」-「データの変換形式」
から行う。GPXとKMLから選択できるが、わたしはGPXにした。

 これで準備は終了。
「メニュー」-「ドライブログ」-「ドライブログの開始」
によって、GPSログの取得が開始される。
 終了は、
「メニュー」-「ドライブログ」-「ドライブログの終了&送信」
だ。この操作により、これまで取得したログがメールで送信される(送らないという選択肢は無い)。

 このGPX形式のGPSログは、添付ファイルとして送られる。PCでメールを受信して添付ファイルを保存すれば、これだけでGPX形式(やKML形式)のログがPCに取り込めてしまう。
 形式変換も不要で、非常に簡単だ。
 これをどう閲覧するのかが問題だが、Google Earth を使って衛星写真の上に表示させてもよいし、最近発売された最新の MapFan.net を使えば地図上に表示させることもできる。

 送信したGPSログは、
「メニュー」-「設定/ヘルプ」-「ドライブログの設定」から参照や削除、再度のメールの送信が可能だ。
 なお、終了手順を踏まずにアプリを終了させた場合、短時間使ってみた限りでは、ログは保存されずになくなってしまうようだ。ただし長時間使用した場合にどうなるかは、不明だ。

 車などの走行ログを地図上に表示させるのは、結構見ているだけで楽しい。MapFan ナビークルの試用と Google Earth を組み合わせれば(905i以降のケータイとPCがあれば)追加費用無しにGPSログを取得できて閲覧できるので、一度試してみることをお勧めしたい。


 取得できる GPX 形式ログは、開始地点と終了地点をそれぞれ記録した wpt 部と、GPSログを記録した trk 部から構成されていた。マップマッチングはされていないようだ。
 N905i で使った場合、ログ取得間隔は距離を基準にされているようで、徒歩で使った場合、10m 強移動した地点で記録されていた。trk 部には高さ情報も記録されているが、どういう訳かゼロが入っていた。

 同様にログの取得できるケータイアプリとして、「地図アプリ」の「足あと」機能がある。こちらはSDカードからの読み込みとCSVからGPXなどへの変換が必要なので、若干ではあるが、敷居が高いかもしれない。
(いや、わざわざダウンロードしないといけない有料アプリの方が、かなり敷居は高いか・・・)


 MapFanナビークルはカーナビアプリであり車内で電源を取って使うことが考えられているだろう。この場合は電池残量を気にしなくて良いので、長時間のログ取得が可能になるだろう。この用途であれば、最近のケータイGPSの性能をもってすれば、充分GPSロガーの替わりになりそうだ。
コメント

WiMAX搭載カーナビの試作機

2009-06-16 06:49:31 | GPS
クラリオン、モバイルWiMAX対応の試作機を公開 (Tech-On!)
UQ Com、7月の有料サービス開始に向けて「UQ WiMAX」をアピール (INTERNET Watch)
ノートPCやモバイルルータなど、WiMAX対応製品が参考展示 (BB Watch)
国内初投入を賭けてWiMAX搭載マシンを各社が発表 (PC Watch)

 UQコミュニケーションズとインテルは6月8日、都内で「WiMAX共同記者発表会」を開催した。ここではパートナー各社がWiMAX搭載機を展示していたのだが、その中にクラリオンのWiMAX対応PNDの試作機が展示されていた。以前取り上げた、通信機能を持つ PND「Clarion MiND」(Bluetooth や無線 LAN を持つ)をベースにしたもので、USB 外付けタイプと通信モジュールを内蔵するタイプとがある。ただし実用化時期は未定。

 自宅では無線LAN、走行中はモバイルWiMAXという具合に使い分けることを想定しているそうだ。
 UQコミュニケーションズでは、「2012年度までには人口の90%のカバー率を見込んでおり、同時期にカーナビでの採用が進む」「車載器がモバイルWiMAXに対応することで、必要に応じてカーナビなどの機能をダウンロードする使い方に変わっていくと予想」(Tech-On!)しているそうだ。

 ただ、リアルタイムな情報を入手するために走行中にモバイル WiMAX を使う、というのは、さすがに人口カバー率が90%になっても厳しいかなぁ、という印象だ。インターネット閲覧程度あれば問題ないだろうが・・・
 わたしはエアーナビユーザーだが、比較的カバー率が高いソフトバンクモバイルの圏外に出てしまうと、結構ストレスになるくらいだ。
 実際に市場に出たときにどのように使われるのか、注目したい。
コメント

ストラーダポケット紹介記事

2009-06-16 06:16:30 | GPS


4GBデータ&ジャイロ搭載で高機能を追求した新ストラーダポケット (レスポンス)

 ストラーダポケット「CN-MP200D/DL」「CN-MP100D/DL」の紹介記事。
「本格ナビ並みの機能を目指したナビゲーション機能」「GPS+迷いまセンサーでより高精度な自車位置測位を実現」「Googleマップ連携も実現」「充実のAV機能」という観点から説明している。
 さらに、ストラーダポケットは 4GB microSDHC を搭載しているが、これの 8GB への無料アップグレードキャンペーンについての紹介もされている。
 また、画面写真もいくつか紹介されている。

 購入を検討されている方には、参考になるだろう。
コメント

Super Mapple Digital Ver.10発表

2009-06-16 00:13:42 | 位置情報・地図
ビジネス向け機能拡充!ビジネスでもレジャーでも活用できる多彩機能地図ソフト『スーパーマップル・デジタル10』発売 (ニュースリリース)
昭文社の地図ソフト最新版、地図上にExcelデータをグラフ表示 (INTERNET Watch)
昭文社、トレッキングからマーケティングまで幅広く利用できる地図ソフト (マイコミジャーナル)
昭文社、ビジネス機能を強化した「スーパーマップル・デジタル10」を発売へ (日経トレンディネット)
昭文社、 スーパーマップルデジタル10 発売…ビジネス向け機能拡充 (レスポンス)
ETC割引反映 各ルート料金比較も――「スーパーマップル・デジタル」最新版 (ITmedia)

 昭文社は6月11日、地図ソフトの最新版「Super Mapple Digital Ver.10」を発表した。7月10日の発売。価格は全国版が15,330円、アップグレード/乗換版はオープン価格で1万円前後とのこと(ITmedia)。

 今回の版では、
・地図上にグラフを表示できるようになった。
・GPSログ(NMEAやGPX)を直接取り込み、また速度や高度をグラフ表示できるようになった。
・Excel、Word、PDF などを地図に取り込めるようになった。
・ルートに消費カロリーを表示できるようになった。
・地図上の文字情報から Wikipedia が起動できるようになった。
・ETC 割引を反映した(ただし首都高や一般道をまたいだ乗り継ぎ割引には未対応)。
・地図データは2009年5月版となった。
あたりが、機能的な向上点のようだ。

 便利になった点は、NMEAやGPXの取り込み機能だろう。わたしはこれまで、GARMIN eTrex Vista HCx で GPX 形式ログを取り、これをカシミール 3D で変換してから、Super Mapple Digital に取り込んでいた。この余計な手間が無くなり、直接 Super Mapple Digital が GPX を読み込めるようになる訳だ。

 わたしは Web のスクロール地図全盛の今でも、まだ Super Mapple Digital を使っている。それは少し前に書いた理由もさるものながら、Pocket Mapple Digital が同梱されているから、というのが最大の理由だ。
 Windows Mobile 搭載機はスマートフォンがほとんどで、こちらもネットワーク経由で地図を引っ張ってくる形が多くなってくるだろうが、日本全国どこでも圏内という訳でもないので、まだローカルに地図情報を持つことの意味はあると思う。

 Mapple のシェアはゼンリンには及ばないようだが、Pocket Mapple Digital も含め、機能を向上し続けていただきたいものだ。
コメント

iPhoneとカーナビ

2009-06-15 23:42:14 | GPS
エコシステム拡大に拍車がかかる!? iPhone OS 3.0とiPhone 3G Sのインパクト (ITmedia)
TomTom参入でカーナビ市場に激震!? 新型 iPhone の衝撃 (レスポンス)
新型『iPhone』用ナビゲーション、GPS 機器2社が近く提供へ (japan.internet.com)
富士キメラ,2020年に国内ITS市場は6536億円,国内カーナビ市場は縮小と予測 (Tech-On!)

 WWDC 2009で iPhone OS 3.0 の説明がされ、また iPhone 3G S が発表になった。
 その紹介記事の中でも、とりわけ ITmedia の記事が目を引いた。ライター神尾氏の記事だが、ナビゲーションの分野で TomTom が壇上に上がったことが記載されていたからだ。
 また同じく神尾氏のレスポンスの記事でも同様に、TomTom の参入について取り上げられている。

 また japan.internet.com の記事によると、TomTom のみでなく Navigon というメーカも iPhone 3G 向けにカーナビゲーションサービスを提供するという。

 iPhone はこれまで「リアルタイムルートガイダンス」が実現できなかったが、ようやくここへ来てナビとして使えるものがリリースされようとしている。
 TomTom や Navigon だけでなく、GARMIN なども続くかもしれない。日本でも、ゼンリンのいつもナビ全力案内!あたりも対応してくるかもしれない。

 iPhone なら、カーナビと通信を組み合わせたサービスが提供できる。ケータイナビや通信対応のPND(エアーナビなど)でも、これは、というサービスがなかなか見られないが、iPhone ならば何かやってくれるかもしれない、という期待をなぜか持たせてくれる。

 Tech-On! の記事によると、富士通キメラ総研は、据置+PND の 2020 年度の市場規模は 2008 年度と比較すると縮小すると予測している。その中で PND については、「今後,スマートフォンとの差異化が困難になると予想し,徐々にスマートフォンに市場を奪われる可能性を指摘」(Tech-On!)しているそうだ。
 レスポンスの記事にあるような「激震!?」かどうかは置いておいても、多少なりとも iPhone の PND 市場に対する影響は出てきそうだ。
コメント

プロアトラスSV5発売

2009-06-14 19:14:10 | 位置情報・地図


「プロアトラスSV5」 2009年6月26日(金)発売 (ニュースリリース)
地図ソフト「プロアトラスSV5」26日発売、白地図表示が容易に (INTERNET Watch)
ローカルで地図を使い込む! 電子地図ソフト「プロアトラスSV5」が発売 (マイコミジャーナル)

 クレオは6月2日、地図ソフト「プロアトラスSV5」を6月26日から発売すると発表した。通常版である「プロアトラスSV5 全国版DVD」が10,290円となる。
 地図ソフトの更新版を購入する意味の大部分は、最新の地図を利用することにあるだろう。1年間地図データ更新パック付アップグレード版は9,975円で販売される。

 ニュースリリースによると、BCN調査では地図・ナビソフトにおける24.8%をクレオが占め、トップだそうだ。ゼンリンが24.1%、ソースネクストが 22.5%で続いている。ただソースネクストの地図ソフトはゼンリン its-mo Navi のパッケージ版なので、実質的には半数近くをゼンリンが占めているのだろう。

 今回の版では、
・PC2台で使用可能
・地下街マップの充実
・白地図表示機能
・ルート健作にフェリー航路が追加
・案内図作成
・CSVの取り込みと分布図作成機能
・ミニ地図帳作成機能
あたりがアップデートされたり、新規追加されたようだ。
 また東名阪地域の航空写真表示は、これまで同様対応している。

 GPS関連では、
・NMEA形式GPS機器/Garmin GPSを接続しての、リアルタイム位置表示
・Garmin GPS からのデータ取り込み
・GPSログと写真を突き合わせての、写真の地図上表示
といった機能を持っている。


 Google Maps を始め、Yahoo 地図情報は Mapion のようなスクロール地図が普及し、地図ソフトは厳しい環境に置かれている。それでもわたしは地図ソフト(わたしの場合は Super Mapple Digital)を使用しているが、

・オフラインでも使える。(定額のWANはまだ高いし、無線LANはどこでも使える訳ではない。またオンライン地図ソフトは時たま一部が読み込みに失敗して欠けることがある)
・スポット登録がID/パスワードの入力無しに使える。また登録・削除・閲覧などについては、まだ地図ソフトの方が使いやすい。
・同じくスポット登録について、Web 上に位置情報を残すのは何となく抵抗があるので、ローカルに登録できる地図ソフトを使ってしまう。

あたりが理由として挙げられるだろうか。
 とは言っても、地図ソフトを持っているわたしも、Web のスクロール地図を使ってしまうことが大部分なのだが・・・
コメント

屋久島でGPSを使った記事紹介

2009-06-10 07:29:56 | GPS
屋久島でGPSガジェットを使ってみた! (ASCII.jp)

 屋久島で、iPhone 3G、SONY HDR-TG5V、GARMIN GPSMAP 60CSx を使ってみた、という記事。レビューというより、屋久島紀行といった感じの記事だ。
 目的は、位置情報つきの写真を撮るということのようだ。もし私が屋久島にGPSを持って行くとすれば目的はジオタグつき写真はもちろんトラックログの取得もあると思うが、まぁそれは人それぞれだろう。
 もちろん朝から夕方までトラックログを取るのであれば、GPSMAP 60CSx しか選択肢はなくなって比較のしようがなくなるというのもありそうだ。

 ちょっと驚いたのは、登山口で GPSMAP 60CSx は位置取得できているのに、iPhone と HDR-TG5V はできなかった、という点だ。少なくとも iPhone の GPS は Hammerhead II でトラッキング(一旦測位に成功しそのまま測位を続ける場合)時感度は -160dBmと充分。HDR-TG5V も最近の SONY 製 GPS を見る限りでは他の機種と大きく劣ることは無いはずだ。
 あくまでも推測だが、GPSMAP 60CSx は登山口到着前からトラッキング状態にあったのではないだろうか。そうであれば、この感度の差は納得できる。
 逆に言えば、電池のもちの問題からトラッキングできない iPhone や HDR-TG5V はその感度を十分に活かすことはできないことがある。それは当然のことではあるのだが、こういう記事を読んで改めてそのことに気づかされた。

 また、これも当然のことなのだが、このような場所ではケータイの電波が届かず、iPhone では地図を表示させることができない。HDR-TG5V は地図を内蔵しているが、詳細地図は内蔵していない。とは言っても地図を表示できることは便利だと記事にはあった。
 記事では記載は無いが GPSMAP 60CSx は日本地形図などの地図を入れれば詳細地図を表示することができる。こちらの方がよりメリットは大きいだろう。

 登山であれば突然の雨も心配だ。記事にも「登山用レインウェアも買いました」とある。が、このガジェットの中では GPSMAP 60CSx のみが防水仕様であることは、仕様比較の一覧に記載があるのみだった。


 意図的に、アウトドアでの GPSMAP 60CSx のメリットを避けて書かれているような印象も受ける。まぁガジェットも適材適所ということだろう。
コメント

nav-u NV-U3CとNV-U3V紹介記事紹介

2009-06-10 06:21:15 | GPS


ソニー「nav-u」のワンセグ付と低価格モデルを徹底比較<前編> (Car Watch)
ソニー「nav-u」のワンセグ付と低価格モデルを徹底比較<後編> (Car Watch)

 SONY製PND「nav-u」のフラグシップ機種「NV-U3V」と廉価機「NV-U3C」の紹介記事。以前紹介したINTERNET Watchの記事もご参照いただければと思う。INTERNET Watch の記事は、徒歩・自転車編。Car Watch の記事は車編となっている。
 いろいろと細かい点まで比較してあり、NV-U3V(もしくはNV-U3)と NV-U3C のどちらかを迷っている、という方には、とても参考になる記事だと思う。


 前編はNV-U1からはじまるnav-uの系譜、NV-U3V, NV-U3C それぞれの外観や付属品の写真、設置方法、スペック比較、縮尺による地図表示の様子比較を詳細に行っていて、参考になる。
 記事によると、NV-U3Cは「一部の検索方法などで約半年分の進化をしており、より使い勝手が向上している面もある」とのことだ。
 なお記事には特に書かれていないが、NV-U3V の VICS ユニットは光・電波ビーコン対応で、ポイントが高い。ゴリラなどに搭載されている FM-VICS よりも利便性は上だろう。


 後編は、実際にカーナビとして使用したときの使用感比較。目的地検索(住所・名称検索など)、PetaMap、ルート検索、
 写真掲載が多く、こちらも参考になる。

 NV-U3/NV-U3Cは名称検索時、全国から探すことが可能とのこと。PNDによっては(パイオニアのエアーナビのように)都道府県を指定しないと名称検索ができないものもあり、この点は NV-U3/NV-U3C のメリットだと思う。ただし検索速度が遅くなるケースがあるようだ。NV-U3/NV-U3C でも、都道府県を絞っての検索もできるようになっていれば、さらに便利になりそうだ。

 NV-U3とNV-U3Cでは、若干ルート検索結果が異なるとのことだ。ちょっと意外だ。

 大きな差が出たのは、スペック差がそのまま見えてしまう、GPS 衛星からの受信が厳しいケースだ。やはり NV-U3C は厳しく、都市高速の高架下を走る一般道もその差が現れたとのこと。
 NV-U3V ではそのような状況下でも自車位置をほぼ正確に把握。それでも一般道走行中に高速と誤認識するケースがあるが、ビーコン信号を受信すると自動的に一般道に戻る。これは光ビーコンが一般道にしか無いことを利用した機能とのことだ。
 NV-U3C でも、再測位に必要な時間は短いは言え、不安定さは否めないとのこと。

 より大きな差が出るのはトンネルの中だ。レビューでは、わざわざトンネル内の分岐でルート案内に反したコースを走っている。
 NV-U3V はトンネル内でも正しく自車位置を補足し、ルートを間違えた場合はリルートした。
 NV-U3C はトンネル内では自車位置表示が本来の位置よりも遅れ始めたとこと。一応は POSITION プラスで推測しているはずなので、ちょっと意外な結果だ。そしてしばらく走ると推測を諦めてしまうとのこと。


 スペックから明らかな「大きさ」と「測位性能・VICS搭載」の差が、レビューではそのまま使用感の差となって現れている。非常に参考になった。
コメント

ゲリラ豪雨の予測にGPSを利用

2009-06-10 05:24:57 | GPS
ゲリラ豪雨:GPSを使って発生を予測 今秋にも運用開始 (毎日新聞)

 気象庁は、ゲリラ豪雨の予測精度向上に、GPS を利用するシステムを開発したとのこと。GPS のデータから空気中の水蒸気量を割り出し、雲の発生状況を予測する仕組み、とのことだ。運用はこの秋から。
 毎日新聞の記事によると、このシステムは水蒸気量によってGPS衛星からの電波の到達時間に差ができることを利用している。国土地理院が設置している全国1200ヶ所のGPS受信機のデータを利用するとのことだ。

 GPSにはこんな使い方もあるのか。
コメント

写真と動画で解説する「HT-03A」(ITmedia)

2009-06-03 06:28:44 | 位置情報・地図
写真と動画で解説する「HT-03A」(ソフトウェア編) (ITmedia)

 ITmediaによる HT-03A のレビュー記事。地磁気センサー・加速度センサーを利用たストリートビューや羅針盤のアプリが、動画で紹介されている。応答速度など、とても参考になる。
 なお記事中には「重力センサー」と「地磁気センサーと加速度センサー」という言葉の両方が出てくるが、(この記事では)同じ意味で使われているようだ。
コメント