場所柄当然ではありますが、会津でサツマイモなんてあまりピンとこないかもしれません。でも、結構良いおイモさんが採れるのです。特にここ数年は暑い夏が多いせいか、よく育ってくれます。今年はお盆過ぎの暑さがやや物足りなかったものの、食べるのに調度良い大きさのイモがたくさん育ってくれました。
毎年5月に種イモ(何て言うと聞こえはよいですが、ただベニアズマをスーパーで買ってくるだけ)を数個温床に伏せ土を被せます。1ヶ月もするとイモツルが何本もニョロニョロと伸びてくるので、ある程度伸びたものを15センチほどの長さで切って苗とします。(するとまたわき芽が発生、際限なく苗を取ることができるのです。)ただし種苗屋さんが店頭に苗を並べる頃よりもおよそ一月遅れ。そんな訳で周囲の畑のものよりも生育も常に遅れ気味で弱々しく見えますが、これがじつは食べるのに適度な太さのイモがたくさん採れた理由かも知れません。
それにしてもサツマイモの成長パワーはすごい。たった数個の種イモがおよそ100倍にも増えるのですから。これは確かに飢饉の時には重宝したでしょうね。実際、農水省HPにある食糧自給率の部屋で、「国内生産のみの食事のメニュー例」何てものを見てみると、今の国内自給率のままで必要なカロリーを摂取しようとすると、毎日サツマイモやジャガイモ、そして米ばかり食べることになるのだそうです。まあそれだけ効率がよく当てにできる作物ということでしょう。もっとも輸入食糧が完全ストップする時は、エネルギーも逼迫しているでしょうから、化石燃料を多投する今の農業では、このメニューさえ確保するのはままならないでしょうけど。
それはともかく、まずは秋の恵みを楽しみましょう。ご希望の方にもお裾分けします。 調理する時は、手短になんて電子レンジで慌ててチンなんてしないで、じっくり蒸かしてくださいね。甘さが違いますから。できれば焚き火で焼きイモが一番です。
毎年5月に種イモ(何て言うと聞こえはよいですが、ただベニアズマをスーパーで買ってくるだけ)を数個温床に伏せ土を被せます。1ヶ月もするとイモツルが何本もニョロニョロと伸びてくるので、ある程度伸びたものを15センチほどの長さで切って苗とします。(するとまたわき芽が発生、際限なく苗を取ることができるのです。)ただし種苗屋さんが店頭に苗を並べる頃よりもおよそ一月遅れ。そんな訳で周囲の畑のものよりも生育も常に遅れ気味で弱々しく見えますが、これがじつは食べるのに適度な太さのイモがたくさん採れた理由かも知れません。
それにしてもサツマイモの成長パワーはすごい。たった数個の種イモがおよそ100倍にも増えるのですから。これは確かに飢饉の時には重宝したでしょうね。実際、農水省HPにある食糧自給率の部屋で、「国内生産のみの食事のメニュー例」何てものを見てみると、今の国内自給率のままで必要なカロリーを摂取しようとすると、毎日サツマイモやジャガイモ、そして米ばかり食べることになるのだそうです。まあそれだけ効率がよく当てにできる作物ということでしょう。もっとも輸入食糧が完全ストップする時は、エネルギーも逼迫しているでしょうから、化石燃料を多投する今の農業では、このメニューさえ確保するのはままならないでしょうけど。
それはともかく、まずは秋の恵みを楽しみましょう。ご希望の方にもお裾分けします。 調理する時は、手短になんて電子レンジで慌ててチンなんてしないで、じっくり蒸かしてくださいね。甘さが違いますから。できれば焚き火で焼きイモが一番です。