減反政策が2018年度から廃止されます。40年以上続いたコメ政策の大転換。これからは農家は自由に米を作ってよいということです。
おそらくお米の値段が下がります。
もっと作付けを増やしたいと思っている大規模農家は多いし、作りたくないと思っていた農家がいたとしても、今年からいきなり辞めたりしないでしょうから。
生業として、地域の基幹産業として米作りを続けていくにはどうしたらいいのでしょうか?
経営規模の拡大による競争力強化か。
地域ブランドの確立か。
食味向上や有機米などの高付加価値化か。
飼料米、中食向けなど市場ニーズに合わせた作付けか。
流通に頼らない顧客の開拓か。
遺伝子組換やGPSなど最新技術を取り入れた省力化や無人化か。
しかし国内の米の需要は毎年8万トン減っている。産地間競争をしている場合ではないと思うのです。
ならば米粉など新しい需要の開拓か。
輸出による市場開拓か。
もちろん米だけに頼らず、麦、大豆なども取り入れていくべきでしょう。しかし、こちらも助成金なしでは利益は望めません。
山間の家族のために米作りをしている超零細農家、自給農家はすぐには辞めないでしょう。しかし世代交代は進まず、数年先には廃業に追い込まれます。
このままでは山間の農地は間違いなく荒廃していく。
ならば平坦部には希望があるのか?
先日避難解除されてまだ一年足らずの富岡町の稲作農家を訪問しました。
いくらでもある広大な農地。でも周囲に仲間は戻らず、用水路の管理や獣害に悩まされ、厳しい価格競争に晒されながらも、何とか復興したいと奮闘していました。
一方で近くには農業を諦めた農家が集結して、メガソーラーの導入が進んでいました。
これは被災地だからではなく、全ての日本の農業の未来の姿かもしれません。
さて山間のこの地で米作りを続けるためにやれることは何でしょうか?
ちなみに日本の農地のおよそ4割は中山間地にあります。これは会津山あいの一農家の問題ではないはずです。
おそらくお米の値段が下がります。
もっと作付けを増やしたいと思っている大規模農家は多いし、作りたくないと思っていた農家がいたとしても、今年からいきなり辞めたりしないでしょうから。
生業として、地域の基幹産業として米作りを続けていくにはどうしたらいいのでしょうか?
経営規模の拡大による競争力強化か。
地域ブランドの確立か。
食味向上や有機米などの高付加価値化か。
飼料米、中食向けなど市場ニーズに合わせた作付けか。
流通に頼らない顧客の開拓か。
遺伝子組換やGPSなど最新技術を取り入れた省力化や無人化か。
しかし国内の米の需要は毎年8万トン減っている。産地間競争をしている場合ではないと思うのです。
ならば米粉など新しい需要の開拓か。
輸出による市場開拓か。
もちろん米だけに頼らず、麦、大豆なども取り入れていくべきでしょう。しかし、こちらも助成金なしでは利益は望めません。
山間の家族のために米作りをしている超零細農家、自給農家はすぐには辞めないでしょう。しかし世代交代は進まず、数年先には廃業に追い込まれます。
このままでは山間の農地は間違いなく荒廃していく。
ならば平坦部には希望があるのか?
先日避難解除されてまだ一年足らずの富岡町の稲作農家を訪問しました。
いくらでもある広大な農地。でも周囲に仲間は戻らず、用水路の管理や獣害に悩まされ、厳しい価格競争に晒されながらも、何とか復興したいと奮闘していました。
一方で近くには農業を諦めた農家が集結して、メガソーラーの導入が進んでいました。
これは被災地だからではなく、全ての日本の農業の未来の姿かもしれません。
さて山間のこの地で米作りを続けるためにやれることは何でしょうか?
ちなみに日本の農地のおよそ4割は中山間地にあります。これは会津山あいの一農家の問題ではないはずです。