ひぐらし農園のその日暮らし

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大豆順調

2009-06-30 06:25:00 | 今日の農園
今年は熊倉地区の大豆は休止して、その分我が家の田んぼの減反分を増やして作付けしております。合計2反強というところでしょうか。昨年は発芽直後の鳥の食害にやられてしまったので、今年は鳥除けに糸を張ったところそこそこ効果があったようです。これからの問題は湿害と草対策でしょうか。もっとも元々田んぼなので、あまり草には悩まされそうもありませんが。


静かな仕事

2009-06-25 22:17:00 | 今日の農園
高温多湿。身体には日本の夏は厳しいですが、植物にとっては最高の条件。資源がないために貿易立国なんて言ってますが、農業資源は世界でも最高のレベルではないかと思います。いっそ農業立国を宣言すればいいのに・・・。

でも人間にとって都合のよい植物だけを育てようとするとこれはやっぱり大変なんです。ただいま田んぼの草取りシーズン真っ最中ですが、初期のアメンボ+チェーン除草の時期は過ぎ、そろそろ伝統的な(=いつもながらの)手押しコロバシ⇒手取り除草の時期になりつつあります。当然人力だのみ。一段と身体を酷使する作業ではありますが、エンジン音がなく(当然)静かなのが何と言っても◎ 鳥やカエルの声を聞きながらの作業。単純作業ですから、頭は妄想いやいや瞑想の世界です。しばらくは田んぼに向き合っていましょう。
畑でお昼ねモード

城南小松菜種取り

2009-06-23 09:09:00 | 今日の農園
在来品種である城南小松菜の種取りを行いました。ひぐらし農園では遺伝子の多様性を維持したいという願いから、いくつかの在来野菜を種取りしています。この城南小松菜もその一つ。小松菜自体は東京・江戸川区小松川が発祥の地ですが、この種は城南とあるように、江戸城の南側、主に世田谷区で作られていたもの。数年前に種苗交換会で頂きました。何かと不便な山間地の農業ですが、種取りに関しては畑が孤立しているところが多いために、交雑の確立が低く都合がよいのです。よりたくさんの方に種を守ってもらうため、今年は多くの方にお分けできるように、多めに採種しました。ご希望の方お知らせください。他にも会津で広く作られているクキタチ菜も採種しました。こちらもお分け可能です。(多少は交雑していると思いますので、採種する場合は自分で選抜してください。)
種取り前の様子です。

中山間研修

2009-06-20 06:48:00 | 今日の早稲谷
という名の日帰り旅行。これは中山間直接支払制度の一環で、急傾斜地の農地保全を目的に、一反当たり約2万円を支給し、1万円は直接耕作者へ。残り1万円は共同作業や農道の補修、研修等に使うというものです。で、行ってきたのが日本棚田100選に選ばれている山形県朝日町椚平地区の棚田。山都から片道3時間の距離。なにしろ100選に選ばれている位だから、どれほどすごいのかと期待しておりましたが、思っていたほどの迫力はなく、ちょっと残念。正直これくらいの規模の棚田なら、会津でもあちこちにあるかなあというのが印象でした。

さて、今回の真の目的は実は棚田にあらず。この時期旬のさくらんぼだったのです。ということで棚田見学はそこそこにきびすを返してさくらんぼ狩り本場の南陽市へ。初めて見た黄桃の果樹園に感動しつつ(まさに宝石!)、とにかく食べまくりました。このために同行していた子供たちは、まさに狂喜乱舞状態でしたが、あまりの甘さに意気込んでいたほど食べられないもので、30分も居ればもう十分という感じでした。