ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

nav-u NV-U75 購入メモ

2009-11-26 02:39:24 | 位置情報・地図


 レビューにまとめ切れていない感想などを、とりあえず記載したい。
(適当に追記・削除など行います)

・NV-U75とNV-U75Vの主な違いはワンセグの有り無し。ナビにテレビは不要と思えば、安いNV-U75が選択肢と用意されているnav-uはよい。
・徒歩モードの電子コンパスはとても有用。ケータイ版徒歩ナビの問題点の1つはナビ開始時に向きが分からないこと。
・徒歩モードにするとマップマッチングがされない。徒歩ナビ中でもマッチングされない。ケータイ版徒歩ナビの問題点の1つはマップマッチングにあると思う。ちょっと道を外れてもマッチングがかかって外れていないことになってしまうので、特に歩き始めに迷うことがあるからだ。nav-uは位置精度が良く感じることと徒歩モードでマッチングがされないこと、それに電子コンパスの採用により、徒歩ナビが実用的に使える。
感度は特に問題なさそう。
・徒歩時、音声案内は直前(試した範囲では10m)まで無い。自転車には使えなさそう。自転車モードがあればよかったのだが。
・精度は屋外+徒歩では数mくらいで良い。
・電子コンパスのキャリブレーション要求が頻繁に出てきた。電車で試したからかも。
・静電式タッチパネルは、爪で操作できないのが難点だが、とてもに軽快。今まで感圧式しか使っていなかったのでなんとなく爪で操作しようとしてしまったが、慣れればそれもなくなる。ただし静電式であるため、画面に触れなくとも近づいただけで反応してしまうことがある。
・地図の移動は地図をつまんで動かすような、Google Mapsなどスクロール地図形式。あまり速く動かすと追従できないが、反応はなかなかに良い。
・たまに固まったようになることがある。
・スマートICに対応している。
・デモモードは次の音声案内への早送りはあるが、通常の速度アップやダウンは無い。
・徒歩モードでは若干位置が遅れて表示される。スムージングの影響か。
・クレードルに接続すると、車のエンジンON/OFFに連動して電源がON/OFFされる。クレードル接続+本体側電源供給でも同様。
・本体側に接続する電源(AC100Vを5Vに変換)とクレードルに接続する電源(DC12V)からの口が異なる。クレードル側はVICSユニットにも電源を供給しないといけないから? いただけない仕様。
・GPSログが取得できる。ログの形式は一般的なNMEA 0183。マップマッチングはされていない。1秒間隔。
・吸盤の取付が甘いと、走行中にロックが外れることがある。これは取り付け箇所が悪いと何度か発生する。走行中に頻繁に外れる場合は取り付け位置を変えなければならない。取り付け位置が悪いのかは、しばらく走行してみないと分からない。
・車線案内表示は次の交差点のみ。
・現在地の住所が表示されない。
・高速は、降りるインターが表示されない。
・ETCレーン案内は表示されない。
・Position Plus GTも完璧ではない。一般道では精度はよさそうだが、高速ではずれが見られる。トンネルから出て測位に成功すると、明らかに現在地がジャンプする。ただし使っていた限りでは、km単位のトンネル内でも現在地の更新が止まるケースは無かった。
※その後、東京湾アクアラインのアクアトンネル(9.6km)で nav-u を試す機会があった。エアーナビでは「風の塔」で900m遅れ、その後残り3.3kmで停止した。NV-U75は10km弱のトンネルをほぼ正確にトレースしていた。正直驚いた。何か学習しているのだろうか?
※高架の高速ランプに入る案内で、そのランプで入らず平行する一般道を走行するというケースを2回試した。1回は正しく一般道を示した。
・エアーナビは、首都高でトンネルが連続するような場所で測位地点が飛び、一般道に移ってしまうことがあった。NV-U75は正確に測位していた。
・トンネルを抜けたときの再測位は、nav-uの方がエアーナビよりも早かった。
・ルート探索条件は推奨ルート1、推奨ルート2、有料道優先、一般道優先、一般道距離優先、距離優先が選択できる。ただし探索条件を変更すると検索し直し。
・ルート探索に若干時間がかかるように思える。
・軽い、コンパクト、レスポンスが良いことにより使い道が広がる。例えば食事のときや宿泊場所にナビを持ちこみ、次の走行計画を立てたりすることに使える。エアーナビは大きく重くレスポンスも悪いので、そういう用途に使おうとは思えない。
・笹間渡の林道が地図に無かった。これはゼンリン地図がそうなっていて、Google Mapsにもない。エアーナビの地図にはある。
・2000件地点登録できる。オービスデータの登録を想定しているのだろうか。
・検索は50音配列キーボードによる検索と、かな入力キーボード(ケータイ方式)の入力ができ、50音側では、入力するにつれ表示されるキーが絞られていく機能がついている。この検索では都道府県名の入力は不要でレスポンスも早く、快適。エアーナビと比べてしまうと、とても良くできている。この方式では先頭から一致できたスポットのみが検索できるが、都道府県を絞り込むことにより、部分一致検索も可能。すばらしい。
・単純にある場所を検索して表示させることができない? 例えばある場所を検索し表示させて、その周辺を検索するなどという使い方ができない。ある場所を検索しその場所を登録すると、検索できるようになる。
・ガイドブック機能は、単純におもしろいかもしれない。立ち寄り温泉は何となく眺めてしまう。
・高速道の分岐では、直進を斜め右や斜め左と案内することがある。直進と案内することもある。これはいただけない。分岐部分のイラストは1km手前にならないと出てこないので、これを見ないと直進なのかそうでないのか分からない。都市高速では音声案内上は右分岐と左分岐が連続するようなケースがあり、そう案内されてしまうと車線の取り方に迷ってしまう。エアーナビは直進は確実に直進と案内する。この差は大きい。
・上で述べた分岐案内の差があるにも関わらず、首都高ではnav-uの方が分岐案内に優れているケースが多かった。これは次の2点の理由から、エアーナビの分岐案内がnav-uの分岐案内イラスト表示よりも遅れることが多かったため。nav-uも分岐案内のイラスト表示が出れば、直進なのか曲がるのかは容易に分かる。
※エアーナビは首都高で次の案内ヶ所が1-2kmの範囲にある(=案内が連続して欲しい)ケースでは、1km手前にならないと案内が出ないことがある。nav-uではこのようなケースでも、次の案内がすぐにされる。
※高速では、エアーナビとnav-uでは、nav-uの方が分岐までの距離が短く認識される? 例えばだが、エアーナビで200m先分岐と表示されていれば、nav-uは100m先、のように。最近エアーナビの案内が遅れている。ウィジェットを非表示にしても同様。
・経由地を指定した場合でも、距離や到着予想時刻は目的地しか表示されない。これはエアーナビも同様。
・2画面表示は、左側に詳細、右側に広域を出すような使い方をしてみたが、便利に使える。交差点案内はされないが進路に迷うことが何度かあり、そういう場面で有用。交差点拡大表示時は左側が拡大表示のモードになり右側はそのまま広域が表示されるので、このような使い方が想定されているのだろう。
・2画面地図でタッチした場合、タッチした側の縮尺で地図を操作できる。
・とは言いつつ、画面左側に案内関連の表示が集まっているため、その分上側が短くなる。詳細表示で上側が短くなるのは使いづらい。
・グレア処理による映り込みは気になる。nav-uのクレイドルは簡単に向きを変えられる構造になっていないので、映り込みを簡単に避けることはできないのではないか。今回の走行では晴れの昼間に使う機会があまりなかったのでさほど支障は無かったが、今後使っていく上で気になるかもしれない。
・付属ケースに入れてしばらく持ち歩いたが、押しボタン式電源スイッチの誤動作はなさそう。ケースがよくできている。
・電源の残り容量のイラストが表示される。当然と言えば当然なのだが、しかしエアーナビには無い。
・「行き先」メニューに履歴や名称検索はあるが、「自宅」が無い??
・経由地を複数指定しようとした場合、1つ追加するごとに経路探索をしなければならない。経路探索に時間がかかるので、結構ストレス。
・地点名称の登録で、漢字変換が可能。
・高速道路での走行先の施設案内は3つ表示される。エアーナビは2つ。
・高速での料金所案内はある。
・一般道での分岐時拡大表示は2段階。ただし方面案内看板がある場合は、看板表示->拡大表示(詳細)となることも。
・高速道路の分岐案内では、分岐先の高速道路名称と看板に書かれている地名を全て読み上げる。都市高速では分岐が複雑であるため読み上げる内容が多すぎ、逆に頭に入ってこない。ナビは最終的にどこに向かおうとしているか分かるのだから、必要な方面だけ案内すればよいのではないか?
・PetaMapはナビの検索用には、情報量が少なく(nav-uの情報量は持っているべきだろう)、住所とキーワード絞り込みしかできない(電話番号検索すらできない)ので、使えない。PetaMapに登録されたマップ(オフィシャルマップなど)を持ち出すような使い方が向いている。
*そのため、一般的な地点の検索をPCで行い、それをnav-uに移すという使い方はしづらい。
・ハイウェイモード時、nav-uは次のJCTでどちらに曲がるのかの表示がされている。エアーナビは表示されない。
・首都高走行時、2度、突然並行して走る一般道に現在地が移ってしまった。これはちょっと気になる。
・経由地を指定するルート検索の場合、現在地-経由地と経由地-目的地で探索条件(推奨ルート、有料道優先、一般道優先、など)を変えることができる。結構便利。エアーナビにこれはできない。
・地図表示をエアーナビとnav-uとで比較すると、個人的にはエアーナビの方が見やすい。その理由は下記。
*エアーナビの方が画面が大きい。
*エアーナビの方が道路の色分けが多く、かつ比較的広域表示でも細街路が表示される。わたしはエアーナビの地図表示を200mにして使用していて、細街路が表示される。nav-uでこれに対応するのは500m(ちょっとnav-uの方が広い)だが、細街路だけでなく比較的太い道の一部も表示できない。
 nav-uでは高速道(青)、国道(赤)、主要都道府県道(青)、それ以外(グレー)。グレーの道路でも、比較的太い道路と細街路は線の太さで表現されている。エアーナビは高速道(青)、国道(赤)、主要都道府県道(青)、その他比較的主要な?道路(黄)、それ以外の道路(グレー)。グレーの道路でも、比較的太い道路と細街路は線の太さで表現されている。
 nav-uはグレーの細街路の一部(とても細い道)は100m縮尺(市街地図表示)まで表示。グレー細街路は200m縮尺まで表示。グレー太い道路の大部分は300mまで表示。グレー太い道路の一部(主要な道路?)は1kmまで表示。
 エアーナビはグレーの細街路の一部(とても細い道)は100m縮尺まで表示。グレー細街路は200m縮尺まで表示。グレー太い道路の大部分は500mまで表示。黄色主要道は2kmまで表示。
・エアーナビは側道を「側道」として音声案内するが、nav-uにはそのような区別した案内は無い。エアーナビの側道案内は分かりやすい。
・エアーナビ(Default状態)とnav-uの到着予想時刻を比べると、エアーナビの方が早い。道路が空いていれば、大体nav-uの到着時間で到着する。
・首都高石川町JCT~金港JCTの間でエアーナビは一般道に飛んでしまった。nav-uはログを見ると石川町JCT~桜木町駅付近までGPS衛星はロストし、さらに再補足後数百メートルは精度が不安定であったが、実際の走行時には正しくナビをしていた。Position Plus GTが機能しているものと思われる。
コメント

nav-u NV-U75 vs エアーナビ レビュー(3)

2009-11-25 06:27:44 | 位置情報・地図


 nav-u NV-U75 の購入レビューの3回目。
 今回は取り付けについてだ。

 NV-U75 や NV-U75V には専用のコンパクトなクレイドルがあり、車の取り付けにはこれを使う必要がある。それにしても、本当にコンパクトだ。NV-U75 のクレードルと AVIC-T10 のクレードルを試しに並べてみた。
 本体・クレイドルともにこのコンパクトさは、持ち出すときに非常に有用だ。



 取付は、ダッシュボードに載せて吸盤をくっつけ、ロックをするだけ。nav-uは当初からこの手軽さが売りであるが、本当にお手軽だ。これだけでちゃんとくっついて外れなくなる。外すときはロックを外して、ぺりぺりと剥がすだけ。
 なぜこんなに簡単にちゃんとくっつくのか、実際に使っても不思議に思うくらいだ。最近は三洋やパナソニックもこの簡単取り付けに追随しているが、実際に使ってみると追随しなければならない理由が分かる。この手軽さは素晴らしい。
 このような手軽さはエアーナビのクレイドルには無い。



 ただし、ちゃんと吸盤をダッシュボードにくっつけてからロックをかけなければならない。ダッシュボードへの貼り付けが甘いと走行中にロックが外れてしまう。わたしは最初取り付けに失敗し、高速道を走行中にロックが外れてしまったが、気づかずにそのまま走り続けてしまった。その場合、吸盤自身の粘着力でしばらくはくっついているのだが徐々に剥がれてきてしまうので、注意が必要だ。ちゃんとロックがかかるように取り付けたのちは、1000km弱走行したが、外れることはなかった。
 万一外れてしまった時のためにクレイドルにストラップがあり、車のエアー吹き出し口に引っかける仕組みがあるので、これは確実に使っておきたい。

 エアーナビのクレイドルにはスライドレールやカメラネジがあり汎用の取り付けスタンドが利用できたが、nav-u付属のクレイドルにはそのような仕組みは無い。この点はnav-uのクレイドルが劣る点ではあるが、これだけ小型化されれば納得はできるだろう。

 スタンドには可動部が2ヶ所ある。上下方向の首振りと、三脚で言うところの自由雲台のような部分だ。ただしこの2ヶ所には緩めたり締めたりという機構は無く、とても固い。nav-uを取り付けたあとの調整は出来はするがしづらい。頻繁に向きを変えたり調整するという使い方は想定されていないようだ。





 クレイドルと nav-u NV-U75 本体との接続は、カチッとはめるタイプ。外すときはボタンを押す。これはエアーナビも同様だ。この点は使いやすい。

 電源配線については、シガーソケットから12Vを取り出し、これを12Vのままクレードルに供給するタイプだ。しかしACから本体に供給する口は5Vである。誤挿入を防ぐため、シガーソケットからのプラグとACからのプラグは径が異なっている。
 クレードル側に12Vを供給するのは、VICSユニットを接続する都合だろうか? 個人的には、クレードル側と本体側とでプラグの口や電圧を変えてしまうこの方式は疑問に思う。エアーナビはクレイドル側も本体側も、同じ口だ。この点はエアーナビの方が優れている。
 推奨されない使い方かもしれないが、車内でもAC100Vから nav-u に電源を供給したいという使い方もあるだろう。その場合は本体側に電源を接続する必要があり、取り回しが悪くなる。
 なお、シガーソケットからクレイドルに電源を供給しても、クレイドルに接続した状態でACから本体に電源を供給しても、エンジンON/OFFと本体の電源ON/OFFは連動する。これはエアーナビも同様だ。

 パーキングブレーキ結線は不要だが、これはエアーナビも同様だ。走行中の操作制限は移動速度で見ているものと思う(ネットで探してみるとその制限を外すこともできるようだ)。取り外しの容易なPNDなのだから、このようにパーキングブレーキ結線が不要であることが望ましいだろう。

 本体が軽量・コンパクトであり、かつクレードルも同様に軽量でコンパクト。さらに取り付けも容易。PNDのメリットの1つは簡単に持ち運べることにあるが、この nav-u はそのメリットを活かせる1つの形であると思う。
コメント

nav-u NV-U75 vs エアーナビ レビュー(2)

2009-11-21 01:30:56 | 位置情報・地図


 nav-u NV-U75 の購入レビューの2回目。
 今回は仕様比較だ。比較の対象としては、nav-u NV-U75、エアーナビAVIC-T20、それにストラーダポケットCN-MP150DLとした。nav-uとストラーダポケットはワンセグ非対応モデルを挙げたが、対応モデル(NV-U75VやCN-MP250DL)も販売されている。

 こう比較すると、エアーナビは画面が5.8型WVGAとは言え、大きさ・重さは突出している。nav-uとストラーダポケットは同等だ。
 nav-uの電話番号検索数が多いが、これは個人宅が入っているためだ。これを抜けば1000万件程度と思う。
 地図表示に関しては、エアーナビのみが詳細な市街地図に対応していない。
 渋滞情報は全機種が対応。
 加速度・ジャイロセンサーによる自律航法は全機種が対応。
 通信はエアーナビのみが対応している。
 オートディマーはNV-U75のみが対応している。
 パーキングブレーキ結線は全機種が不要だ。ただしカーナビとして使うときにはクレードルを使う必要がある。
 なお、ストラーダポケットは地図格納が外部メモリだが、地図格納専用のスロットと汎用SDスロットを2つ持っている。
 いろいろと差異はあるものの、仕様上カーナビとしての性能は互角に見える。

機種名
nav-u NV-U75

ストラーダポケット
CN-MP150DL

エアーナビ
AVIC-T20
GPS性能-155dBm
外付けGPSアンテナ
大きさ141×88.5×17.5mm133×89×28mm179.5×98.8×32.5mm
重さ245g290g500g
液晶4.855.8(WVGA)
地図データ格納場所内蔵8GBmicroSD 8GB内蔵4GB
地図縮尺25m~800km25m~200km50m~500km
外部メモリMemory Stick DuoSDHCSDHC
外部接続USB
Bluetooth
×USB
Bluetooth
内蔵電池稼働時間3h2h1h
ワンセグ××
その他ナビ以外機能音楽/動画/静止画静止画音楽/静止画
住所検索数3500万3600万件3500万
ジャンル・周辺検索200万
施設名検索1000万
電話番号検索3000万910万700万
周辺検索範囲25件になるまで全国から8km
地点登録2000106500
VICS別売(光・電波・FM)○(FM)○(通信機能による)
自律航法○(加速度・ジャイロ)○(ジャイロ・加速度)○(ジャイロ・加速度
別売りで車速)
オービス対応地点登録機能で○(通信機能による)
オートディマー××
通信機能××
パーキングブレーキ結線不要不要
接続も可能
不要

コメント

nav-u NV-U75 vs エアーナビ レビュー(1)

2009-11-19 22:11:41 | 位置情報・地図


 SONYのPND、nav-u NV-U75 を思わず購入してしまった。正直 PND がこんなにあってどうするんだという気はするが・・・
 ただし今回は費用の問題があるので、NV-U75V のワンセグチューナー無し版である NV-U75 本体のみにとどめておくつもりだ。ということで、例によって NV-U75 の簡単なレビューをしてみたい。

 さて、まずは箱。結構薄い。



 早速、エアーナビ AVIC-T10 と大きさを比べて見た。nav-u NV-U75 の第一印象は、とにかく小さく軽い。クレードルも非常に小型だ。正直、箱を開けて驚いてしまった。まぁ、エアーナビが大きすぎるという話もあるが・・・
 nav-u もエアーナビも、一応同一の場所を表示させている。
 こう並べてみると、エアーナビの画面は大きいだけでなく精細で、慣れているのもあるが見やすい。
 nav-u の方がくっきりしているが、これは液晶表面が光沢仕上げ(グレア液晶)だからだろう。エアーナビはノングレアだ。グレア液晶は見栄えはいいが、映り込みがある。そういう面では、屋外ではエアーナビの方が見やすいかもしれない。




 本体の上には電源ボタンがあるが、マニュアルによると「パワーオン/スタンバイ」ボタンとのことで、オフという概念は無いようだ。スタンバイからの復帰は3-4秒と高速。スタンバイへの移行も2秒くらいで、非常に素早い。

 左上はメニューボタン。左下は現在地ボタン。これらは液晶では無いが静電式タッチパネルだ。下一列のツールバーは液晶に表示されているボタンで、左から順に、音楽プレイヤーの起動ボタン、音楽プレイヤーへの遷移ボタン、ナビ機能を呼び出すショートカットボタン、周辺検索ボタン、ナビの行き先検索ボタン、音量操作ボタンだ。
 右上の方位磁針は、タッチするとノースアップになる。その下にあるのは縮尺操作ボタンだ。
 左下は充電ランプとBluetoothランプ。

 音量操作のショートカットボタンが画面のトップにあるというのは使いやすそうだ。エアーナビ AVIC-T10 では音量操作のメニューの階層が深く、苦労した。

 画面の精細さについては、エアーナビ AVIC-T10 が VGA 液晶ケータイで、nav-u NV-U75 が QVGA 液晶ケータイだと思えば分かりやすいかもしれない。NV-U75 でも不便は無いが、AVIC-T10 と比べるとやはり荒い。



 上から見たところ。左側が電源スイッチ。ボタンは押しボタンで、ストロークは浅い。そのままの状態でカバンに突っ込んだ場合、恐らく意図せずに電源が入ってしまうものと思う。nav-uは付属ケースがあるがこれに入れた場合は大丈夫なのか、確認が必要そうだ。
 その右にあるのはオートディマーセンサー。便利に使えそうだ。なお AVIC-T10 にはオートディマーは無い。



 右側面。ストラップ穴があるのみだ。



 左側面。メモリースティックデュオのスロット、USBコネクタ、ヘッドホンジャックがある。



 下面。リセットボタンと電源端子がある。



 裏面。右上は外部GPSアンテナ端子。中央の端子群はクレイドルとの接続端子。右下はスピーカー。
 左にあるのは電池ボックスだが、ユーザーは交換不可とのこと。


コメント

エアーナビアップデート後使用感

2009-11-19 01:40:38 | 位置情報・地図
(これはAVIC-T20)

 エアーナビ AVIC-T10 をアップデートしてから早二ヶ月。それから2000km以上は走行したので、簡単ではあるがアップデート後の使用感を書いてみたい。

良い点

・アップデート後も、ナビとしては秀逸。
 名古屋高速を走る機会があったのだが、分岐案内は直進・左分岐・右分岐が的確で、非常に使いやすい。それは首都高速でも同様。わたしは都市高速を走る機会が比較的あるが、エアーナビが無いと正直走れない。
 アップデートにより連続交差点案内(続いて右方向、など)ができるようになり、使いやすくなった。
 再検索も速く、不満は無い。
 地図も見やすく、不満は無い。
 自律航法は不安定ではあるが、無いよりはいい。
 エアーナビは、一旦ナビを開始した後に何も操作しないで走行し続ければ、非常に優れたカーナビだと思う。目的地付近までであれば、エアーナビを信頼して走行することができる。
(ちょっと自車位置更新が遅いのが問題ではあるが、慣れれば何とかなる)

・アップデートにより住所検索で数字が入力できるようになり、検索しやすくなった。

・PC・ケータイ・カーナビでの情報共有はやはり便利
 エアーナビはレスポンスが悪いので、これで地点検索をがんばるのはなかなかに大変。代わりにPCで検索できるのは非常に便利。外出時もエアーナビで検索するよりケータイで検索した方が早い場合もある。ただナビポータルからのダウンロードがレスポンスが悪く手間なので、ここが改善されればよいのだが。定期的に通信して、もしくは手動で、登録地点をカーナビとサーバで同期してしまえばよいと思うのだけど。


悪い点

・レスポンスの悪さは相変わらず。
 エアーナビの印象を悪くしている最大の要因がレスポンスの悪さだが、これはアップデート後も相変わらず悪い。
 帰宅後は電源長押しで完全にシャットダウンしているが、それでもイマイチ。
 操作しなければ優れたナビであるエアーナビも、一旦操作を始めるとストレスがたまる。

・通信サービスもレスポンスが悪い
 これはサーバ側の問題でもあるが、とにかくナビポータルは使いづらい。アップデートしても変わらず。通信と表示が遅いことがその原因ではあるのだろうが、UIの工夫で何とかならないのだろうか?

・名称検索で都道府県を選ばないといけないのは相変わらず。
 探したい場所がどの都道府県にあるのかが分からないこともあるのだが・・・

・大きく重い
 アップデートしても当然ハードウェアは大きく重いまま。

・ウィジェットは何に使うのか?
 アップデートによりウィジェットが使えるようになった。
 確かにナビポータルへの接続はやりやすくなったが、ナビポータルそのものにさほど有用な情報が無いように思うので・・・
 ガソリンスタンド価格検索は見ていると面白いが、非会員でその価格で入れられるのかは、よく分からない。
 天気予報は何度か使っている。
 ナビフォルダにアクセスするためのウィジェットがあれば便利のように思う。ただそれではウィジェットというよりショートカットだが・・・
 ナビフォルダ以外に、レスポンスの悪さを考慮しても使いたい通信サービスが無いのは残念なところ。


 それと、最近、マップコントローラーの調子が悪いマップコントローラーを回しても、縮尺の拡大・縮小がランダムに起きてしまい、設定したい縮尺にならない。
 これはバグというより物理的な劣化のように思うので、その内修理に出したい。


 エアーナビはナビとしては優れているのだが、その大きさ・重さとレスポンスの悪さはどうにもならない。
 次の機種では、画面の大きさ・解像度は変えずによりコンパクトとし、きびきびと動くようなナビに生まれ変わって欲しい。
コメント

ドコモのオートGPS

2009-11-16 23:51:25 | GPS
2009年度冬春モデルに新たなラインナップ20機種を開発および一部機種を発売 (ニュースリリース)
オートGPS対応iアプリ一覧 (ニュースリリース)
NTTドコモ2009年度冬春モデル発表会完全レポート (マイコミジャーナル)
いつでも自分のいる場所に最適な情報 - ドコモがオートGPSなど新サービス (マイコミジャーナル)
ユーザーの行動を分析するドコモのGPS連動サービスの可能性DIAMOND online
分離型にコラボケータイ、ドコモの冬春モデルもインパクト大 (ASCII.jp)
12Mカメラ、セパレートスタイル、防水・防塵、Windows Mobile 6.5――ドコモ、2009年度冬春モデル発表 (ITmedia)
ドコモに聞く「オートGPS」に対応したiコンシェル、どう便利になったのか (ケータイWatch)
ドコモの冬春モデルは“4つの進化”、「VERSION UP」とアピール (ケータイWatch)
ドコモ、「オートGPS」機能でiコンシェルなど機能拡充 (ケータイWatch)
フェムトセルで「個人を便利に」,NTTドコモが新サービスを開始 (Tech-On!)
写真で解説する「オートGPS」とiコンシェルの連携サービス (ITmedia)
オートGPS対応で、「iコンシェル」は新たなフェーズへ (ITmedia)

 ドコモは11月10日、2009年度冬春モデルを発表した。これと合わせて新サービス「オートGPS」を発表した。オートGPSの対応機はF-02B、N-01B、P-02B、F-01B、F-04B、N-02B、P-01B、SH-01B、F-03B、SH-03B。冬春モデル19機種中の10機種とおおよそ半分だ。冬春モデルの全てが対応している訳では無いので、特に PRIME シリーズ以外を購入するときには、注意したい。

 オートGPSとは、ケータイの位置をGPSで自動的に定期的に収集することにより、自動的にその場所に即した情報が提供されるようなサービスだ。例えば「終電が近くなったらお知らせ」「雨雲が出てきたらお知らせ」「付近の鉄道運行情報」「お勧めレストラン情報」など、その場所ならではの情報が自動的にメールなどで配信される。
 なお、このオートGPSを使ったサービスには2種類のタイプがある。ドコモのiコンシェルを使うものと、コンテンツプロバイダが直接供給するものだ。違いがあるということについては留め置いていただければと思う。オートGPSを同時に使えるアプリの数には限りがあり、iコンシェルとその他3つで4つのサービスがオートGPSを使うことができる。


 オートGPSを利用した代表的なサービスは、ドコモのiコンシェルだ。iコンシェルで利用できるサービスは下記だ。

・オートGPSインフォメーション
 現在地と現在時刻によって、コンテンツプロバイダが用意した情報を自動的に提供する。iコンシェル+オートGPSの、もっとも基本的なサービスと言えるだろう。
 提供される情報には、交通情報、周辺のおすすめレストランの情報、スーパーの特売情報、観光情報(ニュースリリース)などがある。
 例えばニュースリリースでは、JALやANAのサービスが紹介されていて、空港に近づくと予約便の運行情報や出発ゲートの情報、空港お役立ち情報などを案内してくれるそうだ。
 NTTドコモiコンシェル オートGPSインフォメーションを開始! (JAL)
 ANA携帯サイト(ANA SKY MOBILE)で新サービス開始! (ANA)

・オートGPSリマインド
 ある場所をあらかじめ設定しておくと、その場所に近づいたときに知らせてくれる。

・終電アラーム
 最寄り駅から自宅への終電が近くなったら知らせてくれる。

・ご当地マチキャラパスポート
 ご当地マチキャラパスポートのトルカを持っている場合に、その場所を訪れるとマチキャラをダウンロードできるようになる。
 トルカと組み合わせることができるのも、このサービスの重要な点。

・オートGPS気象情報/地震情報
 現在地の気象情報などが得られる。

・駐車場満空情報
「お出かけナビ」という機能で目的地を設定した場合、目的地に近づくと自動的に駐車場の満空情報を得ることができる。


 オートGPSにより提供されるiコンシェルに代表されるサービスは、いつも持ち歩くケータイならではの、位置情報を用いた画期的なサービスと言えるだろう。今後は行動ターゲティング広告のようなところにもつながるはずで、そういう点でも興味がある。
 わたしはドコモの905iユーザーだが、正直今のケータイにさほど不満を持っている訳でも無い。がオートGPSには興味があるので、迷いどころだ。



 さて、オートGPSを使うに当たって気になることの1つに、電池のもちがある。オートGPSは5分間隔で測位を行うためだ。これについては加速度センサーにより動きを検知し、動いていないときには測位が停止するようになっているとのことだ(ケータイWatch/ITmedia)。また発表時の資料(ケータイWatch)によると、基地局によっても移動しているかを確認するという。

 これに関連してだが、「携帯電話をポケットにいれて室内を歩きまわっている状態などでは、“移動している”とオートGPS側では判断する」(ITmedia)とのことだ。ただ衛星が見えないような地下街などでは時間をかけても測位できない。だからそのような場合はいくらがんばっても電池の無駄だ。しかし窓際であれば、少しがんばれば測位できるかもしれない。この点をどう折り合いをつけているのだろうか。

 そしてもう一点。GPS測位ができない場合に精度の劣る基地局測位の結果を代わりに使うことができるのか、も気になるところだ。


 最も気になることは、セキュリティかもしれない。このサービスを有効にし続けることにより、24時間365日、現在地をシステムに把握され続けることになるからだ。
「iコンシェル」については、位置情報はドコモのシステムにのみ送信される。iコンシェルでサービスを提供しているコンテンツプロバイダには提供されない。ユーザーの位置とコンテンツとのマッチングは、ドコモ側で行う。この点は重要だ。ユーザーにとってすれば、位置情報があちこちに出ていかないということは、完全にではないもののそれなりに安心はできるだろう。
 位置情報はiコンシェル以外にも、3つのコンテンツプロバイダによるiアプリとの連携ができる。「位置情報は、従来と同じように、コンテンツプロバイダへ通知される」(ケータイWatch)。コンテンツプロバイダ側にデータを提供する代わりに「iコンシェルよりもiアプリのほうがサービスの作り込みが可能で、iアプリのほうがより細かな位置情報に応じた情報配信が実現できる」(ケータイWatch)という利点がある。

 各種記事を読んでいくとiコンシェル機能拡張とオートGPSがセットとなることが多いため、「オートGPS=iコンシェル」で「オートGPSのデータはドコモのみに蓄積される」ように考えてしまいそうになるので、注意が必要だ。(逆にコンテンツプロバイダへの提供について触れている記事がほとんどないので、本当にドコモ以外にも提供されるのかと首をかしげてしまうくらいだ)
 このようなサービスに自分が慣れない内は、データの提供はiコンシェルにとどめておいた方がよいかもしれない。
コメント

Mapionで「酷道」を表現可能に

2009-11-15 00:29:40 | 位置情報・地図
マピオン、地図デザインを刷新~ 狭く通行の難しい国道「酷道」も表現し、文字の視認性も大幅に向上 ~ (ニュースリリース)
Mapionが地図デザイン刷新、狭くて通行が困難な“酷道”も表現 (INTERNET Watch)
マピオン、地図デザインを改良、「酷道」の狭さも表現 (Car Watch)
趣味のインターネット地図ウォッチ (INTERNET Watch)

 マピオンは10月28日、地図デザインを刷新したことを発表した。これによると、
・文字の見やすさが向上した。
・車線数によって道路の線幅を変えた。これにより「1車線の狭い道」が地図上で表現できるようになった。
とのことだ。

 気になるのは『細く通行の困難な国道、いわゆる"酷道"の狭さをドライブ前の下調べとして確認すること』(ニュースリリース)ができる、だ。

 以前下田から天城峠に向かって走るときに、国道414号を利用したことがある。途中までは快調な広い道なのだが、河津町に入ってしばらくすると急にセンターラインの無い山道になり、驚いた覚えがある。酷道のサイトによると特に訳も無いようなのだが、そういう道に慣れていない身にとってはできれば避けたい道だった。
 ということで、試しにその場所をMapionBBで見てみた。確かに峰山というバス停を越えたあたりから道が細く曲がりくねっていることが分かった。この地図を見ると、一旦このバス停から河津町役場方面に抜けて県道を使う方が楽だったようだ。

 という具合に、下調べとして使うことができそうだ。
 最近地図と言えば Google Maps を見てしまうことが多いが、ただ単に地図を眺めたいときには Mapion BB を使うこともある。その Mapion BB がこのような機能強化をしてくれるとは、ちょっとうれしい。
コメント

Googleマップ、トイレ検索・クリック住所入力などを追加

2009-11-14 23:21:18 | 位置情報・地図
これからは郵便番号も検索できます! (Google Blog)
Googleマップでトイレ検索!? (Google Blog)
Googleマップで住所をもっと探しやすく (Google Blog)
Googleマップ、地図から住所が分かる「クリック検索」機能を追加 (ITpro)
Google日本法人,クリックによる住所入力と地図を連動させる機能をGoogleマップに追加 (Tech-On!)
Google マップ、住所候補からたどる「クリック検索」機能追加 (BB Watch)
Googleマップ、地図から住所が分かる「クリック検索」機能を追加 (PC online)
Googleマップ、住所入力にクリック選択型を追加 (マイコミジャーナル)
グーグル、Google マップでトイレ検索、クリック検索など新サービスを開始 (CNET)
UD トイレマップ「Check A Toilet」が Google マップと連携 (japan.internet.com)
多機能トイレはどこにある? 「Googleマップ」でトイレ検索が可能に (マイコミジャーナル)
グーグル、郵便番号検索を開始 (CNET)
Googleで郵便番号検索。Google マップでは多機能トイレの検索も (INTERNET Watch)

 グーグルが11月9日くらいから、ウェブ検索やGoogle Mapsの機能強化を行っている。地味かもしれないが着実に使い勝手を向上させるような内容だ。

 まずは、ウェブ検索。「郵便番号 渋谷区桜丘町」と入力するとその郵便番号が検索できる。また逆に「郵便番号 150-0031」と入力すると、住所が検索できる。
 今までも住所で検索するとおおよそ郵便番号が掲載されたページを検索できたのだが、今回の機能追加によって何クリック分かは手間が省けることになった。
 実は最近郵便番号を検索したいケースがあったのだが、「郵便番号」と入力するのを忘れてしまい、従来のように結局郵便番号を掲載したページから探すことになってしまった。ちょっとしたことだが知っていないと使えないので、頭の片隅に入れておきたい。

 次いで、Google Mapsのトイレ検索。これは以前「多目的トイレ検索サイト」の記事で紹介した「Check A Toilet」のデータを使っている。これもやり方があり、「渋谷 トイレ」などと入力する必要がある。

 最後に、Google Mapsの住所検索・表示。住所検索は左側のクリック検索ボックスの中にあり、「関東」-「東京都」-「さ」-「渋谷区」-「さ」-「桜丘町」-「26」-「1」とクリックをしていくと、「東京都渋谷区桜丘町26-1」が検索できる。またこの検索ボックスの表示は、地図をドラッグしたりズームイン・ズームアウトをするたびにリアルタイムに閲覧している場所付近の住所に変わる。これによりどこを見ているのかが分かりやすくなった。

 このように地味ではあるが着実に使いやすくなっている Google Maps。また使う機会が増えそうだ。
コメント

EZカーナビリンク

2009-11-14 20:45:48 | 位置情報・地図
「EZカーナビリンク」サービスの提供について (ニュースリリース)
EZカーナビリンク とは (ケータイWatch)
KDDIとトヨタ、携帯とカーナビの連携機能を開発 (ケータイWatch)
ケータイとカーナビを連携させる「EZカーナビリンク」5月7日開始――KDDI (ITmedia)
KDDI、トヨタのカーナビと連携できる「EZカーナビリンク」 (ケータイWatch)
au、レストラン情報などをカーナビに転送できる「EZカーナビリンク」を5月7日開始 (CNET)
ヤフーが「EZカーナビリンク」対応サービス、無料徒歩ナビも (ケータイWatch)
富士通テンのカーナビと「EZカーナビリンク」が連携 (ケータイWatch)
auの「EZカーナビリンク」とECLIPSEの「ケータイリンクAVN」が連携開始 (マイコミジャーナル)
イクリプス、EZカーナビリンクとの連携を開始…au携帯でナビを設定 (レスポンス)
ソニーのnav-u「NV-U75V」「NV-U75」、KDDIのEZカーナビリンクに対応 (ITmedia)
ソニーの「NV-U75V」「NV-U75」、EZカーナビリンクに対応 - KDDI (マイコミジャーナル)
auの「EZカーナビリンク」、ソニーのカーナビと連携 (ケータイWatch)
EZカーナビリンク、ソニーのパーソナルナビ「nav-u」と連携 (CNET)

 これまでシャープとパイオニアのフォトリモ@ナビドコモケータイとトヨタ・日産・ホンダカーナビの連携技術について紹介してきたが、今回はEZカーナビリンクについてだ。

 EZカーナビリンクは2009年4月27日にKDDIとトヨタから発表されたサービスだ。
 対応するケータイはCA001、G9、H001、P001、Premier3、SH001、S001、T001、W63CA、W65T、W64SH、W63H、W62CA、W62H、W62SH、Spotio、W61S(記事)など。『「EZナビウォーク」や「EZ助手席ナビ」、「au one 地図」で検索したスポット情報を、専用アプリを利用することによってカーナビゲーションに転送することができるサービス』(ニュースリリース)だ。
 対応するカーナビは、トヨタ純正09モデル販売店装着オプションナビ(NHZA-W59G、NHZN-W59G、NHDT-W59G、NSDT-W59)、富士通テンの一部ナビ(AVN779HD, AVN669HD)、SONYのPND nav-uの一部モデル(NV-U75V, NV-U75)となる。
 なお富士通テンについては既存の「ケータイリンクAVN」というサービスとEZカーナビリンクの連携で実現しているらしい。また、au向けの「Yahoo!地図」がEZカーナビリンクに対応し、一部のカーナビに対してデータを送ることができる。

 このEZカーナビリンクにより、EZナビウォークなど、ネットワーク上の豊富なデータベースから検索した情報を、専用アプリによってBluetooth経由でカーナビに転送し、目的地として利用できるようになる。


 このサービスの特徴は、
・キャリアがプラットフォームを構築している。対応ケータイがauに限られるが機種は多い。
・通信にBluetoothを利用している。
・比較的対応するメーカー・機種が多い。
が挙げられる。

 キャリアが入っているという点ではドコモの方式も同一だ。新しいドコモケータイであればドコモ方式には大部分が対応すると思われる。が、この方式はカーナビ側も通信できる必要があり、そのために敷居が高い。

 シャープとパイオニアの方式は、通信にBluetoothを利用しているという点では同一だ。しかしケータイ側の対応はシャープのみ、カーナビ側の対応はパイオニアのみであり、現状広がりが見えない。

 これらの点から、EZカーナビリンクは今後が楽しみなサービスだ。
 ただキャリアが入っているというのは困った点でもあり、EZカーナビリンクはドコモケータイでは使えない。まぁ当然と言えば当然なのだが、残念なところだ。
コメント

シャープとパイオニアのケータイ・カーナビ連携「フォトリモ@ナビ」

2009-11-13 01:26:46 | 位置情報・地図
携帯電話とカーナビゲーションシステム間を連携する規格「フォトリモ@ナビ Ver1.0」を開発 (ニュースリリース)
シャープとパイオニア、携帯電話とカーナビを連携する「フォトリモ@ナビVer.1.0」 (Car Watch)
シャープとパイオニア、携帯-カーナビ連携の新規格 (ITmedia)
シャープとパイオニア、ケータイとカーナビを連携させる「フォトリモ@ナビ」を発表 (ITmedia)
シャープとパイオニア、携帯電話とカーナビ間を連携する新規格を共同開発 (CNET)
シャープとパイオニア、携帯電話とカーナビ連携の新規格を開発 (レスポンス)
携帯電話機とカーナビシステムを連携させる規格、シャープとパイオニアが開発 (日経BPネット)
シャープとパイオニア,ケータイとカーナビの通信向けデータ規格を開発 (Tech-On!)
携帯電話機とカーナビシステムを連携させる規格,シャープとパイオニアが開発 (ITPro)
シャープとパイオニア、携帯・カーナビの連携規格を開発 (INTERNET Watch)
インクリメントP、携帯地図サイト「iMapFan」がカーナビと連携 (Car Watch)
iモード「iMapFan」がSH-06Aのカーナビ連携機能に対応 (ケータイWatch)
iMapFan、携帯電話からカーナビへ地点情報を転送できる「フォトリモ@ナビ」に対応 (CNET)
携帯電話とカーナビゲーションシステム間を連携する規格「フォトリモ@ナビ® Ver.1.0」の技術仕様を公開 (ニュースリリース)
シャープとパイオニア、携帯電話とカーナビの連携規格を共同開発 (Car Watch)
携帯電話とカーナビ間を連携する「フォトリモ@ナビ Ver.1.0」の技術仕様を公開 (CNET)

 シャープとパイオニアは11月11日、両社が推進しているケータイ・カーナビ連携規格「フォトリモ@ナビ Ver1.0」の技術仕様を公開した。

「フォトリモ@ナビ」は09年4月13日に発表された規格だ。パイオニアのカーナビ「AVIC-VH9900」「AVIC-ZH9900」「AVIC-H9900」とシャープ製ケータイ「SH-06A」「SH0-07A」などで利用できる。
 通信にはBluetoothを行う。ケータイからカーナビへのデータ転送には「地点情報付きフォトリモ画像」というものを利用する。SH-06Aの場合、「地点情報付きフォトリモ画像」は既にある地点情報つき画像を選ぶこともできるし、ケータイの位置履歴からケータイに作らせることもできるようだ。また、ケータイ向けiMapFanで地点情報つき画像をダウンロードできる。
 カーナビ側はこの画像データをBluetooth経由で受信して、地点登録を行ったり目的地としてルート検索をしたりできる。
 他にも、ペアリングしたケータイを使って、カーナビから到着時間予測のメールを送ったりもできる。

 11月11日に、この規格が一般公開(と言ってもWebに載っている訳ではなく連絡をする必要があるらしい)された。


 こういう取り組みはいいと思うのだが、それでもドコモとトヨタ・日産・ホンダの連携と同様、まだまだだと思う。
 ケータイ・カーナビ連携の1つの目的には、通信できないカーナビでネット上の新しく豊富なデータベースを使う、があると考えている。しかし今回のフォトリモ@ナビでは既に通信に対応したカーナビをターゲットとしていて、使い勝手などの面で効果はあるだろうが、限定的だと思う。
 また、対応ケータイ・カーナビともに、非常に限られている。とりあえずは仕様公開によりこれをどれだけ広げられるかが、カギになるだろう。
コメント

ドコモケータイとカーナビの連携技術

2009-11-13 00:21:17 | 位置情報・地図
自動車メーカー3社のカーナビ向けに携帯電話からの目的地情報送信サービスを提供開始 (ニュースリリース)
ドコモ、自動車メーカー純正ナビ向けに目的地情報送信サービス (ケータイWatch)
NTTドコモ、「地図アプリ」の検索結果をカーナビに転送 (CNET)
ドコモ『地図アプリ』で検索の目的地情報、自動車3社のカーナビに提供へ (マイコミジャーナル)
NTTドコモ、カーナビ向けに携帯電話の目的地情報送信サービス (Car Watch)
ドコモ、「地図アプリ」とカーナビの連携サービスを開始 (ITmedia)

 NTTドコモは11月12日、ドコモケータイとカーナビとの連携サービスを発表した。20日から提供される。

 連携するカーナビは、トヨタ、日産、ホンダの通信サービス対応カーナビ。その内容は、ドコモケータイの「地図アプリ」で検索した目的地情報を、通信を経由してカーナビの各社のテレマティクスセンターに送るというもので、送られたデータをカーナビから参照することによって、データを受け取ることができる。
 これによりカーナビユーザーは、ネット上の豊富なデータベースから目的地を検索することができるようになる。

 対応機種は、まずは09年秋冬モデル。また既存モデルについても、新しい「地図アプリ」をダウンロードすることにより対応できるものもあるようだ。このダウンロードは12月中旬からできるようになるという。


 ドコモがカーナビとケータイの連携サービスに取り組み始めた。ようやく一歩を踏み出したと言えるだろう。しかし、まだまだだと思う。
 ケータイ・カーナビ連携の1つの目的には、通信できないカーナビでネット上の新しく豊富なデータベースを使う、があると考えている。しかし今回のドコモの方式では既に通信に対応したカーナビをターゲットとしていて、使い勝手などの面で効果はあるだろうが、限定的だと思う。
 最終的にはケータイ・カーナビ・PCで通信を用い情報を共有できることが望ましいが、それをいきなりは無理だ。であればまずはケータイから通信できないカーナビへ、SDやBluetoothでデータを渡せるようにすべきではないだろうか。
 そういう意味では、EZカーナビリンクは的を射ている。
コメント

TwitterとiPhoneの記事

2009-11-12 22:53:47 | 位置情報・地図
Twitter×iPhoneが切り開く新情報時代 (日経ビジネスオンライン)

 iPhoneとTwitterについての記事。この両者を組み合わせたときの相乗効果について記載されている。

 どんな相乗効果があるのか、について記載されているのだが、わたしは記事で『時間軸』および『筆者が「空間軸」と呼んでいる軸だ。そしてこれこそが、「iPhone×Twitter」を最強のコンビにしているポイント』(記事)の両者の組み合わせに注目している。

 Twitterで発信されるつぶやきはいろいろあるだろうが、iPhoneを使うことで「今」「どこで」「何が起きている/何をしている」というつぶやきを容易に発信できるようになった。
 もちろん iPhone である必要は無く、携帯できて位置情報が得られてつぶやけるデバイスであれば、どれでも同じことが言える訳だ。

 わたしはiPhoneを持っていない。持っているのは一般的なドコモケータイなので、これで位置を扱える twitter クライアントとして movatwitter を試している。movatwitter ならGPS測位により現在位置を割り出して地名に変換し、それをL:のうしろにくっつけてくれる。
 しかしi-modeブラウザベースであり、どうしてもインターフェースが古い。「位置情報をつけて書くぞ」と決意?しなければ位置情報つきつぶやきは書けないように思うし、それではせっかくのTwitterの手軽さが失われてしまう。
 そういう面で、twitterアプリが充実しているiPhoneが使いやすいのだろう。Android端末も使えそうだ。

 以前はケータイにGPSつけて何に使うの、と言われたものだが、携帯デバイス+GPS+Twitterも位置情報を扱うキラーアプリケーションの1つになっているのだろう。
コメント

クラリオンMiND紹介記事

2009-11-09 00:00:48 | 位置情報・地図
PND? パソコン? クラリオン「MiND」ってナニモノだ (ASCII.jp)

 クラリオンのMiND(Mobile Internet Navigation Device)の紹介記事。
「MID(Mobile Internet Device)」の一種で、ネットワークに接続できるという点に特徴がある。
 ネットワークに接続して何ができるかというと、
・Googleによる検索情報
 (地図は内蔵しているもの)
・渋滞情報
・YouTube
・FirefoxによるWebブラウズ
など。

 個人的にはカーナビもネットにつながれば便利だろうと考えているので、こういう製品は歓迎だ。

 ただ、ネットワークに接続する手段が現状、無線LANにBluetooth、それに加えてWiMAXを開発中、というのが疑問点だ。こういうサービスは、どこでもつながってこそのはず。海外であれば、GPRS+W-CDMAで接続できるのが望ましいと思うのだが。
コメント

位置ゲーのコロプラとJR九州が提携

2009-11-08 23:14:09 | 位置情報・地図
JR九州と携帯位置情報ゲーム「コロプラ」が初のタイアップ! (ニュースリリース)
JR九州、位置ゲー「コロプラ」用周遊切符を発売--タイアップゲームも登場 (CNET)
JR九州、「九州一周塗りつぶし位置ゲーの旅」開催 - 携帯電話ゲームと連動 (マイコミジャーナル)

 JR九州は10月30日、位置情報ゲームを提供する「コロプラ」とタイアップをした企画を発表した。期間は11月7日から3月31日まで。

 コロニーな生活☆PLUSにおいて「九州一周塗りつぶし位置ゲーの旅」といういわばスタンプラリーを開催する。このスタンプラリーはケータイの位置情報を利用しており、実際にその場所(の付近)に行かないとスタンプを押すことができない。スタンプは九州内の50駅にある。参加者はこのスタンプを入手すべく、九州各駅を旅する必要がある。
 JR九州は、この企画に便利な切符を発売する。発売される切符は次の通り。
・北部九州2日間乗り放題10,000円
・南九州2日間乗り放題16,000円
・全九州2日間乗り放題22,000円
・全九州3日間乗り放題25,000円

 ここまで聞くと、まぁよくありそうな話ではある。こういう企画で問題になるのは、「電車で移動しなくても、その場所の近くに行けばスタンプは押せる」ということだ。(位置ゲーでは基地局測位が用いられていることが多く、数百m以上の誤差があることが多い)
 同様のケータイ向けスタンプラリーであるケータイ国盗り合戦の企画はそんな感じで、出かけることに結びつくのは確実だが、その先の特定の消費行動に結びついているようには見えなかった。(ただし特定場所のFelicaリーダーのタッチでアイテムを入手できる企画は実施されていて、リアルとケータイの連携は試みられている)

 しかし今回の企画はよくできている。その切符に扱いに工夫がある。
・購入する切符に合わせて、「コロカ」というゲーム内の特殊アイテムを入手できる。
・そのコロカが無いと、スタンプが1日3回しか押せない。コロカがあると無制限(ただし7日限定)になる。

 現実世界で購入した物がゲーム内と連動し、特殊アイテムを入手できることに加え、実質的にそのアイテムが無いとケータイゲームをクリアできない。
 うまい企画だと、感心してしまった。
コメント

Google Maps Navigation関連記事

2009-11-04 19:49:04 | 位置情報・地図
“安かろう”では済まない――Google本格参入でカーナビ市場はどうなる? (ITmedia)
無償“Googleナビ”の登場でカーナビ市場はどう変わるか? (レスポンス)

 神尾寿氏による、Google Maps NavigationとPNDや据え置きナビに関して論じた記事、2本。
 同じ筆者による記事なので内容は似通っているのだが、レスポンスの記事ではスマートフォン+クラウド型ナビの弱点についても言及している。

 いろいろ書かれてはいるがまとめると、

・スマートフォンが普及すれば、無料というGoogleナビの価格破壊力は大きい。
・常に最新の豊富な検索データが使え、地図も最新となるクラウド型カーナビゲーションサービスは、既存のカーナビよりも優位。
・従って、据え置き型やPNDも通信機能が必須になる。
・スマートフォン+クラウド型カーナビゲーションは、液晶サイズの大きさと、通信ができない場所では本領発揮できない点が欠点。
・ウィルコムはカーナビ向けに定額制を打ち出し、ソフトバンクモバイルも参入するので、通信料に関する条件はよくなってきている。


 個人的には、スマートフォンはそれそのものが高いし、通信料金も定額とは言え高く、スマートフォンが従来のケータイにすぐに取って代わるほど普及するとは考えていない。従って、スマートフォンを前提としたスマートフォン向けのカーナビソフトが今 PND を脅かすとは考えづらい。
 安価なPNDの需要はまだまだあると思っている。それにPNDも”安かろう”(記事)で受ける印象ほど悪いものではないと思う。
 しかしながら、カーナビに通信が必須になるというところは同感だ。単純に、通信ができればスポット情報登録や検索、データ更新に便利だからだ。

 ただ、Google Maps Navigator のような「クラウド型カーナビゲーションサービス」と、その他のスマートフォン+カーナビソフトと、既存の据え置き型通信対応カーナビとを一緒に論じているため、筆者が通信対応で何をしたいのかが、いまいち見えづらくなっているように思う。通信できること、が目的ではないだろう。

 さて、個人的に通信カーナビに求めることは下記のような項目だ。

・通信対応により、リアルタイムに、クラウドにある豊富なデータベースを使って検索できること。
・通信対応により、地図情報が最新にできること。ただしリアルタイム性は不要。
・通信対応により、リアルタイムに、PC・ケータイ・カーナビ間で情報を共有できること。
・通信対応により、リアルタイムに、渋滞情報を得られること。
・通信対応により、リアルタイムに、クラウド上の情報を用いて最適なルート検索ができること。
・通信対応により、何かしらのコンテンツ(ガソリン価格やスポット情報)がリアルタイムに閲覧できること。
・通信のエリアが広いこと。
・通信ができないところでも、カーナビとして機能すること。(日本全国全ての道路で通信できることは、現状では無理と思う)
・通信を使用したサービスでも、レスポンスは落ちないこと。
・自車位置の測定精度は高いこと。
・通信料は上限が決まっていること。

 この要求を満たすカーナビとして、次のようなカーナビがそこそこの価格で売られれば欲しいところだ。全てがクラウドという訳ではなく、何をクラウドに置いて何をローカルに置くかが、ポイントになるのだろうか。

・ジャイロや加速度センサーを備えた専用筐体とする。車速センサーと連携できればなおよい。
・検索データはクラウド上に持ちこれを検索対象とするが、基本データセットは内蔵する。
・地図データは内蔵する。
・検索用の基本データセットと地図データは、通信により任意の頻度で自動的に更新される。ナビゲーション時、ナビ対象になっている道路とその周辺道路を優先的にアップデートするというのもありそう。
・登録データはクラウド上に置き、ローカルのデータと自動的に同期する。
・クラウド上のコンテンツは、ユーザーに通信を意識させることなく、ローカルな情報とシームレスに閲覧できる。
・渋滞情報は最新のVICS+プローブ情報を、ネットワーク経由で自動的に取得できる。
・ルート検索時、過去も含めた渋滞情報などから、最適なルートを導き出せる。
・通信料金は定額。
・通信はドコモ網が望ましい。

 ただ、こんな仕組みやコンテンツを提供できるカーナビメーカーがあるのだろうか? そこが、通信対応ナビに取り組むメーカーが少ない理由なのかもしれない。
 カーナビのハードウェアメーカーではなく、NAVITIME、インクリメントP、マップルのようなカーナビ向けソフトやコンテンツを提供しているメーカーに、注目すべきだろうか。もしくはナビポータルだろうか。


 パイオニアのエアーナビに通信対応カーナビとしての期待を持ったのだが、全体的なレスポンスが悪い上に、さらにユーザー指示で動作する通信サービス(自動更新の渋滞情報は含まない)のレスポンスが悪く、ほとんど使用しなくなってしまった。さらに、威力を発揮するはずであった渋滞情報とこれを使った経路検索も、自車を中心とした一定範囲の渋滞情報しか得ることができず、期待したほどの効果を得ることはできなかった。
 カーナビ・ケータイ・PCでのスポット情報共有については、エアーナビ側のUIとレスポンスが悪いにも関わらず使ってはいる。これはナビポータルのPC向けサービスでの地図閲覧性、検索UI、レスポンスがまずまずであり、またケータイ向けサービスでもスポット検索で対応できる(=地図を操作しない)のであれば一応は使え、両者共に有用だからだ。もっともこれは、エアーナビの検索UIの使い勝手が悪く、またレスポンスが悪いことの裏返しではあるのだが・・・
 もう少しUIやレスポンスが良くなれば使い甲斐がありそうなだけに、残念だ。
コメント