印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

江戸川クルーズ

2013-11-02 06:36:33 | 川柳
渡し船は柴又で降りる人はいない。空で戻ってきた。
予測がつかない物を待っている人だけが掴んだ安堵感が湧き始める。

先ず聞く
「降りる人いないの?」
念の入った話になる前触れ
「向こう岸でしばらく散歩するから(後で迎えにいくらしい)」
それがこれかな?とはすぐには読めなかった。

次に聞く
「団体割引は何人から?」

そういう段取りを踏んで乗船した。
対岸について、だれも下舟しないで、そのままUターン。お客は舟に乗ってみたいだけの遊覧船気分
つまりは江戸川クルーズ

こういう船頭の舟、降りたら更なる面倒な試練が待っているやも知れぬ
面倒なことにこれ以上巻き込まれたくない心理も手伝ってくる。

いや一人下船した。千葉の土を踏んでみたいから。
新たに三人乗り込む。一人ずつ200円船頭に渡していた。
一人の人が下りそうた席に行くが、重さで舟のバランスを崩し。

下船した人もすぐに戻りなんとか、舟がでるぞーに間に合う。
乗った情況から察すると、迎えに来るのがいつになるかは予測がつかないからね。
そう不親切とでもいおうか。そういう空気が混じる。そういう味の空気感。

「千葉側下りても何もないから」
仲間がそういっていた。みんなもそう思っていた。
そして舟は柴又にもどってきた。

「つれて逃げてよついておいでよ」