ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

SA702iのウリとは

2006-05-30 22:17:00 | 携帯電話など
「FMラジオは瞬時に起動します」――小型FOMA、SA702iのウリとは (ITmedia)

 ITmedia による、SA702i についての三洋電機へのインタビュー記事。
「ウリは電子コンパスだろう」とGPS好きの立場からは思うのだが、残念ながら電子コンパスについては写真とその説明でちょっと触れられている程度だ。
 記事中でのウリとしては、
・起動の速さ(特にラジオで体感できる)
・デザイン
・日本語入力の強化
だった。

 SA702i を普通のケータイとして使われる方には、興味の持てる記事だと思う。
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NECと松下のケータイ連合

2006-05-30 22:16:22 | 携帯電話など
「N」「P」携帯ブランドは提携後も統合せず──NEC社長 (ITmedia)
NEC、携帯事業で松下と合弁会社設立か(Nikkeibp)

 NECと松下電器産業は、第三世代携帯電話端末の開発で提携することを発表した。第三世代携帯では開発コスト・期間が格段に大きいからだ。1社だけで開発するのは困難であり、協業するのがベストと判断したとNECは述べた。
 2社で開発を分担すれば開発期間とコストは半分で済み、大きなアドバンテージになる。
 提携の狙いは世界市場だ。NEC社長は「要素技術では,世界に先駆け試験サービスを行っているNECと松下が先行している。ノキアを頭一つリードしている。グローバルに通用する製品を開発していく」と強気だった。
(ITmediaの記事から抜粋)


 これは、先日あったNEC社長の会見ではない。記事の日付は 2001年8月21日。もう5年も前の話だ。
 今や、国内のシェアではシャープが1位、松下とNECは僅差ではあるものの2位と3位に甘んじている。海外に目を向ければ、NEC広報部によると2006年度の販売見込みを「ほぼゼロ」としているそうだ。
 29日の会見でNEC社長は「当初大きなラッパを吹いた割にこういう結果になり残念だ。技術力を過信し、市場の変化に対応する力がなかった」(Nikkeibp記事)と述べた。また、「当面、フィンランドのノキアや英ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズなど、海外大手との直接対決は避け、10社以上の携帯電話機メーカーがひしめく国内市場で勝つことを優先課題としていく」とも説明した。

 読んでいて、正直虚しくなるような内容だ。不採算事業と化している携帯電話事業を立て直すために開発コストを切りつめるのは必要だ。しかしこれでは、「当面」海外での競争を避けるうちに海外新興市場での売り込み競争に間に合わず、結果、今のまま海外シェアを全く取れずに国内での限られたパイの奪い合いを続け、そして沈んで行くというシナリオが誰にでも見えてしまう。
 もちろん、こんな当たり前のことを大手企業の経営陣が分からないはずはない。しかしそれでも手の打ちようがないのだろう。こうしたところが、虚しくなる。
 Nokia と三洋の提携のように、これから日本の高機能ケータイを狙って海外メーカーが日本メーカーとの提携に来るだろう。そんな中また5年後に、このNECと松下連合は国内でさえ生き残ることができるのだろうか? NEC の株価は、この提携話を手がかりに上がっているようではあるが・・・

 そんな、悲観的なシナリオをたどらないように願いたい。

 参考:メーカー再編で見逃せない“海外メーカー提携”のシナリオ (ITmedia)
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GPS・GLONASS両対応のポータブルGNSS受信機

2006-05-30 22:15:09 | GPS
トプコン、米ロ2方式対応のモバイルGPS発売

 トプコンは29日、6月にGPSとGLONASS双方に対応した測位機能を持つGNSS受信機を発売すると発表した。業務用で、測位機能の他に電子コンパスおよびデジタルカメラを搭載している。用途としては、電柱やガス管の管理、植林状況の調査、災害調査などが考えられているそうだ。

 要は、方向を含む位置情報を画像に記録できるデジタルカメラなのだろう。
 なおこの会社は従来RTK測量機器を提供しているメーカーなので、この GNSS 受信機も RTK 測量用と思われる。

 珍しいのは、ロシアのGLONASSに対応し、かつそれを簡単に持ち運び可能な大きさ(たぶん)にしたことのようだ。GLONASS衛星はGPS衛星に比較すると数が少なく(平成17年で13基?)それ単独で測位することは難しいが、GPS衛星と組み合わせることで単純に衛星数が増える。衛星数が増えれば測位誤差が少なくなるし、もし遮蔽物があって空が全て見えないような場所でも電波を受信できる可能性が上がり、測位性能向上につながる。

 参考:トプコンの説明

 今後、ヨーロッパのガリレオ計画が起動に乗れば、GPS+GLONASS+GalileoというGNSS受信機が出てくるようになるのだろう。
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Mio P350とMio C310発表とC310購入予約

2006-05-29 23:33:54 | GPS
GPS搭載パーソナルナビ機能付きPocketPCMioP350※ご予約特典福袋無し※♪液晶保護シート付き♪... P350
GPS搭載パーソナルナビ専用機MioC310/Fセット※ご予約特典福袋無し※♪液晶保護シート付き♪【... C310


Mio DigiWalker「P350/C310」6月中旬より順次発売 (プレスリリース)
横表示対応のナビ付きPDA──マイタックの「Mio P350」「Mio C310」 (ITmedia)
マイタック、低価格ポータブルGPS 2モデル~上位機種はWindows Mobile 5.0搭載 (PC Watch)
マイタックジャパン、PDAタイプなど手のひらサイズのGPSナビ2機種 (nikkei.bp)

 既にエントリに記載したとおり、マイタックから Mio P350, Mio C310 の2つの新機種が発売される。
 双方の特徴は、

・3.5インチQVGA TFT 液晶搭載。
・MioMap2.0J を搭載。
・GPS 受信機として SiRF starIII 搭載。
・1GB Flash ROM を内蔵し、地図を格納。これにより外部 SD I/F は地図以外の用途に使用可能。
・GPS アンテナを内蔵。外部アンテナも使用可能。
・400MHz の Samsung 2440 を搭載。
・小型軽量。

GPS搭載パーソナルナビ機能付きPocketPCMioP350※ご予約特典福袋無し※♪液晶保護シート付き♪...
 Mio P350 の特徴は、

・Windows Mobile 5.0 for PocketPC 搭載の PocketPC PDA。
・Pocket Mapple Digital Ver7.0 を搭載。
・従来モデル(Mio 168RS)よりも安価。

GPS搭載パーソナルナビ専用機MioC310/Fセット※ご予約特典福袋無し※♪液晶保護シート付き♪【...
 Mio C310 の特徴は、

・Mio P350 よりもさらに安価。
・ナビゲーション用途に特化し、簡単操作で MioMap によるナビゲーションが可能。
・MP3 プレイヤーと画像ビューアーを搭載。

となる。

 ということで、C310 を予約してみた。
 なぜ P350 ではなく C310 なのか? というと、実のところ既に古い PocketPC(PocketGear)は持っていて、これを Pocket Mapple Digital による地図閲覧程度にしか使用していないからだ。
 わたしは SigmarionIII も持っていて、予定管理やメモ帳代わりには SigmarionIII を使用している。最後に PocketGear と PC を Sync させたのがいつなのか、思い出せないくらいだ。
 SigmarionIII を使う理由は、キーボードがついているからだ。また最近 SigmarionIII で PocketMappleDigital が動作するよう設定したので、地図閲覧用途でも PocketGear の地位は怪しくなってきた。
 とは言うものの明るい屋外での閲覧のしやすさや、小さくて取り扱いが簡単という PocketGear のメリットは捨てがたく、まだ地図閲覧用途では使用するつもりではいた。

 ここに、P350 と C310 が登場した。カーナビ代わりに迷WANの購入を考えていたところでもあり、せっかくの新製品なので Mio を購入してみることにした。どちらを購入するかは迷ったが、どうせ P350 を購入しても Pocket Mapple Digital と MioMap しか使わないだろうし、またカーナビの代わりを元々想定していたので、あまり購入者がいなそうな? C310 にしてみた。C310 で Pocket Mapple Digital が動けば文句はないのだが、まぁ用途からすれば仕方ないだろう。
 Pocket Mapple Digital を利用したいときは、SigmarionIII を使うことにするつもりだ。

 個人的には C310 はナビゲーション用途により特化し、恐らくそれなりに空いていると思われる 1GB の Flash ROM を利用して、検索データや地図データの充実を図って欲しいものだ。

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SigmarionIII+コメットCF/3

2006-05-29 22:54:59 | GPS
 SigmarionIII で GPS 受信機コメットCF/3を動作させる方法について書いてみたい。

 SigmarionIII の CF スロットに例えば CFGPS2 を差すと、COM2 からデータを受信することができる。
 ということで、同様にコメット CF/3 を差してみたのだが、差した時から動作していることを示すLEDが点灯したままで消えず、COM2 でデータを受信することができない。
 この解決法だが、SigmarionIII で DoCoMo 以外の PHS カードを使用するときに用いられる「3PHS」というソフトを予め実行しておけばうまく動作する。差したときのLEDの点灯もなくなり、PocketPC での場合と同様にコメットCF/3を制御でき、COM2からデータを受信できることが確認できた。
 恐らく、CFに差さったカードを SigmarionIII が識別しに行くときに、何かしら問題が起きているものと思う。例えば他社製のPHSカードと誤認識しているとか・・・

 なお、SigmarionIII と CFGPS2 を使うときには、CFGPS2 を差したときに出る砂時計が消えるまで待つ必要がある。このとき 3phs が導入してあれば、この砂時計も出なくなり快適に使用することができる。


*試す場合は自己責任でお願いします。
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SigmarionIIIとPocket Mapple Digital V6

2006-05-28 23:44:30 | GPS
(SigmarionIII+CFGPS2とPocketGear+コメットCF/3。見づらいが双方とも同じ縮尺表示)

 せっかく SigmarionIII と Super Mapple Digital V6 を持っているので、今さらではあるが SigmarionIII で Pocket Mapple Digital V6 を使ってみることにした。
 実際に入れてみたところ、少なくとも基本機能(地図表示、CF タイプの GPS 受信機使用)については問題なく動作していることが確認できた。ちょっと面倒ではあるが、入れてみる価値はある。
 ということでご存じな方も多いだろうが、備忘録も兼ねて使用感やインストール方について書いてみたい。

 Pocket Mapple Digital は地図データがベクトルデータであり、256MB の SD カードがあれば 1/25,000 (と、もう1段広域地図)が問題なく入ってしまい、また PC 側からの地図データ作成も楽で、とても利便性が高い地図ソフトだ。ナビゲーションはできず周辺検索もできないが、地図帳ソフトとしては便利に使える。もちろん GPS の利用が可能だ。


 SigmarionIII は 800x480 ドット5インチ液晶を搭載している。地図表示の面では液晶サイズが大きくピクセル数が多いに越したことは無い。この点から見れば、流行りの W-ZERO3(3.7インチ640x480ピクセル)や今後増えるであろう VGA 液晶搭載ケータイ(904SHならば2.4インチ640x480ピクセル)よりもさらに地図表示に向いている。

 わたしは今まで 3.8インチの QVGA(320x240) 反射型液晶を搭載した普通の PocketPC(Pocket Gear)を使用していたのだが、実際に SigmarionIII と見比べてみて 800x480 ピクセルの便利さを痛感した。高精細という点もあるが、地図の見える範囲が広いというメリットは非常に大きい。何せ5倍のピクセル数だ。確かに数字の上では明らかなのだが、実際に見てみると想像以上だった。
 かつ表示速度も軽快だ。ただしStrongARM 206MHzのPocketGearと、PXA255 400MHzのSigmarionIIIを比べているからかもしれないが・・・

 SigmarionIII はキーボードつきの大型 PDA(Handheld PC) のため、屋外で GPS で位置を取得し地図を参照して歩き回る、という用途にはちょっと不向きだ。胸ポケットにも入らないし、元々大きい上にディスプレイを見るときには筐体を開くしか無く、取り扱いも面倒だ。しかしこの液晶サイズとピクセル数は、使い方を工夫すればそれを補ってあまりあると思う。

 動作を確認した CF タイプ GPS 受信機は、I/O データの CFGPS2 とパソコンGPSショップで販売しているコメットCF/3(Holux GR-271)だ。なおコメットCF/3を SigmarionIII で使用するにはちょっと手順がいる。これについては別のエントリで記載する予定だ。


 最後に、SigmarionIII で Pocket Mapple Digital V6 を動かすための手順を簡単に書いてみたい。SigmarionIII で PocketPC 用アプリを動かすための Web 上に複数説明されている方法で動作し、とくに工夫した部分などは無い。

1. Pocket Mapple Digital バイナリ作成
 ARM用のPocket Mapple Digital のバイナリを作る。わたしは PocketPC からコピーしてきた。これを任意のディレクトリに配置する。

2. 必要な DLL 群をコピーする
 Pocket Mapple Digital を SigmarionIII で起動するために必要な DLL 群を、Pocket Mapple Digital のバイナリと同じディレクトリに置く。必要な DLL は次の通り。
・Note_prj.dll
・mfcce300.dll
・AYGSHELL.dll
・doclist.dll

 ホーミンさんのWindowsCE FreeWaveから、ダミーDll を持ってくる。ARM用。
 hpc downloadsから、arm.dll を持ってくる。この中から mfcce300.dll を取り出す。
 世の中にはすごい人たちがいるものだ・・・

3. Super Mapple Digital から地図データを SD カードなどに書き出す
 Super Mapple Digital から Pocket Mapple Digital 用の地図データを書き出し、これを SD カードにコピーする。広域、中域、詳細の3種類の地図があり、必要な市町村・必要な詳細レベルの地図を選んで書き出すことができる。

 これで、大画面の Handheld PC SigmarionIII で Pocket Mapple Digital を楽しめる。
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プロアトラスシリーズの新版発表

2006-05-28 18:00:26 | 位置情報・地図
航空写真を標準搭載!Windows版地図ソフト 7月7日(金)新発売!真似のできないクオリティ、プロアトラスSV2 (プレスリリース)
プロアトラスSV2製品ページ
アルプス、常に最新地図が手に入る「プロアトラスSV2」など2タイトル (ITmedia)

 アルプス社は26日、電子地図ソフト『プロアトラス』シリーズの2006年最新バージョン『プロアトラスSV2』を発表した。7月7日の発売となる。
 製品の特徴は次の通りだ。
・東京23区・名古屋市・大阪市の航空写真を収録
・秋からの地図情報更新サービス「ダウンロードサービス」に対応
・ルート検索可能
・標高データを持つ
・GPS, PHS, 無線LAN の位置情報と連携可能
などだ。

 キャッチコピーは「真似のできないクオリティ、プロアトラスSV2」とのことだ。航空写真の搭載や「ダウンロードサービス」機能を全面に押し出していく。


 航空写真についてはまだ収録範囲が狭く、見ていておもしろいものではあるが用途には限りがあるように思う。
 ダウンロードサービスは「必要なエリアを必要なときに」とのことで、どれくらいのエリアがいくらでアップデートできるのか、興味のあるところだ。

 Super Mapple Digital を使っている身からすると、プロアトラスは広域側が充実しているのがうらやましい。Super Mapple Digital は詳細、中域(1/25000程度)、広域の3段階しか無く、詳細側は特に困らないのだが、広い範囲で地図を見ることができずに困ってしまう。
 仕方なく 広域は Mapion BB などで見ているのだが、地図ソフトを持っているのに Web 地図を見ないといけないなんて、変な話だ。

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迷WAN BZN-200とMio C310

2006-05-28 17:20:50 | GPS
GPS搭載パーソナルナビ専用機MioC310/Fセット※ご予約特典福袋無し※♪液晶保護シート付き♪【...

Mio DigiWalker「P350/C310」6月中旬より順次発売 (プレスリリース)

 マイタックジャパンは26日、小型の PND(Personal Navigation Device)「Mio C310」を発表した。6月下旬の発売となる予定だ。

 Mio C310 はマイタックの最新ナビソフト MioMap V2.0 を搭載した小型のナビゲーション機器で、Mio P350とは異なりナビゲーションに特化させたことが特徴だ。なお Pocket Mapple Digital も添付されていない。
 最近迷WAN BZN-100 および BZN-200 が安価・小型のカーナビとして注目されているが、このライバルとなる機種だ。

 BZN-200と比較した場合の特徴は、安価であること。BZN-200 同様内蔵電池があるのだが、それで44,800円(フルセット・税込・送料込)だ。BZN-200の最安値が現状57,624円(税込・送料込)であることから、C310 は有力な選択肢になるものと思う。
 発売は6月下旬からだ。BZN-200 は現在品切れ中で、次回の納品は6月中旬以降で似たようなものだ。この点からも、小型ナビを購入する場合どちらにするか悩ましい。
 GPS受信機は双方とも高感度では定評のある SiRFstarIII。GPS 感度は装置の作りにもよるので確かなことは言えないが、折りたたみ型アンテナのBZN-200が若干良いかもしれない。ただし C310(フルセット)は外部アンテナが付属するので、それほど問題にはならないだろう。
 双方とも HDD を搭載しない機器のため、車やバイク、自転車につけても使用することが可能だ。もちろん車用の取り付け機器も付属している。またBZN-200 は別売りだがバイク取付キットがあるし、C310 フルセットは自転車用マウントが付属する。

 あとはナビソフトの作りが問題になる。
 見た目だけの話で言えば、交差点の2画面表示ができる BZN-200 の方がナビっぽく見える。
 C310 の方が内蔵 FlashROM が 1GB もありデータ量が豊富なようにも見えるが、恐らく P350(1GB Flash に MioMap + Pocket Mapple Digital)と同等と思われる。

 まず、双方を一覧表にしてみた。(2006.7.3 C310を購入したので追記・修正)

 C310 は、
・価格が安い
・少し重いが若干小型
あたりがメリットだろうか。

 なお、C310 には S TypeF Type(フルセット) がある。S Type はキャリーケースが付属する程度だが税込39,800円と安価だ。
 F Type(フルセット)はキャリーケースに加え、自動車搭載キット(外部アンテナ、カーチャージャー、車載用スタンド)、自転車用マウントが付属する。
 表にしたのはフルセット版だ。

GPS搭載パーソナルナビ専用機MioC310/Fセット※ご予約特典福袋無し※♪液晶保護シート付き♪【...Mio C310 フルセット【先行予約販売!!6月15日~7月上旬入荷】ブロードゾーン 迷WAN カーナビBZN-200 全国送料無...迷WAN BZN-200
GPSSiRF starIIISiRF starIII
GPSアンテナ内蔵(外部アンテナ付属)折りたたみ
重さ200g190g
大きさ107.5×70×20mm135×80×29mm
液晶3.5インチ3.5インチ
地図データ格納場所内蔵1GB Flash外部512MB SD
外部メモリSDSD(基本的に地図用に使用)
外部接続miniUSBなし
電池容量1200mAh700mAh
稼働時間3.5時間(GPS使用)2時間
ナビソフトMioMap 2.0Jゼンリン地図ゼンリン地図
ナビ以外機能MP3プレイヤー・画像表示MP3プレイヤー・画像表示・動画表示
車用電源10-30Vに対応12V・24V共用
検索対象施設数17万35万
ログ取り○(隠し機能)×
防塵・防水××
住所検索番地丁目まで
施設名検索×
電話番号検索××
MAPCODE検索たぶん×
VICS××
周辺検索範囲5km4km
自動車取付機器
自転車取付機器無し
バイク取付機器無し別売
小売価格44,800円57,624円


 参考までに施設検索数については、タウンページの掲載数が1100万件くらいらしい(gooタウンページによる)。NAVITIME はタウンページに掲載されていて公序良俗に違反しないような施設を載せているそうだから、かなりの登録数になるのだろう。

 カーナビ市場は従来低価格側の選択肢が少なく、また詳細地図を簡単に使いたければ高価なHDDナビやDVDナビしか選択肢がなかった。しかしここへきてようやく、このような安価な製品が日本でも出てきた。これらは地図データを内蔵メモリや外部SDカードに保存することができ、ナビゲーションという用途で言えば十分な可能性を持っていると言える。またHDDやDVDのような機械部分が無く、逆にナビゲーションに向いているとも言える。
 3.5インチQVGA液晶というのがちょっと見づらいとは思うが、このあたり費用に跳ね返ってくる部分なので、大きいのがいいこととは一概には言えない。
 おそらく、まだまだソフトの面では HDD ナビにはかなわないだろう。しかしあくまでもソフトの話であり、今後の発展が十分に期待できる。

 C310 を予約してみたので、届いたらレポートさせていただきたい。
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SiRFstarIII搭載GPSつきPDA・Mio新機種P350発表

2006-05-27 10:12:43 | GPS
【そのまま内税】GPS搭載パーソナルナビ機能付きPocketPCMioP350♪ご予約特典お楽しみ福袋付き...

Mio DigiWalker「P350/C310」6月中旬より順次発売 (プレスリリース)

 マイタックジャパンは26日、モバイルナビゲーションシステム「Mio P350」を発表した。6月中旬の発売となる予定だ。

 Mio P350 は好評の Personal Navigation Device(PND)とも言える Mio 168RS の後継機となる。その特徴は、

・1GB もの Flash ROM を内蔵し、地図データを内蔵。
・GPS として高感度で定評のある SiRF starIII を搭載。
・GPS アンテナを内蔵。
・OS として Windows Mobile 5.0 for PocketPC を搭載。
・MioMapのバージョンが2.0Jに。
・Pocket Mapple Digital のバージョンが Ver7 に。
 Windows Mobile 5.0 for PocketPC 対応のためと思われる。昭文社から Ver7 の正式発表は無い。同梱のSuper Mapple Digital は Ver6。
・汎用のUSBポートを搭載。
・CPU周波数が400MHzに高速化

などが挙げられる。

 反面、
・若干大きく重くなった。
・電池容量が減ったためか、電池のもちが悪くなった。(ここは不確実情報。ヨーロッパのサイトを見ると5.5時間で1300mAhという記述もあるので、日本用に仕様が変わっているのだろうか。重さは一緒なのだが)
については要注意だ。

 価格は、地図格納用の SD カードが不要になり、49800 円程度と安価になった。

 多くの機能アップを盛り込みながら、価格は安価な Mio P350Mio 168RS 以上に、魅力的な GPS つき PDA となりそうだ。

 なお、パソコンGPSショップでは既に P350 の先行予約を開始している。予約特典福袋つきもあるようなので、欲しい方は早めの予約がいいと思う。

 最後に、Mio168RSMio P350 の機能一覧表をつけてみたい。


【そのまま内税】GPS搭載パーソナルナビ機能付きPocketPCMioP350♪ご予約特典お楽しみ福袋付き...Mio P350【そのまま内税】パーソナルナビ機能付きMio168RS BASIC+お得バリューパックII【1GBSDカード(Mi...Mio 168RS+1GB SD
GPSSiRF starIIISiRF starIIe/LP
GPSアンテナ内蔵折りたたみ
重さ170g147g
CPUSamsun 2440 400MHzIntel Xscale PXA255 300MHz
OSWindows Mobile 5.0 for PocketPCWindows Mobile 2003 SE for Pocket PC
液晶3.5インチ3.5インチ
メモリ(ROM)1GB Flash(地図データなど)32MB Flash
メモリ(RAM)64MB64MB
拡張性SDIOx1, miniUSBSDIOx1, USB(専用ケーブル)
電池容量1200mAh1350mAh
稼働時間4時間(GPS使用)5時間(GPS使用時)
MioMap2.0J1.3J
Pocket Mapple DigitalVer7Ver4
小売価格49800円57800円

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観光地専用のブログ記事検索

2006-05-26 07:41:22 | 位置情報・地図
「goo」で、全国の観光地、レジャースポットのクチコミ情報を検索できるサービスの実証実験を開始 (プレスリリース)
goo、観光地に関するブログ記事が検索できる「ローカルトピック検索」 (INTERNET Watch)

 NTTレゾナントは24日、goo において観光地やレジャースポットのブログ記事を検索できる実験サイト「ローカルトピック検索」を立ち上げた。
 生の口コミ情報としてブログの記事はとても有効だ。検索の対象としてはある製品の感想であったり、レストランやラーメン店などの情報だったりする。goo は今回、この検索の対象として観光スポットを対象とした。
 ところがブログの情報は有用ではあるが、キーワード検索をすると「xxxへ行って来ました」という情報のみの日記がヒットしたりする。また探したい場所に略称があったりすると、正式名称と略称とで両方探したくなったりする。

 goo はここに目をつけ、
・観光地やレジャースポットのみを検索対象にした。
・検索対象に詳しそうなブログを選択するようにした。
・正式名称だけでなく、略称、表記の揺れにも対応できるようにした。
という点が特徴だ。

 ということで使ってみた。例えば「旭山動物園」と入力してみる。すると検索結果として「旭川市旭山動物園」が出てくる(なぜか2項目出てくる)。
 検索結果の各項目には、代表的なブログが1つと、代表的な画像検索結果が1つ出てくる。左側の検索結果のスポット名をクリックすと、複数の対象ブログと地図が表示される。

 今後の展開としては、
・ブログ記事を地図上で閲覧可能に
・「goo地域」との連携の強化
などが予定されているそうだ。

 おもしろい取り組みだと思う。また対象を製品やレストランなどに限定すれば、これもまた便利使えるだろう。

 問題は、現状検索対象が goo blog のみであり、またそのせいなのか、検索された blog 数が少ないことだ。例えば北海道で有名な観光地の1つである「美瑛」と入れても、何も出てこない。
 このあたりの精度が向上し検索対象のブログが増えてくれば、とても有用なサービスになるのではないだろうか。
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ケータイWatch「G'zOne W42CA」インタビュー

2006-05-26 07:40:45 | 携帯電話など
「G'zOne W42CA」インタビュー (ケータイWatch)

 ケータイWatchによる G'z One 開発者インタビュー記事。W42CA の購入を検討されている方は興味ある記事だと思う。
「」は記事中のインタビュー内容引用。

 G'z One W42CA の最大の特徴は「今回はなんといっても、WINなったというのが最大のアピールポイント」だ。
 TYPE-R の頃から「タフネスモデルと相性の良いナビのサービス」ということは開発陣も認識していて、例えば「サブディスプレイで方位センサーを起動し、端末を開くとEZナビウォークに簡単にアクセスできる仕組み」などを用意していたが、やはり「定額サービス非対応の1X端末ということで、あまり使いこなされているものではなかった」とのことだ。
 今回WIN対応となり「パケット通信への不安も解消され」た。

 元々「相性の良いナビのサービス」なのだから、やはりケータイナビ端末として大きく期待が持てそうだ。DoCoMo にこのようなモデルがあれば、間違いなく購入するのだが・・・

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Windows Live Localにリアルタイム交通情報

2006-05-26 07:40:10 | 位置情報・地図
Windows Live Localにリアルタイム交通情報 (ITmedia)

 Microsoft は23日、「Windows Live Localで、リアルタイム交通情報の提供を開始した。渋滞情報や、事故情報を得ることができる。

 ということで、ニューヨーク周辺を見てみた。混雑度は3段階で表示される。Windows Live Local の地図表示は「Road(普通の地図)」「Aerial(航空写真)」「Bird's eye」の3種類があるが、渋滞情報表示は Road と Aerial で表示させることができる。
 なかなかおもしろいサービスだ。日本ではホンダが Google Earth 上で表示できる渋滞状況を定期的にアップデートしているが、この Windows Live Local のサービスでは通常地図でも表示できるため Google Earth のものよりも視認性がよく実用的だ。

 今後はこのような情報が容易に無料でモバイル機器から見られるようになれば、より便利になりそうだ。

 その他、今回の Windows Live Local のアップデートで、
・お気に入りの場所を保存
・permalink をつけて、
 メールで引用する
 Messenger で送る
 ブログで引用する
などが可能になった。また、
・Outlook のから使えるようなアドインもリリース
もあり、いろいろと便利に使えるようになったようだ。

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写真共有サービスで写真と地図を連動できる新機能

2006-05-26 07:39:16 | 位置情報・地図
ウノウ、写真動画共有サイト「フォト蔵」で地図機能をリリース (プレスリリース)
フォト蔵マップ公開 (フォト蔵開発日誌)
ウノウ、写真共有サービス「フォト蔵」に写真と地図を連動できるマップサービス (CNET)
ウノウ、写真共有サービス「フォト蔵」に地図機能を追加 (ケータイWatch)
ウノウ、写真動画共有サイトで写真を地図に貼り付けられる「フォト蔵マップ」を発表 (IT PLUS)

 ウノウは17日、写真共有サービスで地図を利用する「フォト蔵マップを公開した。

 フォト蔵は、最大1万枚の写真を、インターネット上に公開したり、友人と共有することのできるサービスだ。今回、アップロードした写真を地図上に置くことができるようになった。
 なお「地図上に置く」方法だが、このページにあるように自分で好きな場所に置く、という手法だ。

 やはり、Exif を見て位置情報が入っていれば自動的に位置を決めるようなサービスが欲しいところだ。せっかくアップローダーがあるのだから、これができれば一気にアップできて便利だし、位置情報と関連づけられた写真が増え、おもしろくなると思う。
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地上デジタルラジオ放送をによる地図配信サービス実験

2006-05-25 08:57:59 | 位置情報・地図
地上デジタルラジオ放送を利用した地図配信サービス実証実験開始について (プレスリリース)
地デジラジオを利用した地図配信サービス…8月から実験 (Response)

 ITナビゲーションシステム研究会、ゼンリン、三井物産などは24日、2006年8月から地上波デジタル放送を利用した地図配信サービス実験を開始すると発表した。
 地上波デジタル放送を利用した広告・コンテンツ・各種地図データに対応できる仕組みを検討し、実証実験を進めていくという。
 これにより、地図データだけでなく、交通情報や駐車場情報など、地図に関連した最新情報を配信可能になるとしている。

 最初の実験では、地上波放送用の3セグチューナを利用して地図情報を配信するようだ。

 カーナビなどで地図や位置情報の最新データを安価に受け取ることができるようになればユーザーにとってもメリットがありそうだ。今回地図を提供するのはゼンリンと思われるが、インクリメントPなどもナビ研の会員のようなので、可能であれば地図提供メーカー各社が同じシステムに相乗りし、安価に広く情報を提供してもらえればありがたい。
コメント

今後のGoogleケータイ向けサービス

2006-05-23 21:59:19 | GPS
「携帯向けサービス、アイデアは山ほど」・米グーグル徳生シニアプロダクトマネージャー (IT Plus)


()書きは記事の引用

 KDDIとGoogleの提携に関連しての、Google 日本向けの携帯サービスを統括する方へのインタビュー記事。
 Google は「モバイルに関しては駆け出し」と認識し、「ウェブとは違ったサービスを提供」しようとしている。
 モバイル向けサービスの拡充を図ってきているようで、例えば「今日(18日)、パソコンのグーグルマップで探した場所のメモを携帯電話に送れるサービスを始めた」そうだ。
 また、モバイル版でも「『カフェ』『渋谷』などと、探すものと場所を入れて検索する『ローカル検索』では、結果を地図上に表示する」サービスも展開している。このサービスではケータイ向けということで「地図は各機種の画面にあわせて解像度、形を変えている」という。

 このような Google が今後、位置関連でケータイ向けにどのようなサービスを展開するのだろうか。

 位置情報に関連して、Google は日本のケータイ市場の特徴として、「携帯電話の画面が大きく、高精細だったり、GPSを使った歩行者向けナビサービスがあったり」と、位置を測定するためのGPSと、表示するための画面について触れている。
 また今後の展開としては、「GPS機能と連動したグーグルマップ(中略)など面白いサービスはいくらでも考えられる」と述べている。また広告という面から見ても、ケータイ+GPS という環境では現在の位置を知ることができるので、効果的な広告配信をすることが可能になる。これらから、Google はケータイ向け位置情報サービスについても積極的に取り組んでくるだろう、と考えられる。

 ただ、日本では NAVITIME をはじめとして GPS を用いた優れた位置情報・周辺検索サービスが既に提供されている。特に NAVITIME は au とともに EZ ナビウォークなどのサービスを育ててきた。かつ周辺検索に使うことのできる情報も豊富に蓄積している。
 この NAVITIME をはじめとするサービスに、Google Maps と GPS を組み合わせてどのような独自のサービスを展開できるのか、注目していきたい。

 例えば、ケータイから Google Maps API を用いた地図サービスが使えるようになり、これと GPS による現在位置が連動すれば便利だろう。そして GoogleMaps 上で目的地を見つけ、そこへの行き方を検索できるようになれば、おもしろい。
 これにより、Google Maps API の登場で爆発的に増えた、何かの目的に特化した地図情報サービスを、現在位置と連動させて使うことができるようになる。
 例えばある地方の観光協会が観光ガイドのサイトを構築すれば、ケータイを片手に簡単に観光スポットを巡れるようになるだろう。また誰かが作成したドラマの撮影地ガイドを片手に巡り歩く、ということもできるようになる。

 今後 Google がケータイ向けに何を打ち出してくるのか、期待したい。
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