続いて新潟大学・野中昌法先生が登壇。土壌学が専門。
・ふくしまは史上最大の公害の被害者である。
・不安を可視化して生産者と消費者が情報を共有する。
・モニタリングと情報公開の大切さ
・今回の事故を通して自信と確信を持って有機農業を進める
⇒哲学としての有機農業
⇒問われているのは「人」としての生き方」「農業のあり方」「食のあり方」
⇒有機農業により養われた「創造あふれる人たち」「生物が多様な土壌、生態系」「様々な人が繋がる地域」「多様な能力を持った作物」は日本農業を救う。
ん~、土壌学の先生の話っぽくないけど、こういう話は共感できて大好きです。
で、肝心の(?)土壌と放射能の話。
・土壌肥沃性が高いほど放射能の作物への移行係数は低くなる。=作物に移行しにくい。
・土壌の粘土含量、有機物含量が低いとセシウムは固定されず、移行係数は高くなる。
・除染だけでなく、農地土壌の肥沃性を高めることも必要。
・土壌中から稲への吸収は潅水状態で高くなる。稲ワラに吸収されたセシウムの70~80%が蓄積。20%ほどが玄米に蓄積。
・玄米から精米にする時の米ぬかに60%程度含まれる。40%は白米に残る。
・新潟県南魚沼市の水田土壌から400ベクレル検出。
・夏に再調査したら上昇していた。7月の洪水で田に流れ込んだか。
・同阿賀市でも200ベクレル検出
・1960年代の核実験により日本でもバックグラウンドとしてセシウム137が30~50ベクレル程度事故前から存在していた。
・今回は、今後の日本農業のあるべき姿と食のあり方を国民が考えるチャンス。
・「医食同源」「食農同源」
・工業化農業とグローバルな食のあり方を反省してローカルから「農」と「食」を発信する時が来た。
・福島から日本の農業のあり方を変えることができると確信している。
もちろんこれが講演の全ての内容ではありませんが、福島で有機農業を続けていくために、とてもよい話が聞けました。
・ふくしまは史上最大の公害の被害者である。
・不安を可視化して生産者と消費者が情報を共有する。
・モニタリングと情報公開の大切さ
・今回の事故を通して自信と確信を持って有機農業を進める
⇒哲学としての有機農業
⇒問われているのは「人」としての生き方」「農業のあり方」「食のあり方」
⇒有機農業により養われた「創造あふれる人たち」「生物が多様な土壌、生態系」「様々な人が繋がる地域」「多様な能力を持った作物」は日本農業を救う。
ん~、土壌学の先生の話っぽくないけど、こういう話は共感できて大好きです。
で、肝心の(?)土壌と放射能の話。
・土壌肥沃性が高いほど放射能の作物への移行係数は低くなる。=作物に移行しにくい。
・土壌の粘土含量、有機物含量が低いとセシウムは固定されず、移行係数は高くなる。
・除染だけでなく、農地土壌の肥沃性を高めることも必要。
・土壌中から稲への吸収は潅水状態で高くなる。稲ワラに吸収されたセシウムの70~80%が蓄積。20%ほどが玄米に蓄積。
・玄米から精米にする時の米ぬかに60%程度含まれる。40%は白米に残る。
・新潟県南魚沼市の水田土壌から400ベクレル検出。
・夏に再調査したら上昇していた。7月の洪水で田に流れ込んだか。
・同阿賀市でも200ベクレル検出
・1960年代の核実験により日本でもバックグラウンドとしてセシウム137が30~50ベクレル程度事故前から存在していた。
・今回は、今後の日本農業のあるべき姿と食のあり方を国民が考えるチャンス。
・「医食同源」「食農同源」
・工業化農業とグローバルな食のあり方を反省してローカルから「農」と「食」を発信する時が来た。
・福島から日本の農業のあり方を変えることができると確信している。
もちろんこれが講演の全ての内容ではありませんが、福島で有機農業を続けていくために、とてもよい話が聞けました。