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新、迷WAN BZN-300/BZN-400

2007-07-12 00:08:43 | 位置情報・地図
BZN-400
BZN-300


 Broadzone から、新しい迷WAN、BZN-300 と BZN-400 が発売されている。
 迷WANと言えば、PONTUS EN-3500 とともに、日本における PND(Personal Navigation Device/Portable Navigation Device) の走りとなった製品だと思う(昔の記事)。その迷WANの新製品が、BZN-300 と BZN-400 だ。

 今になっての紹介となったのは、正直知らなかったからだ(苦笑)。他のメーカーは新製品を出しているのに Broadzone は出していないのかなぁ・・・ と思ってページを見たら、既に発売されていた。発売は2007年4月頃のようだ。

 さて新迷WAN。BZN-200 の後継機が BZN-400、BZN-100 の後継機が BZN-300 だ。BZN-400 がバッテリ内蔵、BZN-300 が電源外部供給のみとなる。この特徴以外は性能としては同様の製品なのだが、大きさ・重さが若干異なる。なぜか、BZN-400 バッテリ内蔵の方が軽い。

 BZN-400のスペックを見ていこう。
 3.5インチ液晶、115.5×80×29mm、195g。住所検索2,000万件、電話番号検索1,000万件、施設名検索200万件、ジャンル別検索200万件。周辺検索可能。地図はゼンリン製。販売価格は49,800円程度。バイク取付キットもある。
 ちなみに、先ほど紹介したクラリオンの PND は液晶4.3インチ。132×90.5×22mm、198g。住所検索は1,100万件、電話番号検索は800万件、施設名・ジャンル検索16万件、周辺検索36万件。地図はインクリメントP。46,000円くらい。PONTUS EN-4500は、4.3インチ、133×78×33mm、254g。住所検索2200万件、電話番号検索1000万件、施設名検索・ジャンル検索は200万件。地図はゼンリン製。59,800円。

 新迷WANはスペックだけ見れば優れているように見える。しかしただ1点気になるのは、液晶サイズが3.5インチと小さいことだ。最近発売のPNDの流れとしては液晶サイズは4.3~4.5インチ。モノによっては7インチというものまで登場した。その中で3.5インチというのは、(別の3.5インチPNDを使った感覚からも)ちょっと小さい。
 液晶サイズ以外は現在の流れである検索データの充実化を取り入れ、純粋にカーナビとして着実に進化している。流れの1つにワンセグ搭載というのもあるが、カーナビに必至ということでは無いだろう(ただしラインナップとしては必要かもしれないが・・・)。


 ところでこの迷WANだが、非常に優れている点が1つある。それは旧機種であるBZN-100, BZN-200用のバージョンアップデータが用意されることだ。BZN-100用, BZN-200用ともに19,800円。これを適用することにより、地図情報・検索データ・ルート検索機能がBZN-300/BZN-400相当になる。
 SDカードI/Fを持つHWであり仕組みとしてアップデートは可能だろうが、ここまできちんとサポートするというのは素晴らしい。ただ次の製品が出たときにどの製品向けのバージョンアップデータが用意されるのかは、興味のあるところだ。

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