ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

mouse K5(2022年モデル・第12世代Core版)購入・レビュー

2023-01-24 22:09:40 | パソコン


mouse K5(2022年モデル・第12世代Core版)を購入した。
現在使用しているノートPCがmouseの15.6型ノートパソコンであり、その置き換えのための購入となる。
そこで、同じく15.6型で、第12世代Coreを搭載しているmouse K5の2022年モデルを購入した。

標準的な仕様は下記の通り。OS、メモリ容量、ストレージ容量はカスタマイズできる。




















mouse K5(第12世代)仕様一覧
OS標準仕様Windows 11 Home (Proに変更可能)
CPUインテル Core i7-12650H プロセッサー
グラフィックスIntel UHD Graphics / NVIDIA GeForce MX550(GDDR6 2GB)
メモリ標準容量16GB (8GB×2) (容量変更可能)
M.2 SSD標準容量512GB (容量変更可能)
パネル15.6型 液晶パネル (ノングレア)
無線Wi-Fi6 + Bluetooth 5
LAN1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応
WEBカメラ前面:100万画素 (Windows Hello非対応)
付属ACアダプタ120W
ディスプレイインターフェースHDMI, MiniDisplayPort
USB Type-AUSB2.0 1基、USB3.0 1基
USB Type-CUSB3.1 1基(PD非対応、DisplayPort Alternate Mode非対応)
カードリーダーmicroSDカード
指紋センサ非搭載
動作時間約8時間
本体重量(kg)約1.97kg


今回メモリは16GBとしたが、これは32GBでもよかったかもしれない。 

いつくかはmouse K5の製品説明ページに記載されていて明らかではあるが、購入前に気になった点を記載しておきたい。

<いまいちな点>
USB-CはPD非対応
DisplayPort Alternate Mode非対応(USB-Cから画像を出せない)

<第10世代モデルと比較していまいちな点>
SDスロットはあるが、microSD対応に変更になった。
USB-Aが2口になり、1口減っている


PDに対応していてまたUSB-Cからディスプレイに接続できていれば、使える場面を容易に広げられる(そういう環境を作っている)のだが、ここはやむなく断念した。
mouseで15.6型にはB5-i5とB5-i7があって、現在使用しているノートパソコンの後継はB5-i5となる。B5-i5であればPDにもDisplayPort Alternate Modeにも対応していて良いのだが、B5-i5はCPUがまだ第11世代Coreのままなので、選択肢から外すことになった。
なお14型であればB4-i5, B4-i7が第12世代Coreを搭載しているのだが、液晶サイズが異なることから選択肢から外した。
また15.6型で第12世代CoreであればDAIVやG-Tuneも考えられる。今回は価格の面で断念したが、MX550のGPUで能力が不足するのであれば選択肢になるだろう。

Core i7-12650HはPコア6、Eコア4の構成で、Pコア基本動作周波数2.3GHz、Base Powerは45W、内蔵グラフィックスは64EU。一つ上位のi7-12700HではPコアは同じく6だがEコアは8、内蔵グラフィックスは96EUであり、削減されていることは覚えておきたい。マウスコンピュータ社の製品では17インチ機のmouse K7がCore i7-12700H搭載であり、製品紹介ページに記載してあるCINEBENCH R23の結果が性能比較の参考になると思う。

USB-Cからディスプレイに接続できないのは残念だが、本機はMini DisplayPortとHDMIを搭載しているので外部ディスプレイの拡張は容易に可能だ。双方ともに3840x2160, 約60Hzで出力できることは確認できた(製品説明ページではHDMIは3840x2160, 30Hzになっているが、Windows上の設定では60Hzにできている)。

SDカードのインターフェースがmicroSDになっている点は、保有しているカメラがSDカードなので残念だ。しかしこれも外付けでカードリーダーをつければ対応はできるので、不問とした。
USB-Aが2口と前機種から減っているのも残念な点だが、現状は2口あれば足りるので、対応はできると考えた。
これらの仕様は前モデルのmouse K5(2021年モデル・第10世代Core版)から機能ダウンとなっている。これは右側面の通気口を追加したためにインターフェースの設置エリアが圧迫されたからと思われる。

ACアダプタは120W用と出力の大きいものが採用されている。mouse K5(2021年モデル・第10世代Core版)では90Wであった。

重量は2kgを切るくらいで、軽くは無いが、頻繁に持ち運ぶので無ければ大きな問題にはならないだろう。

ここに記載した以外の内容については今のところ問題は無く使えている。ベンチマークの結果を下記に記載するが、Webサイトで見かけるmouse K5(第10世代)(例:PC watchのレビュー)と比較すると、順当に性能は上がっている。特にCINEBENCH R23 multi coreの性能アップは大きい。i7-12650HはPコア6・Eコア4と他の第12世代Core i7と比較するとEコアの数が少ないにしても、マルチコア性能は高い(なおmouse K7 i7-12700Hの結果は製品ページによると14007とさらに高い)。
2410万画素(EOS Kiss M)のRaw現像50枚を試してみたが、Canon DigitalPhotoProfessionalでは409秒。Lightroom classicでは37秒であった。数世代前の古いCore i5搭載機と比較してみたが、Lighroom classicの速度向上率はDPPの速度向上率よりも大きかった。恐らくだが、Lightroomの方がマルチコア性能の向上が効きやすいのではないかと考えられる。
なおこのRaw現像だが、DPPは現状Raw現像にGPUは使用されない。Lightroom classicはMX550をRaw現像に使用する設定は可能だが、使わない(CPUのみでRaw現像をする)方が処理は速かった。defaultでは現像には使用しない設定になっていた。











mouse K5(第12世代)ベンチマーク
CINEBENCH R23multi core11958
single core1726
PCMark10PCMARK105389
3DMarkNight Raid27895
Fire Strike6099
Raw現像50枚(2410万画素)(秒)Canon DPP409
Lightroom classic37


(23.2.11追記)
mouse K5(第10世代)はいくつかのレビューサイトでsRGBカバー率60%ほどと色域が狭いことが指摘されていたが、mouse K5(第12世代)はITmediaの宣伝記事によれば、100%に近いカバー率に向上しているとのことだ。





コメント

MQA + iFi nano iDSD BL + Audirvana Plus Windows版(その2)

2018-09-25 21:50:11 | パソコン
前回に引き続き、MQA + nano iDSD Black Label + Audirvana Plus Windows版を試している。Audirvana Plus Windows版は1.2.0(1034)だ。
試したものは、ユニバーサルミュージックジャパンのハイレゾ名盤シリーズMQA-CDアルバム4タイトルと、e-onkyoから配信されているUNAMAS LABELのMQA配信アルバム2タイトルだ。
MQA-CDは44.1kHz/16bitでデコードにより352.8kHz/24bit、MQA配信アルバムは48kHz/24bitでデコードにより192kHz/24bitとなる。

現状も前回同様、MQA-CDからfoobar2000でリッピングしたデータ(+MQA Tag Restorer)は1曲目の再生が不安定であり、
・一曲目はArdirvana側ではほぼ16bitの表示となる(曲によって安定して24bitで表示されるものもある)。なお16bit表示の場合でもnano iDSD BL側ではMQAと認識している。
・一曲目が無音になることがある。
という状況だ。どうも、トラック順に再生した場合のみ2曲目以降が24bit表示されるように見えていて、shuffle再生するとほぼ全曲16bit表示になってしまっている。

一方、MQA配信アルバムでは今のところ問題はない(元のデータが24bitということもあるだろう)。


トラック順に再生しないと正しく再生できない(ように見える)ことから、リッピングに問題がある可能性は残っている。そこで、
・iTunesでwavでリッピングしfoobar2000でflac(Compression Level 0で試行)に変換
・Exact Audio Copyでリッピング(ExactAccurateRipの30サンプルずれと言われている値は考慮して設定)
・Exact Audio Copyで、いつも使用しているLGのドライブとは別の、パイオニアのドライブで試行
と試してみたが、どれも現象は変わらずで一曲目は16bitになってしまうことが多い。もう少し調べてみたい。

コメント

MQA-CD + iFi nano iDSD BL + Audirvana Plus Windows版

2018-09-16 15:14:58 | パソコン
ハイレゾCDとも呼ばれる、MQA-CDを試しに購入してみた。
ユニバーサルミュージックジャパンHi-Res CD Sampler for Classicとfor Jazzだ。
きっかけは日本生まれのMQA-CD。千円から買えるお得な「ハイレゾCD」を見逃すな!の記事を見たことと、MQAを再生できる環境があるからだ。

再生機材は、USB-DACとしてiFi nano iDSD BL。これは「MQAレンダラー」なので、MQAを再生するには「MQAコアデコーダ」のソフトウェアが必要となり、Audirvana Plus Windows版をプレイヤーとして使用している。
さらにAudirvana Plus Windows版はCDからの直接再生はできないようなので、foobar2000を用いてFLACにリッピングを行い、リッピングしたファイルに対してMQA Tag Restorerをかけて情報を追加している(リッピングしたファイルの拡張子をmqa.flacに変更するのみで対応できそうだが、念のため)。

比較のため、MQA Tag Restorerを適用したファイルの拡張子を.flacに戻し、かつMQA Tag Restorerにより追加されたTag情報を削除したファイルも準備した。

これらをAudirvana Plusで表示すると次のようになり、MQAファイルは24bit/352.8kHzの楽曲として認識され、MQAの情報を削除したファイルは、16bit/44.1kHzの楽曲として認識された。
iFi nano iDSD BL側のLED表示は、MQAファイルはMagentaでMQAを示し、MQAの情報を削除したファイルはGreenでPCM 96kHz以下であることを示した。
これにより、iFi nano iDSD BL + Audirvana Plusの組み合わせで、MQA-CDからリッピングしたデータがMQAのデータとして、再生できることが分かった。



ただし、若干動作が不安定だ。状況としては、
・一曲目の冒頭が切れることがある。
・一曲目はAudirvana Plusが16bit/352.8kHzと表示することがある。
・まれに、iFi nano iDSD BL側のLED表示はMagentaになるが音が出ないことがある。
恐らくだがプレイヤー側の問題と思われる。
なおe-onkyoのMQAサンプル音源では問題無かった。
コメント

Audirvana Plus Windows版ライセンス購入

2018-07-22 14:54:26 | パソコン

(インストール後2回アップデートがあり1.0.0 1027というバージョンになっている)

 Audirvana Plus Windows版の試用期間が切れたため、ライセンスを購入した。$74(税抜き)だ。
 foobar2000を併用していることもあって高めとは感じるが、MQAコアデコーダ対応であることと、扱いが楽なのでAudirvanaをしばらく使ってみることにした。具体的に扱いについては下記の2点が挙げられる。

・初期設定さえしておけば、DSD256, 384KHzサンプリングのFLACなどを設定変更無しに再生できる。
(iFi nano iDSD BLとの組み合わせでは、foobar2000でDSD256を再生するには、outputからdeviceをDSD:ASIO:DSD Transcoder (DoP/Native)にする必要があるが、この設定では192KHz以上のサンプリングのFLACが再生できない。従ってWASAPI(event) iFi(by AMR) HD+ USB Audioの設定と使い分ける必要がある)

・foobarよりもドライバの扱いが安定している、ような気がする。


 Audio Device Settingsは、ASIO側を使用し、MQA Rendererであることをマニュアルで指定している
 Play Queueがおかしい(実際に再生されている曲とPlay Queueに表示されている曲が合っていない)のは気になるが、他は特に問題なく使えている。しばらく使ってみようと思う。
コメント

Audirvana Plus Windows版でnano iDSD Black LabelとMQAを試す

2018-06-30 20:59:14 | パソコン
 Windows 10用「Audirvana Plus」パブリックβ版が提供開始ということでAudirvanaのサイトを見たところ、既にTrial版がダウンロードできるようになっていたので試してみることにした。

 目的はiFI-Audio nano iDSD Black LabelでMQAを試すこと。nano iDSD Black Labelは対応ファームウェアに更新済だが、当時は「MQAコアデコーダ」に対応したソフトウェアが無く、MQAを試すことができなかった。
 今回Audirvana PlusのWindows版がリリースされ、レビュー記事によるとMQAコアデコーダに対応していたため、今回試すことにした。

 MQAのサンプル音源はe-onkyoのものを利用した。

 Audirvana Plusの設定は特に難しいところは無く、右下のUSBのようなアイコンで出力デバイスを選択して、"DAC not detected as MQA use as"で"MQA Renderer"に変更したことくらいだろう(自動的にはMQA Rendererとは認識しなかった)。なおここではASIOで設定している(試した限りでは、WASAPIにするとDSD非対応と認識されてしまう。
180722追記:WASAPIでは「Native DSD streaming method」を「DSD over PCM 1.1」に設定するとDSD64までは対応できる。DSD256を再生したところPCMに変換されてから送出された)



 Audirvana Plus上でサンプル音源を指定したところMQAと認識し、



 nano iDSD BLのLEDが、MQAを示すMagentaに点灯することが確認できた。




 ただ、ハイレゾ音源を購入しようとして、フォーマットが複数選べるときに、MQAを選択するかは分からない。現状MQAコアデコーダであるAudirvana Plus以外では、MQAのサンプル音源はsampling rate 44.1KHz見えてしまうためだ(Audirvana PlusがMQAコアデコーダの機能により88.2kHzに展開して、さらにnano iDSD BLがMQAであることを認識して352.8kHzにレンダリングしているとのこと)。
コメント

Synology DiskStation DS215j 設定・レビュー2

2016-01-24 17:56:28 | パソコン


 DiskStation DS215jを購入、初期設定まで完了した。

 実際の運用の前に、次の設定を行った。

・システム-更新と復元、から最新版のDSMをダウンロード。

 最新パッチが未適用の状態になっているので、これをインストールした。

・システム-地域のオプションから、タイムゾーンをTokyoに変更。(元々はSeoulになっていた)


・ユーザー-詳細-2ステップ認証から、すべてのユーザーには2段階認証を強制化。

 外部からアクセス可能であるため、2段階認証でセキュリティを強化した。Google認証システムのスマートフォンアプリでコードを生成する方式。

・コントロールパネル-ネットワーク-DSM設定、から、HTTPS接続を有効に。
・コントロールパネル-WebサービスからHTTPS接続を有効に。


 外部からアクセス可能であるため、HTTPSを用いる。

・コントロールパネル-通知-電子メール、から、電子メール通知を有効にする。

 何かあるとメールが届くようになる。

・メインメニュー-セキュリティアドバイザー

 DS215jのセキュリティ設定をこれでチェックする。問題があればレポートされるので、漏れが無いよう対策する。

・Antivirus Essensial

 ウィルス対策のパッケージ。パッケージセンターからインストールする。


 引き続き、バックアップ用に用いていた外付けハードディスクのデータ移行を行った。
 まずは、コントロールパネル-共有フォルダから、バックアップ用の共有フォルダを作成した。

 次いで外付けUSB HDDをDS215jに接続し、File Stationで外付けHDDから先ほど作成した共有フォルダにデータをコピーした。DiskStationはNTFSフォーマットの外付けUSB HDDをPCを介さず直接扱うことができる。便利な機能だ。
 一晩かけてデータのコピーが完了。運用を開始した。


 購入して1ヶ月ほどになるが、現時点で使用しているパッケージは、Cloud Station(プライベート版Dropbox)とPhoto Station(プライベート版Google Photo)だ。
 Note Station(プライベート版Evernote)もインストールしたが、Evernoteから抜けられず使っていない。これはEvernoteと連携しているスマートフォンアプリがNote Stationでは使えないためだ。著名サービスであればこれと連携するアプリが充実しているが、そのようなアプリが使えないのは残念な点だ。
 Dropboxのファイルはほぼ引き上げて、Google DriveとCloud Stationに移行した。パブリッククラウドに置くのは気になるようなファイルも、Cloud Stationであれば置くことができるかもしれない。
 Photo Stationは、iPad及びAndroid端末2台(ただし内1台はGoogle Photoを併用)の写真データ格納先に設定している。Google Photoはファイルサイズが縮小されてしまうことと、アップロード先のフォルダが指定できないこともあり、データ管理・バックアップという観点では使いづらい。その点Photo Station(スマートフォンアプリはDS Photo)はアップロード先が指定でき、画像データは変化しないので、使いやすいと思う。

 なお1000BASE-T環境で、CrystalDiskMarkでの測定によると、Seq Read 65MB/s、Seq Write 71MB/sの結果となった。

コメント

Synology DiskStation DS215j 設定・レビュー1

2016-01-24 17:18:36 | パソコン


 Synology DiskStaion DS215jを購入したので、その設定と、簡単なレビューを書いておきたい。

 購入の目的は、写真データ、その他ファイルのバックアップ。そして2台のPC間でのデータの共有だ。

 これまで、写真データ(JPEG/RAW)はデスクトップパソコンの内蔵HDDと1T外付けHDDに2重に保存。デスクトップとノートパソコン計2台にあるその他ファイルは年に数回DVDにバックアップしていた。
 しかしながら、外付けHDDには(他のデータも入っているため)そろそろ一杯。ノートパソコンのバックアップもDVD1枚に入らなくなり、バックアップ方法の再検討が必要となってきた。
 そのような中、NASの紹介記事を見かけ、購入を検討することとした。

 NASは記事で紹介されているウェスタンデジタル製や、REGZAの録画用に購入したことのあるI-O DATA製もあるが、Amazon等を見ると今の売れ筋はSynology DiskStation DS215jらしい。ということで、このDS215jを購入してみることにした。

 DS215jは2ベイのNASで、HDDは自分で購入して組み込む方式だ。HDD 1台でも運用でき、後から1台追加することも可能らしい。が、せっかくの2ベイなのでここは最初からHDD 2台で運用することにした。
 HDD容量は、2Tあれば足りそうだが、余裕を見て3Tとした。機種はNAS向けのWD Redとした。
 なおHDD 2台の運用方法だが、デフォルトで適用されるSHRを使用することとした。2台の場合はRAID1相当となり冗長性を持たせることで、HDD 1台のみの故障であれば復旧が可能となる。

 運用するに当たっては、下記を参考にした。別機種の記事もあるが、Synology社のNASはDSMというOSが共通で使われているので、別機種の記事でも参考になる。

写真や動画の保存先にちょうどイイ 初めてのNASに最適なSynology「DS215j」
OneDrive同期、クラウドノート、SSDキャッシュなどなど クアッドコアCPU+DSM5.1で他を圧倒するSynology「DS415+」
“初めてのNAS”にSynologyを選ぶ3つの理由
ITmediaのSynology宣伝ページ
Synology「DS415play」~Windows感覚で簡単に使える高機能・高速NAS
NASとクラウドを併用して目指すストレージ充 第1回


シンプルなパッケージ。


シンプルな説明書。


外観。


ディスク設置。


電源とコード。

 説明書はかなりシンプルだが、特に問題なくディスクの組み込みまでは終わった。
 LANケーブルを接続し、電源を投入した。この後はデスクトップパソコン側から操作する。


http://find.synology.com/からDS215jに接続する。


 後は指示通りにクリックしていく。






 しばらく待つと、DS215jは再起動し、再接続される。




 ここでユーザー名とパスワードを設定するのだが、これは外部からの接続時にも使われる情報となる。パスワードの強度はできるだけ強いものがよいと思う。


 自動アップデートに設定。


 推奨パッケージは、とりあえずインストールしておいた。後で削除することも可能。推奨パッケージは、Audio Station、Cloud Station、Download Station、メディアサーバー、Photo Station、Video Station。


 QuickConnectを設定する。この情報と、先ほど設定したユーザー名・パスワードで外部からDS215jに接続することができる。


 設定終了。
 これで使えるようになる。


 基本的な操作は、画面左上のメインメニュー、コントロールパネルから行う。またファイル操作はFile Stationから行う。


 実際の運用の前にいくつか設定をしたのだが、それは次回記載したい


コメント

Quadro K600のベンチマーク

2014-02-16 12:03:32 | パソコン
 Quadro K600を購入したので、3DMark等のベンチマークを試してみることにした。GeForce系と用途は違うQuadroではあるが、何かの参考にはなるかもしれない。

 Quadro K600は、NVIDIAのKeplerという新しいアーキテクチャを用いた製品だ。GPU-ZとNVIDIAコントロールパネルやデータシートによると、コアはGK107、CUDAコア192、メモリはDDR3 1024MB、バス幅は128bit、バンド幅は28.5GB/s、GPU Clockは875MHz、最大消費電力は41W、バスはPCI Express 2.0x16とのことだ。
 これがGeForceではどのあたりに相当するのかというと、同じGK107とDDR3を搭載したローエンド向けのGeForce GT640に比較的近いように見える。ただしここで紹介されているモデルはCUDAは384基とQuadro K600の倍のコア数であり、メモリ容量も倍、GPU Clockは1046MHzのようだ。(GT640はその後GK208という別のコアを搭載した製品が同型番で出ている)
 なお最も近いのはGeForce GT630 OEMのようだ。
 従って3DMark等で比較すると、ローエンドであるGT640よりも遅いであろうと考えられる。

 Quadro K600のベンチマーク結果は下記の通りだ。

環境
 OS: Windows7 32bit
 CPU: Core2 Quad Q9400
 メモリ: DDR2-667 / PC2-5300(多分)
 NVIDIA Driver version: 332.21

・3D Mark FIRE STRIKE 1.1 (1920x1080)
 Graphics Score - 859

・3D Mark CLOUD GATE 1.1 (1280x720)
 Graphics Score - 6258

・3D Mark ICE STORM 1.2 (1280x720)
 Graphics Score - 54619

・3DMARK 11 (Performance 1280x720)
 Graphics Score - 1200

・3DMARK VANTAGE (Performance 1280x1024)
 Graphics - 4496

・3DMark06 (1280x1024)
 SM2.0 Score - 3076
 HDR/SM3.0 Score - 3449

・Lost Planet2 DirectX11 (1920x1200)
 A 12.4
 B 10.1

・Lost Planet2 DirectX9 (1920x1200)
 A 15.4
 B 15.3


 他のベンチマークは下記の通りだ。

・SPECviewperf 11 (1920x1080)
 catia-03 21.06
 ensight-04 12.06
 lightwave-01 40.40
 maya-03 7.70
 proe-05 6.43
 sw-02 27.68
 tcvis-02 20.35
 snx-01 16.94

・CINEBENCH R11.5
 GPU - 26.62fps

・Unigine Heaven Benchmark 4.0
 1600x900, Quality Medium, Tessellation/Stereo 3D/Multi-monitor Disabled, Anti-aliasing x2
 Average/Min/Maxの順に記載
 OpenGL - 12.4/5.5/19.7
 DirectX9 - 13.0/5.6/21.9
 DirectX11 - 13.4/5.7/22.7

・CrystalMark 2004R3 (1920x1200)
 D2D - 12574
 OGL - 68942

 なおSPECviewperfについては、BTO高知パソコンショップ・BTO高知様でGeForce GTX560-Tiとの比較をしていて、参考になる。またちょっと古いがNVIDIAの製品比較資料も参考になると思う。
コメント

PhotoshopCC+EPSONプリンタのカラーマネージメント

2014-02-15 09:07:42 | パソコン
 これまで、ディスプレイのキャリブレーションとOSのカラーマネージメント設定DPPおよびPhotoshopの設定をし、AdobeRGBが扱える環境を作ってきた。
 せっかくなので、プリンタの分も書いておきたい。
 使用しているプリンタは、EPSONのPX-G5100だ。

 Photoshop CCからプリントする場合、
・Photoshop側でカラーマネージメントをする。
・プリンタ側でカラーマネージメントをする。
の2通りがある。

(絵はクリックすると大きくなります)

1. PhotoShop に任せる
 Photoshop側でカラーマネージメントをする場合、プリンタ専用、かつ印刷する紙に応じたICCプロファイルが必要となる。EPSON純正紙のものは、ドライバインストール時に導入されているはずだ。
 例えばEPSON写真用紙を使うとすれば、

Photoshop側は、

 カラー処理:Photoshopによるカラー管理
 プリンタープロファイル:PX-G5100 PGPP
 通常プリント
 マッチング方法:知覚的
 黒点の補正にチェック

プリンタ側は、
 モード、設定を「詳細設定」に、設定変更をクリック
 カラー設定を、色補正なし、に

と設定する。なお用紙とICCプロファイルの対応は、下記の通りだ。(EPSONのFAQによる)

 MCRW EPSON画材用紙/顔料専用
 PGPP EPSON写真用紙
 PMAT EPSONフォトマット紙
 SF EPSONスーパーファイン紙
 UPGP EPSON写真用紙クリスピア<高光沢>
 USFAP UltraSmooth Fine Art Paper
 VFAP Velvet Fine Art Paper


2. プリンタに任せる
 プリンタ側でカラーマネージメントをする場合は、例えばEPSON写真用紙を使うとすれば、

Photoshop側は、

 カラー処理:プリンタによるカラー管理
 通常プリント
 マッチング方法:知覚的

プリンタ側は、
 用紙種類:EPSON写真用紙
 カラー設定:ICM
 補正方法:ドライバICM補正(簡易)
 入力プロファイル:Adobe RGB (AdobeRGBを使用している場合)
 インテント:知覚的
 プリンタプロファイル:EPSON標準

で、ディスプレイの表示とさほど遠くない色で印刷できると思う。

 プリンタにカラーマネージメントを任せる場合、お手軽にEPSONの自動補正機能であるオートファイン!EXを用いて、

 用紙種類:EPSON写真用紙
 カラー設定:オートファイン!EX
 シーン補正:自動
 シャープネスは任意
 イメージ・ピュアライザは任意

とすることもできる。



 なお、Photoshop CCの、表示-校正機能-カスタムで、校正条件のシミュレートするデバイス、に所望のデバイスのICCプロファイルを指定することにより、印刷した結果をシミュレートすることができる。なおこのとき、「RGB値を保持」のチェックは外す必要がある。


エプソンダイレクト株式会社
コメント

DPPとPhotoshopをAdobeRGBで使う

2014-02-14 06:41:33 | パソコン
 ディスプレイのキャリブレーションとOSのカラーマネージメント設定をし、またブラウザのカラーマネージメントを確認し、AdobeRGBを扱える環境を作ってきた。
 次はアプリケーション、ここではCanon一眼レフデジカメの現像ソフトであるCanon Digital Photo Professionalと、Adobe Photoshop CCでの、AdobeRGB の設定について書いておきたい。

(絵はクリックすると大きくなります)

o DPP
・ツール-環境設定、から、環境設定のウィンドウを表示する。


 カラーマネージメントタブで、
・作業用色空間の初期設定を、AdobeRGBとする。
・カラーマッチング設定の表示用は、OSの設定に従う、とする。

・現像するRAWファイルを開く。


・調整-作業用色空間で、AdobeRGB を選択する。ここでsRGBを選択するとsRGBで現像できる。


・現像(変換して保存)時に、「ICCプロファイルを画像に埋め込む」をチェックする必要がある。


o Photoshop CC
・編集-カラー設定、でカラー設定のウィンドウを開く。


・作業用スペースのRGBを、AdobeRGBに設定する。また「プロファイルの不一致」と「埋め込みプロファイルなし」の項目にチェックを入れておく。
コメント

AdobeRGBとsRGB

2014-02-13 06:54:15 | パソコン
 これまで、ディスプレイのキャリブレーションとOSのカラーマネージメント設定をし、またブラウザのカラーマネージメントを確認し、AdobeRGBの色域が扱える環境を作ってきた。
 AdobeRGBはシアンから緑にかけての色域がsRGBよりも広いと言われるが、そもそも実際の写真では、AdobeRGBとsRGBはどの程度、色の見え方が違うのだろうか?
 結論としては、私の目では、比べれば違いが分かるものもある、程度のようだ(残念ながら・・・)。

 次の写真はICCプロファイルがついているもので、上がsRGB、下がAdobeRGBだ。AdobeRGBの画像はCanon DPPで現像したもの、sRGBはAdobeRGBの画像をPhotoshopでプロファイル変換をしたものだ。AdobeRGBに対応したディスプレイとFirefoxかChromeで見ると、若干の違いは見える、かもしれない。Windowsフォトビューア等で両者の絵を交互に表示させると、微妙に違うことは分かる。


(sRGB)


(AdobeRGB)


(sRGB)


(AdobeRGB)

 あまり変わらないように見えるが、DELL UltraSharp U2410 のまとめWIKIを参考にPhotoshopで色域外警告を出してみると、次のようになった。sRGBで収まらない色が灰色で表示されている。


(色域外警告表示)


(色域外警告表示)


 ところで、m_non's D様のサイトに、「AdobeRGB検証用の画像(フリー素材)」がある。ここにある「カラフル風船」は手元でAdobeRGBとsRGBを比較するには、向いていそうだ。
コメント

Photoshop CC, Quadro K600, SX2462Wで10bit出力を実現する

2014-02-12 22:10:47 | パソコン


 せっかく10bit表示に対応しているFlexScan SX2462Wを購入済なので、10bit(RGB 30bit) 表示できる環境を構築することにした。8bit(RGB 24bit)であれば約1677万色を表示できるが、これが10bitになると何と約10億6433万色表示できるようになる。(10bitを活かせるかというと難しいと思うが、趣味の世界なので・・・)

 これには対応するグラフィックスボードが必要だが、NVIDIA Quadro K600 を選択した。かつ、PCとディスプレイとの接続は DisplayPort である必要がある。
 加えて対応するアプリケーションが必要で、Photoshop CC(32bit版) を準備した。

 設定はELSAのサイトに説明されている通りなのだが、一応メモを記載しておく。

 カードをマザーボードに装着し、ドライバを入れ替えたのち、Photoshop CC を起動。


 編集-環境設定-パフォーマンス、から、K600 が Photoshop に認識されていることを確認した。
 詳細設定、をクリックする。


「30bitディスプレイ」にチェックを入れることで、設定は完了する。
 なおこの時、描画モードを「詳細」に、グラフィックプロセッサーを使用して計算を高速化、アンチエイリアスのガイドとパス、にもチェックを入れている。
 OpenCLを使用、はグレーアウトされていて選択できない。Quadro K600 は OpenCL にも対応しているはずだが、AdobeのCommunityによると、Photoshop 32bit版ではOpenCLは使えないらしい。

 10bit出力動作の確認は、ELSAの設定方法ページにある、「サンプルファイル」の10bit_sample.psdを使用した。よくよく見ると、階調の切り替わりの箇所の見え方が、「30bitディスプレイ」のチェック有無で変わっているのが分かると思う。
 ただし、グレースケールの場合8bit階調では256通りしか表現できないのでまだ分かるが、他のケースで違いが分かるかと言うと難しそうだ。


 せっかくなので、Photoshopの情報パレットで、16bitの情報を表示させることにした。
 ウィンドウ-情報、で情報パレットが表示される。スポイトマークから16bitを選択することにより、情報パレットに表示できる。


EIZOダイレクト
コメント

Windows7とIE・Chrome・Firefoxのカラーマネージメント設定

2014-02-11 10:27:55 | パソコン
 前回で、Windows のカラーマネージメント設定が終わったので、次はブラウザだ。Firefox(v27)とChrome(v32)を主に使用していて、Internet Explorer 11も入ってはいるので、これらの設定を確認する。
 ブラウザのカラーマネージメントについては、やんま まのblog(仮)様のページを参考にした。

 Windowsの設定でディスプレイをAdobeRGBの色域にしている場合、ブラウザのカラーマネージメント設定によっては、ブラウザで見た絵の彩度が上がって派手に見える現象が起きる。これはsRGBとAdobeRGBは色域が異なるために、同じRGBの指定値でも、違う色が表示されてしまうことから発生する。
 例えば、Webに掲載される写真は大半がsRGBだと考えられるが、ブラウザがカラーマネージメントをせずにそのまま表示しようとすると、ディスプレイ側はAdobeRGBの色域なので、色が変わってしまう。
 加えて問題になるのは、画像がsRGBなのかAdobeRGBなのかを記載するICCプロファイルが無い画像の扱いだ。基本、デジカメの写真にはICCプロファイルは無く、かつsRGBの色空間で撮影していると考えられるので、ICCプロファイルの無い画像はsRGBと解釈して欲しい。
 なお、ICCの最新バージョンは4で、International Color Consortium様を参照に、その対応についても記載した。
 下記に結果を記載するが、現時点では、Firefoxが最も使いやすいようだ。


・IE11
 ICC v2 - 対応
 ICC v4 - 対応
 ICCプロファイルの無い画像 - sRGBと扱う
 ただし、IE11でもディスプレイをsRGBと見なしてしまうようで、AdobeRGB色域のディスプレイでは彩度が上がってしまい正しく表示されない。


・Chrome
 ICC v2 - 対応
 ICC v4 - 非対応
 ICCプロファイルの無い画像 - カラーマネージメントしない

・Firefox
 まず、次の設定をする。アドレスバーに about:config と入力し、下記のキーワードを検索して設定を変更する。
gfx.color_management.enabledv4 は true
gfx.color_management.mode は 1

 ICC v2 - 対応
 ICC v4 - 対応
 ICCプロファイルの無い画像 - sRGBと扱う



 自分の環境でも確認してみたので、そのときの画像を掲載しておく。ICCプロファイルの無い画像、この画像にsRGBのプロファイルをつけたもの、sRGBのプロファイルを持つ画像をPhotoshopでAdobeRGBプロファイルに変換したものの3つは、同じ色で表示されて欲しい。これに加えて、ICCプロファイルの無い画像にAdobeRGBのプロファイルをつけたものも掲載した。これは他の3つとは異なる色で表示されて欲しい。

 AdobeRGBの色域を持つディスプレイでは、
・Firefox - 上3つは同じ色、4つ目はより彩度の高い緑
・Chrome - 2つ目と3つ目は同じ色、1つ目と4つ目はより彩度の高い緑
・IE - 4つ全てが彩度の高い緑
に見えるかと思う。

 下の写真二枚は、1枚目がExifにsRGBのカラースペースが書かれていてICCが無いもの、2枚目がExifにUncalibrated(sRGB以外)のカラースペースが書かれていてICCがAdobeRGBで書かれているものだ。



ICCプロファイル無し


ICCプロファイル無し画像に対してsRGB指定


sRGB画像をAdobeRGBに変換


ICCプロファイル無し画像に対してAdobeRGBを指定


EXIFはsRGB、ICC無し


EXIFはUncalibrated、ICCはAdobeRGB
コメント

Windows7とSX2462WでAdobeRGBでのカラーマネージメント設定とキャリブレーション

2014-02-10 22:47:30 | パソコン



 以前FlexScan SX2462Wを購入し、EasyPIXを設定したが、あれからかなり経過し、OSもVistaからWindows7になったので、カラーマネージメントの設定を見直し、キャリブレーションもやり直すことにした。
 EasyPIXはバージョン2.3.1だ。キャリブレーション用のセンサーは購入当時から継続して使用している。
 PC側とはDisplayPortで接続している。ビデオカードはこれを機に Quadro K600 に変更した。
 用途は、ウェブのブラウジング、一眼レフデジカメ(EOS 60D)の現像・調整処理と、DTPもどき?だ。使用するアプリケーションは Canon DPP と Photoshop CC が大半だ。
 OSはWindows 7だ。

 購入当時は、
・DTPや現像等、AdobeRGBの色域を使用する場合、EasyPIXで設定。
・Webブラウジング等sRGBの色域を使用する場合、FineContrast設定(Mのボタン)から、sRGBを設定。
としていたが、今回はsRGBもEasyPIXで設定することとした。

 まずキャリブレーションだが、EasyPIXは購入後アップデートがあり、結構使い勝手が変わっている。ただ、「写真鑑賞」「Webなど一般用途」というモードがあることは変わらず、どういう設定になっているのか分からないことも変わっていない。
 しかし今のEasyPIXには「キャリブレーション(上級者向け)」があり、(上級者ではないが)どのような設定になっているか見やすいので、こちらを使用することとした。

 具体的なキャリブレーションの方法についてはEIZOによる説明が分かりやすい。EasyPIXは3つの設定を登録できるが、私は「写真を見る/調整する」と「Webをみる」の2つを登録した。輝度、色温度、色再現域、ガンマの設定はEasyPIXが出してくるdefault値から変更していない。
「写真を見る/調整する」の色域が AdobeRGB、「Webをみる」の色域がsRGBとなっている。



 AdboeRGBを使用する場合、Windows 7の「色の管理」(カラーマネージメント)設定がどうなっているのか、気になる。
 結論としては EasyPIX が正しく設定してくれているようだが、どう設定されているのか書いておきたい。

(画像はクリックすると大きくなります)

 色の管理、は、
画面の解像度-詳細設定
でプロパティが出てくるので、


色の管理、タブから、色の管理、ボタンをクリックする。


 デバイス、タブの「このデバイスに関連づけられたプロファイル」に3つ(EasyPIX_1000_Target1~3)のICCプロファイルが設定されている。これがEasyPIXが設定ごとに作成したICCプロファイルで、EasyPIXのメイン画面から番号を選択すると、自動的に切り替えてくれるようだ。


 よく分からないのが、詳細設定、タブにある「Windows色システムの既定値」だ。デバイスプロファイルにEasyPIXの作ったICCプロファイルを入れるのか、表示条件プロファイルはICCプロファイルにするのか、など悩んだが、最終的にはシステムの既定とし、
・デバイスプロファイル - システムの既定(sRGB IEC61966-2.1)
・表示条件プロファイル - システムの既定(sRGB 表示条件の WCS プロファイル)
とした。
「既定値」ということなので、デバイスに関連づけていない場合の設定を指定しているとの情報もある(PC Watchの参考情報)。またAQUA FEEL様によると、デバイスプロファイルはsRGB IEC61966-2.1にしておかないとソフトウェアにより不具合が発生するらしい。
 かつ「詳細」タブはディスプレイやプリンタなどプロファイルを持つデバイスに依存せず一律に設定する箇所であることから、少なくともEasyPIXの作ったICCプロファイルを入れることはできないと考えられる。

 学習帳様に、カーマネージメントがされたときにsRGB, AdobeRGBで同じ色に見える画像、と、sRGB, AdobeRGB で各色の階調を最高値とした画像が掲載されている。
 試しにFirefoxを使って閲覧したところ、問題無く表示できているように思う。

 ブラウザのカラーマネージメント設定については、こちらに続く

EIZOダイレクト
コメント

Windows7(32bit)でPrimo RAMDISKを設定する(2)

2014-02-09 10:00:41 | パソコン
 Windows7(32bit)でRAMDISKを設定する(1)でPrimo Ramdiskの設定は終了したので、キャッシュやPhotoshop CC の仮想記憶ディスクをRAMDISKに設定したい。

OS:Windows 7 32bit
メモリ:8GB DDR2-667 / PC2-5300
CPU:Core2Quad Q9400
チップセット:G45
単体GPUボード使用

 RAMDISKの用途
・Photoshop CCの仮想記憶ディスク
・Firefoxのキャッシュ
・Chromeのキャッシュ

 RAMDISK設定
Z: キャッシュとPhotoshopの仮想記憶用
 Z:\firefox - Firefox用
 Z:\chrome - Chrome用
X: ReadyBoot用


(設定は自己責任でお願いします。問題が発生した場合、当方は責任を負いません)


1. Photoshop CCの仮想記憶ディスク
編集-環境設定-パフォーマンス


で、RAMDISKのドライブの「有効」にチェックを入れ、右側の上下のボタンで、RAMDISKを最上位にもってくる。ここでJは内蔵HDD。RAMDISKがあふれた場合には内蔵HDDも使用する。


2. Firefoxのキャッシュ
 アドレスバーabout:configと入力し、
右クリック-新規作成-文字列
設定名は、browser.cache.disk.parent_directory
文字列は、Z:\firefox




3. Chromeのキャッシュ
 前回参考にしたページによると、元々のキャッシュ用ディレクトリにRAMDISKからのリンクを張る方法がよいようなので、
・C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache を削除
・コマンドプロンプトを管理者権限で立ち上げ。
・コマンドプロンプトから、mklink /d "C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Cache" "Z:\chrome"
コメント