ノー政

　農家の神経を逆なでするようなポスターを、東北地方の農業政策を司るお役人の方々が作ってくれました。
　確かに需給バランスが崩れた今、米価安定のために稲から小麦や大豆へ転作を求めるのは理解できます。（もろてを挙げて賛成はしませんけど）　しかし農家には各々事情があります。お米以外は不適な耕地もあります。今まで素直に生産調整を実施してきた農家もあります。田んぼが生き甲斐で頑張っている年寄りもいます。で、この表現どうでしょう。「米の過剰作付けは資源のムダづかい」と来たもんだ。売れないお米は生ゴミですか？　米余りは農家だけのせいですか？　子や孫に頼らず生きることはダメですか？　
　しかも命の糧をこんな表現で切り捨ててしまう神経。食べ物に対する感謝や畏敬の念が一つも感じられません。言葉が軽い･･･。っていうかノルマ達成しか頭にないんじゃないですかね、こいつら。昨今の食品偽装と問題の根は同じ気がします。東北農政のトップがこれでは･･･。

夜な夜な雪かき

例年積雪のピークは立春の頃なのですが、この時期にしては結構降りますなあ。日曜日の午後ぐらいしかゆっくり雪かきをする時間がないのですが、そんな時にまた予定を入れてしまったりして。ということで仕事が終わった後、夜な夜な雪かきをしています。でも普段みられないアングルの景色はいいもんです。

スッポリと雪に覆われてしまいました。我が家は建物が近く、屋根から落ちた雪でどうしてもこうなります。でもこの方が家の中は暖かいのです。って、不精の言い訳ですかね。でも家の明かりがとっても暖かそうでしょ。

入稿

入稿なんて書くと大袈裟な感じですが、上堰の小冊子の原稿がやっとまとまり、本日印刷に回しました。　６０頁を超える大作となりました。といっても８割方はO氏が書いたのですが。残りの僅かな分担当とはいえ、かなり時間がかかりましたね。頭を使う時はやはり晩酌はいかんなあと思いつつもなかなか止められない…。って別に晩酌のせいで時間がかかったわけではありません。とにかく時間も予算も遙かにオーバーするほどの渾身の作です。さてさて出来上がりが楽しみです。

みそ麹造り

２１日から丸２日かけて今年仕込むためのみそ麹造り。精白歩合９５％、仕込み総量５４キロ。ちと素人仕事には多すぎますが、作るのにいつものよい場所をお借りしたので、問題なし。で、逆に条件が良すぎたためか初日の夜中に５０度近く温度が上がってしまい（普通はこんなにあがらないのだけど・・・。）、酵素の能力が落ちてしまわないかヒヤヒヤしておりました。が、何とか翌日昼に無事出麹。ちょっと菌の回りが甘い気がしますが、まあ良しとしましょう。（っていうかそう納得するしかないですね。）
３月９日にみそ仕込みを行う予定です。余った麹はミリンの仕込みに初挑戦してみようと思っています。もち米も余っているしね。

久々の散策

毎年鬼門の確定申告。日頃サボっているツケをまとめて精算しなければならない。ただ幸いなことに早稲谷の集会所まで市の税務課職員の方がやって来て優しく相談に乗ってくれるのです。今日はその日だったわけで、数日前からバタバタと準備に追われてながらも何とか取り繕い、午前中仕事を休んで無事申告していきました。で、ちょっと時間が余ったので、というか上堰の小冊子原稿のためにも数枚木々の写真がどうしても必要だったこともあって、雪の上堰まで行ってきました。いや～、やっぱり冬の森っていいです。歩きなれた山道も景色が一変。遠くまで見通せるし、どこでも歩けるし、色んな生き物の足跡が見えるし。わずか数十分でしたがとっても楽しかった！　今日はあいにく小雪模様でしたが、今度は快晴の時に行きたいなあ。

１ｍ以上の積雪で上堰もほとんど雪に隠れていました。