ひぐらし農園のその日暮らし

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

効果ありかも

2010-06-29 04:58:00 | 自給的稲作
キュウホーが使いやすかったので、その代替となるものはないか探していたところ、はさみ型の火箸が目につきました。で、こんなものを作ってみました。
製作時間約5分。使ってみるととてもよい。生えてきた草を土の表面とともに根こそぎ取る。これは狙いとおり。そしてこのひし形の形状がよいのです。左右の角がちょうど株間に入り込みます。火箸ホーこれお奨めです。

有機農業フォーラムに参加

2010-06-28 05:08:00 | その日暮らし
ヴィライナワシロで行われた日本有機農業学会フォーラムに参加してきました。テーマは「有機農業を基軸とした中山間地活性化ー会津地域の事例ー」。有機農業に対する興味はもちろん中山間地の活性化は日本どこでも共通の課題らしく、参加者は遠くは九州や中国の方もいました。総勢70名ほど。

内発的発展論を展開する守友裕一先生から。地域おこしに必要な要素を論理的且つ具体的に明示され、それは今後のボクら現場の人間にとってはたいへん示唆に富むものとなりました。「地域の将来をデザインできる人材、生き方を選択し、自らの人生をデザインすることができる人材をうみだしていく必要性」

日大・高橋巌先生から。中山間地こそ有機農業の舞台となりうる場。課題は自給的以上の規模になったときの販路。

その後、事例発表としてボクを含めて5人が発表。そして若者たちのリレートーク。

夜はヴィライナワシロ・山際シェフによる地元食材をふんだんに使った料理を堪能。今回はひぐらし農園も卵、納豆、お米、ミソ、レタス、コカブなどを提供。
すると素敵な料理とともにこんな立派なメニューが各席に。ちょっとうれしくなります。


翌日は現地見学会ということで小雨の中、本木上堰とチャルジョウ農場、熱塩加納町の農業科の取り組みを見学。熱塩小学校の農業科の取り組み、素晴らしかった。やはり小学校には地域のバックアップが大切です。

フォーラムの様子は今回の発表者でもあった菅家氏のブログでも紹介されています。⇒http://kanke.cocolog-nifty.com/2010/2010/06/post-9e3e.html

山都小・上堰見学

2010-06-25 04:22:00 | その日暮らし
山都小3年生32名が本木上堰を森林環境学習として見学してくれました。福島県は平成18年から県独自に森林環境税というものを課し、それを財源に森林の整備や環境教育などに当てているそうです。今回はその授業の一環ということで来て頂きました。バスの入られるところが限られるため、堰までは往復3キロの長丁場。実際は森林教育というよりも田んぼ散策に近かったかも。往復するとやはり最低2時間は必要でした。
この手の受け入れ、これからもどしどし行います。って、山都には小学校が1つしかないけれど。

川内村の新名所を見学

2010-06-23 04:39:00 | その日暮らし
二小の利活用を考えようと立ち上がった(!)有志7名で、すでに廃校利活用をしている県内川内村の取り組みを覗いてきました。阿武隈山地のど真ん中にある川内村。雪が少なく標高が高いことから県内でも高冷地とされている山村です。初めて訪れましたが、緑まぶしく静かな村。周囲は緩やかな山に囲まれいる。そんな中でまず訪れたのが農産物直売所。
スタートして2ヶ月余りの出来立てホヤホヤだそうです。となりに市営の温泉施設があり、そこを目当てに訪れる客が中心。農産物直売所はすでに乱立気味+価格破壊が進んでおり、いかに売上を確保するかはどこも課題です。特に都市部から遠い所は…。
続いて旧川内第三小学校を利用した「ひとの駅」
左右対称の見事な木造校舎。中はギャラリーになっています。作品を堪能後、運営に関わっている方にここにいたるまでの苦労話、運営状況などをヒヤリング。特に消防法との問題、スタッフの確保などを示唆されました。
古い農具もこんなアートになります。絵画なども並んでいましたが、ボクはこれらの作品が一番気に入りました。
で、昼時になりましたので新名所カフェ「Cafe Danony」へ。
こちらもオープンして2年ほど。町の情報発信基地&憩いの場。なお運営されているのは、先日5月福島で行われた東北開発セミナーでパネリストとして同席した方。お奨めのカレーセットを堪能。3種類から2つのカレーを選んで、サラダバー、コーヒー、ミニデザートがついて750円はお得です。(写真とり忘れ。おなかが空いていたので…。)
その後村内で旅館、蕎麦屋を営み、地元商工会会頭でもあるスーパー議員さんとお話。指定管理者という仕組みのレクチャーを受けた後、川内村から一山越えた超ウルトラ限界集落のいわき市小川町戸渡地区へ。
森に囲まれた戸数10軒に満たない戸渡地区の分校を、地域活性化の核にしようと奮闘する「とわだリターンプロジェクト」代表の吉田桂子さんのお話は、10年という活動の中で刻々と変化していく状況(=参加者のエネルギーが減っていく)にいかにあわせていくかの難しさを教えられました。
そして最後は小野町の「緑とのふれあいの森公園」。こちらは小野町が3年前に施設の管理を民間に委託した、指定管理者が運営する公園。その園長ちょいワルゴリさんのお話。運営のコツ、ノウハウを熱い(暑い?)口調でたっぷり語ってくれました。ちなみに彼はボクがいま受講している「もりの案内人」の先輩であり、飯豊山山岳ガイドでもあります。内から溢れるエネルギーがそのまま活動の広さに繋がっている。が、その質はきめ細かい。
丸一日の見学会ではありましたが、実り多い充実したものとなりました。スタッフの集め方。お金の集め方。お客の集め方。地域との関係。プログラムの内容。この見学会を参考に二小の利活用をどうすべきかさらに考えていきたいと思います。

農休日なので

2010-06-21 06:13:00 | その日暮らし
20日は早稲谷行政区の農休日。朝飯前の仕事しか決してやってはならない日です。普段は厳密に守っておりませんが、今回はこれを言い訳に子供たちを連れて先日もりの案内人養成講座でお世話になったフォレストパークあだたらへ。実はこちらでは週末になるともりの案内人が公園内の森を案内してくます。しかも1人わずか100円で。
そんな訳で午前の部にさっそく現場で申し込み。広く告知されていないためか(実際にFPあだたらのHPを覗いて見てもそれらしき情報はなし)参加者は我が家4名のみ。いわきから来てくれた女性の案内人が県民の森を歩きながらいろんなお話をしてくれました。
ヤマブドウの葉の裏をルーペで覗いています。子供も興味津々。
今回の目的はもう一つ。実は24日に山都小学校3年生に森林環境学習として本木上堰を散策してもらうこととなり、その案内をすることとなっています。ただ説明するだけでなく子供たちが興味を持ってくれる方法。それを習得したいと思ったのでありました。

その後福島市に移動し、福島県有機農業ネットワーク主催で立ち上げる新しいファーマーズマーケットの打ち合わせ。
市内で自然食品店を営み、ネットワーク事務局を担当してくれている「テンダーマーケットMANA」さんのご協力で7月10日(土)より毎週ファーマーズマーケットを同所で開催することとなりました。詳しい告知はまた後日したいと思います。