以前、山都二小が廃校になったことに伴う校舎利活用の事業に友人たちと応募した話をしました。⇒http://white.ap.teacup.com/higurasi/687.html このたび結果が出ましたのでお知らせします。結果は×でした…。最終的に採用された事業は地元医療法人が経営する老人ホームだそうです。さて皆さん、この結果についてどう感じられるでしょうか。
負け犬の遠吠えにしか聞こえないという方もいるでしょうが、ボクとして極めて安易な結果に落ち着いてしまったと思いました。とはいえ、そこまで自信を持っていうのなら、まず我々がどんな提案をしたかをお伝えしなければなりません。現在二小プロジェクトの友人たちと相談しながら、近々その全容を発表したいと考えております。が、とりあえず当ブログで短く申し上げるなら「地域住民参加型の新コミュニティ創生の拠点作り」でした。しかしながら、地元のシンボルであった小学校に代わる新たな地域文化発信の場所としたいという我々の想いは市には全く伝わらず、手っ取り早く地元の雇用創出する手段、そして行政としてもっともリスクを伴わない事業を選択したということでしょう。
中央高台に見える緑の屋根の建物が二小です。どっしりと集落を見下ろし何だか地区の守り神のようにも見えます。
応募した団体は正確には4つで、我々の他には、採用された喜多方市内の医療法人、山都町出身者が東京で運営している学校法人、喜多方市内で地域活性化事業に取り組む会社だそうです。そのうち、前者2団体と我々がプレゼンテーションを行ったわけですが、議会に報告された内容によると審査員が各々100点の持点で投票し、その合計得点の高い方から公正に選んだとのこと。結果は我々は上位に大きく点を離されて第3位だったとか。つまり実質ビリ…。さてこうなると我々二小プロジェクト自体がだれもが望まない、地域の要望や現実と遠く離れた可笑しなものだったのではないかとの疑問も出てきます。それを客観的に検証してもらうためにも応募内容を公表しようと思っているのです。
実は結果が示された後、それとなく地元の方々に二小が老人ホームになることをどう思うか聞いてみましたが、皆さん意外なほど抵抗感がなく、むしろ近くに新たな職場ができるということで好意的でした。二小プロジェクト最大の懸案は運営資金の調達にあり、地元雇用の創出は各プログラムが軌道に乗って初めて可能だったでしょうから、市はその辺りを重視したのかもしれません。しかしながら、自らの地域の問題を自らの力で解決したいと地元有志が手を挙げたにも係らず、形式にのみこだわり、それらの声を吸い上げる努力を行政はしなかったことは事実として指摘しておきたいと思います。
いずれにせよ、二小の校舎を活用しての地域興しの計画は練り直しです。ただ仲間たちとは引き続きこの活動を続けようと話しています。今回は校舎というハコモノを使う前提での企画でしたが、それに頼らず他の地域資源を活用するものへと軌道修正します。それは我々の目指すものが、きっと近い将来のうちに、限界集落といわれるこの地域に必要になり、そのためにも一刻も早く手をつけておくべきと確信しているからです。
とりあえず二小プロジェクトの計画公表をお待ちくださいませ。
負け犬の遠吠えにしか聞こえないという方もいるでしょうが、ボクとして極めて安易な結果に落ち着いてしまったと思いました。とはいえ、そこまで自信を持っていうのなら、まず我々がどんな提案をしたかをお伝えしなければなりません。現在二小プロジェクトの友人たちと相談しながら、近々その全容を発表したいと考えております。が、とりあえず当ブログで短く申し上げるなら「地域住民参加型の新コミュニティ創生の拠点作り」でした。しかしながら、地元のシンボルであった小学校に代わる新たな地域文化発信の場所としたいという我々の想いは市には全く伝わらず、手っ取り早く地元の雇用創出する手段、そして行政としてもっともリスクを伴わない事業を選択したということでしょう。
中央高台に見える緑の屋根の建物が二小です。どっしりと集落を見下ろし何だか地区の守り神のようにも見えます。
応募した団体は正確には4つで、我々の他には、採用された喜多方市内の医療法人、山都町出身者が東京で運営している学校法人、喜多方市内で地域活性化事業に取り組む会社だそうです。そのうち、前者2団体と我々がプレゼンテーションを行ったわけですが、議会に報告された内容によると審査員が各々100点の持点で投票し、その合計得点の高い方から公正に選んだとのこと。結果は我々は上位に大きく点を離されて第3位だったとか。つまり実質ビリ…。さてこうなると我々二小プロジェクト自体がだれもが望まない、地域の要望や現実と遠く離れた可笑しなものだったのではないかとの疑問も出てきます。それを客観的に検証してもらうためにも応募内容を公表しようと思っているのです。
実は結果が示された後、それとなく地元の方々に二小が老人ホームになることをどう思うか聞いてみましたが、皆さん意外なほど抵抗感がなく、むしろ近くに新たな職場ができるということで好意的でした。二小プロジェクト最大の懸案は運営資金の調達にあり、地元雇用の創出は各プログラムが軌道に乗って初めて可能だったでしょうから、市はその辺りを重視したのかもしれません。しかしながら、自らの地域の問題を自らの力で解決したいと地元有志が手を挙げたにも係らず、形式にのみこだわり、それらの声を吸い上げる努力を行政はしなかったことは事実として指摘しておきたいと思います。
いずれにせよ、二小の校舎を活用しての地域興しの計画は練り直しです。ただ仲間たちとは引き続きこの活動を続けようと話しています。今回は校舎というハコモノを使う前提での企画でしたが、それに頼らず他の地域資源を活用するものへと軌道修正します。それは我々の目指すものが、きっと近い将来のうちに、限界集落といわれるこの地域に必要になり、そのためにも一刻も早く手をつけておくべきと確信しているからです。
とりあえず二小プロジェクトの計画公表をお待ちくださいませ。