ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

EOS Kiss Mと吾妻山公園菜の花

2019-02-17 22:05:29 | デジカメ
2018年12月に、EOS Kiss Mを購入した。



2/2に神奈川県の吾妻山公園を訪れたので、EOS Kiss Mで撮影した写真をいくつか掲載しておきたい。

EOS Kiss M, EF-S 60mm F2.8 USM
(EF-S 60mm F2.8 USM)

EOS Kiss M, EF 100mm F2.8L IS USM
(EF 100mm F2.8L IS USM)


EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM
(EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM)

EOS Kiss M, EF-S 60mm F2.8 USM
(EF-S 60mm F2.8 USM)

EOS Kiss M, EF 100mm F2.8L IS USM
(EF 100mm F2.8L IS USM)


EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM
(EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM)

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM
(EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM)
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EOS Kiss Mとスーパームーン

2019-01-21 23:18:07 | デジカメ

(EOS Kiss M + EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM, トリミング)

EOS Kiss Mで、スーパームーンを撮影した。

これを、300mmで撮影すると若干大きくなる。


(EOS Kiss M + EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM, トリミング)
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EOS Kiss M 購入その2

2019-01-19 21:27:43 | デジカメ
2018年12月に、EOS Kiss Mを購入した。



EOS Kiss M購入レビューは記載済だが、前回の追加写真に加えて、いくつか写真を追加したい。
写真は全てEOS Kiss Mと、EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMで撮影したものだ。EF-M 55-200mmはちょっと暗いが、Kiss Mに合った小型・軽量の良いレンズだと思う。


(EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM)

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM
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EOS Kiss M 購入

2019-01-12 20:09:36 | デジカメ
2018年12月に、EOS Kiss Mを購入した。



EOS Kiss M購入レビューは記載済だが、そちらには掲載しなかった写真をいくつか掲載しておきたい。

EOS Kiss M + EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM

EOS Kiss Mキャッシュバックキャンペーンが1月14日までなので、購入にはよいタイミングだと思う。なおこのキャッシュバックキャンペーンは購入するセットによってキャッシュバック額が異なる。お薦めはダブルズームキットだ。EOS Kiss MダブルズームキットEOS Kiss M EF-M18-150 IS STMレンズキットは10,000円。EOS Kiss Mダブルレンズキットは7,000円となっている。
私はダブルレンズキットを購入したので7,000円のキャッシュバックになると思うが、その後にEF-M 55-200mm IS STMを追加購入することになった。とりあえず標準ズームと望遠ズームは持つことになるかも、でも一眼らしい写真を撮るにはEF-M 22mm F2 STMもいずれは欲しい・・・ ということであれば、ダブルズームキットを購入して、EF-M 22mm F2 STMは必要に応じて追加購入するのがよいと思う。EOS Kiss M EF-M18-150 IS STMレンズキットもよいが、ズームが不要なときにコンパクトにできるEF-M 15-45mmは欲しいので、ダブルズームキットの方がよいだろう。

EOS Kiss M、軽くてよいカメラだ。キャノンのAPS-C一眼カメラとしては最新であり、画質もよい。ダブルズームキットとダブルレンズキットに含まれるEF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM, EF-M 22mm F2 STMも軽くコンパクトで、EOS Kiss Mによく合い気に入っている。私はこれ以外にEF-M 11-22mm F4-5.6 IS STMを追加購入したが、この広角レンズもコンパクトでよいレンズだ。しばらくはこの4本に加えて、マウントアダプタを経由してEF-SおよびEFレンズを使っていきたい。
ただしバッテリーのもちが悪いことには注意が必要だ。恐らくこのEOS Kiss Mのメインターゲットからは外れてしまうのだと思うが、1回に150枚以上の写真を撮るのであれば、予備のバッテリーが必要になる。私はロワジャパンのLP-E12互換バッテリーを購入した。

(EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM)

EOS Kiss M, EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM"

EOS Kiss M, EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM

(EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM)

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM

(EF-M 22mm F2 STM)

EOS Kiss M, EF-M 22mm F2 STM
(ちょっと斜めですが・・・)

(EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM)

EOS Kiss M, EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM

EOS Kiss M, EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM

(EF 135mm F2L USM, マウントアダプタ)

EOS Kiss M, EF 135mm F2L USM




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Amazon Cloud Drive(米国)に写真をバックアップしてみた

2016-01-30 16:09:29 | デジカメ
 アマゾンジャパンは2016.1.21、「プライム・フォト」を開始した。これはAmazonプライム会員であれば写真データ(Raw含む)を無制限にAmazon Cloud Driveにアップロードできるというサービスだ。
 これは先行して米国では2014年11月から提供されており、これが日本にも拡大された形となる。

 ただ私はプライム会員ではないので、「プライム・フォト」は使用できない。
 そこで、米国で先行している、米国版Amazon Cloud Driveの有料機能(無制限の写真/Unlimited Photos)を使用することにした。これは2015年3月から提供されているもので、年額11.99ドルで(プライム・フォト同様に)写真データ(Raw含む)を無制限にAmazon Cloud Driveにアップロードできるというサービスだ。
 まずは米国版Amazon Cloud Driveのページから米国Amazonのアカウントを登録(日本のアカウントと米国のアカウントは別)後、Could Driveの有料版を契約した。
 米国版なので英語でアカウント登録を開始するのだが、面白いことにAmazon Cloud Driveのページは日本語で表示され、有料版の契約処理も日本語で行うことができる。

 さて、今回の用途は、写真データのバックアップ、それもCanon一眼レフデジカメのRawデータだ。
 私は現在、写真のバックアップにはGoogle Photosを用いている。しかしGoogle Photosの場合は、写真が圧縮されてしまうという制限もさることながら、Rawデータを無制限にアップロードすることはできない。そこで、RawデータのバックアップにAmazon Cloud Driveを用いることにしたのだ。

 ということで、アップロード元はデスクトップパソコンだ。Get the Appsのページからアプリケーションソフトをダウンロードし、インストールする。
 ただし1つ注意点がある。私はWindows 7を使用しているが、Amazon Cloud Driveのアプリをそのままインストールすると、なぜか日本のアマゾンに接続されてしまった。日本のアマゾンではこのサービスを使用できないため、米国Amazonに接続しなければならない。
 そのためには、インストール時に、「コントロールパネル」にある「地域と言語」の「形式」を英語にする必要がある。インストール完了後は設定を戻して構わない。これでソフトを米国Amazonに接続することができる。(参考サイト:Amazon Cloud Driveの容量無制限プランを1ヶ月近く試用してみてわかった3つのデメリット)



 アップロードは、写真の格納されているフォルダを指定すればよい。フォルダ構造を維持したままアップロードできるので、バックアップという観点では管理はしやすい。(Google Photosはフォルダ構造が維持されず全て同じ場所に置かれてしまうので、バックアップ向きでは無いかもしれない)
 今のところは8000ファイル、170GB程度アップロードしてみた。時間はかかるが、フォルダを設定して放置しておけばよいので、さほどは気にならないと思う。なお、PC版のクライアントソフトは「同期を取る」という発想のソフトでは無いので、都度ファイルなりフォルダなりを指定してアップロードする必要がある。
 EOS Kiss DigitalのCRW/THM、Kiss Digital X / 60D のCR2は写真として認識された。



 問題点は、アマゾンジャパン側で同様のサービスが始まっても、米国Amazonからデータを移すことができない、という点だろうか(もちろんアップロードをやり直せばよいのだが)。一度使い始めたら、日本でサービスが始まってもそのまま米国側サービスを使い続けることが必要となる。
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2012年春のGPS搭載デジカメ紹介(update)

2012-05-02 08:50:24 | デジカメ
 2012年春のGPS搭載デジカメ紹介の記載の後にSONYの新機種が発売されたので、機種・価格について内容をアップデートしておきたい。

 GPS搭載コンパクトデジカメの普及は、2010年春のSONY DSC-HX5VとPanasonic DMC-TZ10からだろう。これらはコンパクトな高倍率ズーム機で、Panasonicなどが旅向けのデジカメとして訴求しているものだ。旅先の写真と位置情報というのは絶好の組み合わせだと思う。次いで2010年秋にカシオ「EH-H20G」が発売された。これはGPSとモーションセンサーを組み合わせた測位が特徴の機種で、今も現行機種だ。
 一方、2011年春にはPanasonicから「LUMIX DMC-FT3」が発売された。これは防水・防塵のタフネスモデルにGPSや高度センサーを搭載したものだ。海・山・旅先で楽しむことを想定しているような機種で、やはり位置情報との相性がとてもよい。
 コンパクト高倍率ズームとタフネスモデル、この両社がGPS搭載デジカメの主流だろう。その他、30倍を超える高倍率ズーム機にいくつか、GPS搭載機が見られる。
 2012年になり、展示会CP+を前にして各社のGPS搭載デジカメがモデルチェンジされている。今回は、これらの紹介をしてみたい。それにしても、2010年春から2年でかなりバリエーションが増えた。
 オリンパスのタフネスモデルは2012年春モデルでGPSを廃止してしまったので、掲載していない。
 またオリンパスは前回記載でSH-25MRが抜けていたので追記した。
 ニコンはCOOLPIX P6000以来のGPS搭載機になるだろうか。

 なお、SONY、ニコン、Panasonic、オリンパスの一部機種ではA-GPSに対応している機種がある。これはGPSによる測位時間を早めるための補助データを何らかの手段(主にパソコンを経由)によってデジカメに取り込める機能をいう。2010年春にはSONYのみの対応であったが、2012年春では他社にも広がっているようだ。恐らくこれは、GPSベンダー側がそのようなデータを提供しているものと思われる。

 GPSをはじめとしたセンサー関連機能には各社に違いがある。A-GPS対応、電子コンパス、GPSロガー機能の有無だ。またタフネスモデルについては高度・気圧計の搭載有無がある。またEH-H20Gはモーションセンサーを搭載している点が特徴だ。
 また地図関連では、地名表示の有無、地図表示の有無に違いがある。


<コンパクト高倍率ズーム>

DMC-TZ30

 Panasonicの最新機。3/8発売。24-480mm相当の20倍ズーム。AVCHD FullHD動画撮影可能。206g。3万円ほど。
 A-GPSに対応している(デジカメWatchの記事による)。
 撮影地名(100万件登録)の表示と、地図表示が可能。ただし地図を表示させるには付属DVDからSDカードにコピーする必要がある。地図の縮尺は1/2.5万で、国内と海外90ヶ国に対応している。


FinePix F770EXR

 富士フイルムの最新機。2/18発売。25-500mm相当の20倍ズーム。234g。FullHD動画撮影可能。3万円ほど。
 GPS搭載。
 撮影地名(100万件登録)の表示が可能。カメラの方向にあるスポット情報を表示する「ARランドマークナビ」を搭載。


PowerShot SX260 HS

 キヤノンの最新機。3/2発売。25-500mm相当の20倍ズーム。231g。FullHD動画撮影可能。2.5万ほど。
 GPS搭載。GPSロガー機能対応。
 撮影地名(170万件登録)の表示が可能。


COOLPIX S9300

 ニコンの最新機。3/15発売。25-450mm相当の18倍ズーム。215g。FullHD動画撮影可能。3万ほど。
 A-GPS、電子コンパス搭載。GPSロガー機能対応。


DSC-HX30V

 ソニーの最新機。3/16発売。25-500mm相当の20倍ズーム。254g。FullHD動画撮影可能。4万ほど。
 A-GPS、電子コンパス搭載。GPSロガー機能対応。


DSC-HX10V

 ソニーの最新機。3/16発売。24-384mm相当の16倍ズーム。234g。FullHD動画撮影可能。3万ほど。
 A-GPS、電子コンパス搭載。GPSロガー機能対応。


EX-H20G

 カシオの現行機。2010年11月発売。24-240mm相当の10倍ズーム。216g。HD動画撮影可能。1.3万ほど。
 ハイブリッドGPS(GPSとモーションセンサーの組み合わせ)、電子コンパス搭載。GPSロガー機能対応。
 撮影地名(100万件登録)の表示に対応。地図表示が可能。地図コンテンツの追加が可能。


SH-25MR

 オリンパスの最新機。3/23発売。24mm-300mm相当の12.5倍ズーム。208g。HD撮影可能。3万ほど。
 A-GPS、電子コンパス搭載。GPSロガー機能対応。
 撮影地名(70万件登録)の表示に対応。


<タフネスモデル>
LUMIX DMC-FT4

 Panasonicの最新機。2/16発売。28-128mm相当の4.6倍ズーム。AVCHD FullHD動画撮影可能。197g。3.3万円ほど。
 12m防水(IPX8)、2m耐衝撃、-10度耐寒、防塵(IP6X)。
 GPS、電子コンパス、高度/水深計、気圧計搭載。
 撮影地名(100万件登録)の表示に対応。


FinePix XP150

 富士フイルムの最新機。2/11発売。28-140mm相当の5倍ズーム。FullHD動画撮影可能。205g。2万円ほど。
 GPS、電子コンパス搭載。GPSロガー機能対応。
 10m防水(IPX8)、2m対衝撃、-10度耐寒、防塵(IP6X)。
 撮影地名(100万件登録)の表示に対応。


DSC-TX300V

 SONYの最新機。3/9発売。26-130mm相当の5倍ズーム。AVCHD FullHD動画撮影可能。134g。4.2万円ほど。
 GPS、電子コンパス搭載。GPSロガー機能対応。
 見た目はコンパクト機だが、5m防水(IPX8)、-10度耐寒、防塵(IP5X)。
 Wi-Fi搭載。Exifを維持したままスマートフォンに転送できれば、スマートフォン側で地図参照ができそう。


PowerShot D20

 キヤノンの最新機。5/10発売。28-140mm相当の5倍ズーム。FullHD動画撮影可能。228g。3.3万ほど。
 GPS搭載。GPSロガー機能対応。
 10m防水、1.5m対衝撃、-10度耐寒、防塵(IP6X)。


COOLPIX AW100

 ニコンの現行機。2011年9月発売。28-140mm相当の5倍ズーム。FullHD動画撮影可能。178g。2.1万ほど。
 GPS、電子コンパス搭載。GPSロガー機能対応。
 地図表示が可能。
 10m防水(IPX8)、1.5m対衝撃、-10度耐寒、防塵(IP6X)。


Optio WG-2 GPS

 ペンタックスの最新機。3/9発売。28-140mm相当の5倍ズーム。FullHD動画撮影可能。198g。3万ほど。
 GPS搭載。GPSロガー機能対応。
 12m防水(IPX8)、1.5m対衝撃、-10度耐寒、防塵(IP6X)。


<高倍率ズーム>
COOLPIX P510

 ニコンの最新機。3/22発売。24-1,000mm相当の42倍ズーム。FullHD動画撮影可能。555g。4万ほど。
 A-GPS搭載。GPSロガー機能対応。


DSC-HX200V

 ソニーの最新機。3/9発売。27-810mm相当の30倍ズーム。FullHD動画撮影可能。583g。3.7万ほど。
 A-GPS、電子コンパス搭載。GPSロガー機能対応。
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DSC-HX5V購入レビュー3

2010-03-23 06:24:10 | デジカメ


 SONY サイバーショットDSC-HX5Vを購入したので、簡単なレビューその3だ。
 今回は、動画についてだ。

 AVCHD 1080i, 1920x1080(FH), ホワイトバランスオートの設定で動画を撮影。AVCHD の形式のまま無加工で YouTube にアップロードしたものだ。
 大きな不満点は次の3つだ。
・動画ボタンが本体ホールド時に親指の置く近くにある。ふとした拍子に押してしまい、動画撮影が始まってしまうことがあった。
・内蔵マイクが本体上部左側にある。本体ホールド時に人差し指を置く場所となるため、知らないうちに塞いでしまうことがあった。
・風が吹くとボフボフとノイズが入る。「吹かれ」というらしいが、非常に気になるレベルで入っている。

 なお、マイク穴を塞ぐと音がこもるとともに、本体の機械音(ズーム音など)が目立つレベルで記録されてしまうので注意が必要だ。
 内蔵マイクについては、周りに何らかの突起でも設けてくれれば使用時にも気づきやすいのだろうが、デザイン上の都合でさすがに難しいだろうか。
「吹かれ」対策でマイク穴をスポンジか何かで囲うようにすれば、マイク穴を塞ぎづらくなって一石二鳥かもしれない。

 また、特に広角では歪みが大きいが、25mm相当からの広角なのだから現状では仕方ないだろう。


 個人的には、ここまでの画質のものが撮れれば期待通りだ。ただこれを活かすには大容量のメモリカードが必要となる。ということで、8GBのものを2枚購入してみた。8GBが1枚あれば、1920x1080のFHならば58分、1440x1080のHQならば116分撮影可能だ。1920x1080と1440x1080を比べると残すものであれば1920x1080としたいところではあるが、1440x1080でも解像度だけで言えば地デジレベルだ。今のところSDHCをバックアップできるモバイル環境を持っていないので、まずはHQで撮影時間を稼ぐ使い方になりそうだ。
 また、予備バッテリも必要になるだろう。
 わたしはSONY製のデジタルビデオカメラ DCR-PC350 を持っている。望遠という面ではまだ有利ではあるのだがSD画質時代のものであり、旅行に持って行くデジタルビデオカメラとしての用途は DSC-HX5V に譲ることになりそうだ。


 なお、動画アップロード時には位置情報の扱いには注意が必要だ。紹介記事によると、GPS情報の記録については「独自のフォルダーに保存すると同時に、AVCHDのストリームの中にも連続して記録」しているそうだ。しかしそのストリーム中の位置情報を確認するソフトは添付されていないので、確認や削除はできない。従って、例えば AVCHD の生データをアップロードしたいケースでは「独自のフォルダーに保存」されている位置情報を確認できる PMB で位置を確認し、公開したくない場所で記録された動画であった場合にはアップロードを避けた方がよいかもしれない。


 とりあえず4本アップしてみたが、全て電車を撮ったものだ。人が判別できないほどしか写っておらず、声も入っていないようなものはなかなか無く、ちょっと例が偏ってしまった。クリックするとYouTubeにアップしたものが表示される。






 また、PMBからYouTubeへのアップロードも試してみた。PMBでのWMV変換設定は「画質優先」だ。こちらを使用しても1080iのHDでアップロードすることができるが、PC側でのデータ変換が必要になる。
駅に入る電車の例をPMBにて半分の時間に切り、使用した。最初は切らずにアップロードしたのだが、同一の動画があるとして登録を拒否されてしまった。

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DSC-HX5V購入レビュー2

2010-03-22 07:09:56 | デジカメ


 SONY DSC-HX5Vを購入したので、簡単なレビューその2だ。
 今回は、若干暗いところでの夜景モードや、ISO別の例など。

・おまかせオートは、プログラムオートのISO AUTOよりも感度を上げる傾向にある。
・プログラムオート ISO AUTOの上限感度はISO800。
・おまかせオートの上限感度はISO3200。
・夜景はオートと色合いが異なる。露出は若干暗くなる。ノイズを減らすために使う場合、+0.3~+0.7EVくらいがちょうどいいか。

 以下、ホワイトバランスはオート、その他設定はデフォルト。一部例では露出補正実施。

DSC00438ISO400,おまかせオート
DSC00443ISO250,夜景
DSC00454ISO400,夜景
DSC00456ISO640,夜景



DSC00782
の、ISO別例など。

ISO400,プログラムオート
ISO800,プログラムオート
ISO1600,プログラムオート
ISO3200,プログラムオート
ISO400,夜景,+0.7EV
ISO3200,人物ブレ軽減
ISO800,おまかせオート
ISO400,プログラムオートISO AUTO
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SONY GPS搭載デジカメ「DSC-HX5V」紹介記事3

2010-03-18 06:59:54 | デジカメ


【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】ついにコンデジでAVCHDフル対応! ソニー「DSC-HX5V」 (AV Watch)

 AV Watchでは小寺氏がデジタルビデオカメラなどのレビューを連載している。今回はソニー「DSC-HX5V」の、動画部分に関するレビューが掲載されている。

 動画、静止画の画角サンプル、動画サンプルが複数紹介されている。DSC-HX5Vの魅力の1つはフルHD動画であるため、購入を検討されている方には、大いに参考になると思う。
 記事では次のようなコメントがされている。

・サイズの割には、少しどしっとした重さを感じる。
・動画撮影時の画角は公表されていないが、横は少し狭くなるよう
・F値はワイド端3.5、テレ端5.5と、ビデオカメラ側の常識から見るとだいぶ暗い。
・かなり端に寄っているので、両手で持つ際は指でマイクをふさがないよう注意する必要がある。
・ここまでワイドになると、それなりに樽型歪みは出る
・映像はビデオカメラというよりも静止画的な高コントラストで、発色もしっかりしている。
・絞りはF3.5(解放)とF8しかないが、動画撮影時はF3.5に固定される
・絞りが完全な円形なので、テレ端では背景のボケも結構綺麗
・撮影時にはAFしかない
・動画撮影中は顔認識が働かない
・露出に関してはあまり不安はないが、全体的に若干明るめに撮ろうとする傾向がある。
・動画撮影ではISOがAUTOになってしまう
・手ブレ補正のOFFはできない。常時アクティブかスタンダードモードが入りっぱなし
・バッテリは、動画ばかり撮っているとそんなに保たない
・三脚穴はかなり端についている
・映像としては、ハンディカムに匹敵する画質と言ってもいい
・マイクが上向きに付いているため、集音性が悪くフカレやすい
・連続撮影が29分またはファイルサイズ2GB(17Mbpsモードだと約14分)で止まってしまう

 最後に「エラい時代になったものである」と結んでいる。
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DSC-HX5V購入レビュー1

2010-03-15 04:30:45 | デジカメ


 SONY DSC-HX5Vを購入したので、簡単なレビューをしたい。

 GPS・・・といきたいところだがまずは静止画(低感度設定)とスイングパノラマについてだ。とは言っても、GPSによる測位情報はつけている。

 今日は天気が良かったので、DSC-HX5V の試写をしてみた。ダイヤル設定が必要な「スイングパノラマ」「手持ち夜景」以外は「おまかせオート」を使ってみた。一部を除いてホワイトバランスはオート、露出補正は無しだ。明るかったため基本的にはISO=125の設定となっている。ズームはx1、x5、x10で試してみた。
 結論としては、ノイズも少なく解像感もよく、満足のいく画質だ。ISO=125では目立つノイズも無いように思う。x10のズーム時でも良好。コンパクト機でここまで写れば十分というのが、個人的な感想だ。
 スイングパノラマも噂の通り便利で、一度これを覚えてしまうと手放せそうにない。
 少なくとも晴れた屋外では、普通は「おまかせオート」で撮って、パノラマ写真を撮りたいときに「スイングパノラマ」を使えば済んでしまいそうだ。


「おまかせオート」でISO感度が125で記録していた場合でも、解像度が低下している写真がいくつかあり、若干気になる。後から見ると分からないので確かなことは言えないのだが、逆光のシーン認識がされたときに解像感の低下があるように思う。
 以前 WX1 のレビュー記事で最低感度でのノイズが指摘されているが、HX5V ではおおよそ問題無いと感じた(1枚目のボートの写真のように青空のノイズ量が多いものがいつくかあるように思うが、ここまで気になるほどは少ない)。

 このWX1のレビュー同様、HX5Vでも手持ち夜景で撮影すると若干暗めに写る。手持ち夜景で+0.7EV~+1.0EVくらいに設定すると、おまかせオートと同じくらいの露出になる。なお手持ち夜景の場合、露出補正を設定しても電源を一旦切ると+0.0EVに戻ってしまう。
 人物ブレ軽減を試さなかったのは失敗だった。WX1のレビューによると露出も変わらず、明るい屋外であればISO感度も低く抑えられるようなので、次回は試してみたい。
 手持ち夜景では画像の合成が行われるが、対象物が動かなければ目立つ画質の劣化は無いように見えた。例として挙げる中に、屋外で菜の花をテレマクロ・手持ち夜景で撮ったものがあるが、途中で風が吹いてしまったようで、不自然な描写が一部に見られた。

 静止画で気になったのは、風が吹く水面の写真だ。よくよく等倍で見ればだが、ノイズリダクションのためか、水面の揺らぎが一部消えてしまっているように見える。

 GPS関連で気になったところでは、例として挙げた中では4枚目の写真のみ1km程度外れている。調べてみると前回測位後電源を切って5分程度移動したのちの連続した4枚が大きく外れていて、写真を撮り始めて2分程度で正しい位置に戻っているようだ。GPSにとっては悪い環境ではないと思うのだが、こういうこともあるようだ。
 この他、同じ場所でおまかせオートと手持ち夜景を比べるようなケースでも、同じ場所で撮影しているにも関わらず20~50m程度ずれていることがあった。GPSロガーやカーナビなどと異なり測位し続けるデバイスではないので、どうしてもずれは起こってしまうのだろう。ただ比較的空を遮るものの少ない公園内でもずれがあるので、街中ではどうなるのか、気になるところだ。


 静止画の使い勝手で気になる点は、
・マクロモードの指定ができない。おまかせオートで「マクロ」認識はあるが、これを強制的に指定する方法が無い。
・MOVIEボタンの位置が悪い。何かの拍子に誤って押してしまい、動画撮影が始まることが何度かあった。
が今のところは挙げられる。


 以下に写真の例を挙げておきたい。リンク先はフォト蔵で、クリックすると等倍画像が表示される。









(テレマクロ, おまかせオート)
(テレマクロ, 手持ち夜景。ボケが少し変化しています)
(ズームx1, おまかせオート。同じ場所から Kiss Digital X + SIGMA 18-125mm OS にて)
(ズームx1, 手持ち夜景)
(ズームx5, おまかせオート。同じ場所から Kiss Digital X + SIGMA 18-125mm OS にて)
(ズームx5, 手持ち夜景)
(ズームx10, おまかせオート)
(ズームx10, 手持ち夜景)
(スイングパノラマ1)
(スイングパノラマ2)
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SONY GPS搭載デジカメ「DSC-HX5V」紹介記事

2010-03-03 06:58:00 | デジカメ



ソニーのフルHDデジカメ「DSC-HX5V」、ムービー機能の実力を増田和夫が徹底チェック! (日経トレンディネット)

 ソニーのGPS搭載デジカメ、「DSC-HX5V」。個人的には GPS や電子コンパス搭載という面でとても注目している機種だが、一般的には初の搭載となったフルHDの動画がどの程度の品質なのかが興味のあるところだろう。
 ということで、その動画を扱ったレビュー記事を紹介したい。
 サンプルも、YouTube のフルHD画像サンプル、動画のキャプチャ映像、ズーム時の動画、手ぶれ補正時の動画などもいくつかアップされている。
 ただ、記事の中ではパナソニックの LUMIX DMC-TZ7 と比較されているが、ここはせっかくだから、パナソニック側も最新機種の DMC-TZ10 で比較して欲しかったところだ。

 記事によると画質はPCで見るとやや低コントラストだが、テレビで見るとほどよい映像となる、とのこと。またやや白飛びや黒つぶれがあったり、周辺画質もやや低い面はあるが、普通に見る分にはAVDHCビデオカメラ並の動画が撮れるといっていい、とのことだった。
 なお、「ムービー撮影(AVCHD・MP4)は最大29分」とのことで、あまり引っかかることはないかもしれないが注意が必要だ。

 GPSについても若干触れられている。GPSアシストデータの有効期限は1ヶ月とのこと。
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SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM購入・レビュー2

2008-06-08 23:01:09 | デジカメ


 SIGMAの18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSMを購入した。前回の続きで、今回は使ってみた感想を書いてみたい。

 まずは、気になるところから。
 前回も懸念はしていたが、どうも電池のもちが悪いような気がする。今回、常用している電池をフル充電で撮影に臨んだが、撮影中に電池が切れてしまった。液晶は頻繁に見ているがフラッシュは使用していない。1日の撮影で電池が切れるのは久しぶりだ。
 また、撮影中に一度AFが効かなくなった。これはレンズの着脱で動作するようになったので、何かしらマウント部の接触に問題があったのかもしれない。

 次に、よいところを。
 高倍率ズームレンズの割には写りはよいと思う。少なくともTAMRON 18-200mmよりは良いだろう。絞り開放でも、思いの外よく写っている。遠景を写すには絞った方がよくなるが、マクロ的に使うときには開放で撮ってもよさそうだ。
 手ぶれ補正機能は十分に効いている。望遠端でファインダーを覗くと、ピタッと、という印象ではないが手ぶれは収まっていて、使いやすい。
 ズームリングは堅めではあるが、実際に使用してみると気にならなかった。
 大きさ重さについては、もう少しコンパクトで軽ければ望ましいのだが、18-200mm OS と比べれば十分にコンパクトで軽く、画質と OS を考慮するとやむを得ないだろうか。EF-S 17-55mm IS に比べれば軽くコンパクトで、機材の軽量化に役立つことは間違いない。
 目立つような周辺光量落ちは、今のところ感じられない。

 何枚か、撮影した画像をフォト蔵にアップしてみた。基本的には JPEG Normal L、ピクチャースタイルはスタンダードで撮影した写真をそのままアップしている。縮小・再圧縮はしていない。人が写っているものはその部分のみモザイクをかけている。RAW で撮影した写真は、露出のみ調整している。

SIGMA18-125mm OS HSMSIGMA18-125mm OS HSM by (C)ひらけい
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SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM購入・レビュー1

2008-05-31 01:13:59 | デジカメ


(SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM購入・レビュー2[試写結果など])

 SIGMAの18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSMを購入した。
 購入の理由は、手ぶれ補正つきのお手軽な高倍率ズームレンズが欲しかったためだ。
 キヤノンは純正に APS-C 向けの手ぶれ補正つき高倍率ズームレンズを出しておらず、条件に合致するレンズはしばらく前まで SIGMA の 18-200mm F3.5-6.3 DC OS しかなかった。しかしこのレンズはお手軽高倍率ズームと考えると大きく重く、そして高価だ。
 そんな中、SIGMAより18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSMが発表された。18-200 DC OSよりも軽量・安価と考えられ、発売するのをずっと待っており、そして今回購入となった。

 EFマウントの18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSMは、実測で550g(フード, Kenko PRO1Dフィルタ込み, キャップは除く)。正直軽量とは言い難いが、手ぶれ補正つきの高倍率ズームレンズと考えれば重くもない。
 大きさはスペック上はφ74mm×88.5mm。見た目は TAMRON 28-75mm(A09)とさほど変わらない(若干短い)。

 Kiss Digital X への装着は、少し堅めな気がする。見た目のバランスは(大きなレンズを見慣れているので)悪くは無い。見た目は、TAMRON 18-200mm よりも好みだ。
 ズームリングは、堅めの印象を受けた。ロック機構はあるが、ロックしなくとも18mmに縮めた状態で自重で伸びることはなさそうだ。トルクは一定に思う。
 HSMではあるがフルタイムマニュアルフォーカスでは無く、AF時にはピントリングがフォーカスに合わせて回ってしまう。MFにするとフォーカスリングは軽く回る。回転する角度は狭い。TAMRON 18-200mmによく似ている。
 AFの速度は、EF-S 17-55mm IS USM と比較すると遅いように思う。TAMRON 18-200mm よりは速いだろう。AF時の音はもちろんTAMRON 18-200mmよりも静かだ。

 電源を入れるとレンズから音がする。これには驚いた。説明書に記載のあることを意訳すると以下だ。
・カメラの電源投入、もしくはシャッター半押しで手ぶれ補正ユニットが動作する。
・手ぶれ補正ユニットの動作は、OSスイッチのON/OFFによらない。(ただしOSスイッチがオフであれば光学系は動かない。センサーなどが動いているようだ)
・手ぶれ補正ユニットの動作は、カメラの電源投入もくしはシャッターの半押し/全押しを解除してから、約1分。

 Kiss Digital Xのオートパワーオフ機能は、レンズの手ぶれ補正ユニットが停止しないと動作しない。例えば30秒でオートパワーオフを設定していると、シャッターの半押し/全押しを解除してから、1分で手ぶれ補正ユニットが動作を停止し、さらに30秒後にオートパワーオフ機能が働く。
 純正のISレンズは、シャッター半押しで手ぶれ補正ユニットが動作し、シャッターの半押し/全押しを解除してから数秒で停止する。それに慣れていたので、この 18-125mm OS の動作にはとても驚いた。説明書によるとシャッター半押し後1秒で像が安定するとあるので、その1秒を嫌って1分間手ぶれ補正を動作させることにしたのだろうか?
 非常に気になるのは、電池の持ちだ。オートパワーオフ機能が働くまでが他のレンズと比較すると1分伸びるとともに、その1分の間は手ぶれ補正機能が動作してしまっている。仮にOSスイッチをオフにしても、光学系は動作しないがセンサーなどは動作しているようだ。これは明らかに電力を消費してしまうだろう。
 最近のOSつきレンズ、18-200、120-400mm、150-500mmはどう動作するのだろうか?

 カメラに表示される開放F値と焦点距離(おおよそ)は、
・18mm- F4.0
・28mm- F4.5
・41mm- F5.0
・73mm- F5.6
となる。

 あとは実際に撮影してみて、また追記したい。


(Kiss Digital X装着イメージ。焦点距離18mm)

(Kiss Digital X装着イメージ。焦点距離125mm)

(誤りがあればご指摘下さい)
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CF故障

2006-09-19 00:55:47 | デジカメ
 1ヶ月くらい前に購入したCompact Flashが故障した。壊れたのは Lexar Platinum II、1GB 80x speed だ。
 使用していたカメラは EOS Kiss Digital X。

 しばらく順調に使用していたのだが、ある時急に、
・電源を投入しても、操作ができない。(絞りくらいの操作はできるが)
・放っておくと、
Err CF
CFカードに問題があります。
CFカードを交換してください
との液晶表示が出る。
・CFカードをPCに入れても、認識はするが中身を表示できない。
という状況になった。完全にCFが壊れてしまったようだ。撮りためていた写真はたまたま1週間分だったがそれでもそのときにしか撮れない写真で、全て消えてしまった。

 1年ほど前に Lexar の違う CF と EOS との組み合わせでデータが消えたりするトラブルがあったようだが(ニュースリリース)、さすがに繰り返すということは無いだろう。
 ただ単に CF の個体不良と考えられるが、一応記載しておく。
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EOS Kiss Digital X 購入

2006-09-13 00:30:29 | デジカメ
《新品》 Canon EOS Kiss DIGITAL Xボディ ブラック Kiss Digital X ボディ(ブラック)

 EOS Kiss Digital X (ボディのみ、ブラック)を購入した。Kiss Digital(初代)ユーザーであり、買い増しとなる。
 ということで、Kiss Digital(初代)ユーザーから見た Kiss Digital X について書いてみたい。Kiss Digital N での向上も含まれているが、ご容赦いただきたい。
 AF の精度も上がり、その他デジタル的な性能も大幅にアップしていて、購入してよかったと感じている。Kiss Digital(初代)からの買い換えには、30D やその他上位機種の購入予定が無ければだが、十分な価値があると思う。


 まず購入の理由だが、筆頭として AF 性能の向上、がある。最近 Kiss Digital(初代)の AF 性能に不満を感じていて 30D の購入も考えなければいけないのかな、と思っていたところに Kiss Digital X の発表だ。AF は 30D と同等と言うので、俄然購入意欲をそそられた。
 30D の AF 性能も不満という方もいらっしゃると思うが、Kiss Digital(初代)よりは良いものと考えている。現状 EF-S や TAMRON DiII の APS-C 用レンズが主力なので Kiss Digital か 30D しか選択肢が無く、その点で Kiss Digital が 30D と同性能の AF を搭載したというのはうれしい。
 AF の関係では、F2.8 センサーの搭載も大きい。わたしは EF 50mm F1.8、EF 35mm F2.0、EF-S 17-55mm F2.8、TAMRON 28-75mm F2.8 と言った F2.8 もしくはそれよりも明るいレンズを持っているので、F2.8 センサーの搭載は魅力だった。
 この点では Kiss Digital N と比較しても大きな優位性がある。

 なお測距点の配置については、わたしは中央しか使わないことが多いので、あまり有効には使うことはできない。

 試しに EF 35mm F2.0 で試用してみたが、AF 精度には確かに大きな差があるように感じられた。また Kiss Digital(初代)では後ピン傾向でバラツクことが多かったように思うが、Kiss Digital X ではほぼ合っているように見える。この点では、購入の意味は大きい。


 そして、起動時間の短縮だ。0.2秒で起動でき、これは Kiss Digital(初代)(2.8秒らしい)とは雲泥の差だ。これだけ速いと全く使用感が異なり、安心して 30s のオートパワーオフを使うことができ、起動時のストレスも感じない。(ただし Kiss Digital N から 0.2 秒であり、この点では Kiss Digital N に対する優位性は無い)


 連写性能も大きく改善されている。今回、最初の本番が鉄道写真ということもあり、連写性能の改善は大きかった。ただ秒間3コマで RAW 撮影をすると10枚までの連写が可能と、もちろん 30D ほどの性能は持っていない。何とうれしくなって調子に乗って連写をし、肝心のところで待たされてしって痛い目を見た。
 これが JPEG(Large, Fine)だと27枚だ。Kiss Digital N の 14 枚に対しても優位性があるのはもちろん、Kiss Digital の 4 枚(2.5枚/秒)に対しては雲泥の差だ。


 Kiss Digital(初代)で制限されていた機能の有効化も使いやすさの向上につながっている。一部はいわゆるロシアンファームで対応していたが、それでも不満が残っていた。例えば AF モードはロシアンファームを入れても応用撮影ゾーンでは AI Servo AF が使えず、時たま不便な思いをしていた。Kiss Digital X ではもちろん AF モードの選択は可能で、うれしい点だ。
 ただ、ロシアンファームでは ISO 3200 の対応も可能であったが、Kiss Digital X では 1600 止まりなのは残念なところだ。


 液晶のサイズアップは良い点ではあるのは確かだが、これにより表示パネルが廃止されてしまったことと、電池のもちが Kiss Digital N よりも悪くなってしまったことが気になる。予備電池を購入すれば済むことではあるのだが・・・
 現状、基本的には液晶をオフにし、Kiss Digital(初代)で表示パネルで確認していた項目は、ファインダー内の情報で済む場合はそれで確認し、確認できない場合は液晶を表示させて確認している。また。電源オン時の液晶表示はカスタム機能で「電源<OFF>時の状態を保持」に変更している。
 が、使いづらい。予備電池があるのだから割り切って表示してしまえばよいのだろうが。せめて、情報表示の場合と画像プレビューのときとで液晶表示の輝度を変えられてもよいかもしれない。


 ピクチャースタイルの採用は、便利に使えそうだ。普通はスタンダードで撮影しておき、例えば風景をくっきりはっきり撮りたい、と用途が決まっているときには風景に変える、と言った利用方法になる。ただピクチャースタイルを DPP で使っていたときのことを考えると、下手をするとイメージとは異なる結果になってしまうこともありそうだ。スタンダードで撮影し、変えたいときには RAW で、というのが無難かもしれない。
 一点問題として、ピクチャースタイルの状況が通常の「カメラの設定状態表示」では確認できない、というものがある(メニュー表示状態でDISPボタンを押せば確認可能)。実際、一旦ピクチャースタイルを変更して、そのまま忘れて写し続けてしまった、ということがあった。


 最初に Kiss Digital X を触ったときには、シャッターに違和感があった。Kiss Digital X ではシャッター押すとプチッという感じで押し込まれ抵抗を感じるところで半押し状態になり、さらに押し込むとシャッターが切れる。Kiss Digital(初代)では、押し込むと若干の抵抗を感じつつ半押し状態まで進む。ここで大きな抵抗を感じ、さらに押し込むとシャッターが切れるため、最初は半押し状態が分からなかった。ただしばらく両方を取っ替え引っ替え使っていると、慣れてしまった。
 これはボディー(特にグリップ)のサイズも同様で、最初に Kiss Digital X を持ったときには異様に小さく持ちづらく、しばらくこれを使って Kiss Digital(初代)を持つと今度は異様に大きく感じた。が、しばらく両方を取っ替え引っ替え使っていると、これも慣れてしまった。


 撮影してみると、何となく Kiss Digital(初代)よりも明るめに写るという印象がある。ただ、気づかないうちに中央部重点平均測光に変わってしまっていて、そのためかもしれない。もう少し使ってみる必要がある。

 この Kiss Digital X、データの処理速度がなかなかに速い。例えば RAW で撮影していてそれをプレビューする場合、Kiss Digital(初代)ではかなり待たされていたが、Kiss Digital X ではスムーズに表示される。起動時もそうだが待たされるというのはストレスを感じるので、こういう点が向上するのは良いと思う。

 また、1枚撮影のモードでも、撮影のあとシャッター半押し状態に戻せば(離し切らなくとも)次の撮影に移れるようになった。これは使いやすい。Kiss Digital(初代)で同様のことを行いたければ、連続撮影のモードにする必要があった。


 撮影後の処理に関しては、「1フォルダにファイル100個」という制約が無くなっている(9999枚になった)ことと、RAW ファイルのファイル名が Kiss Digital(初代の)「CRW_xxxx.CRW」から Kiss Digital X では「IMG_xxxx.CR2」に変わったことが挙げられる。前者はファイル整理での一手間が省けるし、後者も現像後に IMG_xxxx.JPG」に変更する手間が省けて、楽になった。


 撮影には全く関係無いのだが、充電器がかなり小さくなったのもうれしい。例えば旅行のときなどには基本的に予備電池1個と充電器を持って行く。充電器はかさばるもののうちの1つなので、これが小さくなったことは良いことだ。


 さて、Kiss Digital(初代)だが、恐らく売っても大した額にはならないので、そのまま持っておこうと思う。実際購入して最初の2日は異なるレンズを双方につけて撮影していたのだが、重いものの便利ではある。また何か問題が起きたときに Kiss Digital X を修理に出すにしても、予備があった方がよいだろう。


 1010万画素については、個人的には今のところ不要だ。逆にファイルサイズが増えてしまって、扱いに苦慮する。画素数を落とした RAW 撮影、というのはできないのだろうか?


 ところで。購入したパッケージ(ボディのみ)に入っていた電池だが、そこそこ充電されていて(電池チェックの表示上は3メモリ)、充電せずに試写できた。


 最後に、今のところカスタム機能は Default から次のように変更して使用している。
・SETボタン/十字キー機能-1:SET:記録画質 (元々ピクチャースタイル変更が割り当てられているのだが、ピクチャースタイルよりも記録画質変更の方が使うと考えられるため)
・電源スイッチ<ON>時の液晶店頭-1:電源<OFF>時の状態を保持 (省電のため)
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