ひらけいメモBlog@goo

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PONTUS EN-4500 vs ミニゴリラNV-SB250DT レビュー(2)

2007-07-28 23:31:32 | 位置情報・地図
PONTUS EN-4500

 ようやく、待望の PONTUS EN-4500 がやってきた。
 今回はワンセグの話だ。

 興味の対象は、どちらの方が受信感度が良いか? ということだと思う。結論は、似たり寄ったりではあるが、PONTUS EN-4500 の方がいいような気がする、といったあたりだ。

 EN-4500 のワンセグだが、注意点が2つある。
・プリセットされた受信局が無いので、受信エリアが変わったらスキャンする必要がある。1分弱はかかる。
 このスキャンによって見つからなかったチャンネルはチャンネルのリストに出てこない。従って電波状況の良い場所でスキャンしなければならない。都道府県を越えて頻繁に移動するということがなければ問題にはならないが、車は移動するものなので、そうも言ってはいられないかもしれない。
 
・チャンネルの選択方法には、チャンネルのUp/Downとチャンネルのリストから選択する方法と、2つある。Up/Down を使用した場合、選択したチャンネルが受信できるかできないかが分かるまで、チャンネルの移動ができなくなる。これにより、次の次のチャンネルを選択したいのに、その間にあるチャンネルを経由したときに待たされてしまうということが起こる。離れたチャンネル間を移動するときは、チャンネルのリスト表示を用いた方が早い。

 ミニゴリラ NV-SB250DT は上記のような問題は無く、都道府県ごとにチャンネルのプリセットがあるのでまずはそれを使えばよい(エリア選択後にスキャンも可能)し、Up/Down を使うときも引っかかりなくどんどん移動できるので困らない。
 エリア選択という点では、NV-SB250DTにはもう1つ機能がある。それは自宅登録、だ。自宅でのエリア選択+スキャンの結果を保存できるという機能で、出かけた先でエリアを変更していても、これ1つで元に戻すことができる。

 感度については、EN-4500 の方が明確に良いという確証は得られなかった。上にも書いたように良いような気はするのだが・・・ アンテナ位置や本体の向きによって受信できるかできないかが左右されるため、確実に比較するのはなかなかに難しい。ただ個人的な印象では、EN-4500 の方が悪いということは無いと思う。

 EN-4500 は PND なので、ワンセグを利用するとなればナビとの間で機能を行き来することになるだろう。EN-4500 の場合、ナビからワンセグへの移行は、ナビのメニュー画面->HOME画面(ナビやワンセグなどの機能選択画面)->ワンセグ、と移ることになる。逆も同様の手順だ。ナビ->ワンセグの移動ではナビを終了させることになるが、再開時は移行前の状態から再開できるため、特に問題にはならない。
 ミニゴリラ NV-SB250DT はワンセグとナビしか機能が無いため、画面のどこかをタップして「ワンセグ」ボタンを出す->それを押してワンセグ画面にする、で終わりだ。逆も同様の手順だ。NV-SB250DT もワンセグからナビに戻すときは移行前の状態から再開できる。

 同じ番組を見比べると、両者は若干色味が違う(文章上でどう違うのかを表すのは難しいですが・・・)。

 参考までに、ワンセグ使用時のメニュー画面を掲載してみた(7/29)。

 1段目

 2段目
 使い勝手上の違いにはならないが、NV-SB250DT では番組の映像上にメニューが重なって表示される。EN-4500 ではメニュー表示時は番組の映像が小さくなり、空いたところにメニューが表示される。

 ということで、ワンセグについての使い勝手はミニゴリラ NV-SB250DT の方が高いが、EN-4500 も使い方によってカバーできる範囲だ。

NV-SB250DT
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ミニゴリラ NV-SB250DT 購入レビューその5補足

2007-07-28 22:43:05 | 位置情報・地図
NV-SB250DT

 ミニゴリラ NV-SB250DT のナビゲーションレビューの補足だ。
 以前記載したように、NV-SB250DT は衛星が捕捉できなくなったときに、そのときの速度とマップマッチングで自車位置を推測する。
 なかなか優れた機能なのだが、実際に使っている中では困ることも出てくるという話だ。

 今日使っていて、トンネルに入った途端に渋滞につかまって止まってしまった、ということがあった。しかし自車位置は推測によってどんどん進んでいってしまう。どこまで行くんだ、と見ていると、しまいにはトンネルから出てすぐの交差点を曲がる寸前まで進んで、止まった。推測で動いた時間は1分を超えていたように思う。
 この機能をオフにすることはできないと思うので、使う際にはそのようなことがあることに、注意したいと思う。
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