ひらけいメモBlog@goo

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ミニゴリラ NV-SB250DT 購入レビューその3 ワンセグ視聴

2007-07-20 23:46:14 | 位置情報・地図
NV-SB250DT

 ミニゴリラ NV-SB250DT を購入した。
 購入理由の1つに「ワンセグが見られる」というものがあったため、早速使ってみた(実際のところ、箱を開けて最初にやったことは、ワンセグ視聴だったりする)。

 実際に使ってみての感想だが、やはりポータブルでゴースト無く映るデジタルテレビは便利だ。液晶サイズの4.5インチも、ワンセグの視聴であれば申し分ない。逆にこれ以上の大画面になると、320x240や320x180 といったワンセグの解像度から、粗さが目立つことになるように思う。
 ただしわたしの用途(使う場所)ではちょっと電波が弱いようだ。なお他のワンセグ対応機は使ったことがないので、ミニゴリラの受信感度がどうなのかは不明だ。
 それと、若干コントラストが高すぎるような気がする。

 なお、実際にワンセグを視聴するまでには、ナビからワンセグ画面への切替、チャンネルのスキャンが必要なので、少しはマニュアルを引くことが必要となった。



 このミニゴリラ、屋内での使用にも考慮して作られている。



 こちらはミニゴリラの裏面と、屋内使用のためのスタンドだ。ミニゴリラの切り欠き部にスタンドをスライドさせるだけで、簡単にミニゴリラを立てて使用することができる。内蔵バッテリで4時間もつので、写真のようにケーブルレスで使用することができる。


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ミニゴリラ NV-SB250DT 購入レビューその2 購入理由

2007-07-20 07:16:49 | 位置情報・地図
NV-SB250DT

 ミニゴリラ NV-SB250DT を購入した。
 今、PND はどんどんスペックが上がっている。1年前の国内での黎明期からは想像できないくらいだ。今は PND 第三世代とでもいうのだろうか、複数メーカーから機能の高い PND がいくつも出ている。
 ではその中で、なぜミニゴリラを購入したのか?

 最も人気があるように見えるから、というのがまず理由として大きい。1年以上前から PND を紹介してきて、最初に購入した PND は C310 だった。2台目の PND として、一度は売れ筋というものを使ってみようと考えたのだ。

 C310 は初期型だけあって検索機能が貧弱で、PCの地図で場所を調べ、その地図と C310 の地図を見比べて場所を設定していた。NV-SB250DT は住所3000万件、電話番号280万件、施設名検索208万件。電話番号は今後1000万件が主流になると思われるのでこれと比較すれば少ないが、最終的には住所検索に逃げることができるので、何とかなるだろう。
 液晶サイズも 4.5 インチと大きく、かつワイドだ。このワイド液晶を活かし、C310 では無かった交差点の拡大表示や高速でのジャンクション表示などに威力を発揮しそうだと期待している。実際デモ走行をさせてみたところ、大画面を有効に使い見やすく感じた。
 最大の特徴は、ミニゴリラが国内では先鞭をつけたであろうワンセグ搭載だ。今は PONTUS EN-4500 もワンセグを搭載、Mio も夏には載せてくると言われている。ということで最早ミニゴリラの専売特許ではないが、魅力的であることは確かだろう。
 また、三洋は据え置き型・ゴリラのようなポータブル型で実績を持ち、PND でナビゲーションサービスに参入したメーカーと比べると大きな安心感がある。
 これらを考えると、売れ筋になるのももっともだ。ということで、購入に踏み切った。

 ただしファーストインプレッションに書いたように、問題もある。最大の問題点は、GPS の感度が -134dBm と GPS 頼りの PND としてはあまりに悪すぎることと、パーキングブレーキへの配線だ。パーキングブレーキへの配線は仕組みが単純であるために回避策はいくらでもあるようだが、GPS 感度はアンテナをつけてもその効果は限られる。この2点は、三洋が従来のカーナビの概念を悪く引きずっている結果なのではないだろうか。次の機種での改善を強く望みたい。


 では、このミニゴリラ NV-SB250DT を他機種と比べるとどうだろうか? 今のライバル機種としては、
迷WAN BZN-400
PONTUS EN-4500
クラリオン DrivTrax P5
Mio C323
SONY nav-u NV-U1
Garmin nuvi360
が挙げられる。

 この中では、オービス対応・ワンセグ搭載・電話番号検索1000万件の最新機種、PONTUS EN-4500 が最有力のライバルだろう。4.3インチ液晶とミニゴリラよりも若干小さいものの十分な大きさで、100g軽い。地図は同じくゼンリン。スペックだけ並べればミニゴリラに対する優位点も多く、大いに悩むことになると思う。
 次にワンセグは無いものの、VICS・自律測位に対応している SONY nav-u NV-U1 も大きな存在感を持っている。VICS・自律測位対応は今後の流れを先取りした形と考えられ、ナビとしては非常に魅力的だ。またダッシュボードに吸盤でつけられる簡単さもポイントが高い。
 小型軽量という面では、4.3インチ液晶を搭載しながら 200g を切ってきた軽量の DrivTrax P5 が挙げられる。ただし今の流れから見れば、若干検索能力に劣るだろうか。
 仕様の面から惜しいのは迷WAN BZN-400だ。2画面分割の使い方もしているようなので、ちょっと液晶3.5インチでは狭いと思う。その他の仕様は、検索対象は豊富、オービスにも対応しているなどかなり良いだけに残念だ。
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PNDの市場が一気に10倍?

2007-07-20 07:02:33 | 位置情報・地図
NV-SB250DT

 7/18の電波新聞の記事によると、PNDが国内でも普及を始め、07年度は06年度と比べると一気に10倍以上拡大するとの声もある、と伝えている。
 PND はPortable Navigation Device/Personal Navigation Deviceのことであり、据え置き型カーナビと比較すると小型軽量、取付簡単、安価であることが特徴だ。記事には「必要最低限の機能に抑えている」とあるが、音楽再生・静止画閲覧は普通にできる(ミニゴリラはできないが)。動画再生ができるものもある。そして今の流れはケータイよりも大きな画面を活かしたワンセグ搭載であり、若干高機能化の兆しを見せている。

 記事によると、持ち運びができることにより複数台自動車を保有しているユーザー、職場で共有するユーザーにメリットがあるとのことだ。また、据え置き型が普及している日本で PND が普及するのか、もしくは据え置き型が売れなくなるのではないか、との危惧があったが、実際は一気に市場が拡大しているとしている。
 三洋電機が先行し、ソニー・クラリオンが追っているそうだ。
 クラリオンのコメントによると、取付が簡単なため販売チャネルが据え置き型とは異なり、かつ「インストールナビ(据え置き型)ユーザーとは異なる二輪車や若い世代を取り込めている」とのことだ。

 記事は、今後はPND購入者を据え置き型ナビ購入に引き上げていくことが重要なポイント、として結んでいる。
 ただ、それは据え置き型ナビメーカーの考え方だろう。そもそも、記事中で据え置き型と PND のユーザーが異なることを触れているくらいだ。PND 好きなわたしとしては、PND の裾野をより広げることも重要ではないかと思うのだが。

nav-u NV-U1+VICSユニット

DrivTrax P5
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